難燃剤の問題と政策
紹介:安間 武 (化学物質問題市民研究会)
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/
掲載日:2025年4月8日
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http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/flame_retardants/flame_retardants.html
このページは、当研究会ウェブで紹介した難燃剤に関する情報を下記分類で整理したものです。
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難燃剤の規制に関する情報
(24/06/12)
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難燃剤の有害性に関する情報
(24/10/29)
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難燃剤の移動・暴露経路に関する情報
(25/04/08)
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ロウソク耐火要求に関する情報
(15/01/26)
■参考情報:
Chicago Tribune Watchdog Playing with Fire
■難燃剤の規制に関する情報
Environmental Health Perspectives(EHP)Volume 132, Issue 5 サイエンス セレクション 2024年5月17日 クラス全体規制法? 有機ハロゲン系難燃剤 グループ規制か 個別規制か ネイト・セルテンリッチ
(24/06/12)
SCHF/TFF プレスリリース 2022年1月5日 ニューヨーク州知事 有害難燃剤類の制限に全国で初めて署名
(22/03/15)
C&EN 2019年10月6日 EU はケースにハロゲン系難燃剤を含有するテレビの販売を禁止
(20/01/04)
The Recycler 2019年3月7日 EU の新たな DecaBDE の規制値は高すぎる
(19/03/09)
Beveridge & Diamond 2018年10月11日 カリフォルニア州は広範な難燃剤の使用を禁止する法を制定する
(18/11/02)
Consumer Reports 2017年9月29日 消費者への新たな警告:これらの難燃剤を避けなさい
(17/10/11)
サンフランシスコ・クロニクル 2017年7月25日 サンフランシスコは議論ある難燃化学物質を禁止するアメリカで最初の都市になるかもしれないかもしれない
(17/08/04)
EurActiv 2016年9月20日 火災安全化学物質が公衆の健康を脅かすと連合体が警告
(16/11/13)
Canada News Wire 2016年10月25日 難燃剤に関する新たな研究報告がカナダは健康保護義務を果たしていないこと示す
(16/11/04)
EHNニュース 2016年1月25日 ワシントン州は、住民が難燃剤を吸入しているとして、より強い有害物質規制をしようとしている
(16/02/03)
The Hill 2015年3月31日 健康安全関連団体 消費者安全委員会に難燃剤製品を禁止するよう請願
(15/04/15)
EHP Focus | News 2015年3月 お下がりの危険:廃棄された発泡材製品中の難燃剤
(15/03/17)(15/03/24))(15/04/01)
Chicago Tribune 2014年8月29日 カリフォルニア州高等裁判所 新たな難燃剤規則に対する異議を却下
SFGate 2014年1月17日 難燃剤メーカー 新たなカリフォルニア州法を訴える
It's Official: Toxic Flame Retardants No Longer Required in Furniture(KQED Nov 21, 2013)
Chemical Watch 2013年7月12日 ノルウェーがデカBDE のストックホルム条約への追加を提案
IPEN/PAN/世界先住民族会議 2013年5月3日プレスリリース POP's条約COP6 広く使用されている有害な難燃剤 HBCD 禁止に合意
別添1 ストックホルム条約第6回締約国会議の成果の概要 (環境省資料)
IPEN April 2013A Public Interest Guide to Toxic Flame Retardant Chemicals Joseph DiGangi, PhD, Senior Science and Technical Advisor
Chicago Tribune Watchdog 2012年7月18日 トリビューン紙が調査した難燃剤の調査をEPAも実施することを誓う
(12/07/20)
Chicago Tribune Watchdog 2012年5月6日 難燃処理発泡材はなんら火災安全の便益をもたらさない
