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 シン・シティ/SIN CITY 
[AMERICAN COMICS &VIOLENCE]
2005:アメリカ作品/2005.10日本公開(GAGA)
監督:ロバート・ロドリゲスフランク・ミラー(共同監督)
[EPISODE-1:マーヴ]:ミッキー・ロークジェイミー・キングイライジャ・ウッド
               カーラ・グギーノルトガー・ハウアーフランク・ミラー(神父役)/他
[EPISODE-2:ドワイト]:クライヴ・オーウェンロザリオ・ドーソンブリタニー・マーフィ
               ベニチオ・デル・トロマイケル・クラーク・ダンカンデヴォン・青木
               アレクシス・ブレデル/他
[EPISODE-3:ハーティガン]:ブルース・ウィリスジェシカ・アルバニック・スタール
               マイケル・マドセンパワーズ・ブースジョシュ・ハートネット
               マッケンジー・ヴェガ/他
[EPISODE-?:どれか不明]:マーリー・シェルトンニッキー・カットニック・オファーマン/他
同名のアメ・コミ「SIN CITY」の映画版、あちらでは人気作らしく有名ハリウッド俳優がたくさん出演しているが…

STORYは…
■WELCOME TO THE SIN CITY…ここは犯罪者&落ちこぼれ…誰でも受入れる寛容な街、“暗闇の街”・“非情の街”と呼ぶ者もあれば“我が家”と呼ぶ者もいる、漆黒の闇をウロツク者達、ある者は復讐を求め、ある者は助けを求める、こんな街で今なお“正義”を果そうとする英雄気取りの男達がいる、絶滅した筈の“愛”のため…

(3つのエピソードが交錯する展開…)
■[EPISODE ONE]仮出所中のマーヴ、屈強な肉体と醜い傷跡の残る顔…プロの女も敬遠、彼に“愛”をくれ&「生まれて初めて“天使”を抱いた」と語らせた…高級娼婦のゴールディ ■目覚め…隣で殺されているゴールディ、身に覚えなし、濡れ衣を着せられたマーヴ、馴染みのストリップ・バー“ケイディ”で追手を迎え撃つ、黒幕を辿るマーヴ、マーヴの保護監察官ルシールを頼り(殺され)、(極道)神父から…農場に行けばわかるとの情報 ■農場、手薄な警戒?メガネの男、ハンマーで倒されるマーヴ…彼がゴールディ殺しの犯人と確信、メガネ男…ケヴィン、女殺し・人肉食・頭部の剥製…人殺し&異常者、脱出に成功、駆けつけた警官達を返り討ち、黒幕はロアーク枢機卿と知る、アメリカを陰で牛耳る男 ■街、マーヴを迎えるゴールディ?彼女の双子の姉ウェンディ…ゴールディ殺しの犯人探し、マーヴの瞳に真実を見る ■再び農場へ向かうマーヴ、この世で考えられる最も残酷な方法でケヴィンを殺害、ロアークの元へ、ゴールディ殺し&マーヴに着せられた罪の理由…を語るロアーク、その時マーヴが取った行動…


■[EPISODE TWO]ストリップ・バー“ケイディ”にドワイト、ウェイトレスで恋人のシェリーにつきまとう男ジャッキー・ボーイ、キレるドワイト、ボコボコ、仲間と逃げるジャッキー、不穏な雰囲気に尾行するドワイト ■オールド・タウン、娼婦達の自治区…警官に金と楽しみを代償に一帯の支配権、トップに立つゲイル…ドワイトの元恋人、ベッキーに声を掛け…バカにされたジャッキーが銃を手に取る、用心棒…殺人兵器ミホの二刀流が炸裂、死体を調べたドワイトが驚愕、ジャッキーは警部補、警官殺し…オールド・タウン自治協定の終りを意味、女達(ゲイル)を守るため事件の隠蔽工作を図るドワイト…死体を捨てに! ■オールド・タウンにいることを…母にしれることを恐れたベッキー…保身を条件に密告、相手はギャングの用心棒マヌート、ジャッキーの首を奪い警察へ渡し…オールド・タウンを手に入れようと画策、ドワイトと女達は全面戦争を覚悟…準備、かくして壮絶な銃撃戦の始まり…


■[EPISODE THREE]シン・シティ最後の正義…ハーティガン刑事、引退の日、狭心症に苦しみながら…3人の幼女を殺害&新たに11歳の少女ナンシーを誘拐した…街の権力者ロアーク上院議員(ロアーク枢機卿の弟)の息子ロアーク・ジュニアを追う、ジュニアを半殺し、ナンシーを救出したハーティガンだが…相棒ボブの裏切り、銃弾に倒れ&ロアークにより投獄、拷問、ありもしない罪の自白を強要される、ハーティガンの唯一の支え…偽名で送られてくるナンシーの手紙 ■8年後、途絶えた手紙、送られてきた女の指、ナンシーの身を案じるハーティガン、罪を認め…出所 ■ナンシーの部屋、マッチを手掛りに捜索開始 ■ストリップ・バー“ケイディ”で踊る…成長した19歳のナンシーの姿、追跡者…異臭漂う黄色い男“イエロー・バスタード”…を察知&退店するハーティガン、彼に気付き舞台を飛降り…ハーティガンに抱きつくナンシー、互いの愛を確信する2人…だが、ナンシーを神聖視もしていたハーティガン、以後…手を触れることも出来ず、その隙をつき…ナンシーを拉致するイエロー・バスタード…治療の副作用で醜く変貌したジュニア、彼が逃込んだ農場、ナンシーを救出するハーティガン、8年越しの復讐を遂げるため…最後の戦いに挑むハーティガン…


フランク・ミラー原作の同名アメコミ「SIN CITY」の映画版で、作者自身が監督を務める作品、CM&予告編等より、かなり期待して見に行ったのですが、思いっきり肩透かし…各種映画サイトを見れば「絶賛」の声が多いようだが、そこには「賛否両論あると思うが…」の文字、私は「ナンダカナー」状態かな…「これならレンタルで十分」というところ
アメコミのコマ割りそのもののカット割りは斬新そうであり…ちまたでは評価も高いようだが、私としては「エンスト大連発」としか言いようがない、面白そうと思っても…ブルルルル、プスン、ガタン、ブルルル、プスン、ガタン、ブルルル、プスン、ガタン、ブルルル、プスン、ガタン、ブルルル、プスン、ガタン、ブルルル、プスン、ガタン、ブルルルル、プスン、ガタン、ブルルル、プスン、ガタン、ブルルル、プスン、ガタン、ブルルル、プスン、ガタン、ブルルル、プスン、ガタン、ブルルル、プスン、ガタン、(そろそろ止めとこう)…、要はせっかく面白そうな題材を生かしきれずに、ナンダカナー状態であると考える、まあ映像美、グロ系の内容に関してはソレナリに良いかもしれないので今後に期待したい、何はともあれ見終わってガッカリし、忙しくて3ヶ月経って漸くデータ記入のため細部については忘却…このくらいで止めときます (ちなみに、イロイロと調べてみると「SIN CITY2」「SIN CITY3」の予定もあるらしい…、もしもあったら…見に行くのだろうか?出演者しだいかな…)
※SIN CITY…直訳すれば「罪の街」というところでしょう
公開8日目、第1回(10:50〜)、299席の映画館に1〜2割り程度の入りでした(渋谷TOEI 2)
2000-2009format



シン・シティ/復讐の女神                       ( 2015.01 )