学名 |
Perilla frutescens var. crispa |
英語名 |
Perilla(ペリラ) |
和名(日本語名) |
シソ(しそ、紫蘇) |
生薬名 |
蘇葉(ソヨウ) |
分類 |
シソ科 一年草 |
原産地 |
中国、日本全域 |
特徴 |
植えておくと重宝するハーブ(香草、薬草、植物)で、アオジソ(青じそ、青紫蘇)とアカジソ(赤じそ、赤紫蘇)があり、薬用としてはアカジソ(赤じそ、赤紫蘇)の方が優れています。
生で食すると魚肉の毒を消すとされ、刺身の付け合せによく使用(利用)されるのはこのためです。
歯のしわが細かく切れ込みが深い種類(品種)があり、それぞれに縮緬(ちりめん)と呼ばれています。
特にチリメンアカジソは色の出がよく、梅干しの色付けに使用(利用)されます。
縄文時代の土器とともに種子が発見されており、昔から広く使用(利用)されてきた歴史の古いハーブ(香草、薬草、植物)です。
現代では「紫蘇(ソヨウ)」という名前で通っていますが、原名は「蘇」と言います。
古くは葉の赤いものを「赤蘇」、青いものを「青蘇」、あるいは「荏」と呼んでいました。
「荏」は現在のゴマのことです。
最近注目を集めているのはアカジソ(赤じそ、赤紫蘇)の葉により多く含まれるロスマリン酸です。
ポリフェノールの一種でアレルギー症状を緩和する効能(効果、効用、薬効、作用)が期待されています。 |
成分 |
ビタミン類、ミネラル類、リノレン酸、ステアリン酸、パルミチン酸、ペリラアルデヒド、リモネン、ピネン、α-リノレン酸等。 |
効能(効果、効用、薬効、作用) |
発汗、解熱、鎮咳、健胃、抗菌、解毒、去痰、防腐、風邪の初期症状、魚介類の中毒、暑気あたり、アレルギー、便秘、コレステロール等。 |
注意! |
昔から鯉の刺身と一緒に生葉を食すると腫物が生ずると言われていますので注意しましょう。 |