3月31日(金)今年度最後の日
 今日は朝から電車が遅れて、ただでさえ遅刻なのに・・なんとかお昼前に事務所にすべりこむ・・。すでに通信の発送作業がもくもくと進んでいた。オンリーワンに来られていた会員さんも手伝ってくれている。刷り上ったばかりの通信3号を封筒に入れて、封をする、重さを計って、何通あるかを書類に記入して業者に取りに来てもらう。メール便の処理の段取りが少し覚えられたので、これからは一人でさっさと出来るようになりたいわ。
 オンリーワンに来られていた会員さんが子どもさんの写真を見せてくださった。写真を見せていただくと親近感がわいて、その子どもさんとご家族の様子が目に見えるような気がする。今度私も持って行ってみようかな。子どもさんの話題はよく出るのだけど、どんな子どもさんなんだろうか?お会いしたなぁ・・なんて思う事がよくある。そんな事を話しているとさくらが子どもさんの写メを見せてくれたので事務所は大盛り上がり。そんなこんなであっという間に5時になってしまった。  (小梅)


   3月29日(水)より広く知ってもらうためには?
 通信3月号の最終校正に入る。今回はこの♪あんだんて♪を維持していく上で重要な、会費の改定をお願いしている。事務所を維持し、スタッフが活動していくためにも、皆さんのご理解とご支援をよろしくお願いします。
 また午後は「プロン・トン・トン2号」をより広めるために「どうしたら広く知ってもらえるかな」と、フェルマータやさくらと話していた。その一つに、市内各区の子ども支援センターにも案内のチラシを送ったらどうかという意見があり、早速送付した。こんなところへは?などご意見がありましたら、♪あんだんて♪までお知らせください。(Coco)


   3月26日(日)「登校拒否・不登校を考える京都連絡会」世話人会
 今回は5月28日に開かれる「京都のつどい」の進行についての話し合いだった。 「不登校にかかわるひとたちの『シンポジウム』」と題し、立命館大学の春日井先生を中心に、不登校の子を持つ母親、父親、不登校の経験者、不登校に関わっている教師の4名が自らの体験を交えて話をしてくれる予定だ。 その後、小・中・高・青年と別れて分科会も行われ、♪あんだんて♪は中学校の分科会の司会をすることになった。
  このシンポジウムの意味は、どうしたら多くの方に来てもらえるか、チラシはどのような形にするのかなど、率直な意見交換を重ね、あっという間に時間が過ぎてしまった。参加者は、毎年開かれる「全国のつどい」や各地の親の会で同じ立場の方とのつながりを作ってこられた方ばかりなので、シンポジウムへの思いは皆同じ。「ひとりぼっちで悩まず、一緒に学び考えましょう」を合い言葉に広めていくことになった。このシンポジウムについての詳しいことは「イベント情報」に掲載しているのでご覧ください。京都の親の会はこうした横のつながりがとてもしっかりとしていて、♪あんだんて♪もこのつながりに支えられている。どなたも心温かい方ばかりなので、思い切って参加してみませんか?(さくら)


   3月24日(金) 進路が決りました!
  ゆうスペースの申し込みがないところに、初めての方から「今から行っていいですか?」と電話をいただいた。少し切羽詰った感じがしたので、ゆうスペースの時間だったが、オンリーワンにきていただくことになった。 そこへ、ゆうスペースにひとりお見えになった。「朝、留守電をいれました」と聴いて、あわてて電話機をみたら、 なんと電話マークの点滅が!。ほんとうに申し訳ないことしました。でも、何度か来てくださっている会員の方なので、了解してくださってよかった。子どもさんの進路が決り、一安心されている様子。不登校の子どもをよく受け入れている学校なので、きめ細かい対応をしていることをお伝えすると、ちゃんと行けるかどうかという不安も軽くなられたようだ。 1年以上前から、何度か来てくださっていたので、子どもさんがだんだん元気になっていってるのがわかり、 高校から行きだされる感じがしていた。
 ひとしきり話が終わった頃、ちょうどオンリーワンのかたがお見えになった。プロントントン2号を持っている人に薦められて、来てくださったそうだ。こうして今しんどい方に知っていただけると本当にうれしい。さくら、ユキ、と3人でゆっくり話を聴かせていただく。来られたときは厳しい表情だったが「来てよかったです」と、とてもいい笑顔を見せて帰られた。こういう時、この活動をしていてよかったなと実感でき、励まされる。
 電話相談も1件。進路が決っても、心配はつきない。3月は変わり目の季節なので、それでなくても不安がつきまとうのに、いっそう気持ちが揺れ動く。そんな気持ちをだれかに聞いてもらうだけでも落ち着いてくる。♪あんだんて♪がそんな時の安定剤になればいいなと思う。(フェルマータ)