Nature News 2011年5月20日 白熱した問題 難燃剤化学物質は禁止されるべきか
Newyork Times, May 18, 2011 Raising Concerns About Chemicals in Recycled Carpet Padding
平成23年(2011年)3月発火源及び着火物の火災予防対策に係る海外の動向等調査事業 (低延焼性たばこに係る規制、技術基準等 低延焼性たばこに係る規制、技術基準等 低延焼性たばこに係る規制、技術基準等
http://www.fdma.go.jp/html/life/yobou_contents/info/pdf/tabaco/03/10.pdf
EHP Editorial 2010年10月28日 臭素系及び塩素系難燃剤に関するサンアントニオ宣言
EHN 2010年5月3日 カリフォルニアの子どもたちの体内のPBDE 難燃剤レベルが著しく高いことを二つの研究が示す
米化学会 C&EN News 2009年12月18日 難燃剤製造3社 デカBDEの製造と販売を廃止
ChemSec 2010年8月7日 ストックホルム条約の追加 新9 POPs 2010年8月26日に発効
2009年6月1日 ロウソクからのもらい火に対するテレビの耐炎性に関する新標準が欧州電気標準化委員会(CENELEC)で設定されました
国際環境法センター(CIEL)2009年5月11日 9化学物質がPOPs条約に追加 しかし免除がある
globeandmail.com 2008年7月12日 カナダ環境省 難燃剤デカBDEを部分的に禁止
デンマーク環境省 2008年4月7日 デンマークの環境勝利 欧州司法裁判所 デカ BDE 臭素化難燃剤の使用禁止
デンマーク環境省 2008年4月7日 デンマークの環境勝利 欧州司法裁判所 デカ BDE 臭素化難燃剤の使用禁
Greens/EFA プレスリリース 2006年1月10日 臭素化難燃剤 デカ BDE 欧州委員会の禁止解除に議会が提訴
スウェーデン持続可能省プレスリリース2006年8月25日 スウェーデン 臭素化難燃剤Deca-BDE の使用を禁止
「新たなPCB」といわれるPBDE汚染についての現状と課題 池田こみち(環境総合研究所)
■難燃剤の有害性に関する情報
Environmental Health Perspectives(EHP)Volume 132, Issue 10 サイエンス セレクション 2024年10月15日 残念な代替? 有機リン酸エステル系難燃剤類とマクロファージの活性 ネイト・セルテンリッチ
(24/10/29)
MS News Today 2024年3月27日 家庭用化学物質への暴露はミエリン(髄鞘)生成細胞に悪影響を与える
(24/04/15)
カリフォルニア大学デービス校 2024年1月24日 難燃剤への暴露は早産、出生体重の増加と関連している
(24/01/31)
シンシナティ大学 2022年11月15日 難燃剤への子宮内暴露は、青年期の不安症状を増加させる
(22/12/14)
Environmental Factor 2022年9月 難燃剤が、そして母親の食事が、子どもに及ぼす影響 講演の焦点
(22/09/12)
Neuroscience News 2020年1月11日 難燃剤への出生前暴露は読解力障害に関連する
(20/01/16)
ScienceDaily 2019年10月22日 新たな難燃剤、古くからの問題:難燃剤の代替は重大なリスクを提起すると科学者らが警告
(19/10/24)
Particle and Fibre Toxicology PubMed 2019年6月4日 胎児のポリ臭化ジフェニルエーテルへの暴露と尿道下裂のリスク:関与する同族体(コンジナー)に目を向ける−アブストラクト
"
(19/07/03)
Harvard T.H. Chan 2017年8月25日 よく使われる難燃化学物質は、不妊治療中の女性の臨床妊娠及び生児出生の可能性を低減するかもしれない
(17/08/28)
内分泌学会プレスリリース 2017年4月1日 よくある難燃剤への暴露は甲状腺乳頭がんのリスクを高めるかもしれない
(17/04/27)
オレゴン州立大学 2017年3月9日ニュース 有機リン系難燃剤は幼児の社会的行動に影響を与える
(17/03/16)
Earth Island Journal 2016年5月24日 難燃剤への暴露は女性にかなりの健康影響を及ぼす
(16/06/06)
グランジャン博士のウェブサイト Chemical Brain Drain - News 2015年10月19日 テレビ筐体で使用されている難燃剤と脳
(15/10/31)
EHP 科学セレクション 2014年11月 脂肪がもっと付き、骨はもっと弱くなるか? 難燃剤はダブルパンチを加えるかもしれないる
グランジャン博士のウェブサイト Chemical Brain Drain - News 2014年8月26日 難燃剤と脳抑制剤
EHN 2014年5月13日 カエルの免疫系が難燃剤 PBDEs により弱められる
グランジャン博士のウェブサイト Chemical Brain Drain - News 2014年4月7日 知っている悪魔の方が良いか?
