ツクヨミ

   ディビジョンZ。正式名称は「超翼射出司令艦」ガオファイガー・プロジェクトの下、機界文明との戦いで消耗したGGGオービットベース・ディビジョンフリートの新たな戦力として開発、建造された大型機動要塞艦である。木星決戦で撃沈された高速転槽射出母艦イザナギの流れを汲む艦で、推進システムにレプトントラベラーを採用。単独での大気圏の突入・離脱が可能である他、世界初の開放型ミラーカタパルトを装備している。「移動する前線基地」としてGGG機動部隊を後方から支援する。比較的小型の艦本体の両舷に翼状の開放型ミラーカタパルトをそれぞれ接続しており、1kmに達するその全幅は全ディビジョンフリート中最長を誇る。しかもウルテクエンジンにより大気圏内における離着陸については殆ど滑走を要せず、垂直離着陸が可能であるため、前進基地としての固定や、補給にのための停泊等にも、殆ど場所を選ばない。
   責任者はGGG作戦参謀総長・火麻激。主任オペレーターは卯都木命。オービットベースへの接続時には艦本体と両翼が折りたたまれる。
 また国連事務総長承認の下、セキュリティを解除されることでディビジョン[タケハヤ、ディビジョン\ヒルメと共に究極ツールゴルディオンクラッシャーに変形合体する。その際にはヘッド下部を構成する。
   命名の由来は日本神話に登場する月の神・月読尊(ツクヨミノミコト)から。「古事記」によると伊邪那岐命のみそぎの際生まれたといわれ、「日本書紀」では伊邪那岐命・伊邪那美命の間の子といわれる。天照大神素戔嗚尊とともに世界を分割統治した三神のうちのひとり。当初は天界に住まう神であったが地上に降りた際、天照大神の子である保食神(ウケモチノカミ)を殺害したため天照大神と不仲となり、月へと去った。これにより昼と夜とが分けられたとされる。また、その名の通り月を読む事から占いの神でもある。

 分類 Ul−tech engine driven carrer base
 形式 超翼射出司令艦
 所属 国際連合
 管轄 Gutsy Galaxy Guard機動部隊
 必要低限乗員数 44
 全長 340m
 全幅 1000m
 全高 120m
 乾燥重量 124000t
 総重量 140800t
 主動力 Gストーン制御型ウルテクエンジン
 主推進器 レプトントラベラー
 出力 理論上無限
 推進力 計測不能
 最高速度 機密
 巡航速度 機密
 稼動範囲 理論上無限
 兵装 なし
 特殊装備 ミラーカタパルトU
 備考 ディビジョンZ。GGG機動部隊の母艦として運用される。国連事務総長承認の下、セキュリティを解除されることでタケハヤ、ヒルメと変形合体してゴルディオンクラッシャーを構成する。