歴代ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞映画
第81回 The Room Next Door
年度:2024年スペイン
監督:ペドロ・アルモドバル
出演:ティルダ・スウィントン、ジュリアン・ムーア
ガンに侵されて安楽死を望む女性が、人生の最期を迎える前に親友の女性との交流を描いたヒューマンドラマです。
第81回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第80回 哀れなるものたち
年度:2023年イギリス
監督:ヨルゴス・ランティモス
出演:エマ・ストーン
自ら命を絶った女性が天才外科医により、自らの胎児の脳を移植され奇跡的に蘇生し、大人の体を持ちながら新生児の目線で世界を見ることで、偏見から解放され、平等や自由を知り、驚くべき成長を遂げていく姿を描いたアラスター・グレイの同名小説を映画化したヒューマンドラマです。
第80回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第79回 オール・ザ・ビューティー&ザ・ブラッドシェッド
年度:2022年アメリカ
監督:ローラ・ポイトラス
ローラ・ポイトラス監督による、写真家ナン・ゴールディンのドキュメンタリー映画です。
第79回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第78回 あのこと
年度:2021年フランス
監督:オードレイ・ディヴァン
出演:アナマリア・バルトロメイ
堕胎が法的に認められていなかった60年代前半のフランスで、予期せぬ妊娠をしてしまった女子学生の苦悩を描いたヒューマンドラマです。
第78回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第77回 ノマドランド
年度:2020年アメリカ
監督:クロエ・ジャオ
出演:フランシス・マクドーマンド
リーマンショックにより全てを失いノマド(遊牧民)と呼ばれる車上生活者になった女性が、生きる希望を求めて放浪の旅を続ける様を描いたジェシカ・ブルーダーのノンフィクション小説を元にしたロードムービーの傑作です。
第93回アカデミー賞作品賞受賞作。
第77回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第76回 ジョーカー
年度:2019年アメリカ
監督:トッド・フィリップス
出演:ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ
大道芸人だった男が、さまざまな要因から巨悪に変貌しジョーカーという名のカリスマ犯罪者になっていく様を描いたドラマです。
ホアキン・フェニックス渾身の演技が素晴らしいですよね。
第76回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第93回キネマ旬報外国映画ベスト・テン第1位受賞作。
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第75回 ROME/ローマ
年度:2018年アメリカ、メキシコ合作
監督:アルフォンソ・キュアロン
出演:ヤリッツァ・アパリシオ、マリーナ・デ・タビラ
1970年代のメキシコを舞台にしてアルフォンソ・キュアロン監督が自らの少年時代を投影して描いたヒューマンドラマです。
第75回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第74回 シェイプ・オブ・ウォーター
年度:2017年アメリカ
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:サリー・ホーキンス、マイケル・シャノン
米ソ冷戦時代のアメリカを舞台に声を出せない女性と不思議な生物との異種間の愛を描いたファンタジー映画です。
第90回アカデミー賞作品賞受賞作。
第74回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞。
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第73回 立ち去った女
年度:2016年フィリピン
監督:ラヴ・ディアス
出演:チャロ・サントス=コンチョ
冤罪で30年も刑務所で過ごした元教師の女性が罪を着せたのが元恋人と聞いて復讐の旅に出る姿を描いた作品です。
第73回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第72回 彼方から
年度:2015年ベネズエラ
監督:ロレンソ・ビガス
出演:アルフレド・カストロ
同性愛の富豪の中年男性と彼に誘われたストリート・ギャングの少年のやりとりを描いた作品です。
第67回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作。
第72回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第71回 さよなら、人類
年度:2014年スウェーデン
監督:ロイ・アンダーソン
出演:ニルス・ヴェストブロム
面白グッズのセールスマンコンビが、グッズは売れないが様々な人々の哀しくもおかしい人生と触れる姿を描いたコメディ映画です。
第71回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第70回 ローマ環状線、めぐりゆく人生たち
年度:2013年フランス、イタリア合作
監督:ジャンフランコ・ロッシ
ローマの環状高速道路の周辺に暮らす人々の人生を描いたドキュメンタリー映画です。
第70回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第69回 嘆きのピエタ
年度:2012年韓国
監督:キム・ギドク
