追憶のミャンマー〜バガン(ニャンウー)
 
Bagan(Nyaung U)
 
 
バガン(ニャンウー)
 

 
ヤンゴン→バガン
 


       
 
いきなり遅れる
ヤンゴンからバガンへのフライトは6:30。思いっ切り早起きしたのに、空港に着いてみると10:30に変更になっていました。やっぱりな。遅れそうな予感がしたんだ。
 
ふりだしに戻る
ミャンマーの国内線はみんな、朝ヤンゴンを出て各地を経由し夕方には再びヤンゴンに戻る仕組み。天候不順などで戻れないと?そう、私たちのような目に遭うわけです。
 
スーツケース確認
飛行機に積む荷物は搭乗前に乗客自らが確認する仕組み。これはいい。積み残しがなくて安心だ。数が少ないからこそできる芸当だけど。
 

   
ポッパ山
ミャンマーの大地は大部分が熱帯サバンナ気候。潅木がまばらに茂る荒地です。空から見ると赤茶けた大地のところどころに木々の緑が点在していました。しばらく飛んでいると、平原の中にぽかりと浮かぶ山を発見。「ポッパ山ですね」とガイドさん。二日後に行く予定だけど、どんなところなのかな。
   

       
 
カラフル
国内線はヤンゴン航空を利用しました。カラフルな機体がリゾッチャみたいで、見ているだけで楽しい。仕方がない、遅れたのも許してやるか。機内は普通だったけど。
 
ゲート
小さい空港なので、飛行機からターミナルビル(といっても平屋だけど)までは歩いて向かいます。途中に門があるのがちょっと変わっていますね。軍民併用だからかな。
 
ターミナル
外観のちっぽけさに反して中は意外と立派です。明るくて新しく、売店なんかも日本の空港と同じようにあり、外国に来た気がしませんでした。
 

 
マーケット
 


       
 
旅のスタート
空港や長距離バスのターミナル、フェリーの船着場などが集まるニャンウーは、バガン地区の交通の中心地。とはいうものの、のんびりした田舎町です。
 
鶏肉
今朝絞めてそのまま持ってきたのでしょう。売り物は二羽しかないけど、立派な鶏肉屋さんです。これで商売になっているのかな、と他人事ながらいささか心配になります。
 
魚屋
一方こちらは数で稼ぐ。エーヤワディー川に網を投げれば、それこそ一網打尽でしょうからね。希少価値がない分、きっと単価が安いに違いない。
 

   
ロンジーを買う
さて、マーケットで最初に訪れたのはロンジー(ミャンマー伝統の巻きスカート)のお店。旅行中に着ようと買いに来ました。選んだ生地は、仕立て屋が足踏みミシンを使い10〜15分で仕立ててくれます。看板娘も可愛い(後で知ったけど、彼女の名前はモンモンちゃん。このときは独身でした)。
   

       
 
仕立て屋
で、モンモンちゃんから買った生地を仕立て屋のおばさんに持って行きます。まだお客さんがあまりなく、彼女らはのんびりと井戸端会議をしていました。
 
葉巻
ミャンマー名産のひとつ、葉巻が束になって売っていました。香りは意外に癖がない反面、吸っても吸っても終わらない。コストパフォーマンスとしては高いんだけど。
 
路地
ロンジーが出来上がるまでマーケットを一周。細い路地で碁盤の目状に区画された界隈は祭りの縁日みたいで、歩いていると懐かしさが込み上げてきます。
 

       
 
八百屋
数や種類が豊富なことにも驚かされますが、同じ野菜でも日本のものとはずいぶん形が違う。特売といった感じで大きなひょうたんが店頭に飾られていました。
 
食べるお茶
ミャンマーやラオスなど東南アジアの一部では、お茶を食べる習慣があります。漬物みたいなものですが、味は?う〜ん。日本人には油が多すぎるんだよね。
 
川魚
川が近くにあるだけに魚は豊富。売り方もストレートでわかりやすい。これぞ市場って感じです。ご覧の通り、買いに来たお客さんとの井戸端会議にも花が咲きます。
 

       
 
干物
小魚は干物にしてざるに並べます。ひと山いくらで売っているのかな。少なくともグラム単位ではないでしょう。日本も昔は乾物屋の軒先にこんな感じでしたよね。
 
生活雑貨
駄菓子屋かと思って近寄ってみたら、歯磨きやらティッシュやら飴玉やら、その他生活雑貨がごちゃごちゃと。ミャンマー版ドラッグストアですね。
 
昼寝
乾季とはいえ熱帯の昼は暑い。こんなときは日陰でうとうとするのが一番。カメラに気づいたおじさんは目を覚ましたものの、そのままの姿勢でにっこり。撮られ慣れてるのね。
 

 
願いが叶うパゴダ
 


       
 
穴場
オールドバガンからニャンウーへの道沿いにあるアロートゥピィーパゴダは、日本のガイドブックには載っていません。しかし、ガイドさんが是非にと連れてきてくれました。
 
縁結び?
外国人には知られていなくても、現地では「願いが叶うパゴダ」として超人気スポットとなっています。恋愛や就職が上手くいくようにお祈りする人が多いのだとか。
 
稼ぎ頭
よっぽど御利益があるのか、ミャンマーの人たちの間ではここで記念写真を撮るのが大人気。そのための写真屋さん(カメラマン)まで常駐している始末です。
 

   
ビジネスチャンス
現地のカメラマンが使っていたのは、どうやら日本製の一眼レフ。私たちが旅行に持っていくのと同じレベルの機材です。ということは、カメラ好きの日本人なら、ここでひと商売できそうな気がするぞ。現像とかプリントをどうするかは別問題だけど。
   
記念写真
一番人気のアングルがここ。金色に輝くパゴダを背に、木々の緑もちょっと入ったりなんかして。もしかして、撮ってもらうと願いが叶うのかな。そうだとしたらご利益に預からない手はないな。買ったばかりのロンジーを身に着けて、まずは記念の一枚。
   

 
シュエズィゴオンパゴダ
 


       
 
運だめし
宝くじを当てたい。試験に合格したい。そんな人は金網の隙間からお金を投げ入れましょう。目的の壷に入れば願いは叶う、というものの、なかなか入らないんだ、これが。
 
金色は珍しい
バガンのパゴダはほとんどが煉瓦剥き出しの赤茶けた色。そのため金色に輝くシュエズィゴオンはひときわ目立ちます。でも見慣れると不思議と飽きるんだよね。
 
親より年上の子供
子供が親より高い位置にまつられているのは年上だから。って、どういうこと?実は子供は先に亡くなったため、死後の世界では先輩=年長者になるからなのだそうです。
 

     
名刹
多くの参拝客で賑わうシュエズィゴオンパゴダは、バガンにおける信仰の中心地。参道には土産物屋が並び、地元の人々がお参りする中を外国人観光客が歩き回ります。
     


   

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