歴代日本アカデミー賞作品賞受賞映画

第46回 ある男

 

年度:2023年日本
監督:石川慶
出演:妻夫木聡、安藤サクラ

 

亡き夫の身元調査を依頼された弁護士が、別人だったと判明した亡き夫の素性を追っていく中で、他人として生きた男への複雑な思いを募らせていくヒューマンドラマです。

 

第46回日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

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第45回 ドライブ・マイ・カー

 

年度:2022年日本
監督:濱口竜介
出演:西島秀俊、三浦透子

 

愛妻を亡くした舞台演出家が再生へのきっかけを掴むまでを「ワーニャ伯父さん」や「ゴドーを待ちながら」などの戯曲もシンクロさせつつ、濱口竜介監督が村上春樹の同名短編小説を原作に脚本も執筆したロードムービーです。

 

第45回日本アカデミー賞作品賞受賞作。
第95回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。

 

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第44回 ミッドナイトスワン

 

年度:2020年日本
監督:内田英治
出演:草なぎ剛

 

養育費を当てにして育児放棄された少女を預かるトランスジェンダーの主人公が、次第に彼女と心を通わせていく様を描いたヒューマンドラマです。

 

第44回日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

第43回 新聞記者

 

年度:2019年日本
監督:藤井道人
出演:シム・ウンギョン、松坂桃李

 

国家の闇を追う女性記者と若手エリート官僚が、それぞれの正義を貫こうと葛藤する様を描いたサスペンスドラマです。

 

第43回日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

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第42回 万引き家族

 

年度:2018年日本
監督:是枝裕和
出演:リリー・フランキー、安藤サクラ、樹木希林

 

万引きという犯罪を通して繋がっていく家族の物語を是枝裕和監督がオリジナル脚本で映画化しました。

 

第71回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作。
第42回日本アカデミー賞作品賞受賞作。
第92回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。
第47回キネマ旬報日本映画ベスト・テン読者選出第1位受賞作。
タイトル総ナメの傑作ヒューマンドラマです。

 

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第41回 三度目の殺人

 

年度:2017年日本
監督:是枝裕和
出演:福山雅治、広瀬すず、役所広司

 

死刑確実の殺人犯の弁護を引き受けた弁護士が、犯人と交流するうちに真実を知ろうとする様を描いたヒューマンドラマです。

 

役所広司の演技が流石です。

 

第41回日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

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第40回 シン・ゴジラ

 

年度:2016年日本
監督:庵野秀明、樋口真嗣
出演:長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ

 

放射能の影響で突然発生した巨大生物ゴジラと日本国政府の総力を結集した戦いを描いたフルCGによる作品です。

 

自衛隊の火器がリアルな描写で凄いですよね。

 

第40回日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

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第39回 海街diary

 

年度:2015年日本
監督:是枝裕和
出演:綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず

 

鎌倉に暮らす3姉妹と異母妹が共同生活を送り、色々な出来事を通じて家族の絆を深めていく姿を描いた作品です。

 

美人姉妹と鎌倉の風景が素敵です。

 

第39回日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

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第38回 永遠の0

 

年度:2014年日本
監督:山崎貴
出演:岡田准一、三浦春馬、井上真央

 

祖父の歴史を調べる孫の視点から「海軍一の臆病者」と呼ばれたパイロットの真実の姿を、現代と過去を交錯させながら描いていきます。

 

ほんとうに泣かせる映画です。

 

第38回日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

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第37回 船を編む

 

年度:2013年日本
監督:石井裕也
出演:松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョー

 

ある出版社の寄せ集め編集部が気の遠くなるような歳月をかけて二十数万語が収録された新辞書作りに挑む姿をユーモラスに描いた三浦しをんの小説を映画化した作品です。

 

さすがベストセラー小説の映画化だとつくづく思わせる完成度の高い映画です。

 

第37回日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

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第36回 桐島、部活やめるってよ

 