出演:イ・ジョンジン
天涯孤独の借金取りの男の前に母親と名乗る女性が現われて初めて母の愛を知った男の運命を描いた作品です。
第69回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第68回 ファウスト
年度:2011年ロシア
監督:アレクサンドル・ソクーロフ
出演:ヨハネス・ツァイラー
生きる意味を探し求める善良な男が、悪魔の出現によって魂を差し出すほどに翻弄されていく様を描いた文豪ゲーテの名作を巨匠アレクサンドル・ソクーロフ監督が映画化した作品です。
第68回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第67回 SOMEWHERE
年度:2010年アメリカ
監督:ソフィア・コッポラ
出演:スティーヴン・ドーフ
すさんだセレブ生活を送る映画スターの父と思春期の娘が過ごすかけがえのない日々を描いたソフィア・コッポラ監督によるヒューマンドラマです。
第67回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第66回 レバノン
年度:2009年イスラエル、フランス、ドイツ合作
監督:サミュエル・マオズ
出演:ヨアフ・ドナ
レバノン戦争の1日を戦車のスコープ越しに映し出し、戦場の恐怖と人間の狂気を描いた戦争映画の傑作です。
第66回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第65回 レスラー
年度:2008年アメリカ
監督:ダーレン・アロノフスキー
出演:ミッキー・ローク
家族も金も名声もすべてを失った元人気プロレスラーの生き様を描いたヒューマンドラマです。
第65回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第64回 ラスト、コーション
年度:2007年台湾
監督:アン・リー
出演:トニー・レオン
女スパイと敵対する特務機関の男という、死と隣り合わせの二人の愛を描いたサスペンス映画です。
第64回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第63回 長江哀歌
年度:2006年中国
監督:ジャ・ジャンク―
出演:チャオ・タオ
中国の長江、三峡ダム建設を背景にして、時代のうねりに翻弄されながらも精一杯に毎日を生きる人々を描いたヒューマンドラマです。
第63回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第81回キネマ旬報外国映画ベスト・テン第1位受賞作。
第62回 ブロークバック・マウンテン
年度:2005年アメリカ
監督:アン・リー
出演:ヒース・レジャー、ジェイク・ジレンホール
保守的なアメリカ西部を舞台に、20年以上にも渡り男同士の愛を貫いた2人の普遍の愛を描いたヒューマンドラマです。
第62回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第61回 ヴェラ・ドレイク
年度:2004年イギリス
監督:マイク・リー
出演:イメルダ・スタウントン
望まない妊娠をした女性たちの堕胎の手助けをしていた平凡な主婦の数奇な運命を描いた作品です。
第61回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第60回 父、帰る
年度:2003年ロシア
監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ
出演:コンスタンチン・ラヴロネンコ
突然帰って来た父に戸惑う家族の姿を描いたヒューマンドラマです。
第60回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第59回 マグダレンの祈り
年度:2002年アイルランド、イギリス合作
監督:ピーター・ミュラン
出演:ノーラ=ジェーン・ヌーン
1960年代のアイルランドを舞台に、性的に墜落した女性を矯正する施設マグダレン修道院に収容された3人の少女達が過酷な労働を耐えぬいて生きていく姿を描いた作品です。
第59回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第58回 モンスーン・ウェディング
年度:2001年インド
監督:ミラ・ナーイル
出演:ナシルディン・シャー
現代のインド、ニューデリーを舞台にして、モンスーンの時期に結婚式を控えた娘と家族の愛と絆を描いたドラマです。
第58回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第57回 チャドルと生きる
年度:2000年イラン
監督:ジャファナル・パナヒ
出演:フレシテ・ザドル・オラファイ
女の子を生んだために離婚されてしまう女性など不平等なイラン社会で力強く生きていく女性たちを描いた作品です。
第57回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第56回 あの子を探して
年度:1999年中国
監督:チャン・イーモウ
出演:ウェイ・ミンジ、チャン・ホエクー
学校を去ることになった先生の代わりに採用された代用教員が、都会で行方不明となった生徒を探して奔走する姿を描いた感動のヒューマンドラマです。
第56回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第55回 いつか来た道
年度:1998年イタリア
監督:ジャンニ・アメリオ
出演:エンリコ・ロ・ヴェルソ
シチリア島から大都市へやって来た兄弟の物語を、1958年から1年づつ6章構成で描いた作品です。
第55回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第54回 HANA-BI
年度:1998年日本
監督:北野武
出演:ビートたけし
