おすすめ名作邦画ベスト50

50位 マルサの女

 

年度:1987年日本
監督:伊丹十三
出演:宮本信子、津川雅彦、山崎努

 

国税局査察部に勤める女査察官が、ラブホテル経営者を脱税で摘発するまでを描いた痛快娯楽映画です。

 

「お葬式」「タンポポ」に次ぐ伊丹十三監督第3弾です。

 

第11回日本アカデミー賞作品賞受賞作。
第61回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。

 

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49位 愛を乞うひと

 

年度:1998年日本
監督:平山秀幸
出演:原田美枝子、中井貴一

 

孤児院で育った後実母に引き取られ、凄惨な虐待を受けて母へ憎しみと愛を心に大人へと成長した少女が、母の過去を見つめ、真の母の姿に向き合うことにより自分を取り戻していくヒューマンドラマです。

 

涙なしには観れません。

 

1999年度日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

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48位 釣りバカ日誌

 

年度:1988年日本
監督:山田洋次
出演:西田敏行、三國連太郎

 

趣味の釣りと家庭をこよなく愛する万年平社員浜ちゃんと鈴木建設社長スーさんとの友情と珍騒動を描く、全22作の第1作です。

 

サラリーマンを元気にしてくれる映画ですよね。

 

みち子さんとの毎回お約束の合体シーンは大好きでした、笑。

 

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47位 私をスキーに連れてって

 

年度:1987年日本
監督:馬場康夫
出演:原田知世、三上博史

 

クリスマス・イヴのゲレンデで出会った男女の恋の軌跡を描した楽しい青春映画です。

 

まだスノボが少数派だった80年代のスキー場を、松任谷由実の曲を織り交ぜ、スタイリッシュに描きます。

 

まだ外環自動車道が繋がらない時代の関越の練馬インターのシーンとか懐かしいですよね。

 

他のホイチョイプロダクション作品「彼女が水着にきがえたら」「波の数だけ抱きしめて」もほぼ同時代の楽しい映画です。

 

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46位 汚れた英雄

 

年度:1982年日本
監督:角川春樹
出演:草刈正雄、レベッカ・ホールデン

 

大藪春彦のハードボイルド小説を原作に角川春樹初監督、草刈正雄主演による、天才バイクレーサー北野晶夫の愛と挑戦を描く映画です。

 

迫力あるレースシーンもいいですし、何もかもがスタイリッシュな映画です。

 

若い頃の草刈正雄がカッコ良すぎです。

 

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45位 昭和残侠伝 死んで貰います

 

年度:1970年日本
監督:マキノ雅弘
出演:高倉健、藤純子

 

高倉健主演による人気シリーズ、昭和残侠伝第七弾。

 

昭和初期の東京下町を舞台に板前に命を張る男たちの意地、料亭の再建に力を貸す博徒一家の侠気、友情を描きます。

 

シリーズ最高傑作の呼び声も高い名作です。

 

健さんがとことん痺れさせてくれます。

 

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44位 涙そうそう

 

年度:2006年日本
監督:土井裕泰
出演:妻夫木聡、長澤まさみ

 

BEGIN作曲、森山良子作詞の名曲「涙そうそう」の歌詞をモチーフに映画化しました。

 

沖縄を舞台に、幼くして親を亡くした兄と血の繋がらない妹の切なくも美しい兄妹愛を描いた切ないラブストーリーです。

 

お兄ちゃんが妹のために身を粉にして額に汗して働くところとか、痺れます。

 

涙なしには観れない素敵な映画です。

 

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43位 家族

 

年度:1970年日本
監督:山田洋次
出演:倍賞千恵子、井川比佐志、笠智衆

 

山田洋次監督の民子3部作(家族、故郷、遥かなる山の呼び声)の第1作にあたり、高度経済成長期の日本を舞台に、貧しい一家が北海道の開拓村へ移住するために、長崎から遙か北海道へ向かう旅の道のりを描いたロードムービーです。

 

万博など昭和の日本が描かれていて記帳な映像ですよね。

 

