学名 |
Crocus sativus |
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英語名 |
Saffron crocus |
仏名 |
Safran |
和名(日本語名) |
番紅花、蕃紅花(ばんこうか) |
分類 |
クロッカス属 アヤメ科 多年草 |
原産地 |
南ヨーロッパ |
特徴 |
サフラン(番紅花、蕃紅花)は、世界的に見て、高価なスパイス(香辛料)の一つです。
淡紫色の芳香の強い花が咲き、雌しべの先を採取乾燥して、漢方、香料、染料として使います。
また、クロッカスの名前で観賞用に家庭で栽培されます。
入手できるものは淡紫色のサティバス種で、11月下旬に香気のある花が咲き始め、花が終わった後に葉を伸ばします。
サフラン(番紅花、蕃紅花)の歴史は古く、古代エジプトの歴史を記したパピルスには、サフラン(番紅花、蕃紅花)の薬用効果(効能、効用、薬効、作用)が紹介されています。
また、古代ギリシャやローマでは、医療や化粧品の色づけなどにも使用(利用)されていました。
ハーブ(香草、薬草)としての評価も高く、婦人病の予防にも役立つことが判っています。
最近では、パエリアやブイヤベースなど、お料理での使用(利用)が有名です。 |
成分 |
α、β、γ‐カロテン(カロチン)、黄色のカロチノイド(カロテノイド)色素配糖体クロシン(crocin)、苦味配糖体ピクロクロシン(picrocrocin)、香りの主成分の芳香精油成分サフラナル(サフラノール、サフラナール、safranal)、アロマオイル(エッセンシャルオイル、精油)(テルペン、テルペンアルコール、エステル)、クロセチン(crocetin)など。 |
効能(効果、効用、薬効、作用) |
鎮静、鎮痛、婦人病予防、消化不良、腹痛の緩和、疲労回復など。 |
使い方(利用法、利用方法、活用法) |
食品や化粧品の着色のほか、サフラン湯、インテリア園芸に使用(利用)します。 |
注意! |
○一度に大量の服用は避けてください。
○通経作用がありますので、妊婦には用いないで下さい。 |