ホームあったか下着ヒートテック〜2008〜2011

ヒートテック

ヒートテックは、ユニクロ(UNIQLO)が提供する温かさを追求した商品で数種類あります。
ヒートテックは特定の素材を指すわけではなく、発熱・保温ウェアシリーズの名称のようです。
毎年、機能追加や素材変更など、進化をし続けるシリーズです。

【ヒートテック】
特徴:
発熱:カラダから出る水蒸気を繊維が吸着し発熱。
保温:繊維と繊維の間の空気の層が、発生した熱を外に逃がさない
吸汗速乾:汗を素早く吸収して発散、肌触りを常にサラサラに。
抗菌:特殊加工で気になるにおいを抑える。
ストレッチ:伸縮性のある素材で体にフィット。
―以下、2009-2010年シーズンモデルから。
形状保持:特殊な編地により、洗濯による型崩れやシワを防止。
静電気防止
―以下、2011-2012年シーズンモデルから。
消臭:特殊な加工がにおいの元を吸着・中和して消臭

>ヒートテック〜2004年モデル〜2007年モデルはこちら
>ヒートテック〜2012年モデル〜はこちら

2009/08/04


【UNIQLO】 ユニクロ ヒートテック 2008

ブランド:ユニクロ
素材:アクリル41%・ポリエステル34%・レーヨン22%・ポリウレタン3%
重量:130g
購入価格:1500円
購入時期:2008年

ヒートテック

2008年も購入してしまいました、ユニクロのヒートテック・アンダーウェア。
今年は九分袖と半袖(\1,000)を購入しました。半袖は秋から〜初冬にかけて重宝します。

2008年のユニクロあったか下着"ヒートテックシリーズ"も昨シーズンとは違うものになっています。
昨シーズンまでは【ヒートテックプラス】でしたが、今シーズンは【ヒートテック】と名称が変わっており、素材からして全く違うものになりました。
【ヒートテックプラス】→ 素材:綿59%・ポリエステル32%・ポリウレタン9%
【ヒートテック】→ 素材:アクリル41%・ポリエステル34%・レーヨン22%・ポリウレタン3%
今シーズンモデルから綿が入らなくなり、オール化繊品になりました。
【ヒートテックプラス】のほうは綿が発熱素材でしたが、これはレーヨン素材が発熱するようです。

ヒートテックシリーズは東レ株式会社と提携して商品開発をしているそうですが、東レにはレーヨンベースの【SOFTTHERMO】という発熱素材があるので、このヒートテックもその仲間になるのでしょうか?
ユニクロのアンダーウェアの魅力は値段の安さにあるのですが、【SOFTTHERMO】を使用したアンダーウェアはどれも低価格なので、ユニクロが飛び抜けて安いわけではないような気もしてきました。手に入りやすいのは飛び抜けてユニクロですが。

使用感に関しては、昨シーズンまでの【ヒートテックプラス】に比べると、化繊品になった分、薄くなり、 全体的にソフトでテロテロ感が出て、体へのフィット感がやわらかくなりました。
ここは好き嫌いがでるかもしれないな、というのが第一印象です。
薄くてソフトな感じが好きな人はいいと思うのですが、昨シーズンモデルのカチッとしたフィット感もよかった気もします。 このクラスですと、フィット感でも暖かさの感じ方が変わりますからね。
確かに旧モデルは綿混なので、着た瞬間はひんやりするデメリットがあったのですが、 普段着的な用途のアンダーなのでそれでもよかったような気もします。
縫い目がフラットシームではなくなりましたが、生地が薄いので気にはなりません。
色合いは今シーズンモデルのほうが高級感があります。 いずれにしろ風合いがだいぶ変わってしまったので比較が難しいですね。
相対的に言えば、綿シャツよりは絶対に暖かい、薄手にしてはそこそこ暖かい、でももっと暖かい下着は沢山ありますね。といったところでしょうか。消臭力は少し弱く、静電気はあまり出ないという感じです。

