その9 秋刀魚に地球温暖化を見たっ

気仙沼港の秋刀魚と書かれた秋刀魚なんだが、これが丸々太っておる。普通、北海道沖のもので脂肪が15%くらい。気仙沼で20%、千葉あたりで23%〜25%になり、その後南下するにしたがって脂肪は落ちる。和歌山あたりでは7%以下になってくる。とっころが!! 8月28日、気仙沼港に上がった秋刀魚は北海道沖で獲れたものだそうだ。なのに脂肪は20%をこえてるようなキトキトもの。10年前なら気仙沼→千葉あたりでとれたような肥えたものです。ひょっとすると温暖化で水温が上がり、北海道沖でも肥えるさんまが獲れるようになったんかもしれんです。今年は豊漁らしく、丸々肥えた秋刀魚が5匹で320円!! 小ぶりなものなら5匹で200円ですど。刺身やマリネにして食べまくったですが、濃厚なトマトソースで和えたのが旨かったです。それとここだけの話、塩と酢でしめた秋刀魚の細切りを冷やし中華にのっけるのだ。これ、バツグンに旨い。気仙沼あたりの中華屋さん、ぜひメニューにして下さいまし。

その8

その10