サーモギアは、ベンベルグとマイクロ抗ピルアクリルを組み合わせた、
吸湿発熱性・調室機能に優れるソフトな触感の、旭化成せんい(株)のあったか素材です。
「ベンベルグ」は旭化成せんい(株)の登録商標で、ブランド名「キュプラ」で知られています。
ベンベルグはコットンリンター(Cotton Linter)を原料とする再生セルロース繊維です。
コットンリンターは綿の種子のまわりに生えている短い繊維です。
自然に還る”生分解性”があり、燃やしても有毒ガスの発生が少ない地球にやさしい繊維です。
発色性や吸放湿性に優れ、シルクのようななめらかさと光沢性があります。
衣料の裏地に多く使われています。
サーモギアの特徴:
・ベンベルグの優れた吸放湿性によって、年間通して衣服内を適度な湿度にコントロール
・マイクロ抗ピルアクリルと組み合わせることで、糸にたくさんの空気を含ませ暖かさをキープ
・マイクロファイバーの毛細管現象によって汗をすばやく拡散させ、乾きも速く、さらっとした着心地
・肌触りが柔らかく、洗濯後もソフト性はほとんど低下しない。
サーモギアシリーズ
サーモギアRAR〜サーモギアのエアータイプヤーン。吸湿発熱性はそのままに、さらに軽くあたたかいタッチ。
サーモギアW〜サーモギアに天然の吸湿発熱性のあるウールをプラスしたもの。
2008/12/08
ブランド:グンゼ
素材:アクリル48%,綿32%,キュプラ20%
重量:160g
購入価格:2000円くらい?
購入時期:2002年
グンゼのYG-Xというアンダーウェアを、ある日の仕事中、寒かったので近くにあったスーパーで購入しました。
生地は薄目でソフトですが、伸縮性がなくて身体へのフィット感があまりありません。
その辺りは綿シャツと変わりがない気がしますが、
綿100%のシャツよりは少し暖かいと思います。
基本的には普段用肌着のひとつなのだと思います。
Tシャツじゃ心配、がっつり下着じゃ暑過ぎといった、
秋口や春によく着ています。
実はこれがサーモギア製品かどうかは覚えてないんですよね。
素材とグンゼというメーカーから、おそらく「ホットマジック」という吸湿発熱素材ではないかと
推測されるんですが、これで発熱?というくらい普通なので自信がありません。。
[カテゴリ:薄手]
保温性:△
機能性:△
快適性:△
メーカー:グンゼ(GUNZE)
品番:YG4608B
価格:¥2,100(本体¥2,000)
素材:アクリル55%・ポリエステル20%・キュプラ15%・ウール10%(ホットマジックウール・片袋)
ホットマジックウールは、余分な湿気を熱に変える高機能素材「ホットマジック」に、
天然の吸湿発熱性をもつウールをプラスした快適発熱素材です。
もとは旭化成せんいの「サーモギアW」のようです。
ビジネスインナーのようで、設計は、
袖のラインに合わせた細目のパターン、小さめのアームホール、Yシャツの袖から出にくい短め丈など、
暖かさを保ちながらスーツをすっきりと着こなすための工夫を施されているそうです。
値段が手頃なので少し興味があるのですが、ビジネス用で袖が短めというのが引っかかるんですよね。
スポーツ用はアシックスのHOT-X (ホットクロス)になるんでしょうかね。
【NEW】厳冬にも対応の発熱インナー。薄くて軽くて暖かい「ホットマジックウール」。着心地にこ...
メーカー:アシックス(asics)
品番:XA2000
価格:\5,145 (本体:\4,900)
素材:ホットクロス ウール(アクリル40%・キュプラ25%・ポリエステル20%・ウール15%)
ホットクロスはスポーツのアシックスとアンダーウエアのグンゼが共同開発した商品です。
吸湿発熱素材担当はグンゼみたいですが、旭化成せんいの「サーモギアW」を使用しています。
不快な湿気を拡散するためムレにくく、肌触りはさらっとしていて、
柔らかくソフトな風合いも持っているそうです。
アシックス担当は運動時の動きや姿勢に合わせて生地を裁断した4次元動体裁断“デルマカット”でしょうかね。
スポーツテクノロジーから誕生した、フィット性がよく、引きつれ感が少なく、ストレッチ性を十分意識したカッティングだそうです。
アクリル、キュプラなので、やわらかそうな感じですね。
さらにスポーツメーカーが作っているので着心地もよさそうなんですよね。
でもグンゼのホットマジックウールの2倍の値段がするので躊躇します。。
でもこちらのほうが暖かそうですよね。
衣服内温暖化!吸湿発熱アンダーウェア アシックス ホットクロスロングスリーブVネックシャツ
ブランド:TOURSTAGE (ブリヂストン)
品番:5TMZ1U
価格:¥3,465
素材:アクリル35%、綿25%、キュプラ25%、ナイロン10%、ポリウレタン5%
グンゼ(株)とブリヂストンスポーツ(株)の共同開発商品ですが、
使用している素材は、旭化成せんい株式会社のサーモギア®です。
上の2つに比べると、ウールなしの綿混なのであったか性能では少し落ちる気がしますよね。
値段もちょうど真ん中くらいです。
ゴルフウェアとして売られているので、
きっとサーモギアシリーズとしてはそれぞれ住み分けができてるのでしょうね。
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