タケハヤ

   ディビジョン[。正式名称は「最撃多元燃導艦」。ガオファイガー・プロジェクトの下、機界文明との戦いで消耗したGGGオービットベース・ディビジョンフリートの新たな戦力として開発、建造された大型機動要塞艦のうちのひとつである。オービットベース接続状態の平時形態から、出動に際して機能開放された有事展開形態へ変形することが出来、その際の全長、全幅が完全に同一であるという特徴がある。木星決戦で破壊された百式司令部多次元艦スサノオの直接の後継艦にあたり、各種センサーと多次元コンピュータを駆使して速やかに情報を収集、解析することを目的としている。スサノオと同様にボルフォッグが艦橋に常駐しており、彼が多次元コンピュータに直接アクセスすることで操艦が可能である。推進システムとしてレプトントラベラーを装備、短期間の惑星間航行および、単独での大気圏の突入・離脱を可能にしている。武装としては地上でも使用可能に改良されたリフレクタービームUが装備され、全ディビジョンフリート中最も強力な火力を有する。そのため、タケハヤの出撃には一定の制限が設けられており、出撃頻度は他のディビジョンフリートと比較しても低めであるが、複数のディビジョンフリートを運用する際には艦隊旗艦となり、艦隊運用の中枢を担うことが想定されている。艦首にはスサノオにおけるムラクモに相当する先行偵察連絡艇兼脱出艇であるクシナダを搭載している。また、新型ディビジョンフリートに共通するが、艦体制御の殆どの部分をコンピュータに任せており、必要運用人員の低減が図られている。特にタケハヤは、究極的にはボルフォッグのみによる運用も可能となっており、その傾向が顕著である。
 国連事務総長承認の下、セキュリティを解除されることでディビジョンZ・ツクヨミ、ディビジョン\・ヒルメと共に究極ツールゴルディオンクラッシャーに変形合体する。その際には基部およびコネクト部を構成し、コネクトしたスーパーメカノイドの出力をゴルディオンクラッシャーに伝導する機能を果たしている。
   命名は日本神話に登場する荒ぶる神、須佐之男尊(スサノオノミコト)が黄泉の国から舞い戻った伊邪那岐尊(イザナギノミコト)の禊の最中にその鼻から生れた際、建速須佐之男尊(タケハヤスサノオノミコト)と呼ばれたことに由来する。「タケハヤ」とはスサノオの別名であり、字(あざな)である。

 分類 Ul−tech engine driven carrer base
 形式 最撃多元燃導艦
 所属 国際連合
 管轄 Gutsy Galaxy Guard機動部隊
 必要低限乗員数 1(ボルフォッグ)+α
 平時全長 350m
 展開時全長 571m
 平時全幅 97m
 展開時全幅 571m
 平時全高 93m
 展開時全高 350m
 乾燥重量 96000t
 総重量 101500t
 主動力 Gストーン制御型ウルテクエンジン
 主推進器 レプトントラベラー
 出力 理論上無限
 推進力 計測不能
 最高速度 機密
 巡航速度 機密
 稼動範囲 理論上無限
 兵装 リフレクタービームU
 特殊装備 外部偵察連絡艇「クシナダ」
 特殊機能 エネルギィ伝導機能
 備考 ディビジョン[。GGG機動部隊の戦闘管制司令艦として運用される。国連事務総長承認の下、セキュリティを解除されることでツクヨミ、ヒルメと変形合体してゴルディオンクラッシャーを構成する。また内蔵されたエネルギィ伝導機能はゴルディオンクラッシャー時にスーパーメカノイドのエネルギィをツクヨミ、およびヒルメに伝導する。