年度:2012年日本
監督:吉田大八
出演:神木隆之介、橋本愛

 

学校一の人気者の男子生徒が部活をやめたことで校内の微妙な人間関係に波紋が広がっていく様子を描いた作品です。

 

第36回日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

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第35回 八日目の蝉

 

年度:2011年日本
監督:成島出
出演:井上真央、永作博美

 

不倫相手の子供を誘拐した女と誘拐された少女との逃亡劇と、その後の二人の運命を描いた、角田光代原作のベストセラー小説を映画化したヒューマンドラマです。

 

重厚な映画でタイトル総ナメも納得です。

 

第35回日本アカデミー賞では作品賞を始め、10冠受賞となりました。

 

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第34回 告白

 

年度:2010年日本
監督:中島哲也
出演:松たか子

 

湊かなえの同名ベストセラー小説を原作に、教え子に娘を殺された中学校教師(松たか子)の復讐を描くミステリー映画の傑作です。

 

松たか子の演技が光ります。

 

第34回日本アカデミー賞作品賞およびキネマ旬報読者選出邦画ベストテン作品賞受賞作。

 

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第33回 沈まぬ太陽

 

年度:2009年日本
監督:若松節朗
出演:渡部謙、三浦友和、松雪泰子、鈴木京香

 

巨大企業に人生を翻弄されながらも自らの信念を貫く男の姿を描いた山崎豊子の同名ベストセラー小説を映画化した社会派ドラマの傑作です。

 

モデルになった企業、人物が存在する故、ストーリーに重厚感が出ていますよね。

 

第33回日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

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第32回 おくりびと

 

年度:2008年日本
監督:滝田洋二郎
出演:本木雅弘、広末涼子、山崎努

 

突然失業し、遺体を棺に納める納棺師となった男の仕事を通して成長していく姿を描いた感動作です。

 

第32回日本アカデミー賞作品賞受賞、
第82回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞、
第37回キネマ旬報日本映画ベスト・テン読者選出第1位受賞と、この年の賞を総ナメにしました。

 

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第31回 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

 

年度:2007年日本
監督:松岡錠司
出演:オダギリジョー、樹木希林

 

昭和から平成の時代の流れの中で東京タワーをめぐる母子の深い愛情を描いた、リリー・フランキーの大ベストセラー自伝小説を映画化した感動のヒューマンドラマです。

 

樹木希林さんが素晴らしかったですよね。

 

第31回日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

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第30回 フラガール

 

年度:2006年日本
監督:李相日
出演:松雪泰子、豊川悦司

 

昭和40年(1965年)、大幅な規模縮小に追い込まれ危機的状況に陥った福島県いわき市の常磐炭鉱を舞台に、炭鉱で働く人々が職場を失う現実・苦悩に立ち向かい、町おこし事業としてを立ち上げた常磐ハワイアンセンターの誕生から成功までを描いた実話を映画化しました。

 

第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作。
第80回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。
第35回キネマ旬報日本映画ベスト・テン読者選出第1位受賞作。

 

ラストシーンには感動して鳥肌が立ちました。

 

観ると元気が出る映画です。

 

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第29回 ALWAYS3丁目の夕日

 

年度:2005年日本
監督:山崎貴
出演:吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希

 

昭和33年の東京の下町、夕日町三丁目を舞台に、集団就職で青森からやって来た六ろくちゃんや下町工場の鈴木オート一家や駄菓子屋主人の小説家(吉岡秀隆)など、夕日町三丁目に暮らす人々の温かい人情を描いたヒューマンドラマです。

 

笑いあり涙ありのほのぼのするいい映画です。

 

第29回日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

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第28回 半落ち

 

年度:2004年日本
監督:佐々部清
出演:寺尾聡、柴田恭兵

 

横山秀夫の同名ベストセラー小説を映画化。愛する妻を嘱託殺人で殺害した元刑事(寺尾聡)が自首するまでの空白の2日間を追うヒューマンドラマです。

 

