地球カレンダー
Calendar of the earth
地球誕生から現在までの46億年の歴史を
1年365日のカレンダーで表しました。
我々はどこからきたのか。我々は何者なのか。我々はどこへ行くのか。
その問いを解くためのカギが見えてくるかも知れません。
(10/03/30更新)
1月 1日 | 午前0時地球誕生 ガス状の原始太陽系星雲の中で固体粒子が集まって無数の微惑星となり、それらが合体と衝突を繰り返しながら原始地球となる | 46億年前 | ||
1月 2日 | ||||
1月 3日 | ||||
1月 4日 | ||||
1月 5日 | ||||
1月 6日 | ||||
1月 7日 | ||||
1月 8日 | 45億年前 | |||
1月 9日 | ||||
1月10日 | ||||
1月11日 | ||||
1月12日 | 原始地球に天体が衝突し、地球と月が分離する | |||
1月13日 | ||||
1月14日 | ||||
1月15日 | ||||
1月16日 | 地殻の形成が始まる | 44億年前 | ||
1月17日 | ||||
1月18日 | ||||
1月19日 | ||||
1月20日 | ||||
1月21日 | ||||
1月22日 | ||||
1月23日 | ||||
1月24日 | 43億年前 | |||
1月25日 | ||||
1月26日 | ||||
1月27日 | ||||
1月28日 | ||||
1月29日 | ||||
1月30日 | ||||
1月31日 | ||||
2月 1日 | 42億年前 | |||
2月 2日 | ||||
2月 3日 | ||||
2月 4日 | ||||
2月 5日 | ||||
2月 6日 | ||||
2月 7日 | ||||
2月 8日 | ||||
2月 9日 | 地殻がほぼ固まってきて、陸と海が生まれる | 41億年前 | ||
2月10日 | ||||
2月11日 | ||||
2月12日 | ||||
2月13日 | ||||
2月14日 | ||||
2月15日 | ||||
2月16日 | ||||
2月17日 | 原始の海の中で化学反応によってしだいに複雑な物質が作られ、生命の素材となるタンパク質や核酸が生まれる | 40億年前 | ||
2月18日 | ||||
2月19日 | ||||
2月20日 | ||||
2月21日 | ||||
2月22日 | ||||
2月23日 | ||||
2月24日 | ||||
2月25日 | 最初の原始生命が誕生 | 39億年前 | ||
2月26日 | ||||
2月27日 | ||||
2月28日 | ||||
3月 1日 | ||||
3月 2日 | ||||
3月 3日 | ||||
3月 4日 | ||||
3月 5日 | 38億年前 | |||
3月 6日 | ||||
3月 7日 | ||||
3月 8日 | ||||
3月 9日 | ||||
3月10日 | ||||
3月11日 | ||||
3月12日 | ||||
3月13日 | 37億年前 | |||
3月14日 | ||||
3月15日 | ||||
3月16日 | ||||
3月17日 | ||||
3月18日 | ||||
3月19日 | ||||
3月20日 | ||||
3月21日 | 36億年前 | |||
3月22日 | ||||
3月23日 | ||||
3月24日 | ||||
3月25日 | ||||
3月26日 | ||||
3月27日 | ||||
3月28日 | ||||
3月29日 | 光からエネルギーを吸収するバクテリアが登場 | 35億年前 | ||
3月30日 | ||||
3月31日 | ||||
4月 1日 | ||||
4月 2日 | ||||
4月 3日 | ||||
4月 4日 | ||||
4月 5日 | ||||
4月 6日 | 34億年前 | |||
4月 7日 | ||||
4月 8日 | ||||
4月 9日 | ||||
4月10日 | ||||
4月11日 | ||||
4月12日 | ||||
4月13日 | ||||
4月14日 | さまざまなバクテリア類が増えていく | 33億年前 | ||
4月15日 | ||||
4月16日 | ||||
4月17日 | ||||
4月18日 | ||||
4月19日 | ||||
4月20日 | ||||
4月21日 | ||||
4月22日 | 32億年前 | |||
4月23日 | ||||
4月24日 | ||||
4月25日 | ||||
4月26日 | ||||
4月27日 | ||||
4月28日 | ||||
4月29日 | ||||
4月30日 | 31億年前 | |||
5月 1日 | ||||
