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---Quest For Rainbow---
A Travel to UK and France 2002
9th October, Wednesday


9日目。パリ滞在も明日で終わりです。
AM7:00に起床。AM9:00にダイニングルームへ降りて行ったらなんだかすごい人がたくさん居てびっくり。このホテルにこんな宿泊客がたくさんいたとは・・・と思うくらい。(^^;今日もアツアツでおいしいカフェオレを飲んでしあわせ。
AM9:30、朝食を終えて郵便局へ行こうとしたらフロントで呼びとめられる。なんだろ?と思ったら・・・「
You'll leave here today ?」と聞かれる。ん?何いってんの、チェックアウトは明日のはず・・・と思ったら私が予約したときのメールではチェックアウトが9日となっていたらしく・・・ゲゲゲ、間違えてたんだ・・・(大汗)。ごめん、間違えてた、今夜も部屋は空いてる?と聞くとOKということだったのでひと安心。まったくいろいろある旅だなぁ。(←今回のは100%自分の予約ミスなんだけど(^^;)
郵便局に行って絵葉書を出そうと思って16枚(オイ)を窓口に出したら、料金分のシールとかでなく、16枚分の切手を出されて自分で貼れと言われてしまった・・・それも、葉書一枚につき3枚の切手だから合計48枚。おまけにフランスの郵便局には「切手に水をつける湿ったスポンジの入ったやつ」(正式名称なんていうんだろ?)など用意されていません。48枚も切手を舐める気になれなかったのでひとまず葉書と48枚の切手を持って帰ることにしました。ちなみに、日本までの切手代は一枚あたり
0.72ユーロ(約90円)でした。
郵便局からホテルに帰る途中、ホテルの近くにバス停があるのに気づいたのでしばらくバス路線図なんかを眺めていたらバスが来ました。おお、行き先表示に「
OPERA」とあるじゃないの!!!ずっとメトロで移動してきたけれど、1度くらいはバスにも乗ってみたいなぁと思ったので、勇気を持って乗ってみることにしました。
パリのバスはメトロと同じ切符で乗ることができます。もちろん、カルネ(回数券)もOK。ちょっとドキドキでしたが、バスはなかなか快適。メトロのように汚くないし、怖くもない。乗ってる人はほとんどパリのおばちゃん達だったし。それに、なんと行ってもメトロよりも簡単かつ早くオペラに着くことができてびっくり。ホテルからオペラまで、10分もかからなかったんじゃないかなー。もっと早くからバスにも乗ってみるんだった・・・とちょっと後悔しました(^^;。↑の写真がオペラ座前で降車したバスです。
サイバーカフェでちょっとだけネット。ネットを終えてからオペラ〜マドレーヌ〜コンコルドまでお散歩。かなり歩いたかな。途中、マドレーヌ寺院の近くのエルメスに行ってみることに。エルメスには買えるものなんてほとんどないんだけど・・・せっかくマンハッタンの凱旋門賞を見に来たんだし、イーグルがお小遣いもくれたし(^^)何か記念になるようなものを買おうと思ったのです。エルメス、やっぱり緊張するなぁ・・・(^^;平日の昼間だからか、あまりお客さんはいませんでした。日本人の姿もあまりなかった。あ、真っ黒な顔したいかにもホスト風お兄ちゃん2人組みがいたな(^^;。ぐるっと見て回ったけれど、やっぱりすべてのものが高い・・・想像を絶する値段がついている(笑)。
しばらく悩んだけれど、いつでも身近に置いて眺められるようなものを探し、皮製の小さなフォトケースを見つけたので買うことにしました。ローレルとラウルスの写真を入れようと思って。イーグルの写真を入れるべきなんでしょうか・・・(笑)このフォトケース、日本で買うよりかなり安く買えたようです(^^)。でも、このとき、ああ、一昨日出した小包が300ユーロもしなければもっといいもの買えたのに・・・とかなり後悔してしまいました。後悔先に立たず・・・なんですが(苦笑)。
→の写真が、このとき買ったフォトケースです。ラウルスの遺影を入れて、いつも身につけています。ピンクが可愛い(^^)(2006.5.10追記)