2005年日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

柴田恭兵、西田敏行など豪華キャストが脇を固めています。

 

かなり泣けます。

 

第28回日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

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第27回 壬生義士伝

 

年度:2003年日本
監督:滝田洋二郎
出演:中井貴一、佐藤浩市

 

男には金を稼がねばならない理由があったのです。

 

幕末の新撰組を舞台に男同士の確執と友情、家族のきずなを描く、浅田次郎原作の同名ベストセラー小説を映画化した人情時代劇です。

 

第27回日本アカデミー賞作品賞受賞作品。

 

号泣必至の名作です。

 

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第26回 たそがれ清兵衛

 

年度:2002年日本
監督:山田洋次
出演:真田広之、宮沢りえ

 

幕末の庄内藩を舞台に、名もなく生活苦の下級武士の正直な生き方と家族の絆をしみじみと描いた山田洋次監督による時代劇映画の名作です。

 

第26回日本アカデミー賞作品賞受賞作。
第76回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。

 

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第25回 千と千尋の神隠し

 

年度:2001年日本
監督:宮崎駿
出演:千尋、ハク

 

現代日本を舞台に少女の成長と自分探しの旅を描いたスタジオジブリによるファンタジーアニメ映画の傑作です。

 

第25回日本アカデミー賞作品賞受賞作。
第52回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞作。

 

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第24回 雨あがる

 

年度:2000年日本
監督:小泉堯史
出演:寺尾聡、宮崎美子

 

剣の達人でありながら人の良さが災いして思うように仕官出来ない浪人をユーモラスに描いた山本周五郎原作の時代劇映画です。

 

第24回日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

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第23回 鉄道員(ぽっぽや)

 

年度:1999年日本
監督:降籏康男
出演:高倉健、大竹しのぶ、広末涼子

 

北海道の廃止寸前のローカル線の駅を舞台に、娘を病気で失い妻にも先立たれた定年退職間際の鉄道一筋に生きて来た男に起こった奇跡を描いたヒューマンドラマの名作です。

 

健さんの渋さに痺れます。

 

第23回日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

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第22回 愛を乞うひと

 

年度:1998年日本
監督:平山秀幸
出演:原田美枝子、中井貴一

 

孤児院で育った後実母に引き取られ、凄惨な虐待を受けて母へ憎しみと愛を心に大人へと成長した少女が、母の過去を見つめ、真の母の姿に向き合うことにより自分を取り戻していくヒューマンドラマです。

 

涙なしには観れません。

 

第22回日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

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第21回 もののけ姫

 

年度:1997年日本
監督:宮崎駿
出演:サン、アシタカ

 

太古の神々が存在していた時代に、タタリ神から呪いの傷を負った少年と山犬に育てられた少女の出会いを描いた宮崎駿監督によるスタジオジブリの大ヒットアニメ映画です。

 

第21回日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

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第20回 Shall We ダンス?

 

年度:1996年日本
監督:周防正行
出演:役所広司、草刈民代

 

平凡なサラリーマンがふとしたことで社交ダンスを始めたことで起こる大ヒットコメディ映画です。

 

リチャード・ギア主演でアメリカでもリメイクされました。

 

第20回日本アカデミー賞作品賞、第70回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位など、この年の賞を総ナメにした傑作です。

 

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第19回 午後の遺言状

 

年度:1995年日本
監督:新藤兼人
出演:杉村春子、乙羽信子

 

老女優が避暑に訪れた先で生きることの意味を問うヒューマン・ドラマです。

 

大女優杉村春子の最後の主演作であり、乙羽信子の遺作でもあります。

 

第19回日本アカデミー賞作品賞受賞作。
第69回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。

 

 

第18回 忠臣蔵外伝 四谷怪談

 

年度:1994年日本
監督:深作欣二
出演:佐藤浩市、高岡早紀

 

