旅行日:2015.11.10~14


 山陰と宮島への旅に出かけた。自分も相棒も元気なうちにと思って、行ったことのない所への旅である。首都圏の圏央道が東名道と接続なったということで、「行き」はこのルートを選ぶ。「帰り」は名神から東海北陸道に入り富山、新潟経由のルートを辿った。総走行距離は1800キロにも及び、今回も駆け足の旅となってしまった。相棒にはよく走ってくれたと深く感謝している。





鳥取砂丘を訪ねて


 若い時に一度は訪れてみたかった鳥取砂丘。テレビなどの映像では見ていたものの、実際に砂丘に立って見るととても不思議な気持ちになる。遠くの方からラクダが現れそうな。日本海からの強い風に向かって登る。そこにできる「風紋」を見ているとセンチメンタルな旅情を感じさせてくれる。


   
   

写真:(上段)蟻のように砂丘の頂上を目指して (下段)日本海からの強い風をうけて



旅情漂う中海と宍道湖の眺め


 日本海沿いに米子方面に向い島根県に入る。夜は湖畔から宍道湖の夕日と夜景を楽しめた。地酒の効果もあって初めて訪れる地への旅気分も益々高揚。


   

   

           
  写真:
  (左上)中海の彼方に大山を望む
  (右上)宍道湖に浮かぶ嫁ヶ島
  (左下)夕暮れの宍道湖
  (左下)宍道湖湖畔から眺める夜景


国宝の松江城へ


 松江城は一度、昭和10年に国宝に指定されたが、今年の7月に再び国宝に指定されたという。慶長16年(1611年)、堀尾忠晴により築城。地上5階、地下1階、高さ30メートルの黒を基調にした堂々とした城である。すばらしいの一言。


   

   

写真:(上左)堂々とした国宝松江城 (上右)天守閣からの眺め
   (下左)城の濠を巡る遊覧船  (下右)武家屋敷



出雲大社に参拝


 縁結びの神としても親しまれている出雲大社を訪れた。しかし、平日のせいかそれらしい姿はあまり見られない。やはりここも団体客でいっぱい。寂しいが自分もそんなただの観光客の一人(?)


   

           
  写真:
  (左上)出雲大社の玄関口の大鳥居
  (右上)大きなしめ縄の神楽殿
  (左下)国宝出雲大社御本殿


核廃絶の願いを込めて


 島根県浜田市から広島市に向かう。広島では平和公園を訪ね、原爆ドーム、平和記念資料館を廻る。70年前の1945年8月6日、原子爆弾により一瞬にしてまちのほとんどが破壊され、多くの命が奪われた。そしていまなお多くの被爆者が苦しんでいる。改めて核兵器のない平和な社会を願わずにはいられない。


   

写真:世界遺産の原爆ドーム と 慰霊碑のある平和記念公園



日本三景・宮島を歩く


 宮島口から連絡船で10分程で日本三景の宮島に到着。早速、鹿くんのお出迎えをうける。世界遺産に登録されている厳島神社に見とれているうちに海面は満潮時になり、朱塗りの大鳥居と社殿は海に浮かぶ。


   

   

写真:(上左)海に浮かぶ大鳥居 (上右)寝殿造りの厳島神社
   (下右)朱色の社殿の回廊 (下右)美しい五重塔



日本三名橋・錦帯橋を渡る


 宮島から山口県岩国市の錦帯橋へまわる。五つのアーチ型の木造橋で、日本三名橋(他は日光・新橋、甲府・猿橋)の一つで、洪水で流されない橋をめざして延宝元年(1673年)に造られたという。渡っていると昔の時代にタイムスリップしたような気分になるから不思議なものだ。


   

写真:雨にもかかわらず多くの観光客でにぎわう錦帯橋





M E N U

HOME 思い出の東北山歩き 気まぐれひとり旅 気ままな旅人

ひとり旅 MENU

道央・道北への旅 九州への旅 飛騨と信州への旅 山陰と宮島への旅 四国周遊の旅 秋田男鹿半島への旅 紀伊半島への旅 下北津軽半島の旅 秘湯と古城への旅 十和田湖・奥入瀬の旅 伊豆半島の旅 房総半島の旅 日光東照宮 能登半島の旅 黒部渓谷の旅 玉川寺庭園 出羽三山神社参拝 道南の旅