パスキューマシン

   4個のQパーツの集合体で、Qパーツ本来の姿。三重連太陽系にて、マモル少年がソール11遊星主より奪取し木星圏まで持ち去ったが、追撃してきた遊星主の攻撃によって四つに分割され、ESウィンドウを介して地球へと落下、各地で回収された。
   戒道少年の証言によればパスキューマシンはソール11遊星種と共に三重連太陽系復元システムの一部であり、物質復元装置の中枢ユニットであるらしい。またそれ自体がGストーンJジュエルと同様に高エネルギィ抽出源であったQパーツの集合体であるパスキューマシンから発揮されるエネルギィは最低でもQパーツ単体の256倍以上といわれる。ただし、GストーンやJジュエルが勇気、即ち生きる意志を、ゾンダーメタルがストレスをはじめとしたマイナス思念を糧にエネルギィを発振するのに対し、パスキューマシン、およびQパーツは宇宙に遍在している暗黒物質を取り込むことで莫大なエネルギィを生み出すといわれている。またGストーンなどと同様に、一定の情報処理システムをも内蔵しているため、2007年地球に現れたマモル少年のクローン体(レプリジン)のガオガイガーへのファイナルフュージョンを可能にし、さらにZマスターを完全消滅させた「真のヘル・アンド・ヘヴン」の使用をも可能にしている。
 本来の管理者はソール11遊星主の一人であるところのピサ・ソールであるが、万が一ピサ・ソールが破壊されるような事態に備えてか、ピサ・ソールでなくとも知的生命体の意志にある程度感応するシステムになっており、それがギムレットやマモル少年のレプリジンによる運用を可能にしている。