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「い、やだぁあああっ!」 絶叫が、発せられた。 アキが、無茶苦茶に暴れまくる。 「……おいっ!」 それをコウイチが、力づくで押さえつけた。
このままじゃ……。 壊してしまう。 解放してっ! もう、自由にしてっ!! 助けてっ……。 これ以上ないくらいの強さで抱きしめる。
怯えないでくれ。 「つっ!……」 ガリという音がして、血が流れる。 それでも、コウイチはアキを抱きしめ続けた。 それしかできなかった。 何より大事な手を、傷つけても構わないと思った。
今度は、助ける。 僕を、 どうしたら……。 「嫌だっ!!」 コウイチがより大きな声で叫んだ。 「離さない!お前は俺のもんだ!!」 その剣幕に、アキが一瞬怯んだ。 弱さに揺らめく瞳が涙を湛えている。
あいつと同じ目を…するな 深く口づけた。 息も、心も、魂も、 燃やし尽くしてしまいそうなほどに、 深く深く、想いを注ぎ込んだ。 「………んっ」 閉じたアキの瞼から、涙が零れ落ちる。 ううん、熱い。 離さなかった。 NEXT |