5月 2日 | ||||
5月 3日 | ||||
5月 4日 | ||||
5月 5日 | ||||
5月 6日 | ||||
5月 7日 | 30億年前 | |||
5月 8日 | ||||
5月 9日 | ||||
5月10日 | ||||
5月11日 | ||||
5月12日 | ||||
5月13日 | ||||
5月14日 | ||||
5月15日 | 29億年前 | |||
5月16日 | ||||
5月17日 | ||||
5月18日 | ||||
5月19日 | ||||
5月20日 | ||||
5月21日 | ||||
5月22日 | ||||
5月23日 | 28億年前 | |||
5月24日 | ||||
5月25日 | ||||
5月26日 | ||||
5月27日 | ||||
5月28日 | ||||
5月29日 | ||||
5月30日 | ||||
5月31日 | この前後から地球に強い磁場が出来、宇宙から降り注ぐ有害な粒子をさえぎるようになる 光合成を行うシアノバクテリア(ラン藻)が登場し、コロニーを作って酸素の放出を始める |
27億年前 | ||
6月 1日 | ||||
6月 2日 | ||||
6月 3日 | ||||
6月 4日 | ||||
6月 5日 | ||||
6月 6日 | ||||
6月 7日 | ||||
6月 8日 | この前後は火山活動が活発で大陸の成長が進む | 26億年前 | ||
6月 9日 | ||||
6月10日 | ||||
6月11日 | ||||
6月12日 | ||||
6月13日 | ||||
6月14日 | ||||
6月15日 | ||||
6月16日 | 25億年前 | |||
6月17日 | ||||
6月18日 | ||||
6月19日 | ||||
6月20日 | ||||
6月21日 | ||||
6月22日 | ||||
6月23日 | ||||
6月24日 | 24億年前 | |||
6月25日 | ||||
6月26日 | ||||
6月27日 | ||||
6月28日 | この前後しばらくの間、地球全体が氷に覆われ凍結する | |||
6月29日 | ||||
6月30日 | ||||
7月 1日 | ||||
7月 2日 | 23億年前 | |||
7月 3日 | ||||
7月 4日 | ||||
7月 5日 | ||||
7月 6日 | ||||
7月 7日 | ||||
7月 8日 | ||||
7月 9日 | ||||
7月10日 | 細胞に核を持つ真核生物の登場 | 22億年前 | ||
7月11日 | ||||
7月12日 | ||||
7月13日 | ||||
7月14日 | ||||
7月15日 | ||||
7月16日 | ||||
7月17日 | ||||
7月18日 | 大気中の酸素が増えてくる | 21億年前 | ||
7月19日 | ||||
7月20日 | ||||
7月21日 | ||||
7月22日 | ||||
7月23日 | ||||
7月24日 | ||||
7月25日 | ||||
7月26日 | 20億年前 | |||
7月27日 | ||||
7月28日 | ||||
7月29日 | ||||
7月30日 | ||||
7月31日 | ||||
8月 1日 | ||||
8月 2日 | ||||
8月 3日 | この前後に最初の超大陸「ヌーナ」が誕生し、その後ゆっくりと分裂していく | 19億年前 | ||
8月 4日 | ||||
8月 5日 | ||||
8月 6日 | ||||
8月 7日 | ||||
8月 8日 | ||||
8月 9日 | ||||
8月10日 | ||||
8月11日 | 18億年前 | |||
8月12日 | ||||
8月13日 | ||||
8月14日 | ||||
8月15日 | ||||
8月16日 | ||||
8月17日 | ||||
8月18日 | ||||
8月19日 | 17億年前 | |||
8月20日 | ||||
8月21日 | ||||
8月22日 | ||||
8月23日 | ||||
8月24日 | ||||
8月25日 | ||||
8月26日 | ||||
8月27日 | 16億年前 | |||
8月28日 | ||||
8月29日 | ||||
8月30日 | ||||
8月31日 | ||||
9月 1日 | ||||
9月 2日 | ||||
9月 3日 | この前後から、分裂していた大陸がしだいに集まり始める | 15億年前 | ||
9月 4日 | ||||
9月 5日 | ||||
9月 6日 | ||||
9月 7日 | ||||
9月 8日 | ||||
9月 9日 | ||||
9月10日 | ||||