毎年大幅に変更されるユニクロのアンダーウェアは楽しいですね。と思ってよく見れば、昨シーズンに出た【ヒートテック モイスト】に素材的に近いですね。
【ヒートテック モイスト】からミルクプロテインといった保湿成分を抜いて、伸縮性を多少緩めた(ポリウレタン)のが、この【ヒートテック】でしょうか?
でも何か違うように感じます。その違和感を解消するために、各ヒートテックの重量と、脇下から袖先までの長さを計ってみました。

所有しているヒートテックを実際に計りましたが、全てが新品ではないので誤差はあるかとは思います。 サイズは全てMサイズです。

重量:
2004年「ヒートテックプラス」 → 【200g】
2007年「ヒートテックプラス」 → 【170g】
2007年「ヒートテックモイスト」→ 【160g】
2008年「ヒートテック」 → 【130g】

脇下から袖先までの長さ:
2004年「ヒートテックプラス」 → 【53cm】
2007年「ヒートテックプラス」 → 【47cm】
2007年「ヒートテックモイスト」→ 【47cm】
2008年「ヒートテック」 → 【45cm】

年々軽量化されて、袖の長さも変わってるんですね。これで違和感の理由がわかりました。
【ヒートテックプラス】は綿ベースなので、アクリルベースの【ヒートテックシリーズ】とは単純に比較できないのですが、
軽く薄くなった分、「重ね着が楽になり快適度がアップする」ととるか、
軽く薄くなった分、「暖かさがその分減るかな?」ととるか、重要視する点で変わってきますね。
それとやっぱり今シーズンモデルの九分袖はちょっと短いんですよね。 伸縮性があるので問題ないレベルですが、昨シーズンの九分袖が絶妙にピッタリの長さだったので少し残念です。 そしてできれば袖はリブなしにしていただきたかったです。
個人的には、昨シーズンモデルは長袖Tシャツの延長であった気がしますが、今シーズンモデルはより下着感が強くなった感じがします。

2008/09/29

[カテゴリ:薄手]
保温性:○
機能性:△
快適性:△

【UNIQLO】 ユニクロ ヒートテック 2008 ワッフル素材

ブランド:ユニクロ
素材:綿48%・ポリエステル44%・ポリウレタン8%
重量:170g
購入価格:1500円
購入時期:2008年

ヒートテック ワッフル

大ヒット中の2008-2009、ユニクロ・ヒートテックシリーズですが、ラインナップにも数種類あり、どれも発熱・保温・ドライ・抗菌などを同じように謳ってますが、違いがそれなりにあります。

通常の「クルーネックT(九分袖)」の素材が、
【アクリル41%・ポリエステル34%・レーヨン22%・ポリウレタン3%】なのに対して、
「ワッフルクルーネックT(長袖)」の素材は、
【綿48%・ポリエステル44%・ポリウレタン8%】となっており、
「ワッフルクルーネックT(長袖)」は綿ベースのアンダーウェアになっています。
ということは発熱素材は昨シーズンまでの綿ベースのものになるのでしょうか?

さらに比較してみると、
主素材:アクリル 、九分袖の「ヒートテック」の重量は【130g】、
脇下から袖先までの長さは【45cm】で、
主素材:綿、長袖の「ヒートテック ワッフル」の重量は【170g】、
脇下から袖先までの長さは【48cm】となっています。

これだけ違えば見た目も着た感じもだいぶ違います。
ポリウレタン混のワッフル素材なので体への密着感がタイトなのかと思いましたが、逆で、ゆったりしています。 むしろ昨シーズンの綿ベースのヒートテックのほうがタイトな密着感があります。
なめらか感覚の【ヒートテック】に比べると、肌感触がザラザラとしてますが、 汗をかいた時にピッタリと肌にアンダーが張り付く感じが好きではない人にはいいのではないかと思います。
袖も九分袖ではなく長袖になってますし、ワッフル素材で"かさ"があるので、下着としてではなく、 長袖Tシャツとして着てもおかしくないので、その点では気に入りました。
しかしながら下着としては今ひとつで、縫い目がフラットシームではなく、 リブの袖口の縫い目が少々盛り上がっているのでタイトな重ね着には向いていないかもしれません。。