第44回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。

 

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42位 君の名は。

 

年度:2016年日本
監督:新海誠
出演:立花瀧、宮水三葉

 

東京に暮らす少年、立花瀧と飛騨の山奥で暮らす少女、宮水三葉の間に起きた入れ替わりという謎の現象と、1200年ぶりに地球に接近するティアマト彗星をめぐる出来事を描く、大ヒットアニメ恋愛映画です。

 

誰もが好きな恋愛アニメですよね。

 

日本での興行収入(2020年11月現在)歴代5位の作品です。

 

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41位 となりのトトロ

 

年度:1988年日本
監督:宮崎駿
出演:サツキ、メイ、トトロ

 

昭和30年代の美しい自然の田舎を舞台にしたサツキとメイ姉妹とトトロとのふれあいを描くファンタジー映画です。

 

日本のアニメが誇る傑作ですよね。

 

第62回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。

 

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40位 ルパン三世 カリオストロの城

 

年度:1979年日本
監督:宮崎駿
出演:ルパン、次元、五エ門、不二子、銭形、クラリス

 

偽札作りの噂があるカリオストロ公国へやって来たルパンは、幽閉されていた少女クラリスを助けるためにカリオストロ城に潜入して戦う姿を描いた傑作アニメです。

 

宮崎駿監督初の劇場用映画です。

 

とにかく何度観ても面白く感動する名作ですよね。

 

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39位 世界の中心で愛を叫ぶ

 

年度:2004年日本
監督:行定勲
出演:大沢たかお、柴咲コウ、長澤まさみ、森山未來

 

同名ベストセラー小説をベースにした純愛と悲しみを描いた感動のラブ・ストーリーです。

 

号泣必至の純愛映画ですよね。

 

個人的に大好きな映画のひとつです。

 

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38位 湯を沸かすほどの熱い愛

 

年度:2016年日本
監督:中野量太
出演:宮沢りえ、杉咲花、オダギリジョー

 

末期ガンで余命宣告を受けた主人公が、行方不明の夫を連れ戻すことなど、死ぬまでに四つの願いをか叶えようと奔走する姿を描くヒューマン・ドラマです。

 

涙なしには観れない、号泣必至の熱い映画です。

 

個人的に超おススメです。

 

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37位 Shall We ダンス?

 

年度;1996年日本
監督:周防正行
出演:役所広司、草刈民代

 

平凡なサラリーマンがふとしたことで社交ダンスを始めたことで起こる大ヒットコメディ映画です。

 

リチャード・ギア主演でアメリカでもリメイクされました。

 

第20回日本アカデミー賞作品賞、第70回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位など、この年の賞を総ナメにした傑作です。

 

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36位 鬼滅の刃

 

年度;2019年〜日本
監督:外崎春雄
出演:炭治郎、善逸 、伊之助

 

親兄弟を人喰い鬼に殺されてしまった少年炭治郎が、唯一生き残るも鬼となってしまった妹の禰豆子を人間に戻す方法を探すため、鬼たちとの戦う姿を描いた吾峠呼世晴原作による大正時代が舞台の物語です。
柱たちや鬼たちにそれぞれの切ないストーリーがあり、知れば知るほど引き込まれます。

 

竈門炭治郎 立志編、
無限列車編、
遊郭編、
刀鍛冶の里編、

 

と続いてきましたが、いよいよ柱稽古編が始まりますね。

 

最後まで目を離せません。

 

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35位 今度は愛妻家

 

年度:2010年日本
監督:行定勲
出演:豊川悦司、薬師丸ひろ子

 

妻への愛情も微妙でなにもかも中途半端な夫と、そんな夫を献身的に支える妻が織り成す、ハートフルな夫婦のドラマです。

 

注意深く観て初めて気づいたり、こういうことだったのかと後でわかることが多い、しかも泣かせる映画です。

 

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34位 二百三高地

 

年度:1980年日本
監督:舛田利雄
出演:仲代達矢、丹波哲郎、夏目雅子

 