部下が殉職し、同僚が半身不随になってしまった刑事が、不治の病で余命いくばくもない妻のために生きた様を描いたヒューマンドラマです。
第54回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第72回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。
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第53回 マイケル・コリンズ
年度:1996年イギリス、アイルランド、アメリカ合作
監督:ニール・ジョーダン
出演:リーアム・ニーソン
アイルランド独立戦争の英雄マイケル・コリンズの半生を描いたヒューマンドラマです。
第53回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第52回 シクロ
年度:1995年フランス、ベトナム、香港合作
監督:トラン・アン・ユン
出演:レ・バン・ロック、トニー・レオン
ベトナムを舞台にシクロと呼ばれる自転車タクシーの運転手の青年が、商売道具をヤクザに盗まれたのをきっかけにして裏社会と関わり、犯罪やドラッグに溺れていく姿を描いたドラマです。
第52回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第51回 ビフォア・ザ・レイン
年度:1994年マケドニア、フランス、イギリス合作
監督:カトリン・カートリッジ
出演:レード・セルべッジア
マケドニアの民族紛争による悲劇を「言葉」「顔」「写真」の3部作で描いたヒューマンドラマの傑作です。
第51回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第51回 愛情萬歳
年度:1994年台湾
監督:ツァイ・ミンリャン
出演:ヤン・クイメイ
高級マンションに集まった3人の男女の交錯する関係を描いた恋愛映画です。
第51回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第50回 トリコロール/青の愛
年度:1993年フランス
監督:クシシュトフ・キェシロフスキ
出演:ジュリエット・ビノシュ、ブノワ・レジャン
クシシュトフ・キェシロフスキ監督によるトリコロール3部作の第1弾となり、交通事故で夫と娘を亡くした女性の絶望と再生を描いた作品です。
第50回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第50回 ショート・カッツ
年度:1993年アメリカ
監督:ロバート・アルトマン
出演:アンディ・マクダウェル
レイモンド・カーヴァーの小説をベースにし、巨匠ロバート・アルトマン監督が10組の人々の日常の中に潜む非日常を描いた作品です。
第50回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第49回 秋菊の物語
年度:1992年中国
監督:チャン・イーモウ
出演:コン・リー
夫に大ケガを負わせた村長を訴えるために妊娠中の妻が奔走する姿を描いたチャン・イーモウ監督によるヒューマンドラマです。
第49回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第48回 ウルガ
年度:1991年ソビエト
監督:ニキータ・ミハルコフ
出演:バヤルト
モンゴルの草原に暮らす羊飼い一家を描いたヒューマンドラマです。
第48回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第47回 ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ
年度:1990年イギリス
監督:トム・ストッパード
出演:ゲイリー・オールドマン、ティム・ロス
シェイクスピアの戯曲ハムレットを端役の友人2人の目線から描いた作品です。
第47回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第46回 非情城市
年度:1989年台湾
監督:ホウ・シャオシェン
出演:リー・ティエルンルー
第2次世界大戦後の台湾を舞台にした、家族の愛と悲しみを描いたヒューマンドラマの傑作です。
第46回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第64回キネマ旬報外国映画ベスト・テン第1位受賞作。
第45回 聖なる酔っぱらいの伝説
年度:1988年イタリア・フランス合作
監督:エルマンノ・オルミ
出演:ルトガー・ハウアー
老紳士からお金を借りた浮浪者の男性が体験する不思議な出来事を描いた作品です。
第45回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第44回 さよなら子供たち
年度:1987年フランス
監督:ルイ・マル
出演:ガスパール・マネッス
第2次世界大戦下のフランスを舞台にして、少年たちの友情と別れを描いた巨匠ルイ・マル監督による感動のヒューマンドラマです。
第44回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第43回 緑の光線
年度:1986年フランス
監督:エリック・ロメール
出演:マリー・リヴィエール
南フランスを舞台に、一人きりのヴァカンスを実りあるものにしようとする女性の旅を描いた作品です。
第43回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第42回 冬の旅
年度:1985年フランス
監督:アニエス・ヴァルダ
出演:サンドリーヌ・ボネール
実話を元にし、寒さで行き倒れになって死んだ少女の軌跡をそれまでに彼女と会った人たちの証言で辿っていく作品です。
第42回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第41回 太陽の年