EHN 2014年1月15日 難燃剤はマウスの肥満に関連する
EHN 2013年2月6日 難燃剤、ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE)は、子どもの注意力とIQに影響するかもしれない
Chicago Tribune 2012年12月6日 カリフォルニアの小売業者 難燃剤の有害性を警告していないことについて告訴される
EHN 2012年1月11日 毒の遺産:魚は難燃剤を子孫に伝え、その健康を損なう
EHN 2011年10月4日 胎内の化学物質 PBDE類とPCB類は成獣ラットの聴力損失に関係する
EHP 2010年10月号 ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE)難燃剤と妊娠中の甲状腺ホルモン
EHN 2009年4月15日 難燃剤は次のDDTか?
EHN 2009年4月1日 ダスト中の難燃剤が男性ホルモンのレベルを変えるかも知れない
EHN 2009年3月19日 難燃剤デカDBEが多動マウスを作る
ES&T 2006年6月14日 バクテリアが臭素化難燃剤 Deca-PBDE を分解してもっと有害な物質に
EHP2006年2月号 プロテオームによって脳の発達を観察する マウスにおけるPBDE-99 の神経毒影響
内分泌かく乱作用と難燃剤−ラットの性的発達に及ぼすPBDE-99の影響/EHP2006年2月号
2004年2月「多くの証拠:有毒な難燃剤と我々の健康に関する新たな科学」 の紹介(エグゼクティブ・サマリー)
■難燃剤の移動・暴露経路に関する情報
Chemosphere 2025年5月号 循環型経済と子どもの健康の交差: プラスチック製の育児用品と玩具に含まれる従来の臭素系難燃剤の文献レビュー【アブストラクト】
(25/04/08)
コンシューマー・レポート(CR) 2024年5月7日 自動車内空気に有害な難燃剤が含まれており、がんやその他の健康リスクに関連する可能性があることを示す新たな研究に関するコンシューマー・レポート声明
(24/05/13)
Phys.org 2022年5月29日 海で見つかった難燃剤と可塑剤:海洋における有機リンエステル汚染
(22/06/09)
Green Science Policy Institute 2020年6月9日 研究が手洗いのためのもうひとつの理由を見つける:難燃剤
(20/07/02)
Times Colonist 2020年5月15日 普通の難燃剤で消防士が死んでいるとビクトリア大学の報告書
(20/06/02)
IPEN 2020年1月29日 プレスリリース カナダは世界的に禁止されている有害難燃剤を含有する製品のリサイクルを止めるよう強く促される
(20/02/21)
IPEN及びArnika 2020年1月22日 プレスリリース 欧州連合(EU)は POPs 条約における有害な難燃剤含有廃棄物のリサイクル免除の登録を取り下げる
(20/01/30)
提言書 2019(平成31)年4月19日 特定非営利活動法人「ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」(JEPA)
News-Medical 2019年2月18日 難燃剤入りソファーを使用している家庭の子どもたちは、血液中に高濃度の準揮発性有機化合物を持っている
(19/03/01)
EHN 2018年4月4日 良いニュース:ニューヨークの子どもたちの血液中の有害難燃剤は減少している
(18/04/06)
Undark 2017年6月20日 有害な難燃剤の代替物質はそれ自身の安全性に懸念があるかもしれない
(17/06/30)
米化学会 EST 2017年4月13日 大学の寮の難燃化学物質:難燃性基準が塵中の濃度に影響を与える
(17/05/01)
EHN 2016年12月13日 難燃剤と車のシート:まだ問題がある
(16/12/23)
ボストン大学メディカルセンター 2016年7月26日 体操選手は有害な難燃化学物質に曝露している
(16/06/26)
EHNニュース 2016年1月25日 ワシントン州は、住民が新たな難燃剤を吸入しているとして、より強い有害物質規制をしようとしている
(16/02/03)
IPEN Press Release 2015年10月12日 電子廃棄物中の有害難燃剤が子どものおもちゃにリサイクルされている