日露戦争における激戦地・二百三高地での乃木将軍率いる帝国陸軍の戦いを描いた歴史スペクタクル映画です。

 

第4回日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

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33位 パッチギ

 

年度:2005年日本
監督:井筒和幸
出演:塩谷瞬、沢尻エリカ、高岡蒼佑

 

京都の高校に通う日本人の少年と在日コリアンの少女との間に芽生える恋を中心とした青春映画です。

 

第79回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。

 

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32位 駅 STATION

 

年度:1981年日本
監督:降籏康男
出演:高倉健、倍賞千恵子

 

オリンピックの射撃選手でもある刑事と3人の女性の宿命的出会いと別れを3部構成で描いた人間ドラマです。
八代亜紀の「舟唄」がいいですよね。

 

冬にこたつで日本酒熱燗を飲みながら観たい映画です。

 

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31位 しゃぼん玉

 

年度:2016年日本
監督:東伸児
出演:林遣都、市原悦子

 

強盗や傷害を重ねて逃亡中の青年が、ある老人と彼女が暮らす村の人々と触れ合ううちに再起を決意する様を描く乃南アサの小説を基にしたヒューマンドラマです。

 

かなり泣けますよ。

 

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30位 ALWAYS三丁目の夕日

 

年度:2005年日本
監督:山崎貴
出演:吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希

 

昭和33年の東京の下町、夕日町三丁目を舞台に、集団就職で青森からやって来た六ろくちゃんや下町工場の鈴木オート一家や駄菓子屋主人の小説家(吉岡秀隆)など、夕日町三丁目に暮らす人々の温かい人情を描いたヒューマンドラマです。

 

笑いあり涙ありのほのぼのするいい映画です。

 

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29位 かぞくのくに

 

年度:2012年日本
監督:ヤン・ヨンヒ
出演:井浦新、安藤サクラ

 

北朝鮮に住む兄が病の治療のために25年ぶりに帰国したものの、理不尽な政治情勢に振り回され、思想や価値観の違いに戸惑う家族の様子を描くヒューマンドラマです。

 

切なく悲しい映画です。

 

第86回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。

 

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28位 悪人

 

年度:2010年日本
監督:李相日
出演:妻夫木聡、深津絵里

 

殺人事件を起こした男と、その男とひょんなことで知り合った女との逃避行と愛を描く、吉田修一の同名小説を映画化したヒューマン・ドラマです。

 

第84回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。

 

妻夫木聡と深津絵里の迫真の演技が響きます。

 

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27位 おくりびと

 

年度:2008年日本
監督:滝田洋二郎
出演:本木雅弘、広末涼子、山崎努

 

突然失業し、遺体を棺に納める「納棺師」となった男の仕事を通して成長していく姿を描いた感動作です。

 

第32回日本アカデミー賞作品賞受賞、
第82回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞、
第37回キネマ旬報日本映画ベスト・テン読者選出第1位受賞と、この年の賞を総ナメにしました。

 

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26位 シコふんじゃった

 

年度:1992年日本
監督:周防正行
出演:本木雅弘、清水美砂、柄本明

 

廃部寸前の相撲部に入るハメになった大学生(本木雅弘)の奮闘をコミカルに描いたスポ根コメディ。

 

第16回日本アカデミー賞作品賞受賞作。
第66回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。
第21回キネマ旬報日本映画ベスト・テン読者選出第1位受賞作。

 

ホロっとさせたり、熱くさせたりと観て損は無い映画です。

 

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25位 ペコロスの母に会いに行く

 

年度:2013年日本
監督:森崎東
出演:岩松了、赤木春恵

 

老いた認知症の母親とその息子が織り成す、笑いと涙にあふれた触れ合いを綴るヒューマン・ドラマです。

 

赤木春恵さんの遺作となりました。

 

第87回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。

 

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24位 万引き家族

 

年度:2018年日本
監督:是枝裕和
出演:リリー・フランキー、安藤サクラ、樹木希林

 

万引きという犯罪を通して繋がっていく家族の物語を是枝裕和監督がオリジナル脚本で映画化しました。

 