年度:1984年ポーランド、西ドイツ、アメリカ合作
監督:クシシュトフ・ザヌーシ
出演:スコット・ウィルソン、マヤ・コモロフスカ
第2次世界大戦末期のポーランドを舞台に、アメリカ兵とポーランド女性の出会いと愛を描いた作品です。
第41回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第40回 カルメンという名の女
年度:1983年フランス
監督:ジャン=リュック・ゴダール
出演:マシューカ・デートメルス
ヌーヴェルヴァーグの旗手ジャン=リュック・ゴダール監督、脚本、出演による、銀行強盗の女カルメンと憲兵の男との禁断の愛を描いた作品です。
第40回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第39回 ことの次第
年度:1982年西ドイツ、ポルトガル、アメリカ合作
監督:ヴィム・ヴェンダース
出演:パトリック・ボーショー
SF映画のリメイクを撮影中の一行の政策費用が無くなり、ポルトガルの海岸沿いのホテルで立ち往生する様を描いたコメディ作品です。
第39回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第38回 鉛の時代
年度:1981年西ドイツ
監督:マルガレーテ・フォン・トロッタ
出演:ユタ・ランぺ
テロリストとして逮捕されて獄死した妹のことをジャーナリストである姉が調べる過程で、妹が過激派に身を投じた理由を理解していく様を描いた作品です。
第38回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第37回 グロリア
年度:1980年アメリカ
監督:ジョン・カサヴェテス
出演:ジーナ・ローランズ
家族をマフィアに惨殺されて唯一生き残った少年と偶然居合わせ預かることになった女性の必死の逃避行を描いたアクション映画です。
第37回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第37回 アトランティック・シティ
年度:1980年フランス、カナダ合作
監督:ルイ・マル
出演:スーザン・サランドン
カジノの街アトランティック・シティを舞台に、盗まれた麻薬によって犯罪に巻き込まれる初老の男と女の出会いと愛を描いた作品です。
第37回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第36回 なし
第35回 開催中止
第34回 開催中止
第33回 受賞作なし
第32回 受賞作なし
第31回 受賞作なし
第30回 受賞作なし
第29回 サーカス小屋の芸人たち処置なし
年度:1968年西ドイツ
監督:アレクサンダー・クルーゲ
出演:ハンネローレ・ホーガー
サーカス小屋を経営する男が様々な方法でサーカスが廃れないようにと試みる様を描いた作品です。
第29回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第28回 昼顔
年度:1967年フランス、イタリア合作
監督:ルイス・ブニュル
出演:カトリーヌ・ドヌーブ
医者の貞淑な妻が、内面に激しい情欲を抱いて淫らな妄想に駆られたあげく、昼間だけ娼婦として欲望に身をまかせる姿を描いた作品です。
第28回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第27回 アルジェの戦い
年度:1966年イタリア、アルジェリア合作
監督:ジロ・ポンテコルヴォ
出演:ジャン・マルタン
フランス領アルジェリアの独立運動をドキュメンタリー調に描いた戦争映画の傑作です。
第27回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第41回キネマ旬報外国映画ベスト・テン第1位受賞作。
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第26回 熊座の淡き星影
年度:1965年イタリア
監督:ルキノ・ヴィスコンティ
出演:クラウディア・カルディナーレ
斬新な視点で姉と弟の禁断の愛を描いた巨匠ルキノ・ヴィスコンティ監督によるミステリードラマの傑作です。
第26回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第25回 赤い砂漠
年度:1964年イタリア、フランス合作
監督:ミケランジェロ・アントニオーニ
出演:モニカ・ヴィッティ
イタリアの工業都市を舞台にして、心の乾きを癒すために不倫に走る女の姿を通じて人間の孤独と闇を描いたドラマです。
第25回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第24回 都会を動かす手
年度:1963年イタリア
監督:フランチェスコ・ロージ
出演:ロッド・スタイガー
ナポリの港湾地区の建物の崩壊をきっかけとして政治家の不正と権力争いを描いた作品です。
第24回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第23回 家族日誌
年度:1964年イタリア、アメリカ合作
監督:バレリオ・ズルリーニ
出演:マルチェロ・マストロヤンニ
働きながらジャーナリストを目指す兄と体力も意志も弱い弟の悲しい青春を描いた作品です。
第23回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第23回 ぼくの村は戦場だった
年度:1962年ソ連
監督:アンドレイ・タルコフスキー
出演:ニコライ・ブルリャーエフ
ドイツ軍に自分の村を襲撃されて家族を失い孤児となってしまった少年が、復讐に燃えてソ連軍のスパイとして活動する姿を描いた作品です。
第23回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第22回 去年マリエンバートで
