11月30日(木)次世代育児支援協動フォーラムinきょうと
 京都府下の子育て支援団体や子育てサークルのネットワークをつくることを目指した「きょうとキッズプロジェクト」が事務局を担うイベントに、フェルマータと参加した。先日、京都市民活動支援センターのFさんに、これからの活動のことを相談したときに、ぜひ参加するようにとお声がけいただいたのだ。
  会場には、小さな子どもさんを連れた子育て真っ最中のお母さんから、子どもに関わる仕事を退職され、その経験を生かして活動されている方まで、幅広い世代の方が集まっていた。「きょうとキッズプロジェクト」の中心は、自ら子育てサークルを主宰されてきた方。自分たちの活動を次世代に繋ぐためにも、いろいろ模索されている。その中の一つが、行政との「協動」。お互いに遠い存在のNPOや市民団体と、行政がともに子育て支援を考え、行動することで、よりよい支援ができるのではないかという可能性を探っている。
  午前中は、厚生労働省の方から今の子育て環境の厳しさについての話、Fさんから協動の可能性の話などがあり、午後からは分科会。私は「孤立しない子育て環境を作るには」をテーマとした分科会に参加した。
  話の内容は、子育てサークルに人が集まりにくいのは、夜型の生活と映像メディアの影響、という内容で、納得することはあるものの、そうせざるを得ない状況に置かれる母親のしんどさに目が向いてないような気がして、私はちょっと違和感を感じた。ただグループ別に交流をすることができ、いろんな立場で子どもに関わっている方々の話を聞けたことは、とてもよかった。中でもいつも通信を送らせていただいている「子ども支援センター」の方とお話ができ、通信もきちんと読んでくださっていることがわかった。やはり、顔が見える関係を作っていくことは大切だ。
  正直なところ、行政との「協動」はまだまだ身近に感じられないけれど、他団体との交流ができ、参加してよかったと思った。(さくら)

 私の参加した分科会は「協働とは?」のテーマだった。東京世田谷区で子育て情報誌や家事援助など総合的な活動をしている代表者の話は、NPOでそこまで大きなネットワークをつくれるのかと興味をそそられた。宇治市の子育てサークルの活動も紹介していらっしゃった。でも、行政とNPOが「協働」しても、長い年月を継続していくのは大変。「協働」の名の下で、本来行政でやるべき仕事をNPOが安く使われるという懸念もある。NPOだからこそできることは、当事者のニーズをつかんで適切な支援ができることだ。行政のシステムとそれをマッチさせるのが難しいのだとわかった。要は、どうやって運営費と事業費を引き出すかという問題だと思った。(フェルマータ)


   11月29日(水)地ビール試飲で、ほろ酔い気分
 今日は♪あんだんて♪通信の印刷日。Cocoと山科駅で待ち合わせて、社協に向かう。ここの印刷機はほとんどトラブルもなく、今日も1時間程度で完成。完成した通信は、いつもフェルマータの車で運ぶのだが、今日は都合がつかない。さてどうするかと考えたが、♪あんだんて♪でも1、2を争う力持ちの私とCoco。「以前よりは事務所も社協から近くなったことだし・・・・」と言いつつ、二人で分けて持ち帰る。8ページ700部の通信は結構な重さだが、おしゃべりしながら歩いていれば、あっという間に到着。「迎えに行こうと思っていたのに」フェルマータがあっけにとられつつも、この二人ならね、と居合わせたスタッフみんなが納得?(笑)
 そうこうしているうちに、パソコンのことでお世話になっているKさんが、ビールを片手に遊びに来てくださった。4月にT県の地ビール工場で働き始めたKさん。工場を切り盛りし、手間暇掛けて作られた地ビールだ。早速試飲をしようと、フェルマータがおつまみを買いに走り、大騒ぎしながら味わう。おいし〜い。お酒に弱いユキとフェルマータはほろ酔い気分。Cocoとお手伝いのOさん、私はお茶代わり?(^^ゞKさん、ごちそうさまでした。
 午後からは、早速発送準備に取りかかる。お手伝いのOさんは、何度も発送してくださっているので、もう手慣れたもの。あっという間に、会員さんの発送が終了。ネットワークへの送付準備もできた。本当に助かりました、ありがとう。
 その後は、こどものひろばさんの原稿の打ち合わせをした。お願いしたイラストがとてもいい感じに仕上がってきている。子どもたちが読んでくれるページ作りは難しいこともたくさんあるけれど、思いを込めたものにしたい。(さくら)


