10月29日(日)進路相談会
 当日、留守番電話にも予約が入っていて、申し込みされた方12名が参加された。スタッフ4人に加えて、さくらの息子Nくんが体験者として出席。
 定時制、通信制、単位制、サポート校など、不登校の経験のある子どもをたくさん受け入れてる学校があるが、「学校の進路説明会では教えてもらえへん」とのご意見にうなずいてしまう。私も娘の進学前は、同じように感じていた。これらの情報で、心配が和らいだことを今でも覚えている。
 スタッフ、Nくんの体験談の後、中学生グループ、高校生グループに分かれて懇談。Nくんは両方気になると、中間の場所を選んで座る。彼の話す内容が、飾ることなく、ありのままなのがとても好感が持てて、ホッとする。
 私は中学生のグループでお話を聞かせてもらった。いつどんな方向に進むかわからない子どもを前に、悩みはつきない母親だけど、「いつもあなたの味方よ」とささやいていたい。どちらのグループも話が尽きず、定刻の4時半をだいぶんすぎてから、散会になった。ご参加ありがとうございました。(マーガレット)


   10月27日(金)胸が熱くなったゆうスペース
 ゆうスペース。Mさん親子と通信でおなじみのQ君参加。二人の若い青年のおかげで雰囲気が少々違った感じで、特にフェルマータは終始笑顔でした。スタッフ全員元気をもらいました。不登校中に悩み考えることによって、こんなに大きく成長をとげるのだということを、目の当たりにした感じでした。そして、M君の、お父さん、お母さんへの感謝の言葉には胸が熱くなりました。M君ありがとう。会話の中で、子ども、親の立場上、言葉の表現は違っても共通するものがあり嬉しかった。
 午後進路説明会の準備をする。  (コーヒーカップ)


   10月25日(水)「わたしがわたしであるために・・・」
 「プロン・トン・トン2号」を知ってもらう為、お手伝いに来てもらっているOさんに案内チラシの宛名を書いてもらう。これが、一人でも多くの方の目に留まってほしい。
 オンリーワンにお一人参加。今日♪あんだんて♪に来られるのに、お家の方には「わたしがわたしであるために行くの」とメールで伝えて来られたそうだ。「すてきな言葉やねぇ」とフェルマータ。さくらやOさんともうんうんと大きくうなずく。ちょっと元気がなくなったという時、エネルギーが切れた時、羽を休めに♪あんだんて♪に来て下さい。(Coco)


   10月20日(金)高校再編談義?
 発行してまもなくのシンポジウム報告集を6冊ご注文くださった。多くの方に読んでいただきたいのでうれしい。
京都新聞社会部より、明日の「まちかど」欄にあんだんての「不登校の子どものための進路説明会」のお知らせが掲載されると連絡をいただいた。中学の不登校の子どもが進学先に希望がもてるといいな。
 今日は、電話もあまり鳴らず静かな一日だった。昼食時スタッフ三人で、現在進められている京都府の公立高校再編談義。あまり進学に力を入れず、子どもが比較的ゆっくりと過ごせる高校が統廃合によって閉校になる一方で、国公立大への進学をめざす高校クラスを次々と増設している。 これって、競争心を煽る教育に向かっているのでは?このごろ連日報じられる子どもの事件と無関係とはいえないのではないだろうか?(コーヒーカップ)


   10月18日(水)広報活動をどうするか?
 今日は朝から支援会員のSさんが、会計入力に来てくださった。ユキとともに♪あんだんて♪の会計を支えてくださっている。スタッフとはちょっと違う視点で意見を言ってくださるので、私たちの大きな力だ。
 事務所の引っ越しに伴い、いろいろな支出があった。今後の活動を見据えるためにも、一度スタッフみんなで今の財政状況を再確認することも必要だな。活動を長く続けていくためには、その活動費用をどう捻出するかが大きな課題だが、2月に発行した「プロン・トン・トン2号」の売れ行きがちょっと停滞気味だ。「1号」の時は、朝日新聞の西日本版に大きく掲載され飛ぶように売れた。「2号」も掲載してもらえないか、フェルマータと新聞社にお願いに行くことになった。必要な情報がまだまだ必要な方に届いていない、どうすればいいのか、広報活動ももっと考えないといけないな。
 午後からは醍醐子どものひろばさんと一緒に作る「情報誌」のことを検討する。ここのところ連日報道されている子どもを巡る悲しいできこと。この本では、子どもが自分の命を守るためにはどうすればいいのか、大人として何ができるのか、それを考えるきっかけになる情報を書いていきたいと思う。(さくら)


