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    Bトレイン簡易改造

■改造のベース
昔販売されていたシリーズ本の付録模型、デルプラドの「世界の鉄道」TEE VT11.5です。ディテールも細かく廉価なのによく出来ています。

■パーツの分解
ネジを外して、各パーツをバラバラにします。下部パーツは金属でした。これはBトレ化には使えません〜。

■パーツのカット
ピンバイスでカット位置を開けていき、ニッパーでカットします。

■サイズのあたり確認
6cmにすべく、全体のサイズを確認しながら進めます。屋根はディーゼルの巨大ファンを1つ残すべく、カット位置を工夫します。

■パーツのやすりがけ
カットした各パーツの接続部分を240番→600番でやすりがけします。

■タッチアップ
カット部分はプラスティックの地肌が出るので、大きく色が異なる部分は色さしをします。 これによって、接続した際に色がスムーズにつながります。

■ノーズ部分の整形
ノーズ部分の運転席前の煙突が入るようにボディの一部をカットします。

■各パーツの接続
瞬間接着剤で各パーツを接続します。 TEEはリベットが多いので、リベット後をカットして接続することで、接続部分を目立たないようにしています。

■下部パーツの作成
このモデルは下部パーツが金属一体型だったので、プラスティック成型をすべく「おゆまる」と「光硬化パテ」で部品を作ります。
ピンクが「おゆまる」で型どりしたものです。「おゆまる」は100円ショップで子供用おもちゃとして売っていますが、型どりには最適ですね。

■下部パーツの作成
「おゆまる」に「タミヤ光硬化パテ」を流し込み、部品を成型します。
少し暗い部屋で、光硬化パテを爪楊枝で2mmぐらい適当に塗ります。 その後、蛍光灯から5cmぐらいの至近距離で2分おいておくと、写真にあるような黄色いパーツが出来上がります。 出来上がったパーツは少し油分があるので、アクリルラッカーを綿棒につけて拭き取ります。 割れやすいプラスティックという感じですが、パーツとしては問題ありません。

■下部パーツの取り付け
光硬化パテで成型した下部パーツを瞬間接着剤で取り付けます。

取り付けた後、紙やすりで少し整形しています。これでボディパーツが揃いました。

■マスキング
アイボリー部分を塗装するため、マスキングを行います。 丸っこい塗装デザイン部分は透明プラ板で型を作り、その型を元にマスキングテープをカットします。

カットしたマスキングテープを貼りつけていきます。

■塗装
アイボリー部分を塗装します。塗装はGMスプレーの西武アイボリー(GM SP-28)を使っています。

■下部パーツの塗装
アイボリー部分のマスキングを行い、下部パーツをGSIクレオススプレーのつや消しブラック(J33)で塗装します。

■マスキングテープ剥がし
マスキングテープを慎重に剥がします。ここは力を抜いて作業します。
いつもながら、楽しい瞬間です。

■ボディパーツの完成
ボディパーツの塗装が終わり、取り外していたガラスパーツを入れてボディが完成になります。

■台車枠の取り付け
Bトレインの床板パーツを入れます。パーツのひかっけ部分はボディのガラスパーツと干渉したため、少しカットしています。

■完成!
後部パーツと連結器を取り付け、台車枠をBトレインの似ている台車から流用し、これでTEE VT11.5が完成しました。
ヨーロッパ鉄道史上の名だたる名車が晴れてBトレインショーティーとなりました!


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