【記号∀の説明】 ・論理記号∀の呼称 ・論理記号∀の使用法 ∀x P(x) / ∀x∈X P(x) ∀x P(x,y) / ∀x∈X P(x,y) ・論理記号∀の読み下し方 ・論理記号∀の推論規則 −論理記号∀の導入則 −論理記号∀の除去則 | 【用語別】 ・全称量化記号 ・全称記号 ・universal quantifier ・全称量化子 ・全称作用素 | ・対象領域 ・議論領域 ・変項の定義域 |
・全称量化 ・全称量化子による量化 ・普遍量化 ・束縛する ・束縛変数(束縛変項) ・自由変数(自由変項) |
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「∀」そのものの呼称・論理記号「∀」そのものを、 全称量化記号 [斎藤p.49;井関p.7;岡田光弘p.30] 全称記号 [前原p.4;斎藤p.49;中内p.82;杉浦p.401] universal quantifier [斎藤p.49;岡田光弘p.30;De LaFuente,p.8] などと呼ぶ。 →「∀x (xの性質・条件)」において →「∀x∈X (xの性質・条件)」において →「∀x (x,yの関係)」において →「∀x∈X (x,yの関係)」において 「∀」を伴う部分・行為の呼称・論理記号「∀」は、基本的には ∀ + 変項 + 述語(命題関数) というかたちのなかで、用いられる [ 詳細→∀の使用法 ] 。 ・この「∀ + 変項 + 述語(命題関数)」のなかの「∀ + 変項 」の部分を、 全称量化子 [斎藤p.49;高崎V-1.1;1.4] 全称作用素 [前原p.4;松本p.28;中内p.82] universal quantifier などと呼ぶ。 たとえば、 「 ∀x (x2≧0) 」 「 ∀x (x2+y2=1) 」 では、 「∀x」が全称量化子・全称作用素 universal quantifier。 →「∀x (xの性質・条件)」において →「∀x∈X (xの性質・条件)」において →「∀x (x,yの関係)」において →「∀x∈X (x,yの関係)」において * 岡田章は、 記号「∀」そのものを「全称量化子」と呼ぶ(p.252)が、 どうなのだろう? |
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【スコープ】 ・全称量化子・作用素「∀ + 変項(変数)」によって量化された述語・命題関数を、 全称量化子・作用素「∀ + 変項(変数)」のスコープscope[岡田光弘p.31;松本p.28]適用範囲[松本p.28]視野[高崎V-1.5]作用域[高崎V-1.5] などという。 ※「∀ + 変項(変数) + 述語」の後ろに、記号が続いていく場合、 「∀ + 変項(変数)」が支配しているのがどこまでかを明示するために、 「∀ + 変項(変数)」の適用範囲に入っている述語を()で括る →「∀x (xの性質・条件)」において →「∀x∈X (xの性質・条件)」において →「∀x (x,yの関係)」において →「∀x∈X (x,yの関係)」において |
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