エルメスを出て、コンコルドまで歩きました。コンコルドからメトロに乗ってアンヴァリッドへ。アンヴァリッドからRERに乗り換えてヴェルサイユに行くことにしました。一応、パリに来たからにはヴェルサイユ宮殿も見て帰ろうということで・・・。アンヴァリッドの駅でRERの列車が来るのを待っている間に日本の自宅へ電話をしてみました。パリから日本の一般電話までは結構安く電話がかけられたような気がします。テレホンカード余ったし。何を話したかというと・・・小包着いた?と聞きたかったのです。一昨日出したとき、2日で着くって言われたし・・・でも、「着いてないよ」という答え。ええ・・・遅くなるのかな。でも、明日には着くと思うのでよろしくね、と言って電話を切りました。・・・その後もずっと小包は着かないのですが(笑)。
アンヴァリッドからヴェルサイユまではRERで約30分。ヴェルサイユ宮殿に行く観光客でいっぱいなので、迷うことなく宮殿にはつけそうでした。が・・・おなかが空いたのでレストランを探すことに。駅の近くのホテルの建物に続くきれいなショッピングセンターのようなところの中のレストランに入ってみることにしました。何故かというと・・・そのレストランには日本語のメニューがあったから(笑)。入ってみるとそこはガレット屋さんでした。ガレットとは、ソバ粉のクレープのこと。中身はたくさんの種類があり、いわゆる甘いデザート系のものもありますが、甘くなくて主食になるものもあり、お客さんはみんな甘くないガレットを食べた後、甘いガレットも食べているようでした。じーさんもばーさんも。いやはやすごい食欲です。日本語メニューをもらって喜んだわたし(笑)。注文したのはシャンパンと”卵とハムとキノコとエメンタールチーズのガレット”。フランスはグラスワインは水より安いけれどシャンパンは高かったなぁ。シャンパンを頼むとナッツがついてきたので、ぽりぽり食べながらガレットの到着を待ちました。いいねぇ昼間からお酒が飲めるなんて(^^)。ガレットは・・・来た瞬間に絶句してしまうほどの大きさ。丸いクレープを折り返して真四角なかたちになっているのだけれど、その四角の一辺は20センチ以上ありました。そして中に入っているハムもチーズも分厚くて・・・かなり食べ甲斐がありました。これを周りの人達はぺろりと平らげ、おまけにデザートの甘いガレット、それもアイスクリームが3つも4つものっているやつを食べているのだからすごい。でも、食べきるのは大変だったけどこのガレットはかなりおいしかったです。このレストラン、日本語のメニューはあったけれど日本人の姿は無し。ツアー客が来たりしたら日本人だらけになるのかなぁ。やっとの思いでガレットを食べ切ったところで店員さんが笑顔でやってきてデザートのメニューを持ってきた。デザートをすすめられるけれどそんなに食べられないって(^^;;;。甘いデザートは遠慮したけれどもシャンパンで酔っ払ったのともうちょっとのんびりしたかったのでホットチョコレートを注文。いわゆるショコラ・ショーってやつです。おいしかった(^^)。
満腹になってのんびりもできたのでいざヴェルサイユ宮殿に行くことに。とにかく広い・・・宮殿の建物だけでもすごいでっかい。見学方法にはいくつかあって、個人で勝手に見るコース、ガイド付きツアーのコース、などそれぞれ入り口が違います。見られる範囲も違うみたいで、ガイド付きのツアーでなければ見られない部屋などもあったようです。わたしは個人で勝手に見るコースを選択。入場料は7.5ユーロでした。約900円。礼拝堂から始まって、いろいろなお部屋と有名な鏡の回廊を通るだけのコースなので比較的すぐ見終わります。それにしてもものすごい豪華・・・。
礼拝堂 ベッドの高さ・・・ 鏡の回廊
↑の真ん中の写真のベッド、すごい高いんですよ。はしごでも乗らない限り寝れそうにありません(笑)。鏡の回廊は今までテレビや写真で何度も見ていたためか、あまり感動はありませんでした。ああ、ここがあの鏡の回廊なんだな、という程度。なんでもかんでも豪華なので感覚が麻痺しちゃっていたのかもしれません(^^;。
宮殿の見学を終えて、裏にある庭園に行ってみることにしました。庭園は別料金、3ユーロでした。しかし・・・広すぎて、眺めただけで歩く気になれないほど。
おうまちゃん。おつかれさまです。 大運河。 お花がきれいでした
