学名 |
Humulus lupulus |
英語名 |
Hop(ホップ) |
和名(日本語名) |
西洋唐花草(セイヨウカラハナソウ) |
分類 |
クワ科 多年草 |
原産地 |
ヨーロッパ、アジア |
特徴 |
つる性の多年草で、草丈は6〜8mに育つ、雌雄異株のハーブ(香草、薬草、植物)です。
雄花は乳黄色のマツカサのような円錐形という特徴のある形で、たくさんぶら下がった光景は印象的です。
ホップ(セイヨウカラハナソウ)はローマ時代からビール醸造に使用(利用)されていました。
独特の苦みが消化管を刺激することが知られていました。
またホップ(セイヨウカラハナソウ)には眠気を誘う鎮静作用があり、お休み前のお茶として飲まれたり、ホップを入れた枕を使用(利用)することで安眠できたりもすることで有名なハーブ(香草、薬草、植物)です。
17世紀のイギリス、ヘンリー8世の統治下の頃、ホップ(セイヨウカラハナソウ)は「飲み物の味を台無しにする。人々を危険にさらす邪悪な雑草」と評されていた時代がありましたが、近年ではホップ(セイヨウカラハナソウ)の持つ有用成分がストレスやイライラ、緊張、頭痛、利尿にも有効であることがわかってきました。
さらに最近の研究では、他のハーブ(香草、薬草、植物)との組み合わせでよい結果が報告されています。 |
成分 |
バレロニン酸、フムロン、ルプロン、ワレリアン酸、ルプリン、フラボノイド、フェノール、エストロゲン、アスパラギン酸、発情性物質など |
効能(効果、効用、薬効、作用) |
鎮静、催眠、鎮痙、芳香性苦味など。 |
使い方(利用法、利用方法、活用法) |
蔓はリースに使用(利用)します。新芽は食用にします。 |
注意! |
花穂の花粉は接触皮膚炎を引き起こすことがあります。 |
育て方(栽培方法、管理方法) |
日の当たる所に高いスタンドかネットを張り、各葉に十分日が当たるように蔓を誘引します。追肥は水やりごとに、薄い液肥を施せば十分です。 冬には地上部は全く枯れて無くなってしまいますが、春にはまた新芽がでてきます。ツルには細かいトゲが密集してますので、触るときは怪我のないように注意しましょう。 |