   10月13日(金)多忙な秋・・・?
 秋はどうしてもイベントや講演会の重なる事が多い。その上私的なイベントなどをあわせるともう大変な事になる。行きたい所はいっぱいあるのにあまりに急かされると、反対にもうどうでもよくなったりする。日本全体も忙しいのかもしれない。電車が遅れて事務所についてカレンダーをみると「えっ・・?13日の金曜日ヤン・・・(>_<)」まだまだ事務所のどこに何があるのかが、覚えきれないので、あっちをうろうろ・・・こっちをうろうろ・・・してる小梅です。
 活動日誌を見ながら、新しいクーラーを確認したりバタバタしているうちにもうお昼。午後からはYさんが打ち合わせに来られた。地元の子ども達に配る冊子の編集会議と化す。あれも盛り込みたい、これも伝えたいとなると、紙面も足りないし・・・で編集スタッフの熱い想いがどんどん出てくる。聞いているだけの私もついつい何か言いたくなる。どんなものになるのかな?楽しみ。(小梅)


   10月11日(水)教えたり教えられたり
 今日は私の都合で、急きょCocoからお当番を代わってもらった。フェルマータは子どもさんが熱を出しているそうで、途中で帰ってもらった。フェルマータはお当番でない日もほとんど♪あんだんて♪に来てくれているし、さくらもいてくれたので、こんな日ぐらいは早く帰ってもらわなければ。
 朝一番で、滋賀県のM高校から、教職員向けの不登校理解のための講習会の講師を依頼のお電話をいただいた。以前、親の会主催の分科会で、フェルマータやさくらの話を聴いてくださって、「機会があれば一度うちの高校で話してもらいたい」と思っていてくださったそうだ。ありがたいなあ。当事者の立場で、学校への要望などもしゃべってくださいって。お電話でお話ししただけだが、なんだかとても優しそうな感じのいい先生だった。さすが私たちに目をつけるだけあるなあ・・・。
 ゆうスペースは3人参加。こじんまりとした会であった。高校の途中でしんどくなられた人のお話をお聞きした。高校は留年とか休学とか中退とか、決断を迫られるのでしんどいな。でも、そこからまた新しい道を見つけていくんだよね。どんな回り道も無駄ではないんだなあと改めて思った。常連のOさんは進路の情報を聞きに来られたのだけれど、逆にこちらからいろいろ高校の様子を教えていただいた。ゆうスペースは、会員さんのお話をお聞きするだけでなく、スタッフの方もいろいろ教えていただいたり、励まされたり。支えあうってこういうことなんだね。 (ラスカル)


   10月6日(金)報告集が広まってほしい
  シンポジウム「不登校からみる子どもの育ち」報告集が発行されたので、ネットワーク先などに送付させていただいた。不登校を子育てのひとつのプロセスととらえ、子どもがほんとうに自分に合った生き方を見つけていきいきと生きていって欲しいと願う。シンポジウム打ち合わせ会議では、外国の教育制度もみながら公教育のありかたにも言及している。このシンポジウムには今、悩んでいる子どもさんや親御さんをはじめ、学校の先生、支援者の方々にもいろんなヒントがつまっていると思う。ぜひ一度読んでいただきたい報告集なので、ひろめていただけるとうれしい。
 午後からオンリーワン。めずらしく親子で来てくださった。高校で部活と勉強とがんばっていらっしゃったが、成績を見て先生から進学コースを勧められ、2年からコース変更したとか。でも、部活の時間と授業時間が合わなくなり、両方ともやっていきたいと思っていた当初の思惑と大きく離れてしまう生活になり、学校に行くのがしんどくなってしまった。高校生活をどう過ごしたいのか、具体的にコースによって時間割や部活の時間帯がどうなのか、本人がよく納得できるまで本人の思いを聞きながら、話合っていただきたいと思う。
 高校が大学の予備校化して、思春期の大事な成長の時期を過ごす環境となりえていないのではないか?という懸念は以前からよく聞いていたが、ますます拍車がかかっているような気がする。(フェルマータ)



   10月4日(水)「報告集〜不登校から見る子どもの育ち」でき上がる
  朝一番で、印刷所から「あけぼのフェスティバル子育てシンポジウム報告集」が届いた。新しい事務所はエレベータがあって前より運ぶのが楽なのに「台車があればいいなー」と欲求は果てしない。出来上がったばかりの本を手に取ると、当時のことがよみがえる。その時しか味わえない時間や空間があるんだなと思う。この本を一番にお買い上げ下さったのは、新聞記事を見て、プロントントンを求めに事務所に来てくださった方だった。必要な方の手元に届いて欲しい。
 昼休みに管理人さんがトイレのかぎを取り付けに来て下さった。気さくに対応してくださる女性で、ホームセンターで材料を探してきて、さっさとやり、材料費のみ受け取って帰られた。あんだんての応援団みたいな人だ。
 午後は運営会議。話題があちこち跳びながらも、進路相談会の内容と担当が決まった。たくさんの方が参加されることを祈る。(マーガレット)


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