その8 真イカでおかずストック

みちのくの真イカ! (撮影:魚柄仁之助)

夏の終わりごろ、そう、8月末の5日間、おいさんは仙台へ行っとりました。11月12日のトークライブの打合わせや地酒探しの“お仕事”と、相変わらずやっておる「おかずストック」をやってきたですよ。

単身者によろこばれるのが、まず濃縮そばつゆですね。醤油対みりんを2対1くらいの割合で混ぜ、そこに昆布と削り節を入れて4〜5分煮たてる。こいつをペットボトルに入れとけば2ヵ月以上もつんですね。そばやうどんにはちょいとうすめて使う。おひたし等にも旨いんですな。もちろん今回も作ってきたです。

そして今回は旬の真イカをたっぷりストックしてきたですよ。イカというものは、まっこと冷凍向きであります。下足と肝を抜き、胴の皮をむく。水洗い後、糸造りにしてからラップでくるむ。こいつを冷凍にするんじゃが、イカ刺しって、解凍しても生物とほとんど違いがないのよ。だから小さなクリームコロッケ大のイカ刺しラップ包みを大量に冷凍庫へ入れてきたです。新鮮この上ない肝とエンベラは小さくたたき、肝の1/3量のみそを加えて塩辛とする。下足はさっとゆでてから冷凍。これはそのままでも食べられるし、中華炒めや煮物に使えるんですな。ちなみに真イカは1パイ100円弱でした。

カレーの冷凍は濃厚ソースだけ

9ヶ100円の完熟トマト、80円の鶏ガラをトコトン煮つめ、カレーパウダー、塩で濃い目のカレーソースを作り、タッパーに入れて冷凍にする。使う時はそのまま鍋に入れて火にかけ、必要量解凍したら残りのかたまりを再び冷凍へ。このカレーソースに電子レンジでチンしたジャガ芋やにんじん、玉ねぎを加えればカレーのできあがり。南瓜の角切りも蒸して冷凍にしとけばいつでも蒸し南瓜ですね。

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