薄手のあったか下着として着るならば、アクリルベースの九分袖ヒートテックのほうがいいと思いますが、 化繊品が苦手な人や、九分袖が短い人にはワッフルほうがいいかもしれません。
綿ベースですと静電気も起きにくいですからね。

追記:2009/03
今シーズンはこのアンダーを寝巻きとしてだいぶ着ました。
ゆったりシルエット、綿混のワッフル素材が快適でした。

2008/11/18

[カテゴリ:薄手]
保温性:△
機能性:△
快適性:◎

【UNIQLO】 ユニクロ ヒートテック 2009

ブランド:ユニクロ
素材:アクリル41%・ポリエステル36%・レーヨン20%・ポリウレタン3%
重量:140g
購入価格:1500円
購入時期:2009年

ヒートテック 2009

今シーズンは買わなくてもいいかな、と思っていたのですが、 どこよりも早く今シーズンモデルを発売したのと、さらに進化しているとのことなので、 思わず購入してしまいました。

着てみた第一印象は、昨シーズンモデルのヒートテックのテロテロ感が減って、 着やすく、しっかりした感じがしました。 では、測ってみようということで、、、
重量は、2008年版:【130g】 → 2009年版:【140g】 ということで、しっかり感がここに、、、
脇から袖先までの長さは、 2008年版:【45cm】 → 2009年版:【46cm】 と、ゆったりな9分丈になってジャストサイズです。
それ以外にも、裾の長さが昨シーズンモデルより少し長くなっているみたいですね。
細かいですが、これだけでもかなり着心地がよくなったような気がします。

ヒートテックは毎年進化していて、発売当初よりも確かに良くなっていますし、まぁまぁ暖かいのでしょうが、 今年はどうしても厳しい評価になってしまいますよね。
というのも、数年前にヒートテックが登場した時には、この価格でのあったか下着があまりなかったので、 それだけで素晴らしいと思いましたが、昨シーズンあたりから同価格帯にたくさんのあったか下着が出てきて、 今シーズンはさらに低価格の製品が出てきていますので、 ヒートテックの"低価格"という"ひいき目"がなくなってしまったからです。
結局のところは、何と比較するか、どんな風に使うかで評価は変わってしまいますね。

とりあえずの感じとしては、思わず引っ張りたくなるビヨ〜ン調の 伸縮性のあるストレッチ素材の生地が、それほどカラダにピッタリ張り付くほどのフィット感でもなく、 腕回りなどは余った生地が若干シワになってます。 アウターとしても着れるようにファッション性を高めたということなので、 スタイル的にもそうなっているのかもしれませんが、言うほどファッショナブルとは思いませんし、 インナーウェアにそれは必要ないかなぁという気がします。 でも、オレンジやイエローなど、今までのあったか下着にはなかったカラーがラインナップされているので、 そこは評価大なのかな、と思います。

さて、アンダーウェアとしてみた場合、縫い合わせ部分の固さと盛り上がりは少々気になります。
特にわきの下の十字になっている縫い目はモコモコと不快感があります。
ヒートテックプラス 2007では縫い目はつぶされていたんですけどね。。
袖口も男性用はリブ袖で、その縫い目がモコモコします。
袖口や腕周りをすっきりさせるにはやはりリブ無し袖がいいなと思います。
女性用ヒートテックはリブ無しなので、男性用もそうして欲しいところです。
−2009/8/04

−追記 09/10/14
涼しくなってきたので、早速ヒートテックを試してみました。
普通の綿シャツを着ていた状態からヒートテックに着替えてみると、、、
結構ヒートテックは暖かいですね。かなり暖かく感じましたよ。
ですが、しばらくしてから、少し痒くなりました。
インナーウェアは肌に直接着るものなので肌質にもよるのでしょうし、 綿シャツから着替えたから特に感じたのかもしれませんが、無意識に背中や二の腕を掻いてました。

