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4月28日()美味しい蕎麦屋は

昨日、気になっていた蕎麦屋へ行ってみた。

金沢は蕎麦文化圏ではないせいか、美味い蕎麦屋が少ない。というかあまり噂を耳にしない。昨日のその店の蕎麦は手打ちで喉越しも良く風味豊か。つゆは東京風の醤油の味がしっかり感じられるものだった。ダシも吟味されていて、使っているかえしもなかなか。これはいいなと思った。

ただ、蕎麦屋の品書きではなかったのが残念だ。酒は置いているものの、穴子の天麩羅とか厚焼き玉子、焼き味噌などというあるべきはずのものがなかった。

もっとも金沢に多いのはうどん屋だ。確かに金沢の麺文化は京の影響が大きい。関西の蕎麦屋はうどんもやっているが、これと同じ(それ以上の)ことが金沢にも言えるのだろう。その中で正統派蕎麦屋をやるには厳しいものがあるのか、昨日の店は「居酒屋」「宴会」をも品書きに書かれていて、どうしてもこうしないとやっていけない現実を感じてしまった。

後から入ってきた隣のテーブルの人が、「まずは酒…」と思っていたらしく肴になるものは?と聞いていたが、店の人の「鶏の唐揚」「枝豆」「なんとかサラダ」…という声が聞こえてきて少し幻滅。蕎麦は素晴らしかったのに。

ちょっと残念だった。金沢では蕎麦屋を楽しめないのかなあ。どうも中途半端だねえ食文化。

4月25日()困ったことに…

掲示板というのは世に数有れど、誹謗中傷系というのが幅を利かせている。これは問題だ。

確かに掲示板荒らしという卑劣な連中もいて、個人的な板の運営さえままならない例も多いが、それ以上に個人攻撃する連中の多さはどうだ。誹謗中傷系サイト(本来はそうではなかったとは思うが)の存在とその内容が野放しというのは多いに疑問を感じる。モラルもへったくれもない世界だ。常識もない。

その中で、ボクのHPが悪用されていた。板の内容から、それがボクのHPであることは直ぐに判った。アクセスカウンターを付けていたなら、ここ数日間で物凄い数を記録していたかもしれない。急遽一部内容を削除したのだが、そのことさえ板には書かれていた。何と言うことだ。

ボクのトップページは変更せざるを得なかった。

トップをご覧になった人には判っていただけると思うが、「オフ会レポート」は廃止。一部は内容を変更して「旅日記」に移した。個人の写真は基本的に削除して、多人数で写っているものだけ縮小して少しだけ残した。その写真も元から縮小して、拡大してもきれいに出ないようにした。

写真やもとの文はサーバーからも削除した。

ボクのHPなど所詮アクセスなんて僅かだとタカをくくっていたのが間違いだったのかもしれない。個人の写真が多かったのがいけなかったのだ。ボクの思いでは、旅をしたり呑み会をした時の楽しかったことを仲間に知って欲しかった、ただそれだけだったのだ。それが誤った方向からアクセスされ、利用されてしまった。迷惑をかけてしまった。取り返しのつかないことをしてしまった。

その悪用した連中に言いたい。ボクのHPを見たのならそのページだけ見てさっさと帰らずに、この日記も読んでほしい。そして、堂々とボクにメールを送ってくるべきだと。

4月23日()後悔先に立たず

桜も散り、いよいよ新緑の季節。街路樹の新芽が目立ってきた。

昨日は朝から会社のKと打ちっぱなしで待ち合わせ。そうか、最近の不調の原因はそれだったのかとようやく気づくが、もっと先に判っていれば先日のコンペは…後悔先に立たず。

実は「レイル・ストーリー」続編だが、既に資料も揃い、時間も余っていたので、とうとう取材は後回しにしたものの全部書き上げてしまった。なんてこったい(笑)。ついでに番外編も1話追加。

昨日、今日と時間があったので、関東方面の取材も行けたかも…後悔先に立たず。

取材は諦めたので、今日は部屋を掃除して執筆を済ませ、ジムへ。先日買ったヘルムート・ラングのパンツのウエストがぶかぶか。仕方なくベルトをしてずり落ちないようにした。今日もせっせと走ったがマシンの上で走っていると、ちゃんと走っているのか、それともただ跳んでいるだけなのか判らなくなって来たりする。筋トレは前回から2セットに追加したし、45分走って、おまけに1km泳いで、昨日の打ちっぱなしと合わせたら良く鍛えたなと自画自賛。ということは、取材は行かずで正解だったのか?

