ヒメスイバ(姫酸葉、シープソレル)
Sheep sorrel |
Rumex acetosella(ルメックス・アケトセラ) |
タデ科の多年草で、細く草丈は低いです。原産地はヨーロッパ及びアジア全土です。小さい白色の花は頂生の穂状花序をなし、種子(シード、たね)が成熟した時に赤色に変わります。葉は矢の形をしています。ピリッとした味で、早春から摘めます。
このハーブ(香草、薬草、植物)は、スイバ属の中ではもっともありふれた品種で、今では世界中で見かけます。砂地にも牧草地にも自生し、初夏に採取されます。
○成分 シュウ酸塩、アントラキノン、クリソファノール、エモジン、フィスチオン等。
○効能(効果、効用、薬効、作用) 解毒作用、利尿作用、緩下作用、消化作用、解熱作用、皮膚障害の殺菌消毒作用、瀉下作用等。
○使い方(利用法、利用方法、活用法) 生葉はサラダに、火を通して炒め物にしたり、クリームで和えたり、スープやソースにも加えます。ソレルには熱を下げ、体を浄化する作用(効能、効果、効用、薬効)があることから、フランスでは今でも食べられています。また、染料としても使用(利用)されます。
○注意 腎臓結石になりやすい方は使用(利用)しないでください。 |