(15/10/15)
公益団体共同プレスリリース 2015年9月7日 EU は家庭用品中の禁止化学物質のリサイクルを許可しようとしている
(15/09/20)
EHN 2015年2月9日 ミシガンのハクトウワシは難燃剤でいっぱい
(15/02/15)
EHP Science Selection 2015年2月 代替難燃剤をたどる:成人における手から口への暴露
(15/02/08)
米化学会 C&EN 2014年4月4日 科学者ら 新たな臭化難燃剤を消費者電子製品中に発見
IPEN 発表 2011年4月25日 あなたの居間に有害廃棄物が
EHN 2009年9月8日 あまり知られていない難燃剤 HBCD の主要な暴露経路は食物ではなくダストである
ES&T 2009年5月27日 新たなデータ PBDEの分解物質がアメリカ中の水系に遍在していることを示唆
EHN 2009年2月4日 古い乗用車は難燃剤の暴露源
米化学会 ES&T 2008年12月3日”新たな”難燃剤に関する多くのデータ 世界中の汚染を示す
EWG リサーチ 2008年9月4日 幼児と母親の体内の難燃剤レベル 幼児は母親より3倍高い
米化学会 ES&T 2008年8月6日 新たな難燃剤が屋内及び屋外環境で検出される
米化学会 ES&T サイエンス・ニュース 2008年7月23日 デカBDEは環境中で分解するか?
ES&T サイエンスニュース 2007年6月13日 ソファーやテレビの中の臭素化難燃剤を検出する
ES&T サイエンスニュース 2007年6月6日 パイロット、乗務員、清掃クルー、よく利用する乗客は、かなりの量の臭素化難燃剤を体内に取り込んでいるかもしれない
(当研究会訳)
ES&T 2007年1月17日/埃中のPBDEsのリスク 新たな研究が確認 人々は家の埃から臭素化難燃剤を取り込む
EHP 2006年7月13日 オンライン アメリカの食品マーケット調査 ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE)レベルと年齢別・性別の PBDE 食物摂取を推定
エンバイロンメンタル・ワーキング・グループ調査報告2004年5月「アメリカの家庭の埃の中に有毒難燃剤」 の紹介(エグゼクティブ・サマリー)
ポリ臭化ジフェニルエーテル/出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「新たなPCB」といわれるPBDE汚染についての現状と課題/池田こみち(環境総合研究所)
■ロウソク耐火要求に関する情報
2015年1月26日 TC108国内委員会に対する108/562/CDV への反対投票の要請
(15/01/26)
Chicago Tribune 2013年3月5日 トリビューンによる炎の連載記事がゴールドスミス賞を獲得
テレビ筺体のロウソク耐燃要求 IEC TC 108 の投票で否決
(12/07/20)
Canadian Environmental Law Association (CELA) Media Release Apr 25 2012 Obscure Canadian National Committee to decide on needless toxics in our living roomsin Media ReleaseChemicals Management in CanadaPBDEs - Flame Retardants as problematic as PCBs
2012年4月26日 米3団体のメール:薄型テレビへの外部ロウソク耐火要求による利益と有害性について検討ください
2012年4月17日 アメリカの科学者及び医師等からTC108国内委員会委員へのメッセージ
2012年4月13日発信 経済産業省宛 IEC 国際基準 60065と62368のテレビ筺体ロウソク耐火要求への反対投票の要請
2008年6月 国際電気標準会議(IEC)キャンドル基準に反対する消防及び熱傷防止団体からの手紙
ケムセック2008年2月26日 国際電気標準会議基準IEC 62368に関するケムセックのポジションペーパー
化学物質問題市民研究会
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