魚柄仁之助 全著作一覧

少しづつアップしていきます

ラー油はラー油でも生辣油の本

生辣油の本

●著者/魚柄仁之助
●定価/1,300円(本体 1,238円+税)
●体裁/A5判・並製・136頁・本文オールカラー
●発行/プレジデント社
●発行日/2010年9月21日

著者からのメッセージ

日本の食の世界では、加熱した油で唐辛子の辛みを抽出したものを「ラー油」と呼びます。これまで30年にわたって私が作ってきたのは……どうやら「ラー油」のようでラー油ではなかった。素材を加熱しないから油を劣化させない、そして熟成した辛さと旨みをひきだすことができる――これは「生辣油」という新しい種類の香味油なのです。

●「ウチの味」をつくろう!

あるときフト気付いたのですが、いまどこの家庭でも醤油はみんな同じ味でメーカーが違うだけになってませんか? 醤油だけじゃない、味噌・ポン酢・焼肉のたれ……全部“買ってくるもの”になってませんか? もともと調味料は、その家の好みに合わせて、じぶんちで作るものでした。「生辣油」は、簡単な材料の組み合わせで、料理に合わせた無数のブレンドが可能です。「味の画一化」の時代だからこそ、「ウチの味」を作りませんか?

●自分で吟味した材料で、安全な「生辣油が」5分でできる!

生辣油は、油・唐辛子・香付けの具材――この3つでできています。一番大切なのは油。市販されているフツーの油の大半は、有機溶剤などを使う「抽出法」で作られていますが、化学薬品を使わない「玉締めしぼり」という伝統的な製法のゴマ油が最近スコブル安く手に入るようになってきました。加熱しない「生辣油」だからこそ、油を酸化させず高品質な風味をずーっと楽しむことができるんです。

節約疲労の皆様、本物の食卓のゼータク、やってみませんか?

魚柄仁之助

世渡りの技術 ―― 年間生活費50万円は可能だ!

世渡りの技術

●著者/魚柄仁之助
●定価/1,500円(本体 1,429円+税)
●体裁/四六判・並製・182頁
●発行/ソフトバンククリエイティブ
●発行日/2009年10月26日

どうしてこれまで魚柄さんの本で、このタイトルがなかったのか――と思ってしまいました。本書を読んでビックリするのは、魚柄さんのコミュニケーション力です。宇都宮大学に入学した当日に、大学の駐輪場に捨てられていたガラクタ自転車を修理して乗って帰る……そのときにちゃんと大学の守衛さんに一言掛けているんですな。道ばたに古いメンコを捨てているおもちゃ屋さんに声をかけてお宝をゲット、土蔵を壊している解体工事屋さんにこわごわ声をかけて60万円はする階段箪笥をゲット……と、物怖じせずに他人に声をかける魚柄さんの姿に、心底感心しました。帯文にもある「お金を使わない技術」「お金を稼ぐ技術」というのは、人情味あふれるコミュニケーションにあったのでした。この本でさらに楽しいのは、魚柄さんの数々のプライベートな写真もたくさん載っていることです。魚柄さんはいつもどこで買いものをしているのか、いきつけの八百屋さんや魚屋さんも写真で登場。いやー、目黒に住みたくなってきました。そのほか、秘蔵の不思議道具の数々や、初公開の「チラシ裏名刺」も載ってます。すっごく楽しい1冊です!

食べかた上手だった日本人

食べかた上手だった日本人

●著者/魚柄仁之助
●定価/1,890円(本体 1,800円 + 税5%)
●体裁/四六判・並製・176頁
●発行/岩波書店
●発行日/2008年10月29日

帯には「関東大震災が近代日本食を激変させた」とあります。本文を読んで納得。震災後に普及した都市ガスが、かまどを中心とした台所を変え、加熱方法が変わる(薪炭よりもすばやく火がおこせるようになった)ことによって、料理のレパートリーが一挙に増大し「料理する人口」が激増。それにともなって婦人雑誌のメニューの書き方・表現方法も大変身し、誰にでも料理が出来るようになった――こんなことは日本史の授業でも習いませんでしたよ! この本では、日本人の食生活が大きな転換期を迎えた昭和初期に焦点をあてて、私たちがいまあたりまえに食べたり飲んだりしているもののルーツを探ります。これが、とってもスリリングで面白い。ちゃぶ台やお皿のサイズから日本人の「食卓像」の変遷を探り、NHK(当時)の「今日の料理」みたいなラジオ番組の献立から、日本人は1ヵ月に何グラムぐらい肉を食べていたのかを計算する……。笑と蘊蓄と教養(マジで)にあふれた、魚柄さん入魂の一冊です! 文章にも、すっごく気合いが入っています。