第71回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作。
第42回日本アカデミー賞作品賞受賞作。
第92回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。
第47回キネマ旬報日本映画ベスト・テン読者選出第1位受賞作。
タイトル総ナメの傑作ヒューマンドラマです。

 

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23位 告白

 

年度:2010年日本
監督:中島哲也
出演:松たか子

 

湊かなえの同名ベストセラー小説を原作に、教え子に娘を殺された中学校教師(松たか子)の復讐を描くミステリー映画の傑作です。

 

第34回日本アカデミー賞作品賞受賞作。
第39回キネマ旬報日本映画ベスト・テン読者選出第1位受賞作。

 

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22位 半落ち

 

年度:2004年日本
監督:佐々部清
出演:寺尾聡、柴田恭兵

 

横山秀夫の同名ベストセラー小説を映画化。愛する妻を嘱託殺人で殺害した元刑事(寺尾聡)が自首するまでの空白の2日間を追うヒューマンドラマです。

 

2005年日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

柴田恭兵、西田敏行など豪華キャストが脇を固めています。

 

かなり泣けます。

 

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21位 七人の侍

 

年度:1954年日本
監督:黒澤明
出演:三船敏郎、志村喬

 

戦国時代を舞台とし、野武士の略奪に悩む百姓に雇われた7人の侍が、身分差による軋轢を乗り越えながら協力し、野武士の襲撃から村人を守るというアクション映画です。

 

1954年の第15回ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞作品。海外の多くの映画監督や作品に大きな影響を与えており、1960年にアメリカで西部劇『荒野の七人』としてリメイクされました。

 

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20位 誰も知らない

 

年度:2004年日本
監督:是枝裕和
出演:柳楽優弥

 

アパートで母親と暮らす4人の兄妹。彼らの父親はみな別々で、学校にも通ったことがなく、3人の妹弟の存在は大家にも知らず、、、。

 

そんなある日、母親はわずかな現金と短いメモを残し、兄に妹弟の世話を託して家出してしまい残された妹弟の面倒を必死になってみる兄を描いた号泣必至のヒューマンドラマです。

 

第78回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。
第33回キネマ旬報日本映画ベスト・テン読者選出第1位受賞作。

 

主演の柳楽優弥が史上最年少の14歳という若さで2004年度カンヌ国際映画祭主演男優賞に輝いた話題作です。

 

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19位 壬生義士伝

 

年度:2003年日本
監督:滝田洋二郎
出演:中井貴一、佐藤浩市

 

男には金を稼がねばならない理由があったのです。

 

幕末の新撰組を舞台に男同士の確執と友情、家族のきずなを描く、浅田次郎原作の同名ベストセラー小説を映画化した人情時代劇です。

 

第27回日本アカデミー賞作品賞受賞作品。

 

号泣必至の名作です。

 

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18位 男はつらいよ 寅次郎相合い傘

 

年度:1975年日本
監督:山田洋次
出演:渥美清、浅岡ルリ子、倍賞千恵子

 

シリーズ第15作。

 

マドンナは再びリリー役で浅丘ルリ子。

 

東北の田舎町で会社も家族も捨てて失踪中の中年男と知り合い一緒に旅をすることになった寅次郎は、函館で偶然リリーと再会し、3人で旅をすることになり、、、。

 

「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」とともに「男はつらいよシリーズ」の1、2を争う名作だと思います。

 

撮影された日本の美しい風景とともにいつまでも心に留めておきたい1本ですよね。

 

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17位 永遠の0

 

年度:2013年日本
監督:山崎貴
出演:岡田准一、三浦春馬、井上真央

 

祖父の歴史を調べる孫の視点から「海軍一の臆病者」と呼ばれたパイロットの真実の姿を、現代と過去を交錯させながら描いていきます。

 

ほんとうに泣かせる映画です。

 

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16位 手紙

 

年度:2006年日本
監督:生野慈朗
出演:山田孝之、沢尻エリカ

 

東野圭吾の小説を映画化した社会派ヒューマン・ドラマです。

 