   11月26日(日)リビング京都取材
 先日、市民活動センターのFさんが紹介してださった「京都リビング」。冊子を送らせていただいたら早速連絡があり、取材にきてくださった。本当なら活動日の方がいいのだけれど、締め切りの関係で日曜日となったが、フェルマータはもちろん、Cocoやラスカルも来てくれた。取材には本格的なカメラマンも同行。白い傘みたいなものを広げて、取材中もバシャバシャと撮影。とてもきれいな言葉を話されるリビングの記者Sさんに、おしゃべり好きの私たちも緊張気味。
 Sさんは本のすべてのページに目を通してくださったらしく、内容に沿って的確に質問をしてくださる。おかげで私たちも思っていることをいろいろお話しすることができた。
 最後に本を持って撮影。本当はみんなで撮りたかったけど、他の二人は子どもさんや家族への配慮もあって、フェルマータと私が写る。ドキドキ、どんな風に写ってるんやろ。京都市内を中心に配られる「中央版」は12月9日に掲載、その他の地域は年明けに順次載せていただけるそうだ。記事を見て、多くの方が♪あんだんて♪のことを知ってくださればと思う。(さくら)


   11月24日(金)今日はのんびり・・・
 今日はゆうスペースの日だったけどいらした方は無く、私達は12月の進路相談会や、通信、そして広報活動など、どんな風に進めていくかをおしゃべり。連休の谷間の平日、わたしはとても癒された。♪あんだんて♪の事務所に来ると独特のほっこり感がある。スタッフとは名ばかりであまり動けないでいる私でも、やっぱりここは温泉みたいでいいなあ・・・と思う。即効性はないのだけど、あとでじわっじわっと温まる感じ。
 今日のお当番のコーヒーカップと世界バレーの話でもりあがった。あの一生懸命さ、あのサーブのすごさ!!とかなりのハイテンションで雑談(?)
 まだまだ、しんどくって、進路を決めなくっちゃ。。、と焦ってる人もいるかもしれないけど、ゆっくり休んだらきっと何かがみえてくるよ。そう信じたい。3日にも相談会をします。一人で抱え込まずに気軽に事務所にいらしてくださいね。(小梅)


   11月22日(水)滋賀県M高校の研修講演
 K財団の助成金の申し込みが今日の消印までということで、急いで書類を整える。風邪で休んでいたユキにも電話で確認するなど、おおわらわのうちにも書類作成完了となる。(ほっ)
 午後はフェルマータとさくらが滋賀県のM高校へ講演に向かった。聴き手が全員先生ということで、いつになく緊張している様子のフェルマータ。「さくらがついてるから大丈夫よ〜」とラスカルと二人で見送ったのでした。(Coco)
 
 滋賀県のM高校の先生が、放課後の先生方の自主研修に不登校の子どもへの理解を深めるための研修をするということで、♪あんだんて♪に声をかけてくださった。♪あんだんて♪を発足してまもなくに、滋賀人権教育研究会の集まりに呼んでいただいたことがあった。そのとき来て下さっていた先生が、今回のお世話をしてくださった。 いろんなご縁がひろがり、不登校の子どもに理解ある先生が増えるなら、本当にうれしいことだ。
  学校現場の事情がわからないので、ご無理なことをお願いしているかもしれないけれど、不登校の子どもと親の思いを伝えさせていただいた。そして「学校へ戻す」という対応ではなく、自分で自分の道を探せるような、時間をかけた支援をしていただきたいとお願いした。
  長い年月を不登校した子どもは、学校の先生としてではなくて、先生がどんな生き方をしてきた人か、先生の人生を見ているし、人間性を感じている。という話をしたとき、ふっと先生方の表情が変わるのがわかった。それは、一瞬のとまどいのような揺らぎだった。そのとき学校の規則や論理の枠から出て、人間としての心の交流が期待できる感じがした。たとえ、その高校を離れる結果になったとしても、一人の先生がその子の人生にとって大きな出会いになるなら、子どもにも親にとっても力強い支えになると思う。(フェルマータ)