東海道四谷怪談と忠臣蔵の物語を融合させ、元赤穂浪士伊右衛門と娼婦お岩との恋愛を織り交ぜながら四十七士討ち入りを描いた深作欣二監督による異色時代劇です。

 

第18回日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

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第17回 学校

 

年度:1993年日本
監督:山田洋次
出演:西田敏行、竹下景子、田中邦衛

 

東京・下町にある夜間中学校を舞台に、様々な境遇を持つ生徒たちと先生との交流を描くヒューマンドラマです。

 

イノさん(田中邦衛)がいい味出してましたよね。

 

1993年から2000年までに全4作が制作されています。

 

第17回日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

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第16回 シコふんじゃった

 

年度:1992年日本
監督:周防正行
出演:本木雅弘、清水美砂、柄本明

 

廃部寸前の相撲部に入るハメになった大学生(本木雅弘)の奮闘をコミカルに描いたスポ根コメディ。

 

第16回日本アカデミー賞作品賞受賞作。
第66回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。
第21回キネマ旬報日本映画ベスト・テン読者選出第1位受賞作。

 

ホロっとさせたり、熱くさせたりと観て損は無い映画です。

 

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第15回 息子

 

年度:1991年日本
監督:山田洋次
出演:三國連太郎、永瀬正敏

 

椎名誠の倉庫作業員をベースに、田舎に住む父親と都会でフリーアルバイターを続ける息子との葛藤を描いた感動ドラマです。

 

第15回日本アカデミー賞作品賞受賞作。
第65回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。

 

ラストシーンは涙なくしては観れません。

 

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第14回 少年時代

 

年度:1990年日本
監督:篠田正浩
出演:藤田哲也、堀岡裕二

 

太平洋戦争中、富山県に疎開した東京の少年と地元の少年の友情と葛藤を描いたヒューマンドラマです。

 

第14回日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

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第13回 黒い雨

 

年度:1989年日本
監督:今村昌平
出演:田中好子、北村和夫、市原悦子

 

井伏鱒二の黒い雨を原作とし、今村昌平監督で映画化した原爆の恐怖と悲劇を描いたヒューマンドラマの傑作です。

 

田中好子さんの演技が素晴らしかったです。

 

一度は観るべき映画だと真剣に思います。

 

第13回日本アカデミー賞作品賞受賞作。
第63回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。

 

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第12回 敦煌

 

年度:1988年日本
監督:佐藤純彌
出演:西田敏行、佐藤浩市

 

十一世紀の宗からシルクロードを渡り新興国、西夏へと向かった趙行徳と砂漠に生きる人間たちを描いた大作です。

 

戦闘シーンとかスケールが大きくて素晴らしいですよね。

 

第12回日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

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第11回 マルサの女

 

年度:1987年日本
監督:伊丹十三
出演:宮本信子、津川雅彦、山崎努

 

国税局査察部に勤める女査察官が、ラブホテル経営者を脱税で摘発するまでを描いた痛快娯楽映画です。

 

「お葬式」「タンポポ」に次ぐ伊丹十三監督第3弾です。

 

第11回日本アカデミー賞作品賞受賞作。
第61回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。

 

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第10回 火宅の人

 

年度:1986年日本
監督:深作欣二
出演:緒形拳、いしだあゆみ、原田美枝子、松坂慶子

 

家庭を捨てて女優と同棲し、苦悩を抱えながらも自由奔放に生きた放浪の作家壇一雄の自伝的同名小説を深作欣二監督が映画化したヒューマンドラマです。

 

第10回日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

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第9回 花いちもんめ

 

年度:1985年日本
監督:伊藤俊也
出演:十朱幸代、西郷輝彦

 

認知症が進行していく元大学教授の祖父の介護を通じて家族の亀裂が修復され、絆が強まっていく姿を描いたヒューマンドラマです。

 

十朱幸代さんの介護の演技が素晴らしかったですよね。

 