殺人を犯した兄のせいで、人生を狂わされる弟の受難の日々を描いています。

 

ラストシーンには泣かされます。

 

15位 学校


年度1993年日本
監督:山田洋次
出演:西田敏行、竹下景子、田中邦衛

 

東京・下町にある夜間中学校を舞台に、様々な境遇を持つ生徒たちと先生との交流を描くヒューマン・ドラマです。

 

イノさん(田中邦衛)がいい味出してましたよね。

 

1993年から2000年までに全4作が制作されています。

 

第17回日本アカデミー賞作品賞受賞作です。

 

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14位 故郷

 

年度:1972年日本
監督:山田洋次
出演:倍賞千恵子、井川比佐志

 

瀬戸内海の小島に住む精一、民子の夫婦は古い砂利運搬船で石を運び、生計を立てていたが、船のエンジンの調子が悪くなり最後には壊れてしまいます。

 

船の修理には多額の費用が必要で、今後を悩む中、尾道市にある新しい鉄工所を見て、故郷を捨てる決心をします。

 

この映画は民子三部作(1970年の「家族」、1972年の「故郷」、1980年の「遙かなる山の呼び声」)の第2作となります。

 

夫婦の絆と愛が素敵ですよね。

 

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13位 ホタル

 

年度:2001年日本
監督:降籏康男
出演:高倉健、田中裕子

 

昭和から平成に替わった頃、元特攻隊の生き残りの男が不治の病を抱えた妻と旅に出て過去と向き合う人間ドラマです。

 

鉄道員(ぽっぽや)以来再び降旗康男監督と高倉健がタッグを組みました。

 

戦争の悲しさと夫婦愛を見事に描いています。

 

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12位 息子

 

年度:1991年日本
監督:山田洋次
出演:三國連太郎、永瀬正敏

 

椎名誠の『倉庫作業員』を基に、田舎に住む父親と都会でフリーアルバイターを続ける息子との葛藤を描いた感動ドラマです。

 

第15回日本アカデミー賞作品賞受賞作。
第65回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。

 

ラストシーンは涙なくしては観れません。

 

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11位 この世界の片隅に

 

年度:2016年日本
監督:片淵須直
出演:すず

 

昭和19年(1944年)の戦時中の広島県呉市を舞台に、ある一家に嫁いだ少女が戦争の厳しいさなかで懸命に生きていこうとする姿を描く本当に泣ける映画です。

 

戦後75年以上が過ぎましたが、決して戦争の悲惨さを忘れてはいけないと思わせてくれる映画です。

 

第90回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。

 

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10位 フラガール

 

年度:2006年日本
監督:李相日
出演:松雪泰子、豊川悦司

 

昭和40年(1965年)、大幅な規模縮小に追い込まれ危機的状況に陥った福島県いわき市の常磐炭鉱を舞台に、炭鉱で働く人々が職場を失う現実・苦悩に立ち向かい、町おこし事業としてを立ち上げた常磐ハワイアンセンターの誕生から成功までを描いた実話を映画化しました。

 

第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作。
第80回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。
第35回キネマ旬報日本映画ベスト・テン読者選出第1位受賞作。

 

ラストシーンには感動して鳥肌が立ちました。

 

観ると元気が出る映画です。

 

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9位 八日目の蝉

 

年度:2011年日本
監督:成島出
出演:井上真央、永作博美

 

不倫相手の子供を誘拐した女と誘拐された少女との逃亡劇と、その後の二人の運命を描いた、角田光代原作のベストセラー小説を映画化したヒューマンドラマです。

 

第35回日本アカデミー賞では作品賞を始め、10冠受賞となりました。

 

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8位 東京物語

 

年度:1953年日本
監督:小津安二郎
出演:笠智衆、原節子

 

2012年に英国映画協会が10年ごとに発表する「映画監督358人が選ぶ史上最高の映画」で第一位に選ばれた往年の名作です。

 

尾道から上京した両親を厄介者扱いする子供たち、
気落ちする老親を、一人温かくもてなす義理の娘。

 