 立ち止まっている生徒を、何とかしてやりたい。でもその思いが上手く伝わらない。ジレンマをいっぱい抱えた先生が、堰を切ったように話し出された。生徒も親も苦しいけれど、先生も苦しんでいる。そのことがストレートに伝わってきた気がする。それぞれの思いがかみ合わないときに、誰かが間に立って、ちょっと調整することで流れがスムーズになるのにと思う。先生を支える人をきちんと配置していかないといけない、とあらためて実感した。(さくら)


   11月17日(金)いじめ自殺報道がつづく
 ホームスクーリングの会を主宰されているOさんが来て下さった。来春「山科醍醐こどものひろば」さんが発行する予定のパンフレットにあんだんて編集のページも設けてくださっている。ひろばのHさんといろいろ検討した結果、子どもへのメッセージ「自分を守るために」というテーマで編集することになった。そこで、絵も上手でアイディアも抜群のOさんにイラストをお願いしたら、わざわざ出向いてくださった。内容をびっしり書いたコピーを渡して、「Oさんのアイディアにお任せします」と無責任なわたしたち。「う〜ん・・・、考えてみます」と頭を悩ませながらも引き受けてくださった。ほんと、人使いの荒いあんだんてです。
 NPOセンターのFさんに紹介していただいた京都リビング社に、PRのため「プロントントン2号」など情報誌を送った。リビングに乗せていただけるといいんだけどな。
 連日のように報道される子どもの自殺について来ているスタッフ同士で話し合った。スタッフも子どもがいじめに会った経験のある人が多い。子どもがいじめにあっていても、親にはわかりづらい。うちの場合は子どもがある日登校しようとして、玄関でうずくまってしまって、はじめてわかった。それから自分を取り戻すのに相当時間がかかった。いじめられたとき先生とクラスの生徒に助けてもらった。子ども同士がお互いに認め合える関係になれたらいいのでしょうが、そのためにも学校で重くのしかかるストレスを何とかしてあげなくてはと思う。(コーヒーカップ)


   11月15日(水)新聞の取材を受ける
 先週フェルマータとさくらが新聞社周りをしてくれたおかげで、今日早速朝日新聞の記者さんが、取材に来てくださった。ちょうどお茶の時間に重なり、お菓子を食べながらぺちゃぺちゃと好き勝手にしゃべった私たちであったが、嫌な顔もせず、おばちゃんの話を熱心に聴いて下さった。
 最後にさりげなく誰かが「カメラお持ちなんですかぁ?」と聞くと、「ああ、はい、いつでも持っています」「じゃ本でも持ってこの辺りに並びましょうかぁ」なんともずうずうしい私たちである。掲載される日が楽しみだ。 (ラスカル)


   11月11日(土)YMCA表現・コミュニケーション学科イベント参加
 大阪YMCA学院高等学校 表現・コミュニケーション学科のイベントに、フェルマータとともに参加した。学校説明会や教育講演会終了後に開かれる、支援団体の相談コーナーに呼んでいただいたのだ。たくさんの本と通信を準備して、「売るぞ!!!」と意欲満々の二人。何人もの方が本を手にとって、購入してくださったり、すでに郵送で買ってくださっていた方と顔を合わせることもできた。
 終了後は他の団体とも交流ができ、また新たなつながりができた。やっぱりいろんなところに足を運ぶことは大切だなあ。なお講演会の模様は、
♪あんだんて♪レポートで報告します。(準備中)(さくら)