真中の写真の向こうに写っている池のようなものは「大運河」と呼ばれるもので、一番向こうの端っこまで約2キロもあるとか・・・。もちろん歩いてでも散策できるのですが、時間がかかるのと疲れるのとで、庭園内を巡回しているプティ・トランというミニ電車(電気自動車みたいな感じのやつ)に乗るとよいようです。・・・このプティ・トランを見ていて「ドナドナドーナードーナ」って歌ってしまった。そんなドナドナっぽい雰囲気の電車なんです。よくわからん説明でごめんなさい(^^;ちなみに、馬車でも回れるようでしたが、一周36ユーロ(約4300円)とバカ高い。さすが観光地だなぁ・・・。お金も無いし、乗るとお馬ちゃんが疲れてかわいそうな気がしたので(笑)乗らずにお馬ちゃんと戯れるだけにしました。このお馬ちゃんたちもでっかくて、可愛かったです(^^)。庭園内の散策はしないことにして(ぐうたら)、宮殿のすぐ近くにある花壇のお花を眺めたり。花壇のお花はとってもきれいでした。
そんなこんなでヴェルサイユをなんとなく見終わったのでパリに帰ることにしました。またRERの駅に帰って、列車が来ていたので乗ったのですが、ほんとにパリに向かう列車かどうか不安だったので(反対方向に乗ってしまったらとんでもなく遠いところに行ってしまいそうで怖いRER)近くに座って英語で喋っていた家族連れに「この列車はパリに行きますか?」と聞いてみると「そうですよ」と言われたので一安心。
帰る途中で自由の女神を発見。あれってお台場に来てたやつだよね?と思いつつ。セーヌ河を見ながらの車窓、セーヌ河クルーズも楽しみたかったけどそれはまた今度(^^)。アンヴァリッドでメトロに乗り換えてコンコルドへ、また乗り換えてシャルルドゴールエトワール、またまた乗り換えてヴィクトル・ユーゴーまで行きました。お目当てはメゾン・ド・ショコラ。チョコレート屋さんです。このメゾン・ド・ショコラはパリ市内に何店舗かありますが、ブランドショップが立ち並ぶようなところに立地している店舗は混んでいそうだったのでちょっとはずれのヴィクトル・ユーゴー店を選んだのですが・・・。店に入った瞬間びっくりしたのは「いらっしゃいませ」と言われたこと(笑)。日本人?の店員さんがいたのです。でもちょっとオリエンタルな雰囲気だったのでもしかしたら日本人、ではないかも。日本語もかなりフランス語なまりの日本語でした。でもこの方がいろいろと説明してくれたので大いに助かりました。このメゾン・ド・ショコラのチョコレートは高いことで有名です。化粧箱に入っているトリュフなんか5000円とか1万円とか。そういうのはさすがに何箱も買えないので、少しずつ少しずつ買うことにしました。トリュフはひとつぶずつでも全然構いません、といわれたので。ここでお土産に買ってきたチョコレートでおいしかったのがオレンジピールのチョコ。オレンジの皮を砂糖漬けにしたものにチョコレートがかかっているやつですが、絶妙な味。これは今度またパリに行ったら絶対買おう!と思いました。珍しいところでは同じ砂糖漬けでも生姜の砂糖漬けのチョコレートかけ、ジンジャーチョコなんてのもあって、その日本語を話す店員さんのおすすめということだったので買いましたが、これは・・・うーん、風邪で喉が痛いときに食べると効きそう・・・ってな感じ(笑)。お友達のお土産用にも少しずつ買いました。きちんとひとつずつ小さな袋に入れてくれて感謝、感謝。この店員さん、掌の大きさくらいのチョコレートのことを、「一口サイズです」と力説するので可笑しくて笑ってしまいました。・・・フランス人はこんなバカでかいチョコレートを一口で食べちゃうんだろうか・・・食べちゃうかもしれない・・・と思ったら可笑しくて。ちなみにこのメゾン・ド・ショコラ、すべて試食することができちゃいます。食べるとみんな買いたくなっちゃうほどおいしい(^0^)。面倒くさい客だったのに笑顔で対応してくれて笑顔で送り出してくれた店員さん、ありがとう♪
チョコレートを買って幸せな気持ちでメトロの駅に向かったんですが・・・駅の階段のところでなんと焼き栗屋さんを発見!うわーーい♪と大喜びでひと袋買いました。2ユーロ。あつあつ。(^^)ホテルの最寄駅に帰って、昨日のデリのチャイニーズをお持ち帰り。今日は生春巻き♪・・・わたしの腕の太さくらいあったんですが1ユーロだったかな。安い!
