ホームあったか下着気になる「あったか下着」2009-2010年シーズン

気になる「あったか下着」2009-2010年シーズン

2009-2010年シーズンは昨シーズンからの流れで、低価格かつ機能性のある「あったか下着」が 増えてきたように思います。
ただ昨シーズンの発熱一色からそれぞれ特徴の違うものになってきたようにも思います。

低価格帯のあったか下着が増えてきたことで、
普段着用で薄手で防寒の「あったか下着」と、 スポーツ・登山用の高機能「アンダーウェア」とのカテゴリー分けができてきたように思います。

2009


【イグニオ】 i HEAT(アイ ヒート)吸湿発熱アンダーウェア

イグニオ 【i HEAT】吸湿発熱ウェア アンダーウェア(丸首長袖) サイズ/Mメンズ:ホワイト (IG-3A17069TL)【iMM】
メーカー:イグニオ
素材:綿38%、レーヨン38%、アクリル19%ポリウレタン5%
価格:1,500円(税込)

イグニオ 【i HEAT】吸湿発熱ウェア アンダーウェア(丸首長袖) サイズ/Mメンズ:ホワイト (IG-3A17069TL)【iMM】

また見つけました、今シーズンの”ヒート祭り”の一品。
名称は、イグニオ【i HEAT(アイ ヒート)】で、スポーツ用品販売店のアルペングループのPBです。
スポーツデポ・アルペン・ゴルフ5で購入できます。
この【i HEAT(アイ ヒート)】の名称もインナーだけではなく、ダウン、ジャケット、シャツなどにも使用されていて、 綿100%だったり、ポリエステル100%だったり、アクリル&レーヨンだったりと素材もまちまちですが、 全てに東レと共同開発したオリジナル吸湿発熱素材と書いてあります。
水分吸水率の低いポリエステルでも発熱させてるのでしょうか。。少し興味があります。

アンダーウェアも東レと共同開発したオリジナル吸湿発熱素材ですが、 レーヨン+アクリル+綿と、他社製品とあまり変わりがない印象です。東レ、多いですね。
【DEO QUICK(デオクイック)】という消臭効果のあるパーツが、 汗のニオイの主成分であるアンモニアを特に素早く吸着、中和してくれるそうです。

発熱素材はやはりレーヨンでしょうかね。綿の可能性もありますし、両方かもしれませんが、 レーヨンと仮定すると、38%の混紡は他社より多い気がしまして、発熱パワーが増すのか否や。。。
逆にレーヨンと綿がメイン素材になると吸湿性はかなり高そうですが速乾性は低そうです。。 それに汗を吸った綿は風に当たったりすると冷えますしね。
スポーツのアルペンなんで、スポーツ用途と思い込んでいるのですが、、 綿混発熱アンダーが果たして向いているのかどうか。。ちょい疑問。



イグニオ 【i HEAT】吸湿発熱ウェア メンズ 長袖Tシャツ (IG-9C16609TL)
【i HEAT】吸湿発熱ウェア ゴルフ メンズ長袖シャツ(ハイネック) (0539-261)
サウスフィールド 【i HEAT】吸湿発熱ウェア アウトドア レディスジップロングTシャツ (SF-9D2...

【セシール(cecile)】 スマートヒート(Smart Heat)

セシール - スマートヒート
スマートヒート

カタログ通販セシール(cecile)からも「あったか下着」が発売されています。
「着ぶくれしない薄すさ」、「発熱素材であったかい」、「長めの着丈で安心」、「豊富なサイズ展開」、 スマートに着られてあたたかい、【スマートヒート(Smart Heat)】。
発熱・保温のあったか下着です。

「ヒート〜」とか「〜ヒート」とか、ややこしい感じですが、この【スマートヒート】は、種類とサイズ(S~5L)が豊富です。
女性用のシャツは、3分丈、8分丈、レース付き、ハイネック、キャミソール、アウターまで、 ボトムは、スパッツ、レギンス、5,7,10,12丈、等、
男性用でも、シャツが半袖、長袖、ハイネック、Vネック、ボトムもトランクス、ブリーフ、タイツなどなど、 ラインナップは数多いです。
なので値段も種類によってまちまちなのですが、990円からとリーズナブルです。

ちなみに男性用の「長袖クルーネック」 〜スマートヒート〜が1,480円で、
素材は、【アクリル38%ポリエステル34%レーヨン20%ポリウレタン8%】です。

この【スマートヒート】は、東邦テキスタイル(株)という会社の紡績技術による、 マイクロアクリル原綿と、ケルハイムファイバーズ社「バイロフト®」から生まれた発熱・保温素材ということですが、、、
「マイクロアクリル+バイロフト®」と言えば、東レの【ソフトサーモ】と一緒ですね。
さらに、東レと言えば、ユニクロの【ヒートテック】の開発元ですから、、、、、

