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    鉄道コレクション改造

■改造のベース
鉄道コレクション第10弾、キハ04シリーズです。
このシリーズはボディをカットして切り継いだ後、塗装をし直す必要があります。

■パーツの分解
全てのパーツを分解します。窓枠パーツは少し気をつけて外します。

■ボディのカット位置決め
6cmにすべく、ボディのカットする位置を決めます。

■ボディのカット
キハ04シリーズは小窓が続くものが多いので、切り継ぎ位置にあまり悩まずに済みます。
おおよその位置でカットします。

■カット部分のやすりがけ
400番程度の粗目の紙ヤスリでカット部分をきれいにします。

■ボディの接着
瞬間接着剤で接着します。
 
各車両のボディをやすりがけ→接着します。

■接着部分の整形
盛り上がった接着剤を紙ヤスリで削る前にカッターである程度でカットし、ヤスリがけ作業をしやすくしておきます。

400番の紙ヤスリ→1200番ぐらいでツルツルにしていきます。 
 
元の塗装がきれいに剥がれる程度を目安にヤスリがけをします。

■ボディ部分の整形終了
各車両とも、ショーティーサイズのボディになりました。

■塗装の下準備
サフェーサーのスプレーで下塗装します。
元塗装を剥がさずに上塗りしています。
 
ヤスリがけで埋まらなかった部分がサフェーサーによりよくわかりますので、瞬間接着剤で埋めます。
 
面倒ですが、部分的にやり直しとなります。

■屋根の整形
屋根は先に作ったボディに合わせてカットします。
 
ボディと同様に瞬間接着剤で接着し、紙やすりで整形します。
 
各車両の屋根の整形ができました。

■ボディの塗装
ベースの色をGMスプレーなどで塗装します。
塗装は30cmぐらい離してシュッシュッと厚くならないように吹きますが、ついこってりと…。

■マスキング
2色以上で塗装する場合、マスキングテープでベースの色を隠していきます。マスキングテープはBトレ付属シールの台紙に一旦貼りつけ、細くカットして色境界部分に貼っていくと仕上がりが綺麗にいきます。
湘南カラーのようなR(カーブ)については、今回1円玉を利用してマスキングテープをカットしてみました。身近にあるものを何でも利用してみます(笑)。

■マスキング部分の塗装
ベースの色と同様、GMスプレー等で塗装し、マスキングを剥がしていきます。ここはかなり力を抜いて作業をします。勢いよくテープを剥がすと、接着したボディがとれてしまうことがあります。その際のショックの大きさといったら…
このマスキングを剥がす作業が制作工程の中でもっとも楽しい部分でもあります。

■ボディ塗装の終了
ボディの塗装が終了しました。

■屋根の塗装
ボディと同様に屋根パーツを塗装します。
屋根塗装にはグンゼカラースプレーのニュートラルグレー(半光沢)を好んで使っています。

■ベース部分の塗装の終了
各車両ともにボディと屋根のベース部分について塗装が終了し、仮組みします。

■窓枠サンの塗装
マスキングをします。細かい部分なので、マスキングテープ以外以外にもゴム系の塗るマスキングも使います。
青緑部分が塗るマスキングになります。細かい部分でテープだとスプレーが回り込んでしまうようなところに重宝します。
 
銀色スプレーで塗装します。ここでは、タミヤのアルミシルバーを使っています。

 
マスキングを剥がします。

■細かい部分の塗装
尾灯を赤で塗ります。タミヤのエナメルカラーを爪楊枝につけてちょこっと付けます。
スプレーで回り込んでしまった部分も、爪楊枝でタッチアップします。経験上、この作業は爪楊枝のほうがうまくいくようです。
 
窓枠はZEBRAの油性ペンの定番マッキーで書きます。
このとき、いらぬ部分にタッチしてしまいそうなところはマスキングテープで保護しながら塗ると「ここまできて…」の大失敗は防げます。

■窓枠のはめ込み
鉄コレの窓枠パーツと、この車両作例では側面窓をプラ板でくっつけています。
プラ板は適切なサイズにカット後、透明両面テープを2か所ほどくっつけ、貼りつけています。

■Bトレ台車の取り付け
Bトレ台車枠をボディに嵌めます。このシリーズはボディが細いこともあり、なにもせずとも丁度良くすっぽりはまってくれます。
(Bトレ台車枠と鉄コレ台車の取り付け方法は「鉄コレ簡易改造」を参照ください)

■床板の整形
デッキがある車両はBトレの床板が全然入りませんので、おもいっきりカットしていきます。

■完成!
鉄コレのシリーズを一気にBトレ化しましたが、各車両の詳細は「改造車両」ページをご覧ください。


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