9月11日 | この前後に超大陸が形成され、その後ゆっくりと分裂していく | 14億年前 | ||
9月12日 | ||||
9月13日 | ||||
9月14日 | ||||
9月15日 | ||||
9月16日 | ||||
9月17日 | ||||
9月18日 | ||||
9月19日 | 13億年前 | |||
9月20日 | ||||
9月21日 | ||||
9月22日 | ||||
9月23日 | ||||
9月24日 | ||||
9月25日 | ||||
9月26日 | ||||
9月27日 | 多細胞生物の登場 | 12億年前 | ||
9月28日 | ||||
9月29日 | ||||
9月30日 | ||||
10月 1日 | ||||
10月 2日 | ||||
10月 3日 | ||||
10月 4日 | ||||
10月 5日 | 11億年前 | |||
10月 6日 | ||||
10月 7日 | ||||
10月 8日 | ||||
10月 9日 | ||||
10月10日 | ||||
10月11日 | ||||
10月12日 | ||||
10月13日 | この前後に、超大陸「ロディニア」が形成される | 10億年前 | ||
10月14日 | ||||
10月15日 | ||||
10月16日 | ||||
10月17日 | ||||
10月18日 | ||||
10月19日 | ||||
10月20日 | ||||
10月21日 | 9億年前 | |||
10月22日 | ||||
10月23日 | ||||
10月24日 | ||||
10月25日 | ||||
10月26日 | ||||
10月27日 | ||||
10月28日 | ||||
10月29日 | この前後から、超大陸「ロディニア」が分裂を始める | 8億年前 | ||
10月30日 | ||||
10月31日 | ||||
11月 1日 | ||||
11月 2日 | ||||
11月 3日 | ||||
11月 4日 | ||||
11月 5日 | ||||
11月 6日 | このころから、地球全体が凍結するほどの寒冷化と温暖化が繰り返し訪れる | 7億年前 | ||
11月 7日 | ||||
11月 8日 | ||||
11月 9日 | ||||
11月10日 | ||||
11月11日 | ||||
11月12日 | ||||
11月13日 | このころ寒冷化が収まって、温暖な気候が続いていく |
|||
11月14日 | このころからオゾン層が形成され、有害な紫外線をさえぎるようになる エディアカラ生物群と呼ばれる大型多細胞生物の出現、骨格を持つ動物も現れる |
6億年前 | ||
11月15日 | ||||
11月16日 | ||||
11月17日 | この前後に、分裂していた大陸が集まって南半球に超大陸「ゴンドワナ」が形成される エディアカラ生物群が絶滅する |
|||
11月18日 | カンブリア紀動物群の出現、生物が爆発的な多様化を始める | |||
11月19日 | ||||
11月20日 | 魚類の出現 | |||
11月21日 | ||||
11月22日 | 5億年前 | |||
11月23日 | ||||
11月24日 | ||||
11月25日 | ||||
11月26日 | ||||
11月27日 | 午前4時ごろ、生物の大量絶滅が起こる 浅い海や河口付近に藻類が進出し、湿地にコケ植物が進出する |
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11月28日 | 植物が陸へ上がる 節足動物が陸へ上がる | |||
11月29日 | 魚類から両生類が分かれて陸へ上がる | |||
11月30日 | この前後から、超大陸「ゴンドワナ」が分裂を始める | 4億年前 | ||
12月 1日 | ||||
12月 2日 | 午後10時ごろ、生物の大量絶滅が起こる | |||
12月 3日 | 大森林が広がる 両生類から爬虫類が分化する |
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12月 4日 | ||||
12月 5日 | このころから気温が低下して氷河期に入る | |||
12月 6日 | ||||
12月 7日 | 爬虫類が多様化していく | |||
12月 8日 | 3億年前 | |||
12月 9日 | ||||
12月10日 | 氷河期がしだいに収まってくる | |||
12月11日 | この前後に、分裂していた大陸が集まって超大陸「パンゲア」が形成される | |||
12月12日 | 海洋全体が極端な酸欠状態となる 午前2時ごろ、史上最大規模の生物大量絶滅 |
