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【設定】R: 実数体 xy : 実数体の定義‐条件A-0より、Rに定義された乗法。 x-1: x∈R−{0}に対する乗法の逆元。 【定義】「0を除く実数」xの逆数、 すなわち、 x∈R−{0}の逆数とは、 「0を除く実数」x∈R−{0}に対する乗法の逆元x-1 のこと。 |
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【設定】R: 実数体 xy : 実数体の定義‐条件A-0より、Rに定義された乗法。 x-1: x∈R−{0}に対する逆数。 【定義】bを実数、aを0以外の実数とする。 bのaによる商 b/a (ただしb∈R, a∈R−{0}) とは、 「実数b」と「実数aに対する乗法の逆元:a-1」との乗法 ba-1 のことをいう。 |
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【設定】R: 実数体 xy : 実数体の定義‐条件A-0より、Rに定義された乗法。 【本題】どんなふうに、実数x,y,zを選んでも、 ( xy ) z = x ( yz ) が成り立つ。 つまり、 ∀x,y,z∈R にたいして、 ( xy ) z = x ( yz ) 【なぜ?】実数体の定義-A-2-1より、 ・( ∀x,y,z∈X ) ( ( xy ) z = x ( yz ) )を満たす代数系Xを、 実数体Rとよび ・実数体Rの元を実数と呼ぶ のだから、 ( ∀x,y,z∈R ) ( ( xy )z = x ( yz ) )は必ず成り立つ。 成り立たなければ、それらは実数ではない。 |
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【設定】R: 実数体 xy : 実数体の定義‐条件A-0より、Rに定義された乗法。 【本題】どんなふうに、実数x,yを選んでも、 xy = yx が成り立つ。 つまり、 ∀x,y∈R にたいして、 xy = yx 【なぜ?】実数体の定義-A-2-2より、 ・∀x,y∈Xに対して、 xy = yxを満たす代数系Xを、 実数体Rとよび ・実数体Rの元を実数と呼ぶ のだから、 ∀x,y∈Rに対して、xy = yxは必ず成り立つ。 成り立たなければ、それらは実数ではない。 |
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【設定】R: 実数体 xy : 実数体の定義‐条件A-0より、Rに定義された乗法。 【本題】どんなふうに、実数xを選んでも、 1x=x が成り立つ。 つまり、 ∀x∈R にたいして、 1x=x 【なぜ?】実数体の定義A-2より、 ・「単位元1: (∀x∈X) ( 1x = x かつ x1 = x )を満たす1∈X」 が存在する代数系Xを、 実数体Rとよび ・実数体Rの元を実数と呼ぶ のだから、 ( ∀x∈R ) ( 1x=x )は必ず成り立つ。 成り立たなければ、それらは実数ではない。 |
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【設定】R: 実数体 xy : 実数体の定義‐条件A-0より、Rに定義された乗法。 【本題】どんなふうに、0以外の実数を選んでも、 その逆数との積は1。 つまり、 ∀x∈R−{0} にたいして、x-1x =xx-1=1 【なぜ?】実数xの逆数x-1、すなわち、実数xに対する乗法の逆元x-1の定義より、 x-1はx-1x =xx-1=1を満たす。 |
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【設定】R: 実数体 xy : 実数体の定義‐条件A-0より、Rに定義された乗法。 【本題】どんなふうに、0以外の実数を選んでも、 それ自身との商は1。 つまり、 ∀x∈R−{0} にたいして、 x/x= 1 【なぜ?】商の定義より、 x/x=xx-1。逆数の性質より、xx-1=1 。 |
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