学名 |
Cynara scolymus |

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別名 |
アーティチョーク、アーティーチョーク、アーチチョーク、グローブアーティチョーク、朝鮮薊、朝鮮アザミ、チョウセンアザミ |
英語名 |
Artichoke, Glove artichoke |
和名(日本語名) |
朝鮮薊(朝鮮アザミ、チョウセンアザミ) |
分類 |
キク科 多年草 |
原産地 |
地中海沿岸 |
特徴 |
地中海原産のハーブ(香草、薬草、植物)で、草丈は1.5〜2mになり、大型のハーブといえます。切れ込みが入った羽状葉は50〜80cmに達します。夏に太く長い花茎を伸ばし、その先端に明るい紫色の美しい頭状花をつけます。つぼみの大きさは8〜15cmで、若いつぼみを食用します。
古代ギリシャ、ローマ時代以降、カルドン種という野生のオオアザミの改良が進み、現在の姿になりました。栽培の記録によると、15世紀のイタリアのものが最も古いとされています。
16世紀のヨーロッパでは国王やお金持ちの高貴な野菜と考えられていました。
日本には、江戸時代にオランダから渡来しましたが、なかなか普及しませんでした。西洋人が好む野菜なので、近年西洋の食生活を受け入れた人々の間で少しずつ流行し始め、最近では少量ずつですが、レストランや高級スーパーなどで販売されるようになりました。
栽培品種としては、全体が緑色のロマネスクと、全体が紫色で、葉にとげがあるビオレッタがあります。いずれにしても、まだまだ日本では数少ない希少品種といえます。 |
成分 |
カフェ酸誘導体、フラボノイド、カルシウム、マイクロクリスタリンセルロース、ステアリン酸、シナリン、クロロゲン酸、トリテルペノイドなど。 |
効能(効果、効用、薬効、作用) |
アーティチョークを食べると、血中のコレステロール値が下がるという実験結果が世界中で報告されており、心臓によいとされています。実際、コレステロールを分解するシナーラという薬品はアーティチョークから精製されています。
その他、肝臓から分泌される胆汁の量を増やす作用、利尿作用があります。
利尿作用、健胃作用、抗酸化作用、肝臓の保護作用、胆汁分泌促進、血清コレステロールの減少など。
○体のむくみをとります。
○肝機能を高めます。
○血中コレステロールを下げ、心臓を健康にします。 |
育て方(栽培方法、管理方法) |
種まき時期は3〜6月、9〜10月です。春に播種や株分けを行い、日の当たる肥えた土地で生育、管理を行います。収穫は、1年目はつぼみを摘んで、2年目から行います。肥料は、月に1〜2回の薄い液肥か、下部の周りにマグアンプKを年に2回施せば十分です。新葉にアブラムシがつくので、早めに駆除しましょう。 |
注意! |
○妊娠中の方はお医者様に相談して使用(利用)してください。
○胆石や胆管閉鎖などの病気をお持ちの方は使用(利用)しないでください。 |