区と医師会との保健診療基準単価の4割り増し委託契約問題


■2002年3月の予算議会で、区と医師会との保健診療基準単価の4割り増し(保険点数では1点10円を14円で契約)委託契約問題を追及しました。「せたがやの家」問題に匹敵する区政腐敗の典型です。質問をきっかけに、朝日新聞が全国版でこの問題を取り扱い、注目を浴びました。

■2002年5月の臨時議会に提出された新たな条例改正に基づく肝炎ウィルス検診の契約では区は医師会と保健診療基準単価通りに行わざるを得ませんでした。来年度の契約では全ての契約について保健診療基準単価通りの1点10円で行わせることを強く求めていきますが、問題が発覚してもなお、割り増し契約が撤廃されない現状(平成14年度は1点13.7円で契約されている!)は異常というほかありません。

■業界利害や労組利害、町会・商店街利害の代弁者が相互に傷をなめあい、なあなあで済ませている世田谷区政の現状を如術に示しています。
サラリーマンまで3割負担を強いられる「医療改革」。医師会だけに甘くてよいわけはない。今こそ、市民の怒りをぶつけよう!

[朝日新聞が全国版で特集報道しました!]
自治体ごとに払ってますが… 健診委託費に格差 (2002年3月21日) 世田谷区は4割高

[2001年4月の契約書です]
これが4割り増しで区と区医師会との基本健康診査委託契約だ!

[本会議で追及しました]
2002年3月5日 本会議一般質問 4割り増し基本健康診査を追及

[予算委員会で追い討ちをかけました]
2002年3月12日予算委員会質疑<総括質疑>4割り増し基本健康診査

2002年3月13日予算委員会質疑<企画総務委員会所管>4割り増し基本健康診査

2002年3月18日予算委員会質疑<保険・福祉委員会所管>4割り増し基本健康診査

2002年3月22日予算委員会質疑<文教委員会所管>4割り増し基本健康診査

2002年3月26日予算委員会質疑<補充質疑>4割り増し基本健康診査

[一部新規契約を一点10円にさせました]
2002年5月21日肝炎ウィルス検診(1点10円とした)への賛成討論

世田谷区議会議員 木下泰之にご意見をお寄せください。 kinoshita@a.email.ne.jp

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