年度:1961年フランス、イタリア合作
監督:アラン・レネ
出演:デルフィーヌ・セイリグ
男がマリエンバートで会ったという女にはないその記憶が、だんだん曖昧になっていく様を鬼才アラン・レネ監督が作家ロブ・グリエの手法を用いて描いた難解な作品です。
第22回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第21回 ラインの仮橋
年度:1960年フランス、西ドイツ、イタリア合作
監督:アンドレ・カイヤット
出演:シャルル・アズナヴール
戦時下のとある村を舞台にして、敵同士の枠を超えた人間同士の温かい交流を描いたヒューマンドラマです。
第21回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第20回 ロベレ将軍
年度:1959年イタリア
監督:ロベルト・ロッセリーニ
出演:ヴィットリオ・デ・シーカ
ロベルト・ロッセリーニ監督によるファシズムやナチズムに対抗するパルチザンたちの抵抗運動を描いた作品です。
第20回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第20回 戦争・はだかの兵隊
年度:1959年イタリア
監督:マリオ・モニチェリ
出演:ヴィットリオ・ガスマン
気が弱い衛生兵と前科者という2人のイタリア兵士が、活躍するも最後には的に捕まってしまうというコメディー戦争映画です。
第20回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第19回 無法松の一生
年度:1958年日本
監督:稲垣浩
出演:三船敏郎
日露戦争後の小倉を舞台にして無鉄砲だが心優しい人力車夫の姿を描いたヒューマンドラマの傑作です。
ラストシーンは号泣必至です。
第19回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第18回 大河のうた
年度:1956年インド
監督:サタジット・レイ
出演:ラヴィ・シャンカール
サタジット・レイ監督によるオプー3部作の第2部で新生活を求めてべレナスに移動したオプー一家をまたしても襲う苦難を描いた作品です。
第18回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
あの黒澤明監督がこよなく愛したというオプー3部作の、
第1部「大地のうた」(1955年)、第3部「大樹のうた」(1959年)もおすすめです。
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第17回 受賞作なし
第16回 奇跡
年度:1955年デンマーク
監督:カール・テオドール・ドレイエル
出演:ヘンリク・マルベルイ
1930年代のデンマークの村を舞台に、奇跡は起こらないと思いながらも、伝説の再現を待ちつづける人々を描いた作品です。
第16回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第15回 ロミオとジュリエット
年度:1954年イギリス、イタリア合作
監督:レナート・カステラ―二
出演:ローレンス・ハーヴェイ、スーザン・シェントール
対立する二つの家同士の確執を超えて互いに愛し合った男女の悲恋を描いたウィリアム・シェークスピアの同名戯曲を映画化した作品です。
第15回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第14回 受賞作なし
第13回 禁じられた遊び
年度:1952年フランス
監督:ルネ・クレマン
出演:ブリジット・フォッセー
フランソワ・ボワイエの同名小説を原作とした第二次世界大戦で家族を失った幼い少女と心優しい少年の無垢な交流を描いた映画史上不朽の名作です。
第13回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第27回キネマ旬報外国映画ベスト・テン第1位受賞作。
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第12回 羅生門
年度:1950年日本
監督:黒澤明
出演:三船敏郎
武士と妻が山賊に襲われた事件が検非違使によって吟味されるが、山賊と生き残った妻の言い分が真っ向から対立する様を描いた黒澤明監督の名作です。
第12回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第11回 裁きは終りぬ
年度:1950年フランス
監督:アンドレ・カイヤット
出演:ヴァレンティーヌ・テシエ
元弁護士であるアンドレ・カイヤット監督が、安楽死をテーマにして陪審員制度の問題点を描いた社会派ドラマの傑作です。
第11回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞。
第1回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞作。
第10回 情婦マノン
年度:1949年フランス
監督:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
出演:セシル・オーブリー、ミシェル・オークレール
恋人を愛しながらも金のために娼婦をやめられない女と女のために破滅の道に向かう男の姿を描いた作品えす。
第10回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第9回 ハムレット
年度:1948年イギリス
監督:ローレンス・オリヴィエ
出演:ローレンス・オリヴィエ、ジーン・シモンズ
ローレンス・オリヴィエが製作・監督・主演したウィリアム・シェイクスピアの同名戯曲を映画化した名作です。
舞台形式の映画であり、重厚な雰囲気が素晴らしいです。
第21回アカデミー賞作品賞受賞作。
第9回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞。