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12月13日 | 恐竜時代始まる 最古の哺乳類とされるアデロバシレウス登場。尻尾の短いネズミのような体型で、体長10−15センチほどだった。 |
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12月14日 | ||||
12月15日 | 超大陸「パンゲア」が分裂を始める 正午ごろ、生物の大量絶滅が起こる |
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12月16日 | 2億年前 | |||
12月17日 | ||||
12月18日 | 超大陸「パンゲア」が北と南に分かれる | |||
12月19日 | 鳥類の出現 | |||
12月20日 | ||||
12月21日 | 超大陸「パンゲア」から分かれた北と南それぞれの大陸がさらに分裂していく |
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12月22日 | ||||
12月23日 | ||||
12月24日 | このころ地球全体が温暖化 | 1億年前 | ||
12月25日 | 恐竜が全盛期を謳歌する | |||
12月26日 | 午後8時17分ごろ巨大隕石が地球に激突して恐竜が絶滅 ほかの生物も大量絶滅 生き延びた哺乳類の中からリスに似た原始霊長類が登場 |
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12月27日 | 哺乳類の繁栄が進む | |||
12月28日 | ||||
12月29日 | 午前6時ごろ類人猿の祖先となる狭鼻猿が登場 | |||
12月30日 | ||||
12月31日 | 午前10時40分、類人猿から分かれた最初の猿人であるトゥーマイ猿人が登場 午後11時37分、現生人類(新人=ホモ・サピエンス)誕生 |
午前10時40分 | 類人猿から分かれた最初の猿人、トゥーマイ猿人 が登場(700万年前) |
午後3時39分 | アルディピテクス属と呼ばれる猿人の一種、ラミダ ス猿人が登場、直立二足歩行をする(440万年前) |
午後7時15分 | ガルヒ猿人登場、簡単な石器を使い始める (250万年前) |
午後7時26分 | 最初の原人ホモ・ハビリス登場、石器を使いこなす (240万年前) |
午後8時35分 | 新たな原人ホモ・エレクトス登場、火を使い始める (180万年前) |
午後8時40分 | 氷河時代に入り(175万年前)、これ以降は氷期と 間氷期が繰り返されていく |
午後11時3分 | ネアンデルタール人などの旧人登場(50万年前) |
午後11時37分 | ホモ・エレクトスの一部がアフリカで進化して現生人類 (新人=ホモ・サピエンス)が誕生(20万年前) |
午後11時58分52秒 | 農耕牧畜が始まる(1万年前) |
午後11時59分46秒 | キリスト降誕 |
午後11時59分56秒 | ルネッサンス |
午後11時59分58秒 | 産業革命 |
午後11時59分59秒 | 20世紀が始まり終わる |
その後の
地球カレンダー
未来の予測
1月 1日 | 午前0時0分30〜40秒(ほぼ数千年後)ごろ、環境破壊と氷河期の到来により人類滅亡? 午前10時(約500万年後)には氷河期のピークを迎え、地球のほとんどが凍りつく? 過酷な環境に適応して進化していく生物も少なくない? |
|||
1月 2日 | 氷河期が終わってしだいに温かくなる? | |||
1月 3日 | ||||
1月 4日 | アフリカ大陸がヨーロッパに衝突し、地中海、カスピ海、黒海が消える(約5000万年後)? | |||
1月 5日 | ||||
1月 6日 | ||||
1月 7日 | ||||
1月 8日 | 温暖化が進み、海水面は100メートルも高くなる? 生物の多様な進化が進む? |
1億年後 | ||
1月 9日 | ||||
1月10日 | ||||
1月11日 | ||||
1月12日 | 大陸の移動が進み、南極大陸がオーストラリアに衝突。日本列島はアジア大陸に合体している。南北アメリカ大陸が移動を続けて、大西洋は縮小を始めている(約1億5000万年後)? | |||
1月13日 | ||||
1月14日 | ||||
1月15日 | ||||
1月16日 | 大陸同士が接近して超大陸をつくりつつある。ヨーロッパと結合したアフリカに、南北アメリカ大陸が衝突して、大西洋が消える? 気温はますます上昇して生物相はすっかり入れ替わり、新たな進化に成功した生き物たちが繁栄の道を進む? |
2億年後 | ||
1月17日 | ||||
1月18日 | ||||