スペック上では、素材的、価格的にユニクロの【ヒートテック】と同等な印象ですが、
カラフルな【ヒートテック】、種類・サイズの【スマートヒート】というところですかね。。。

【ユニー】 ヒートオン (マテニーヒート)

ちょいと寄った「ユニー」でも見かけました、プライベート・ブランドのあったか下着を。
その名も【ヒートオン】。今シーズンはヒート合戦がすごいですね。

種類は2種類あって、化繊の薄手のタイプと、綿混の厚手タイプで両方980円でした。
素材は、
化繊タイプが【アクリル37%,ポリエステル35%,レーヨン23%,ポリウレタン5%】、
綿混タイプが【綿60%,アクリル20%,レーヨン15%,ポリウレタン5%】でした。

綿混タイプはリブ無し袖なんですが、袖口も含め袖全体がゆったり目なんですよね。
個人的にはピッタリとフィットしないリブ無し袖は締まりがなくて、リブあり袖のそれよりアウトなんですよね。 感じとしては、上着を着るときに袖口を手でつまみながらではないと着れないといいますか、、、 編み方というか、伸び具合も好みではなかったです。
でも綿混は中高年を狙ったらしいのでそれでいいのかもしれません。。。

化繊品は、リブあり袖なんですが、見た目も感触も【ヒートテック】そっくりで、
1500円の【ヒートテック】買うなら980円の【ヒートオン】でいいのでは?くらい思いました。
光触媒で抗菌消臭機能を持たせているらしいですが、 化繊100%で消臭機能がなかったら汗臭くて大変ですから、これは当然かなと思いました。

さて、この【ヒートオン】ですが、吸湿、発熱部分は、【マテニーヒート】を使用してると書いてありました。
この【マテニーヒート】は、東邦テキスタイル(株)の紡績技術から生まれた素材で、
国産アクリルファインデニール原綿と、ケルハイムファイバーズ社「バイロフト®」からできています。
セシールの【スマートヒート】と一緒ですね。
ノーブランド的な物も含めて、低価格帯の【発熱・保温インナー】には【マテニーヒート】発も多いみたいですね。

-【マテニーヒート】インナー---------------------------
MARTINI HEAT Vネック九分袖丈Tシャツ ♪吸湿発熱素材・レディース・マテニーヒート・Uネック・半袖・インナーウエア
MARTINI HEAT Vネック九分袖丈Tシャツ
♪吸湿発熱素材・レディース・マテニーヒート・Uネック・半袖・インナーウエア
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また書いちゃいますが、「極細アクリル+バイロフト®」は東レの【ソフトサーモ】も一緒で、
ブームの火付け役のユニクロ【ヒートテック】も東レの開発で、【アクリル+レーヨン】ですから、
【ヒートテック】でも、【スマートヒート】でも、【ヒートオン】でも、【ノーブランド】でも、

価格が安めで

【吸湿・発熱】と書いてあって、

【アクリル+レーヨン】だったら、

その部分は全部一緒じゃないかと!?

(ヒートテックには綿の発熱素材もありますが。。。)

あとは、綿混であるとか、ポリエステル混であるとか、裁断であったりとかの違いでしょうが、
ポリエステルは注意ですよね。
ポリエステルは吸水率が低いので、良く言えばドライですが、何も工夫がなければかえって蒸れますし、すぐ汗臭くなりますからね。

2009/10/16

【西友】 エコヒート

西友が販売しているあったか保温下着は、【エコヒート】。
長袖丸首のアンダーウェアの値段は1,290円で、
素材【綿45%, アクリル40%, キュプラ10%, ポリウレタン5%】です。
同じ長袖丸首アンダーでも、ボーダー柄になると値段は同じですが素材が少し違って、
素材【綿60%, アクリル30%, キュプラ10%】になってます。
無地がアンダー的伸縮フィットで、ボーダーが自然な長袖Tシャツ感覚でしょうかね?