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第8回 シレーナ
年度:1947年チェコスロバキア
監督:カレル・シュテクリー
出演:カレル・シュテクリー
20世紀初頭の労働者闘争を描いた作品です。
第8回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第7回 Abuna Messias
年度:1938年イタリア
監督:ゴッフレード・アレッサンドリーニ
出演:マリオ・フェラーリ
第7回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第6回 空征かば
年度:1938年イタリア
監督:ゴッフレード・アレッサンドリーニ
出演:アメディオ・ナザーリ
第1次世界大戦勇士の活躍を描いたイタリア空軍の偉容を誇る国策映画です。
第6回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第6回 美の祭典
年度:1938年ドイツ
監督:レニ・リーフェンシュタール
出演:ポール・ラーフェン(ナレーション)
1936年ベルリンオリンピック大会を鬼才レニ・リーフェンシュタールが描いたドキュメンタリー記録映画の第2部です。
競技以外のトレーニング風景なども写されています。
第6回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第6回 民族の祭典
年度:1938年ドイツ
監督:レニ・リーフェンシュタール
出演:ポール・ラーフェン(ナレーション)
1936年ベルリンオリンピック大会を鬼才レニ・リーフェンシュタールが描いたドキュメンタリー記録映画の第1部です。
ヒトラーの一喜一憂する姿も写されています。
第6回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第17回キネマ旬報外国映画ベスト・テン第1位受賞作。
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第5回 シピオネ
年度:1937年イタリア
監督:カルミネ・ガローネ
出演:カミロ・ピロット
古代ローマ帝国の将軍シピオネの活躍を描いた作品です。
第5回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第5回 舞踏会の手帖
年度:1937年フランス
監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
出演:マリー・ベル、アリ・ボール
20年前の舞踏会の手帖をめぐり、若くして未亡人になってしまった女性の思い出と現在を描いた、ジュリアン・デュヴィヴィエ監督によるオムニバス形式の名作ドラマです。
人生の切なさと明日への希望が心を揺さぶります。
第5回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第15回キネマ旬報外国映画ベスト・テン第1位受賞作。
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第4回 リビア白騎隊
年度:1936年イタリア
監督:アウグスト・ジェニーナ
出演:フルヴィア・ランツィ
ジョゼフ・ペイレの小説をベースにリビア砂漠に駐屯するイタリアの部隊の姿を描いた作品です。
第4回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第4回 Der Kaiser von Kalifornien
年度:1936年ドイツ
監督:ルイズ・トレンカー
出演:ルイズ・トレンカー
第4回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第3回 おもかげ
年度:1935年イタリア
監督:カルミネ・ガローネ
出演:マルタ・エゲルト、サンドロ・パルミエリ
貧しい音楽学校生が天才バイオリニスト・パガニーニに認められ成功する様を描いた作品です。
第3回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第3回 アンナ・カレーニナ
年度:1935年アメリカ
監督:クラレンス・ブラウン
出演:グレタ・ガルボ
トルストイの小説をもとに名家に嫁いだ女性の不倫と悲劇をグレタ・ガルボ主演で描いた作品です。
第3回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第2回 テレサ・コンファロニエリ(Teresa Confalonieri)
年度:1934年イタリア
監督:グイド・ブリニョーネ
出演:マルタ・アヴァ
第2回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第2回 アラン
年度:1934年イギリス
監督:ロバート・J・フラハティ
出演:コールマン・タイガー・キング
アイルランドの孤島アランという岩だらけで木も土もない土地で大自然の猛威と戦いながら生きる人々の姿を描いたドキュメンタリー映画です。
第2回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
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第1回 自由を我等に
年度:1931年フランス
監督:ルネ・クレール
出演:レイモン・コルディ、アンリ・マルシャン
刑務所で知り合った2人の囚人が出所後に自由に生きる姿を描きながら、大量生産時代を風刺した作品です。
チャップリンのモダンタイムスにも影響を与えたと言われる作品です。
第1回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
第9回キネマ旬報外国映画ベスト・テン第1位受賞作。