4月17日()春だニャー

この土日と桜が満開となったが、正に花冷え。花見へは行かずじまいだった。

入院している義父の話に同感したが、都知事石原慎太郎の発言は正論だ。発せられた単語をまつりあげて国民の誤解を招き、謝罪や辞任に追い込もうとする誤った正義感を持つマスコミが間違っている。話など作ろうと思えば何とでもなるものだ。バラバラなデータを元に回帰曲線を求め、それによって結論を導き出す方法にも似ている。寄ってたかって聞きつけた十分でない話を並べ、辞めさせればそれが世論だと思っているのかねえ。それじゃいじめ問題など語る資格なし。

ジム通いもはや2ヶ月あまり。すっかり順調だ。ストレッチに筋トレ、それに30分以上走りつづけても平気になった。おかげで今までピッタリだった服がぶかぶか。

あまりのヒマさにレイル・ストーリー続編の執筆も進む(笑)。もう3話書いてしまったよ。あと5話書こうと資料を揃えていたらなんと銀座線の話が一つ見つかってしまった。今週も書いたら大体形にはなるかも。後は…取材だな。関東と関西。いつ頃行こうかなあ。また連絡しまーす(笑)。

4月12日()ぐやじー

もうJH関係者ではないボクだが、そんな事には関係なくJHのゴルフコンペに誘われた。しかも「アンタが来なきゃどうする」という有り難い言葉。せっかくの好意なので参加した。

…のは良かったが、今日は折からの強風で全く調子が狂ってしまい、ずっと100以下で回ってきたコース(小松カントリー)だったのに、とうとう103を叩いてしまった…なんてこった。せめてホールアウト後はのんびりお風呂だい。サウナもあるもん。露天風呂はまだやっていなかった(ぶー)。

4月9日()規制緩和

あれよあれよというまに森内閣が出来あがった。今更政治のことをどうこう言っても始まらない気もするが、一応は地元石川県出身の総理ということでボクも複雑な心境だ。

その内閣が発足して初の日曜日。朝のワイドショーでは寄ってたかってこの話題を取り上げたが、どの局も「衆議院解散までの短命内閣」、「森喜朗に政策能力がない」、挙句の果てに「石川県出身の総理が長続きしたためしがないから今度も短命」。

これがニュースを取り上げた番組と言えるだろうか。
それではまるで2ちゃんねるのスレッドと言っていることは変わらないのでは?
それが公共の電波を使って言わなければならない話なのか?
ちなみに番組で流されたの政治評論家のインタビューでは必ずしもそのような事はなく、全て番組側の誘導だった。それらの番組はスポーツといえばプロ野球のことばかり。もう次元が低すぎて呆れ果てた。

そういう連中が言い続けたことは「規制緩和」。確かに自由競争の導入などと聞こえはいいかもしれない。ただし結果的にはボクはその規制緩和によって職を失った。

かつてボクの仕事は随意契約制の委託契約だった。見た目は独占のようだ。だが高速道路の施設管理ということでその特殊性が国に認められていた。それが「規制緩和」という言葉が流行ったせいで国も動かざるを得なくなり、業務の多くは一般競争入札による請負制になった。

委託の頃は、その業務に就く者の経歴や業務遂行能力までが厳しく問われた。その中で有り難い事にボクはJHからの指名を受けつづけ、会社もボクをずっと信頼してくれていた。それが請負制に変わり、事実上指名が出来なくなってしまってそれは逆に会社の思う壷と化した。と同時に会社は多くの技術者を手放すに至った。

「規制緩和」。それはいい響を持つかもしれないが、実際それによって全てがうまくいくかは別問題という事に目を向けるべきであった。運良くその仕事を受注したがこなす能力など無かった例、新規参入の影響を受けて会社そのものの維持まで怪しくなった例、形の上だけ受注して実は全く別の会社に丸投げしている例など、ボクが知っている中だけでも数えればきりがない。
それにより「雇用」という問題が起きてしまっている。一方で不景気だの雇用不安だのと言っているが、実はその原因はあんたら一部マスコミが何の責任も感じずに放った言葉にもある。

幸いボクはクビになった訳ではなかったが、今までに身につけたものは殆ど必要としない。会社が必要としたのは人材ではなく人数だったようだ。

4月3日()溜息

今日から新しい職場。

前任者との引継ぎも、お世話になったところへの挨拶回りもままならず、殆ど中途半端なまま…と言うより後ろ髪を引かれたまま今日から新しい職場へ。

やるせない。せめて挨拶回りだけでもと上司に聞いてみたがダメだという。なんちゅう会社だ。いままで世話になった人たちに感謝の意を伝えることも出来ないままなんて。

会社が言うような、ボクをこの職場へ移さなければならなかった理由は、今のところ全くと言っていい位見当たらない。腑抜けになった気分だ。百人町の会社にでも聞いてみようかなあ。