第9回日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

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第8回 お葬式

 

年度:1984年日本
監督:伊丹十三
出演:山崎努、宮本信子

 

妻の父が亡くなったことで初めてお葬式を出すことになった一家の途方に暮れるさまと、お葬式に集まった多彩な人々の生態を皮肉を交えてユーモラスに描いた大ヒットコメディ映画です。

 

伊丹十三監督デビュー作です。

 

第8回日本アカデミー賞作品賞受賞作。
第58回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。

 

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第7回 楢山節考

 

年度:1983年日本
監督:今村昌平
出演:緒形拳、坂本スミ子、左とん平

 

貧しい村の因習により山に捨てられる老婆とその息子の心の葛藤を描いたヒューマンドラマの傑作です。

 

第7回日本アカデミー賞作品賞受賞作。
1983年カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作。

 

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第6回 蒲田行進曲

 

年度:1982年日本
監督:深作欣二
出演:松坂慶子、風間杜夫、平田満

 

映画撮影所を舞台にしてスターと大部屋俳優の男と落ち目の女優の関係を軸に、撮影所の舞台裏を織り交ぜて描いた、つかこうへい脚本、深作欣二監督による人情喜劇映画の傑作です。

 

スピーディーな展開、台詞回しが素晴らしいですよね。

 

第6回日本アカデミー賞作品賞受賞作。
第56回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。

 

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第5回 駅/STATION

 

年度:1981年日本
監督:降籏康男
出演:高倉健、倍賞千恵子

 

オリンピックの射撃選手でもある刑事と3人の女性の宿命的出会いと別れを3部構成で描いた人間ドラマです。
八代亜紀の「舟唄」がいいですよね。

 

冬にこたつで日本酒熱燗を飲みながら観たい映画です。

 

第5回日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

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第4回 ツィゴイネルワイゼン

 

年度:1980年日本
監督:鈴木清順
出演:原田芳雄、大谷直子

 

狂気にとり憑かれた男女の奇妙な関係を幻想的な映像美でエロティックに描いた傑作です。

 

第4回日本アカデミー賞作品賞受賞作。
第54回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。

 

 

第3回 復讐するは我にあり

 

年度:1979年日本
監督:今村昌平
出演:緒形拳、三國連太郎

 

5人を殺害し全国を逃走した男の犯罪を積み重ねた生い立ち、数々の女性遍歴と父との相克を描いた佐木隆三の同名ノンフィクション小説を今村昌平監督が映画化した作品です。

 

第3回日本アカデミー賞作品賞受賞作。
第53回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位受賞作。

 

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第2回 事件

 

年度:1978年日本
監督:野村芳太郎
出演:丹波哲郎、大竹しのぶ、松坂慶子

 

刺殺事件の動機が、一人の青年を愛してしまった姉妹間の激しい葛藤によるものであったことが裁判の過程で徐々に判明していく骨太のヒューマンドラマです。

 

第2回日本アカデミー賞作品賞受賞作。

 

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第1回 幸福の黄色いハンカチ

 

年度:1977年日本
監督:山田洋次
出演:高倉健、倍賞千恵子

 

振られてばかりの若者、欽也(武田鉄矢)は会社を辞め、車を買って北海道へ向かい、そこで出会った朱美(桃井かおり)を車に乗せて旅を続けます。

 

そして二人は謎の男、島雄作(高倉健)と知り合い、3人で旅を共にすることになります。

 

雄作は網走の刑務所を出所したばかりで、妻の光枝(倍賞千恵子)の住む夕張へ帰ろうとしていましたが…。

 

冒頭のビール、ラーメン、カツ丼のシーンからラストまで一気に引き込まれます。

 

第1回日本アカデミー賞作品賞始め、キネマ旬報邦画作品賞、キネマ旬報邦画読者選出作品賞などこの年の賞を総ナメにした山田洋次監督の超名作です。

 

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