それと、汗をかいてもヒートテックの生地はドライでしたが、肌が少しベタつきました。
特殊加工されたポリエステル製のアウトドア用のアンダーウェアではあまりベタつくことはないので、 吸汗発散性はそこまでではないかなという感じですね。
価格的に比べてはいけないかもしれませんが。。。

[カテゴリ:薄手]
保温性:○
機能性:△
快適性:△

【UNIQLO】 ユニクロ ヒートテック 2010

メーカー:ユニクロ
商品:ヒートテック/クルーネックT(9分袖)
素材:アクリル40%・ポリエステル34%・レーヨン21%・ポリウレタン5%
価格:1500円

今シーズンも、ユニクロ・ヒートテックから始まるあったか下着! という感じで8月から売り出されていましたが、暑すぎて興味があまりわきませんでしたね。
9月になって、やっとふらりとユニクロに行って手にとってみましたが、
スタイルも、手触りも、昨シーズンと変わりない吸湿発熱インナーのようです。
素材も昨シーズンとは誤差くらいの違いですし、今年は進化がないのかな?

相変わらず縫い目がフラットではなくて、盛り上がっているのが残念でしたね。
下手したら表裏反対に着用したほうが縫い目が肌に当たらなくて快適なのではないかと思うくらいですからね、そのへんは。
タイツの股の縫い目がフラットじゃないのはホントにどうかな?と思いますね。
そして相変わらず価格も1500円でした。他PB製品は改良の上、価格は980円〜1280円で出してますから、王者ヒートテックはブランドで価格維持なんでしょうかね?

そんなこんなで、今シーズンはヒートテックを真っ先に買うようなことはしませんでした。

ということで、今シーズンもヒートテックシリーズでGOODなのは、ヒートテックワッフルでしょうかね。アンダーウェアとしてではなくて、長袖Tシャツ的な使用で。
「 参考:ヒートテックワッフルクルーネックT(長袖)/¥1,500/ 綿48%・ポリエステル45%・ポリウレタン7%」

【UNIQLO】 ユニクロ ヒートテック 2011

メーカー:ユニクロ
商品:ヒートテック クルーネックT(9分袖)
素材:アクリル40%・ポリエステル33%・レーヨン21%・ポリウレタン6%
価格:1500円
重量:145g
購入時期:2011年

ヒートテック 2011


昨シーズンはパスしたユニクロ・ヒートテックですが、今シーズンは購入してみました。
お店の展示品を手にしたときに、あれっ?ちょっと変わったかな?と思ったんですよね。
今シーズンモデルは、以前のつるっとした感じに比べて、少しざらっとしてカチッとした感じを受けたんですよね。 感触的にあまりつるつるしているより、少し抵抗感があったほうが暖かい感じがするんですよね。
さらに今シーズンものは、特殊な加工がにおいの元を吸着・中和してくれる消臭機能が追加されているということで、購入。。

昨シーズンものは持っていないので、2009年モデルと2008年モデルとの比較になってしまうのですが、 今シーズンモデルは、以前のものに比べて、肩幅は広く、袖は長く(9分袖がちょうどよい)、胴回りは細くなっているようで、 フィット感がありながら窮屈な感じはせず、とてもよくなっているように感じます。
生地に関しても、間違いなくオール化繊モデルになった2008年モデルとは別物のようにしっかりしています。

前も測ってみたので、今回も比べてみようということで、
重量は、2008年版:【130g】 → 2009年版:【140g】 → 2011年版:【145g】
脇から袖先までの長さは、
2008年版:【45cm】 → 2009年版:【46cm】→ 2011年版:【46.5cm】
なるほど。これ以外にも、肩幅、胴回りなどもありますからね、結構違いはあるかもしれません。

前々から期待している縫い目のフラット化ですが、この価格帯ではどれもそうはなっていないので、 もう期待はしないというか、それが普通なのでしょうね。
定価も相変わらず1,500円と、他のPB品よりおそらく高めですけど、割引セールのときに買えばそんなに違いはでないかと思われるので、それも戦略ということでいいような気がしてきました。

なんとなく、今シーズンはヒートテックを着る回数が増えそうな気がしています。。



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