*「森林公園が最も輝いていた頃」
2005年3月19日号

森林公園の枯れた芝生に緑が少しずつ戻ってきました。コブシの花や沈丁花も咲き始めました。

森林公園の草原に少しずつ緑が増えてきました!

森林公園・大草原
[3月19日撮影:晴れ]

森林公園の中央に広がる美しい「緑の草原」も、晩秋ともなれば 冬枯れで、すっかり枯野になってしまいます。 いつごろから緑化していくのか? これまで気も留めなかったのですが、 注意深く観察してみると3月初めから少しずつ緑が増えてきました。 それも、ふだん水はけの悪いところから緑が生まれます。

春到来の使者、コブシの花が咲き始めました!

森林公園・大草原
[3月19日撮影:晴れ]

大草原の中央部辺りに、この公園を象徴するようなコブシが5本ほどあります。 毎年、桜が咲く前に、コブシは春到来の使者のように咲きます。木蓮と違って、 白い、小さな可憐なたくさんの花びらのコブシの満開は観賞の価値があります。 暖かさがこのまま続くと来週末には見ごろとなるでしょう。

楽しめた梅の花は送梅の季節となりました!

森林公園梅林
[3月19日撮影:晴れ]

梅の開花時期は長く、お正月明けから春のお彼岸過ぎまで楽しめます。 昔の人は、探梅、賞梅、送梅と咲く時期に合わせて梅の観賞法を定めました。 探梅は早咲きの花を探し求め、賞梅は満開の美しさを愛で、 送梅は遅咲きの梅の花を惜しみ、来年もまた咲くことを願ってのことだそうです。 名前は嫌いですが「ボケ」の花も咲き始め(手前)、梅の木の下には水仙が咲いてます・・・

ひっそりと沈丁花も咲いています

馬の公苑・馬場
[3月19日撮影:晴れ]

公園の片隅で、ひっそりと沈丁花の花も咲きました。 春風に誘われて、散歩などをしていると、沈丁花の香りが漂ってきます。 香りは梅の花よりも強く、匂いと言った方が適切です。 沈丁花」は日本で付けられた名前だそうです。

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