ボリュームポット全開状態: 縦軸 0 dB 付近の特性
ボリュームポット絞った状態: 縦軸 -7 dB 付近の特性
周波数特性グラフを見てみましょう。
よく言われているように、ボリュームポットが 250k-Ohm よりも 500k-Ohm の方が高音域が出る
ことが分かります。
しかし高音域が出る周波数領域は、グラフ上でピークになっている部分(下図では 5KHz付近)に
限られています。
このグラフ上でピークになっている周波数を共振周波数と言います。
この共振周波数付近の増加を、心地よいと感じるか、あるいは耳触りと感じるかによって、
ボリュームポットの抵抗値を選択することになると思います。
つまり、共振周波数付近の音色を強調したいときには 500k-Ohm を選ぶと良いでしょう。