1月19日 | すべての大陸が一つになって超大陸が形成される。超大陸の内陸は乾燥し、生物の多様性が減少する? | |||
1月20日 | ||||
1月21日 | ||||
1月22日 | ||||
1月23日 | ||||
1月24日 | 3億年後 | |||
1月25日 | ||||
1月26日 | ||||
1月27日 | ||||
1月28日 | ||||
1月29日 | ||||
1月30日 | ||||
1月31日 | ||||
2月 1日 | 4億年後 | |||
2月 2日 | ||||
2月 3日 | ||||
2月 4日 | ||||
2月 5日 | ||||
2月 6日 | ||||
2月 7日 | ||||
2月 8日 | ||||
2月 9日 | 5億年後 | |||
2月10日 | ||||
2月11日 | ||||
2月12日 | ||||
2月13日 | ||||
2月14日 | ||||
2月15日 | ||||
2月16日 | ||||
2月17日 | 6億年後 | |||
2月18日 | ||||
2月19日 | ||||
2月20日 | ||||
2月21日 | ||||
2月22日 | ||||
2月23日 | ||||
2月24日 | ||||
2月25日 | 7億年後 | |||
2月26日 | ||||
2月27日 | ||||
2月28日 | ||||
3月 1日 | ||||
3月 2日 | ||||
3月 3日 | ||||
3月 4日 | ||||
3月 5日 | 8億年後 | |||
3月 6日 | ||||
3月 7日 | ||||
3月 8日 | ||||
3月 9日 | ||||
3月10日 | ||||
3月11日 | ||||
3月12日 | ||||
3月13日 | 9億年後 | |||
3月14日 | ||||
3月15日 | ||||
3月16日 | ||||
3月17日 | ||||
3月18日 | ||||
3月19日 | ||||
3月20日 | ||||
3月21日 | 太陽の温度と光度がしだいに上がり、地球は灼熱の世界となる? 蒸発した水は地球の外に拡散してしまい、生命の時代は終わる? |
10億年後 |
【重要:人類誕生の年代について】
この地球に、最初の人類が登場した時期は、いつでしょうか。
書店に並ぶ数多くの科学解説書やウェブサイトを見てみると、この最も重要な点について、大きなバツラキがあって戸惑う方も少なくないと思われます。
しかし、一般的な流れとして言えることは、ここ数年の間に出版された新しい科学書の多くは、それ以前の解説書では見られなかった人類史上の2つの大きな発見を取り入れて、新しい視点に基づく記述が加わっています。
その1つめは、サルとヒトの共通祖先から猿人が分かれて、ヒトへの長い道のりを歩み始めた時期です。
20世紀の終わりから数年前までの長い間、最も古い猿人の化石は、440万年前のものとみられるラミダス猿人の化石とされていました。ラミダス猿人は、現在の研究者たちの間ではアルディピテクス属と呼ばれる猿人の一種とされていて、ラミダス猿人よりも新しい年代とみられるアファール猿人やガルヒ猿人はアウストラロピテクス属と呼ばれています。
猿人の登場をもって最初の人類とする人たちは、最も古い猿人とされてきたラミダス猿人が登場した440万年前(あるいは研究者によっては450万年前)をもって、最初の人類登場の時期としてきました。
ところが、新しい世紀が開幕した2001年、人類への道のりを根本から書き換えてしまう大発見がありました。
700万年前のものとみられる猿人の完全な頭蓋骨が、中央アフリカのチャドで発見され、これが2002年にトゥーマイ猿人と名付けられて公表されたのです(学名は、サヘラントロプス・チャデンシスです)。
最古の猿人が登場した時期は、一気に250万年も遡ることになり、世界的にセンセーショナルなニュースとなりました。
いまでは、新しく出版される科学書のほとんどが、トゥーマイ猿人を最古の猿人として、その登場時期を700万年前と記述しています。
2つめの人類史上の大きな発見は、ここ数年の間に目覚しい発展を遂げたDNA考古学によって、現生人類である新人=ホモ・サピエンスが登場したのは20万年前であることがはっきりしたことです。現在の私たち人類と遺伝的に同じである人類の登場時期は、この20万年前という年代が定説となりつつあります。
ここ数年の間に書かれた科学解説書も、現生人類の登場を20万年前としているものがほとんどです。
この地球カレンダーでも、この2つの新発見を反映させて、類人猿から猿人が分かれた時期を、トゥーマイ猿人が登場した700万年前とし、また現生人類である新人=ホモ・サピエンスが登場した時期を20万年前としています。
