この公園の緑も・自然も、いつまでも変わらずに訪れる人のために存在してほしい。それが樹勢の衰え、災害での倒木、病害虫による枯死、間引きによる伐採、心無いイタズラ、過度の枝打ちと剪定、それに地球温暖化や環境変化まで加わって、だんだん緑も少なくなって荒廃してきているのです。この公園の移り変わりを眺めていると、「森が林になって、やがて木々だけになる」という危機感を抱かずにはいられません。 孤高の西行桜は、いつも桜山も見守っている!
森林公園の景観を代表する桜山の桜、この桜山の特徴は密集気味に植えられ、枝が縦に・縦に伸びて独特の様相を生み出していた。それが、2006年以降に密集が災いして桜の間伐が始まり、台風による倒木、下草が生えないため土壌が流され根元がむき出しになって、スカスカの哀れな桜山となりました。まぁ、たまに訪れる多くの方は往時の桜山を知らない方ですから、「美しい桜」と称賛されて満足されて帰られるようです。 (2010年2月記) 日増しに緑濃くなる森林公園の輝く夏!
夏を迎える頃ともなると、森林公園の木々や草原がますます緑濃くなって輝く季節となります。ここでも気になるのはハナミズキ、ヤマボウシ、夏椿、コブシの木々の樹勢の衰えです。これらの木々は昭和50年頃に植樹され35年は経つので、樹命に限界がきているのかもしれません。 (2010年2月記) 桜やケヤキが紅く色づき、そして散りゆく!
地球温暖化のためか、年々公園の紅葉は遅くなっています。それどころか紅葉すれば良い方で、茶色の枯れ葉となって落葉し、美しく黄や紅に染まることはめったに見られなくなりました。 (2010年2月記) 冬枯れの草原に一面の銀世界が広がる!
このところ暖かい冬日も多く、休日も増えたことで、子供連れで終日にぎわっています。正月過ぎからは凧上げも盛んで、観梅などで公園を訪れる人も年々多くなってきます。子どもも冬ですから身体を動かしたくなるし、ワンちゃんも運動にやって来ます。ただ、公園内ではマナーだけは守ってほしいものです。 (2010年2月記) ページトップ(INDEX)へ |