エコヒートの”エコ”は、使用されている旭化成のキュプラ(ベンベルグ)が、エコマーク事務局認定のエコマーク商品で、 安全な繊維製品の普及を図るために設定された規格、エコテックス・スタンダード100に認定されている 有害物質の少ない、土に還る、地球や人にやさしい繊維だからだそうです。
10%の混紡ですが。。

旭化成のキュプラ(ベンベルグ)は、肌触り優しく滑らかで静電気が起こりにくく、吸湿性がよい等、レーヨンと似た特徴を持っています。
レーヨンはPBのあったか下着で発熱素材としてよく使われていますが、実際、
「旭化成」の吸湿発熱素材【サーモギア】 → マイクロ抗ピルアクリル+ベンベルグ
「東レ」の吸湿発熱素材【ソフトサーモ】 → マイクロ抗ピルアクリル+バイロフトレーヨン
と、それぞれ同じ感じで発熱シリーズがあったりします。
グンゼの発熱保温インナー、ホットマジック(HOTMAGIC)も、
素材【アクリル40%, キュプラ〈ベンベルグ〉30%, ナイロン25%, ポリウレタン5%】なので、
キュプラも発熱能力はあるのだろうと推測しますが、、、10%の混紡だと、なのかな。。

着ていないので想像なんですが、アクリル+綿+キュプラの素材なので、宣伝通り肌に優しいソフトな着心地で間違いなさそうですし、 触った感じでは極薄でもないので、なんとなくしっかり感もありそうです。
それと、「長袖」と書いてあって、ありがちな9分丈袖ではなさそうなんですよね。
もしそうなら、9分丈袖では短いという人にはこれが選択肢として”あり”なのかなぁとも思いました。
ちなみに袖はリブ袖でした。

2009/12/01



【NEW】新しくなったHOT MAGICでさらに軽く暖かく!グンゼ/BODY WILD(ボディワイルド) あっ... 発熱繊維サーモギア7分袖インナー着るとぽかぽか発熱するあったか繊維!all10p10

【ゼビオ】 HEAT-X(ヒートクロス)

全国展開している大型スポーツショップの「スーパースポーツゼビオ」と、
同じグループの「ヴィクトリア」から発売されている吸湿発熱インナーの名称は、
【HEAT-X】(ヒートクロス)。
”発熱素材でプラス2度の温熱効果!”ということらしいです。
「薄手→中厚→極厚」とアウトドアメーカー的なラインアップが揃っています。
薄手の【ヒートクロス発熱9分袖クルーネックインナー】の価格は\1,590 (税込)、
素材は【ポリエステル40%, アクリル33%, レーヨン22%, ポリウレタン5%】です。
「ヴィクトリア」で扱っている薄手は少し違って、
【HX-BA-Lクルーネック長袖】の価格は\1,995です。
素材は【ポリエステル33%, アクリル34%, レーヨン26%, ポリウレタン7%】です。
中厚になるとポリエステル主体で値段が跳ね上がります。。

【ヒートクロス】はアンダーウェアだけでなく、フリース、アウター等、「ゼビオ」発のあったか衣類には みんな付いているみたいです。

2009/12/05

【ヒマラヤ】 HEAT DRIVE(ヒートドライブ)

スポーツ&ゴルフのスポーツショップを全国展開している「ヒマラヤスポーツ」にも、
”温 the BODY”というキャッチフレーズの吸湿発熱インナーがあります。
名称は、【HEAT DRIVE】(ヒートドライブ)。
長袖クルーネックの価格と素材ですが、ブランド的なものが2つあって、
ひとつは「VISION QUEST」で\1,290、
素材は【アクリル30%, レーヨン30%, ポリエステル35%, ポリウレタン5%】です。
もうひとつは「Fair Craft」で\1,390、素材は一緒ですが、抗菌防臭機能が追加されています。
「VISION QUEST」が一般用で「Fair Craft」がアウトドア用という感じでした。

2009/12/05

【ジーンズメイト】 HEAT PROTECT(ヒートプロテクト)

カジュアルウェアのチェーンショップ「ジーンズメイト」にも発熱インナーが置いてありました。
名称は、【HEAT PROTECT】(ヒートプロテクト)。
\1,500くらいの価格帯で、女性用がほとんど。
男性用はほんの少しだけ置いてありましたが定価は\1,990。
素材は【アクリル35%, レーヨン50%, キュプラ10%, ポリウレタン5%】で、
なめらかなレロレロ感のインナーっぽかったです。
「モリリン」という会社が作っているようです。
「三菱レイヨン」にマイクロアクリルと「モリリン」のマイクロレーヨンと混紡した吸湿発熱素材に「ミクリア」というのがあったかと思います。

2009/12/05

【Right-on】 EXTRA THERMO(エクストラ・サーモ)

カジュアルウェア店の「Right-on」でも吸湿発熱あったか下着が販売されてました。
名称は、【EXTRA THERMO】(エクストラ・サーモ)。
価格は、長袖クルーネックが1,600円です。
素材は【レーヨン75%, アクリル20%, ポリウレタン5%】で、
東レの素材を使っているそうです。
レーヨンが多いとツルッとした感じなのかなと思いきや、そこそこフワッとしてて、 広告に「新触感の肌心地」と書いてあるのも少し納得です。
でもドライではなさそうですよね、レーヨンは吸水性が高いですから。。