明るい食品偽装入門

冷蔵庫で食品を腐らせない日本人

●著者/魚柄仁之助
●定価/(本体1600円+税)
●体裁/四六判・並製・141頁
●発行/サンガ
●発行日/2008年9月25日

食品偽装術=台所の工夫術なのぢゃ! と言われてみればなるほどです。偽装ぢどり=普通の鶏胸肉を熟成させて地鶏なみに美味しく! ニセカツ丼=宮城名物「あぶら麩」を××してカツ丼に! 卵からすみ=卵の黄身をつかってからすみをつくる??? などなど、安くて安全な素材を使った、台所の一工夫が満載です。ホンモノを分析して、ニセモノを家庭で作る――そうすると、アブナイ「偽物」に気付く眼力がついてくる、と魚柄さんは書いています。帯の裏には「ホンモノは 心の中で食べれば いいじゃないか」(笑) レシピを中心にまとめられた、タイムリーな1冊です。

冷蔵庫で食品を腐らせない日本人

冷蔵庫で食品を腐らせない日本人

●著者/魚柄仁之助
●定価/(本体1400円+税)
●体裁/A5判・並製・128頁
●発行/大和書房
●発行日/2008年4月25日

昨年の朝日新書『冷蔵庫で食品を腐らせる日本人』へのアンサーとして執筆された本書は、冷蔵庫不要の食品保存ワザ数十本を書き下ろし、さらに台所の一工夫の知恵104本一挙掲載と盛りだくさんで、かなりのお得感アリ。レシピも充実した、実用的な1冊に仕上がっています。

冷蔵庫で食品を腐らす日本人 [朝日新書059]

冷蔵庫で食品を腐らせない日本人

●著者/魚柄仁之助
●定価/(本体740円+税)
●体裁/新書判・256頁
●発行/朝日新聞社
●発行日/2007年8月10日

おかわり飯蔵 DVD

「おかわり飯蔵」(原作 魚柄仁之助・大谷じろう)DVD

●おかわり飯蔵 初回限定BOX 11,970円
●おかわり飯蔵 Vol.1 3,990円
●おかわり飯蔵 Vol.2 3,990円
●おかわり飯蔵 Vol.3 3,990円

テレビ東京系で放映されて話題になった、「おかわり飯蔵」(原作 魚柄仁之助・大谷じろう)のDVDです。

うおつか流
あぶないニッポンで安全に暮らすためのヒント100

熱血! 日本酒バカ なんとしても呑みたい食中酒

●日貿出版社刊 予価:1,500円
●刊行予定日:2007年3月9日
●サイズ:四六判
●頁数:224頁

――だそうです。
魚柄さん的危機管理入門……といったところでしょうか。
魚柄さんならではの切り口が、とっても楽しみです。

うおつか流 みんなで体験! 台所塾

うおつか流 みんなで体験! 台所塾

●著者/魚柄仁之助
●定価/(本体1400円+税)
●体裁/A5判変型・並製・128頁
●発行/合同出版

パンの水分を抜き、粉々にしたのがパン粉なら、水分を加えてかためたらパンに戻るのではないか…仮説をたてたら早速実験!「目からウロコ」のオモシロ秘術・実験が50。親子で毎週末に実験してみればなんと1年間楽しめる!

うおつか流 大人の食育

うおつか流 大人の食育

●著者/魚柄仁之助
●定価/(本体1300円+税)
●体裁/四六版・並製・184頁
●発行/合同出版

知って食べるか、知らずに食べるか。BSE、有機野菜、水……。数多く発信される情報にまどわされないために、うおつかが取材・調査してわかった「現実の食情報」の本なのぢゃ!