追憶のミャンマー〜ヤンゴン(カンドーヂー湖)
 
Yangon(Kandawgyi Lake)
 
 
ヤンゴン(カンドーヂー湖)
 

 
シュエダゴオンパゴダ
 


       
 
ランドマーク
ヤンゴンの代名詞といっても過言ではない、仏教国ミャンマーを代表するパゴダ。街を見下ろす丘の上に建てられており、エレベーターで境内のエリアまで登ることができます。
 
黄金
参道の途中から早くもパゴダの本体が見えてきます。他のパゴダに比べて明らかに大きく、光り輝く姿とあいまって威圧感すら覚える迫力です。これが金色というものか。
 
菩提樹
パゴダの丘へ上がるエレベーターを降りると、巨大な菩提樹が出迎えてくれました。こんなに大きなものは本場(?)インドにもないのでは?樹齢は何年なのでしょう。
 

   
仏舎利塔
パゴダとは仏舎利塔のこと。仏陀の髪や骨、歯など遺骸の一部を収めた、いわばお墓のようなものです。そう思って見ると、どこかしらピラミッドや古墳にも通じる形をしていますね。誰だ、ウ○コみたいだって言うのは。罰当たりな。否定はしないけど。
   
寺院
境内には仏舎利塔以外にもいろいろな形の塔があちらこちらに林立しています。マンダレーの王宮で見たようなトゲトゲの屋根をした建物もよく見かけます。寺院なんでしょうか。それにしては数が多すぎないか。どこにお参りしていいかわからないぞ。
   

       
 
土曜日の祭壇
ポッパ山にもあった誕生曜日の祭壇。年齢の数だけ仏像に水をかけると厄除けの効果があるというので、さっそく試してみました。隣のおばあさんはいつ終わったんだろう。
 
祈寿堂
パゴダの東西南北それぞれに祈りのための広いスペースが設けられています。雰囲気としては日本の寺みたいですが、集まっている人々の熱心さはかなり違います。
 
バゴダ千本
中心の大きな黄金の塔を取り巻くように林立する小さなパゴダ。シュエダゴオンって、これらすべてをひっくるめたコンプレックス全体なのか、黄金の塔のみなのか、どっち?
 

       
 
丁寧にね
やっているうちに面白くなったのか、子どもたちが勢いよく次から次へと水をかけ始めました。君たち、自分の年齢をはるかに超える回数かけてるだろ。
 
バリアフリー
境内はもちろん裸足で歩くのですが、磨かれた石が全面に敷かれていて歩きやすく快適。起伏や階段もないので車椅子でも楽々参拝できます。
 
マハガンダの釣り鐘
18世紀に鋳造された由緒ある鐘。イギリスとの戦争時にヤンゴン川に沈んでしまったのをミャンマー人が必死で引き上げたそうな。みんなの心の拠り所だったんですね。
 

   
パゴダや寺院だけでなく境内には祠も設けられています。祀られているのは仏像に始まり、ナッ神、精霊、ドラゴンなど、ここまでくるともう何でもあり。キリスト教やイスラム教の人が見たら目を回しちゃうんじゃないかな。アジアは多神教なんです。
   
南の参道
帰りはエレベーターを使わず徒歩で。境内に向かう参道は東西南北に四本設けられています。それぞれ靴の引き換え券が異なります。どの参道から入ったか間違えないようにするためです。確かに中に入ると方角や現在位置がわからなくなります。
   

       
 
仏具屋
賑わっているお店があったので焼きそばでも売っているのかと思ったら大違い。造花や風車など参拝時に奉納する品々を扱っているんですね。
 
アーケード
参道は全面屋根付き。というか、ずっと地下街の中を歩いているようでした。参道というよりパゴダの建物の一部と考えた方が正しいかもしれません。
 
参道を降り外に出たところで振り返る。なるほど、こうなっていたのか。まるで竜が体をくねらせているようです。上空から見たらさぞかし壮観だろうな。
 

 
チャウッターヂーパゴダ
 


   
寝釈迦仏
比較的最近に造られたというこのパゴダの見どころはこれだけ。全長70mの寝釈迦仏です。細面で女性的な顔立ちなんですよね。うっすらとアイラインなんか引いてるし。それなのに足の裏には金色で宇宙曼荼羅の図が描かれていたりして。このアンバランスは何なんでしょう。
   

     

一周する
他にすることもないので根釈迦仏の周囲をぐるりと回ってみました。ときどき熱心に拝んでいる人がいて、さすが信仰の篤い国だなあと感心します。食べ物や飲み物持参で、かなり長居している様子。座り込んでいる姿がまるで観光地にピクニックに来た家族みたい。いかんいかん、また罰当たりなことを言ってしまった。
     

 
カンドーヂー湖畔
 


   
カンドーヂー湖
ヤンゴン中央駅を挟んで旧市街の北方に位置するカンドーヂー湖。周辺は市民の散策コースとなっています。木立の中でピクニックをしている家族連れやカップルをよく見かけました。シュエダゴオンパゴダやチャウッターヂーパゴダ、さらには高級ホテルの多くもこの辺りにあります。
   

       
 
カラウェイパレス
湖のほとりにやたらデーハーな異形の建物を発見。何かと思ったら水上レストラン。最終日の昼食はここでしたが、冷房が効き過ぎていてお腹を冷やしてしまいました。
 
戦車
食事を終えて外に出ると、レストランの前に第二次世界大戦時のミャンマー軍の戦車が野外展示されていました。帝国主義の日本軍と戦った、その姿のまま。
 
夜のカラウェイパレス
昼見ても凄いのに、夜はいっそう拍車がかかっています。ネオンの少ないヤンゴン市内にあって、「どうしちゃったの」と思うほどの場違いさです。
 

 
伝統舞踊ショー
 


   
マリオネット
ミャンマー最後の夜はカンドーヂーパレスホテル(宿泊もお勧めです!)にショーを見に行きました。中でも一番面白かったのがこれ。踊り手はあやつり人形を真似て踊るのですが、首や腕の関節のカクカクした動きなど、本当に似ているのでびっくり。よっぽど修行を積んだんだろうなあ。
   

       
 
出し物豊富
ショーはホテルのホールを利用したバイキングディナー形式で行われています。十種類の踊りが次々に演じられ、あっという間に時間が過ぎていきました。
 
大団円
次から次へと繰り出される踊りに目を奪われ、食べる暇がない。気がつくと踊り手全員が登場してのフィナーレ。うーん、これは久々に堪能させてもらいました。
 
記念写真
ホール後方に飾られた舞台セットの前でガイドさんと一緒に記念写真。それにしてもミャンマーの人ってつくづく金ピカなものが好きなんですね。
 


   

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