私たちホモ・サピエンスが登場したのは20万年前で、カレンダー上では12月31日午後11時37分こそがその瞬間です。
では、どの段階をもって「最初の人類」とするかについてですが、これは研究者の立場や見方によって、また定義の仕方によって、さまざまに異なっていて、類人猿から猿人が分かれた時期とする見方や、直立二足歩行を始めた時期とするもの、火を使うようになった時期とするもの、また言語の萌芽が見られる時期とするものなど、さまざまです。
猿人ではなく、原人の誕生を最初の人類とする見解もあれば、ホモ・サピエンスに進化する前の原人のホモ・エレクトスをもって最初の人類とする見方もあります。
この地球カレンダーでは、定義があいまいな「最初の人類」については、あえて時期を特定することを避けています。
ここで気をつけなければならないのは、書店で販売されているeco検定関係のテキストの中には、依然として、ラミダス猿人が登場した450万年前を、「最初の人類誕生」として扱っている記述のものがあることです。
こうしたテキストを拠り所にしながら検定試験を受験される方は、以上の流れを十分に考慮した上で、自己責任において回答されるようお願いいたします。
なお東京商工会議所編著のeco検定公式テキストは、2010年2月発売の改訂2版から、上記の点について正しい記述に改められております。旧版を使用されている方は、十分ご注意下さい。
<人類が登場した時期についての主な参考文献とサイト>
「徹底対談・生命40億年史 深化の謎を探れ!」(高間大介 田近伸和 アスコム 2006年)
「46億年 わたしたちの長き旅」(高間大介 NHK出版 2005年)
「人類進化の700万年 書き換えられるヒトの起源」(三井誠 講談社 2005年)
「宇宙創生から人類誕生までの自然史」(和田純夫 ベレ出版 2004年)
「地球生物学」(池谷仙之・北里洋 東京大学出版会 2004年)
「フューチャー・イズ・ワイルド」(ドゥーガル・ディクソン&ジョン・アダムス 松井孝典監修 土屋晶子訳 ダイヤモンド社 2004年)
「生命と地球の進化アトラス T U V」(R.ムーディ A.ジュラヴリョフ ドゥーガル・ディクソン イアン・ジェンキンス 小畠郁生監訳 朝倉書店 2003年−2004年)
「生命40億年全史」(リチャード・フォーティ 渡辺政隆訳 草思社 2003年)
「宇宙の素顔」(マーティン・リース 青木薫訳 講談社 2003年)
「たぐいまれな地球」(松本敏博 NHK出版 2002年)
「ニュートン 2004年2月号 恐竜時代の大異変」(ニュートンプレス)
「ニュートン 2004年1月号 新地球の科学」(ニュートンプレス)
「ニュートン 2003年1月号 宇宙は生命の宝庫」(ニュートンプレス)
「別冊日経サイエンス 異説・定説 生命の起源と進化」(日経サイエンス社 2003年10月)
「ニュートン別冊 進化からDNAへ」(ニュートンプレス 2002年2月)
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我々は、どこから来たのか、どこへ行くのか
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「地球カレンダー」は08年2月から、『サヨナラ愛しのプラネット 地球カレンダー』のタイトルで、ごま書房から書籍版の第2弾を発売中です。
書籍版の詳細は、トップページをご覧下さい。
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その1 | ■温暖化の直撃受ける日本■熱帯化で農林漁業は激変■海面上昇で平野部は水没へ■ | ||
その2 | ■国が国土が、海に沈む■世界規模で進む大異変■ | ||
その3 | ■氷河の後退と消失■ | ||
その4 | ■南極の棚氷が崩壊する■ | ||
その5 | ■北極の氷も溶解進む■ | ||
その6 | ■大量の動植物が絶滅寸前■ | ||
その7 | ■水が足りない! 水戦争の激化■ | ||
その8 | ■爆発する人口 限界ラインへ■ | ||
その9 | ■富の集中と極貧の人々■ | ||
その10 | ■劣悪な衛生状態■ | ||
その11 | ■蔓延するエイズ■ | ||
その12 | ■資源は次々と枯渇へ■ | ||
その13 | ■戦争、内戦、虐殺、テロ■ | ||
その14 | ■核・生物・化学兵器■ | ||
その15 | ■地中に残る地雷と不発弾■ | ||
その16 | ■原発の抱える不安■ | ||
その17 | ■世界遺産が崩壊していく■ | ||
その18 | ■言語が消滅する■ | ||
その19 | ■爆発するデータ■ | ||
その20 | ■地球は金星並み灼熱化へ■ | ||
その21 | ■究極の危機は天体衝突■ |