ディビジョンⅨ。正式名称は「極輝覚醒複胴艦」ガオファイガー・プロジェクトによって機界文明との戦いで消耗したＧＧＧオービットベース・ディビジョンフリートの新戦力として建造された大型機動要塞艦。前線における機動部隊、および各種ツールの整備、輸送、補修を担当する。機界新種によって奪取、融合された全域双胴補修艦・アマテラスの後継艦であるが、その艦体は鈍重な印象であったアマテラスとは一線を画し、中央の本体となる船体の周囲を四基の副船体が三次元的に取り囲む特異な形状をしている。中央の本船体が資材保管庫、周囲の副船体がメタルロッカールームをそれぞれに内蔵しており、これらが各々独立に整備補修作業を行うことが出来るため、アマテラスと比較しても作業効率が高められていると共に、副船体の一部を破損しても、任務を継続できるようになっている。また非常時には副船体を分離することで、本船体のみの高速艇として航行することが出来る。武装として大気圏内外で使用可能な誘導巡航ミサイル発射管を装備しているのも、特徴の一つである。他の新型ディビジョンフリートと同様にレプトントラベラーを推進システムとして採用し、短期間の惑星間航行および、単独での大気圏の突入・離脱が可能となっている。
また国連事務総長承認の下、セキュリティを解除されることでディビジョンⅦ・ツクヨミ、ディビジョンⅧ・タケハヤと共に究極ツール・ゴルディオンクラッシャーに変形合体する。その際はヘッド上部を構成し、ゴルディオンクラッシャー最終起動時には船体を八基の重力衝撃波フィールド展開ベースとして分離展開する。すなわち、ヒルメは高機動大型補給艦であると同時に、超大型グラヴィティショックウェーブ発生装置でもあるのである。
命名の由来は日本神話の最高神・天照大神（アマテラスオオミカミ）の別名・大日霎貴（オオヒルメノムチ）あるいは天照大日霎尊（アマテラスオホヒルメノミコト）。大日霎貴の「霎」の字は「巫女」の意味があり、ヒルメは「太陽の女神」もしくは「日の妻（太陽男神に仕える巫女）」とも言われている。
分類 Ｕｌ－ｔｅｃｈ ｅｎｇｉｎｅ
ｄｒｉｖｅｎ ｃａｒｒｅｒ ｂａｓｅ
形式 極輝覚醒複胴艦
所属 国際連合
管轄 Ｇｕｔｓｙ Ｇａｌａｘｙ Ｇｕａｒｄ機動部隊
必要低限乗員数 １２＋α
平時全長 ３８８ｍ
展開時全長 ４６０ｍ
平時全幅 １２４ｍ
展開時全幅 ３０８ｍ
平時全高 ２２９ｍ
展開時全高 ２６０ｍ
乾燥重量 １０６０００ｔ
総重量 １３５５００ｔ
主動力 Ｇストーン制御型ウルテクエンジン
主推進器 レプトントラベラー
出力 理論上無限
推進力 計測不能
最高速度 機密
巡航速度 機密
稼動範囲 理論上無限
兵装 誘導巡航ミサイル発射管×６
特殊装備
復旧補修用装備各種；牽引ビーム（最大出力１８０００００ｔ以上）／陽電子ビーム（溶接用）／ｅｔｃ...
特殊機能 エネルギィ伝導機能
備考
ディビジョンⅨ。ＧＧＧ機動部隊の補給艦として運用される。国連事務総長承認の下、セキュリティを解除されることでタケハヤ、ツクヨミと変形合体してゴルディオンクラッシャーを構成する。また内蔵されたエネルギィ伝導機能はゴルディオンクラッシャー時にスーパーメカノイドのエネルギィを重力衝撃波フィールドに伝導する。