項目 | Uncle-EG の検討結果 | 関連リンク |
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ケーブル |
#ケーブルの静電容量(pF)が音に影響するので、ケーブル選択の目安にする。 #ケーブルの静電容量(pF) が大きいほど、ピークの周波数(共振周波数)が 低くなり、ピーク値が大きくなる。 #ケーブルの長さが2倍になると、静電容量も2倍になる。 |
(S)ケーブルによって音は変わる |
ボリュームポット |
#250k-Ohm よりも 500k-Ohm の方が共振周波数付近の高音域が強調される 。 #ボリュームを絞ると高音域が落ちる。 #ボリュームポットには、Aカーブ品(10A/15A特性)を使用する。 #15A特性は10A特性よりも、ポットの位置に対する音量変化がスムーズ。 |
(S)250k-Ohm と 500k-Ohm (S)ボリューム全開 と 絞ったとき (S)(H)ボリュームポットのAカーブ/Bカーブ |
スムーズテーパー回路 |
#ハイパスコンデンサ により、ボリュームポット絞った状態でも 高音域が落ちない自然な特性が得られる。 #ハイパスコンデンサ容量が増えるほど、 高音域のピークが大きくなる。 更新 26/Apr/2013 #15A 特性 のボリュームポット を使用する場合には、 ハイパスコンデンサ のみを接続して、並列抵抗は不要。 #10A 特性のボリュームポット を使用する場合には、 並列抵抗も追加すると、ポットの位置に対する音量変化がスムーズになる。 |
(S)コンデンサ容量 470pF / 1000pF / 2200pF (H)コンデンサ容量 100pF / 220pF / 470pF / 1000pF |
トーン回路に使うポット |
#全体的に偏りが無い音質変化を求めるなら Aカーブ品を使用する。 #250k-Ohm の方が、500k-Ohm に比べて 細かい音質調整が少しだけ容易。 |
(S)トーンポットのAカーブ/Bカーブ (S)250k-Ohm と 500k-Ohm |
トーン回路に使うコンデンサ容量 |
#ストラトで、つまみ位置0でのトーンをより甘くしたいとき(幅広い音色を求めるとき)は0.022uFよりも0.047uF を選ぶ。 #トーンポットつまみ位置10では、コンデンサ 0.022uF と 0.047uF との特性差はほとんど無い。 #スムーズテーパー回路 の ハイパスコンデンサ により、トーンポットつまみの音質変化もスムーズになる。 |
(S)0.022uF と 0.047uF |
エフェクター エフェクトを OFF しているときの周波数特性 |
#入力カップリングコンデンサ容量が0.047uF よりも小さいと低音域がカットされるのが聴覚上分かる。 #この低音域カットを気にするなら、入力カップリングコンデンサ容量が0.047uF以上の製品を選ぶか、 コンデンサ容量を自分で変更する。 |
(E)トランジスタ入力回路タイプの周波数特性 |
エフェクター エフェクトを OFF しているときの歪率 |
#実測サンプルでは、歪率が 0.1 % 程度に収まっていて人間の耳では気にならないレベル。 #歪率が 0.01 % 程度で価格も抑えている製品もあり、その設計姿勢には好感が持てる。 |
(E)(R)トランジスタ入力回路タイプの歪率(TURBO Over Drive) |
エフェクター 歪みの深さと中音域周波数特性 |
#エフェクター ON でオーバードライブ状態にしているときは、中音域が重要になる。 #エフェクター回路上ではローパスフィルターにより高音域をカットしている。 |
(E)歪みの深さと中音域周波数特性 |
エフェクター ワウペダルの周波数特性 |
#ワウ ON 状態では中音域が持ち上がった独特な周波数特性カーブになっている。 #ワウ オリジナル回路では、ワウ OFF 状態のときにボリュームポットを絞ると、低音域が少しだけ持ち上がった特性になる。 #コンデンサはコイルに比べて安価なので、コンデンサを変えることで共振周波数を調節すると良い。 |
(E)ワウペダルの周波数特性と簡単な改造 |