(本題1)
(m,n)型実行列Aに、右から「実数体R上のn次基本行列type 3」:Rn ( i, c )をかけると、
(m,n)型実行列Aに列基本変形type3を施したことになる。
※この点は、「体上のn次基本行列type 3」一般についても成り立つ。→詳細
※本当?
であるから、
ARn ( i, c )
∵行列積の定義
(本題2)
(m,n)型実行列Aに、左から「実数体R上のm次基本行列type 3」:Rm ( i, c )をかけると、
(m,n)型実行列Aに行基本変形type3を施したことになる。
※この点は、「体上のm次基本行列type 3」一般についても成り立つ。→詳細
※本当?
であるから、
Rm ( i, c ) A
∵行列積の定義
(本題3)
「実数体R上のn次基本行列type 3」:Rn ( i, c )は正則行列で、その逆行列は、「実数体R上のn次基本行列type 3」:Rn ( i, c−1 )。
※この点は、「体上のn次基本行列type 3」一般についても成り立つ。→詳細
※本当?
Rn ( i, c )の左からRn ( i, c−1 )をかけても、Rn ( i, j )の右からRn ( i, c−1 )をかけても、
単位行列となることを示す。
Rn ( i, c ) Rn ( i, c−1 )
∵行列積の定義
∵実数の逆数との積
Rn ( i, c−1) Rn ( i, c )
∵行列積の定義
∵実数の逆数との積