   11月10日(金)フル回転
 今日はフェルマータとさくらがあんだんて存続のために外回りしてくれた。それで私とGさんは内回り。
 いつもPCの前にはさくらが居てくれてるので、私はめったにPCは触らない。それでも、「パザパのデータ大阪版」の印刷をしなければならないので、さくらに電話でサポートしてもらう。前にフェルマータに習ったことを呟きながら印刷に励んだ。順調だと思ってたら、すぐトラブル発生!でもどうにかこうにか印刷完了。Gさんが製本してくれて完成!本を買いに行きますという電話が2件あった。買いにこられる前に、明日の準備もあるからとフェルマータが戻ってきてくれた。「帰ってきてくれて、ありがとう。お母さん!」状態(笑)
 今日は久々に緘黙の話題があった。緘黙という言葉も知らなかった数年前。どんな言葉がついても、あなたはあなた。周りに迷惑かけるかもしれないけれど、それは大なり小なりすべての人にもあること。あなたはあなたの生きかたでいいよ。命の有る限り生きて行こうね。(ユキ)
 「プロン・トン・トン2号」の広報と、今後の活動のために、今日はフェルマータと外回り。
 最初に、市民活動センターのFさん相談に行く。Fさんは長くNPOや市民団体を支援されていて、♪あんだんて♪立ち上げの時にもお世話になった。多くの団体のことをよく知っていられるとともに、とてもアイデア豊富な方。事務所の活用方法、会員の増やし方、助成金の取り方と活用の仕方など、次々といろんなアイデアを出してくださる。その中から、いくつかこれからやっていくことのヒントをいただくことができた。「困ったときのFさん」、これからもよろしく。
 その後、売れ行きが鈍っている「プロン・トン・トン2号」を新聞に掲載してもらえないかと、各新聞社の京都支局を回った。どこの局も忙しい中対応してくださりありがたい。中でも朝日新聞さんは、たまたま身近に不登校経験者のいらっしゃる記者さんが対応してくださり、とても真摯に私たちの話を聞いてくださった。そしてなんと、早速水曜日に取材に来てくださることに。若くて、とっても気持ちの温かい記者さんに出会えて、二人で大喜び。
 活動を続けていくことは大変だけど、こんな出会いやおもしろいこともたくさんある。♪あんだんて♪、頑張っていきまっせ。(さくら)


   11月8日(水)ネットワーク大活用の♪あんだんて♪
 午前中、オンリーワンの予約の方が次回に変更され、ゆうスペースの参加者もキャンセルになった。しかし、おみやげを持ってきたスタッフが何人もいて、たくさんのお菓子が机の上に。せっかく1キロ減った体重を増やして帰ることになった。
 パザパ大阪版の印刷、製本をする。申し込みが次々と重なり、在庫が貯まらない。子どもが中3生の親はしんどい時期だが、本人が納得の進路選びをしてほしいと願う。
 夕方、醍醐こどものひろばのHさんが、情報誌の打ち合わせに来られた。担当のフェルマータとさくらに任せて、先に事務所を出た。(マーガレット)
 こどものひろばさんが発行される情報誌。こどものページには、「自分を守るために何ができるのか」をいろいろ書くことにした。チャイルドラインのこと、こどもの権利条約のこと、ドラッグのことなど。ただ、子どもに読んでもらうためには、文字ではなく、イラストもたくさん使って、「読みたい」という気持ちになってもらうことが重要。イラストの描けるフリースクールの代表の方にお願いすることにした。さて、引き受けてもらえるかな?ネットワークを有効に利用する♪あんだんて♪、いつもご無理をお願いしてすいません。(さくら)


   11月5日(土)フリースペースSAKIWAI開催イベントに参加
  大阪市内のフリースクール「フォロ」代表の花井紀子さんのお話が聞きたくて、奈良まで行って来た。フォロができて間もない頃、ちょうど最初の不登校ガイドブック「プロントントン」を作成していたので、取材に伺ったことがある。その頃から一貫して子どもたちの主体性を尊重したかかわりをしていらっしゃる。花井さんご自身は不登校の経験はなく、不登校の子どもたちとかかわっていく中で、それまで当たり前に思っていたことが転換していく体験をし、不登校を経験した人たちの考え方や人格に学ぶところがいっぱいあったそうだ。
 花井さんの「命の声を聴く」という言葉がこころに残った。「〜べき」「〜ねばならない」で動いていると、いつか身動きがとれなくなってしまう。命の声に耳を傾けていると、今自分にとって何が必要なのかわかってくるんだなと思った。(フェルマータ)



   11月1日(水)活動を長く続けるためには
  今日は会議。事務所の引っ越しで予定外の出費がたくさんあり、今後の財政を話し合うことが重要テーマ。会計担当の私はお当番でもあるので、テンション上げなければ!
 事務所に次々とスタッフ集まり、あんだんての今後に向け真剣に話し合う。どうもプロン・トン・トン2号の売れ行きが思わしくない。必要なかたに届くにはどうしたらいいのか?
 「本題は何やった?」と言うほど活発な会議の末、具体的に決まったこともいくつか。イベントやります!ご参加お待ちしてます。(ユキ)


1月 2月 3月 4月 5月 6月
7月 8月 9月 10月 11月 12月