今日はちょっと早く帰ってきた。ホテルに着いたのが5時半くらいだったかな。ホテルでちょっとのんびりして、例のスターアカデミーなど見ていたり。しっかし出てくるタレント志願者がみんな歌ヘタ。・・・と思ったらなんと今日はスペシャルライヴのようで、なんとセリーヌ・ディオンが出ていた。びっくり。フランスは番組はあまり面白くなかったけど、CMは面白かったです。日本でも売っている「ニコレット」はあのタバコのおじさんはかなり虐げられて辛い思いをしていた。日本より禁煙傾向が強いのかも(笑)。それと布にシュシュっとファブリーズとか、アリエール、とか洗剤系のCMもやっていたし、MAZDAの「ズムズム」なCMもやっていました。ただし車の宣伝ではなくてMAZDAのCMでした。あと面白かったのはプジョー307のCMかな。お相撲さんが出てきて、歌も「スモートリーーー」という歌詞。内容は無敵の相撲取りよりもプジョー307のほうがすごいぜってな感じ。シュールな感じで良かった(笑)。
しばらくホテルでのんびりしていたけれど、ふと思い出して葉書を取り出し、48枚の切手をすべて貼って出すことにしました。フランスの郵便局はPM6:00までやってます。郵便局の中には自販機があって、切手もそこで買えるようでした。興味があったので一枚切手を購入してみましたが(こういうところの機械も言語が選べる)、ボタンで同じ0.72ユーロの切手を選んだら0.72ユーロと印刷されたシールが出てきました。チェっ、こっちの自販機で買っていれば48枚も切手を貼らなくて済んだのに・・・フランスの郵便局って機械はすばらしいけど局員はすばらしくアナログな感じだよなぁ(笑)。
郵便局を出て、まだ少し明るかったのでホテルの周りを散策してみることにしました。今まで全然気づかなかったけれど、ホテルの周りは住宅街になっていて、そこに住む人達のための小さな商店がたくさん並んでいました。なんだか温かでいい雰囲気。パリの庶民の生活が感じられるというか。
ベリー!ベリ!ベリー! エリカの花でございます。 オリーブ
くだもの屋さんの店先がとってもカラフルで楽しかった(^0^)。秋なのでベリー類が豊富。おもしろいのはキノコもくだもの屋さんで売っていたこと。なんでだろう?そしてお花屋さんもたくさんのお花で満たされていていい感じ。
マッシュルーム。握りこぶし大(笑)。 ブロッコリー。人の頭大(笑)。 ナスもピーマンも巨大。
そして小さなスーパーがあったので入ってみることに。野菜売り場が特に面白くて、何が面白いってすべてが巨大なんです(笑)。こんなの食べてたらでっかくなるわなぁ・・・と思いました。お菓子もたくさん売っていて、たくさん買い物がしたかったけれど帰りの荷物が増えてしまうのが嫌だったので泣く泣く我慢(T_T)。
今日はパリでの最後の夜。夜景を見にエッフェル塔へ行こうかなーと思いましたが、長旅でそろそろ疲れていたのでしょうか、これもまたの機会に、ということで大人しくホテルに帰ることにしました。PM8:00のニュースを見ながらさっき買ってきた中華でお夕食。生春巻きには香草がたっぷり。もしかしたらあのお店の経営者はベトナム系なのかもしれないなぁと思いつつ、今日もおいしくいただきました(^0^)。
明日はいよいよパリを発ちます。シャルル・ドゴール空港からイギリスのヒースロー空港まで空路で渡り、ヒースロー空港からまたヴァージンアトランティック航空で成田へ向かいます。とうとう楽しかった旅も終了・・・さびしいのぅ。
あ・・・念のため、また明日の朝AM6:30にタクシーをお願いね、とフロントに言いに行こう。無駄かもしれないが・・・(笑)。と、フロントにタクシーを頼んで、早めに就寝しました。おやすみなさい〜。

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