2009/12/07

2009-2010年あったか下着ポテンシャル比較

1500円程度または以下で、アクリルやレーヨンをメインとする、あったか下着のポテンシャルを素材から推測する一覧を作ってみました。
作ってどうなる?という気もだいぶするわけですが。。。

あったか下着にはもう少し高いメーカー品もあるのですが、
アウトドア・メーカー等の高機能サーマルアンダーウェアは、元は登山用とかで、
それなりに厳しい環境で「あったかい、動きやすい、汗を放出する、冷やさない」などの機能性の部分が 結構なレベルで要求されてるアンダーだと思うのですよね。
だから速乾性が劣り体を冷やしやすい綿混はダメということになったりするのかと思いますが、
最近の低価格帯のインナーは「あったかい、着ぶくれしない、シャツからのぞかない」など、 CMでの宣伝を見てても、ファッションとしての要素が強いみたいですし、 逃げれない冷気にずっとさらされる状況なども考慮されていないと思うので、 綿混なども逆に「肌に優しい、吸汗性がよい、静電気防止、防臭」などの利点になったりすると思います。
そういうわけで、”あったかい”というキーワードだけで単純に比較してはいけないかなと思うので混ぜないことにします。

まだ他に沢山あると思うのですが、気付いた中での、
「2009-2010年あったか下着ポテンシャル比べ」です。
【名称】、【メーカー】、【値段】は長袖クルーネックの定価に合わせました。
とりあえず、以下の各繊維の特徴を踏まえて、比較してみようかと。。

●【アクリル】は、ふっくら軽く柔らかで、保温性があります。帯電はしやすいです。
●【レーヨン】は、吸湿性、吸水性が良く、発熱素材としてよく使われます。シワになりやすく、静電気は起き難いです。【キュプラ】(ベンベルグ)もレーヨンととてもよく似た素材です。
●他化繊は、【ポリエステル】(固め)または【ナイロン】(柔らか)で、速乾性があり、シワになりにくく強いですが、静電気を帯びやすいです。
●【綿】は、肌に優しく、静電気が起き難く、吸湿性は良いが乾きが遅く気化熱で体が冷えやすいです。シワにもなりやすいです。
●ポリウ..は、【ポリウレタン】のことで、伸縮性で使われます。

名称メーカー値段アクリルレーヨン 他化繊綿ポリウ..
エクストラサーモ Right-on 1,600 20% 75% - - 5%
ヒートクロス ゼビオ 1,590 33% 20% ポリエステル40% - 5%
ヒートブレス ABCマート 1,575 - 62% ポリエステル31% - 7%
ヒートテック ユニクロ 1,500 41% 20% ポリエステル36% - 3%
アイ ヒート アルペン 1,500 19% 38% - 38% 5%
ヒートウォーム AOKI 1,500 - 15% ポリエステル34% 46% 5%
スマートヒート セシール 1,480 38% 20% ポリエステル34% - 8%
エコヒート 西友 1,290 40% キュプラ10% - 45% 5%
ヒートドライブ ヒマラヤ 1,290 30% 30% ポリエステル35% - 5%
エアロウォーマードンキホーテ1,290 - - ポリエステル34% 60%6%
ヒートファクトイオン1,280 50%13%- 30%7%
あったかインナー g.u. 990 - 62% ポリエステル30% - 8%
パワーウォーム イトーヨーカドー980 24% 20% - 51% 5%
ヒートオン ユニー 980 37% 23% ポリエステル35% - 5%
ファイバーヒート(綿) しまむら 980 20% 25% - 45% 10%
ファイバーヒート(化) しまむら 980 49% 32% ナイロン17% - 2%
サーモライト カインズホーム 980 - - ポリエステル40% 60% -

この中だけの、あくまでも素材だけのポテンシャル比較になっちゃいますが、
【ヒートテック】【スマートヒート】【ヒートオン】は速乾性(ポリエステル混)が期待できて、 シワにもなりにくそうだが、100%化繊なので敏感肌の人は注意、とか、 肌に優しそう(綿混)なのは【パワーウォーム】で、静電気も起き難そうだが、汗冷えに注意かな、とか、 【ヒートファクト】はふんわりと保温性(アクリル)が良さそうだな、とか、【ファイバーヒート】綿混は伸縮性(ポリウレタン)がよさそうだな、とか、
そんな感じですが、実際には生地の厚さ、編み方、密着度等で全然変わってきますので、やっぱり結構無意味な比較かもしれません。。



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