旅行日:2003.5.10





道南の旅を楽しみました。札幌でレンタカーを借りて、小樽、洞爺湖、函館と足を延ばしましたが、あいにく台風の影響で天候に恵まれずちょっぴり不満の残る旅でした。しかし初めて進む道南の道は行く先々では様ざまな異国情緒漂う光景に出会うことが出来、楽しい思い出の旅となりました。



 

 大正12年に完成し、昭和の初めまで北海道開拓の玄関口として活躍した。当時の倉庫もそのまま残され、小樽の情緒を感じさせてくれるスポットです。雨の小樽運河もなかなか味わい深い。


 

 西部劇にでも出てきそうな牧歌的なニセコの街並み。両側の舗道も奇麗にレンガで舗装され、とても気持ちがいい。ここからもう少し行くと日本百名山の一つ、羊蹄山(1898m)が見えるのですが、あいにくゼンゼン。


 

 旅行3日目、やっと晴れ間が見えてきました。洞爺湖温泉は平成12年の有珠山の噴火で一時、休閑していましたが、今では一般観光客や本州方面からの修学旅行生でにぎわっていました。


 

 洞爺湖温泉から遊覧船でひと巡り。有珠山がひときは目立ちます。いまでも金毘羅山麓の火口からは噴煙が立ちこめています。平成12年3月31日の噴火では研究機関、行政、住民が一体となり噴火前に避難したため死傷者は一人も出ませんでした。

 

 昭和18年から2年間の爆発を繰り返し、標高407mの新しい山が出現しました。有珠山ロープウエイからは昭和新山の全景を見渡すことが出来ました。



 

 残念ながら頂上付近は雲に隠れていましたので記念に奇麗に見渡せた絵葉書を買ってきました。大沼公園の周囲は快適なサイクリングコースになっていて、今日も観光客でいっぱいでした。


 

 函館には今でも路面電車が走っていました。クラシックな型の電車や、車体の色もカラフルで懐かしく感じられました。ロマン漂うエキゾチックタウンによくマッチしています。


 

 湯の川温泉での食事もそこそこにして、100万ドルの夜景を見に行きました。函館山山頂へはロープウエイで3分。世界3大夜景の一つ、これを見たくて函館に来たようなもの。頂上は「押すな!、押すな!」の超満員。


 

 函館市街の東方、西欧の古城を思わせる赤レンガの女子修道院。中には入れませんでしたが資料館の写真などから、中での修業の様子がよく分かりました。この他にもハリスト正協会など異国情緒が漂うロマンの街、函館です。


 

 函館山の東岸に位置し、石川啄木の墓があります。天気がいい時は青森県の下北半島が望めるという。森昌子の歌でも有名。



 

 帰りはスーパー白鳥号で八戸に向かいました。海底トンネルを通過しあっと言う間に青森、八戸に到着です。八戸からは新幹線で仙台へ。前回はゆっくり船旅を楽しみましたが、あまりにも便利になり過ぎの感じです。





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