家族でも心の距離が遠くなる切なさと、血の繋がりを超えた純粋な真心、人間関係の奥深さに魂が震える世界映画史上に残る名作です。

 

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7位 赤ひげ

 

年度:1965年日本
監督:黒澤明
出演:三船敏郎、加山雄三

 

江戸時代の小石川養生所を舞台に、野心に燃える若い医師が、長屋で暮らす人々との触れ合いや赤ひげと呼ばれる先生の姿を見て成長していく姿を描いた、山本周五郎の小説を基に黒澤明監督が映画化したヒューマンドラマの名作です。

 

涙なしには観れません。

 

個人的に大好きで超おススメの映画です。

 

第39回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。

 

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6位 椿三十郎

 

年度:1962年日本
監督:黒澤明
出演:三船敏郎、仲代達矢、加山雄三

 

凄腕の浪人が、上役の不正を暴こうと立ち上がった9人の若侍に助太刀する痛快アクション時代劇です。

 

敵方の用心棒(仲代達矢)との一騎打ちのラストは記憶に残るシーンですよね。

 

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5位 用心棒

 

年度:1961年日本
監督:黒澤明
出演:三船敏郎、仲代達矢

 

桑畑三十郎という浪人が、宿場町で対立するヤクザ同士を衝突させて共倒れにするという痛快アクション時代劇です。

 

桑畑三十郎が名前を変えて活躍する続編が「椿三十郎」となっています。

 

ほんとうに面白い映画でおススメです。

 

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4位 火垂るの墓

 

年度:1988年日本
監督:高畑勲
出演:清太、節子

 

野坂昭如の短編小説をスタジオジブリの高畑勲監督が映画化しました。

 

終戦間近の神戸を舞台に戦災孤児の兄妹がたどる悲劇的な運命と兄妹愛を描いた名作アニメーション映画です。

 

とにかく号泣必至の超名作です。

 

兄妹愛が泣かせます。

 

何度観ても泣けます。

 

サクマドロップをもっと食べさせてあげたかったです。

 

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3位 生きる

 

年度:1952年日本
監督:黒澤明
出演:志村喬

 

ガンで余命幾ばくもないと知った初老の男性(志村喬)が、これまでの無意味な人生を悔い、悦楽を求めるも虚しさを感じ、最後には本当の生きる意味に気づき、市民のための小公園を建設しようと奔走する姿を描いた黒澤明監督によるヒューマンドラマの傑作です。

 

第26回キネマ旬報邦画ベストテン第1位受賞作です。

 

人生のエッセンスが詰まってますよね。

 

絶対に観るべき映画の1本だと思います。

 

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2位 遥かなる山の呼び声

 

年度:1980年日本
監督:山田洋次
出演:高倉健、倍賞美津子

 

北海道中標津を舞台に、誤って人を殺して警察に追われる男と、牧場を経営する母子の出会いと別れを描いた人情ドラマ。山田洋次監督の民子3部作(家族、故郷、遥かなる山の呼び声)の第三作となります。渥美清さんも友情出演されてました。ラストシーンは涙なしには観れません。

 

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1位 幸福の黄色いハンカチ

 

年度:1977年日本
監督:山田洋次
出演:高倉健、倍賞美津子

 

振られてばかりの若者、欽也(武田鉄矢)は会社を辞め、車を買って北海道へ向かい、そこで出会った朱美(桃井かおり)を車に乗せて旅を続けます。

 

そして二人は謎の男、島雄作(高倉健)と知り合い、3人で旅を共にすることになります。

 

雄作は網走の刑務所を出所したばかりで、妻の光枝(倍賞千恵子)の住む夕張へ帰ろうとしていましたが…。

 

冒頭のビール、ラーメン、カツ丼のシーンからラストまで一気に引き込まれます。

 

第1回日本アカデミー賞始め、キネマ旬報邦画作品賞、キネマ旬報邦画読者選出作品賞などこの年の賞を総ナメにした山田洋次監督の超名作です。

 

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