   3月22日(水)多くの方に支えられて
 今日も朝から支援会員のSさんが、会計の入力に来てくださった。♪あんだんて♪の平素の会計はユキがやっているが、Sさんがそれをとりまとめ、NPO用の会計ソフトで決算を出してくれている。そのおかげで、♪あんだんて♪はいつでもNPO法人の申請ができるくらい、きちんとした会計報告ができるのだ。細かい入出金が多く、本当にお手間だろうと思うが、自分の勉強にもなるのよ、といつも笑顔で言ってくださるSさんには、本当に頭が下がる。お言葉に甘えてばかりだけれど、よろしくお願いします。
  また「プロン・トン・トン2号」でアンケートに協力くださるなど、お世話になった支援機関に本を送ったが、その際に同封した「作成協力金のお願い」に早速多くのご協力をいただいている。財政的に大変なところも多い中、この本を評価してくださり、少しでも支援を・・・というお気持ちが本当にありがたい。♪あんだんて♪は本当に多くの方に支えられているんだと、あらためて思う。(さくら)


   3月17日(金)これからの運営
 今日は、マーガレットといっしょにお当番だったが、急用でこられなくなった。
いつもならご相談や来客、本の発送など目白押しなのだが、午前中静かで、さくらとふたり、久しぶりにゆっくりあんだんてのこれからのことを話し合った。
 2月、3月の会議で、活動をながく続けようと思ったら、活動を主に担っているスタッフへの報酬をいくらかでも考えなくてはならない時期にきているのではないか、という話し合いが持たれた。いつのまにか4月から4年目を迎えようとしている。それぞれ家庭や子どもの事情も変わってきており、今後もずっと無償ボランティアを続けていくのは難しい。 などと話していると、Cocoが来てくれた。
また、次の会議で今後の運営について具体的な話を進めていかなければ。(フェルマータ)


   3月15日(水)たまにはこういう日も・・・・
 今日はフェルマータと二人のお当番。
早速、FAXや郵便振替で申し込んでいただいた本の発送準備にかかる。「プロン・トン・トン2号」を発行して早1ヶ月が過ぎた。この間、親の会やフリースクールなどの支援機関からまとめてご注文いただいたり、♪あんだんて♪通信や新聞、ホームページをご覧になった方々から、相次いでご注文いただいている。とはいうものの、まだまだ必要な方に届いていないのも事実。どうしたら多くの方に知っていただけるのか、いろいろ知恵を絞っているけれど、ない頭をひねってもどうしようもない・・・・。皆さん、いい考えはありませんか?
 フェルマータとは事務所はもちろん、親の会に話しに行ったり、取材に行ったり、通信の印刷をしたりと一緒にいる時間が多いのだが、いつもするべきことがたくさんあって、ゆっくり話をすることができない。でも今日は電話も少なくて、久しぶりにゆっくり話をすることができた。♪あんだんて♪のこれからのこと、運営のこと、子どものこと、家族のこと、そして今一番急がれるのは通信の編集だ。だいたい企画は決まっているのだが、1ページだけ空きがある。ここには先月大阪で開催された「サポーターズミーティング」のレポを掲載したいねと話がまとまり、当日パネラーとして参加されていた、フリースクールのSさんに寄稿をお願いした。最近は取材に出るのと並行に、支援活動をされている方に原稿を依頼することも増えている。書いていただくことで、その方のお人柄や活動の様子がいっそうよく伝わるような気がするからだ。これからもいろいろとお願いすることがあるかと思いますが、よろしくお願いします。
 午後からはCocoも来てくれて、通信の準備をしながらも、ちょっとおやつをつまんだりしてゆったりと過ごした。ここのところあわただしかった♪あんだんて♪、たまにはこんな日があってもいいよね。(さくら)


   3月12日(日)経験者と語る会
 山科駅前のロッテリアで食事をして、「雨降るかな?」なんて思いながら、♪あんだんて♪に向かう。おなじみの薄暗い階段を登る青年がいたので、「もしかして、T君か?」と思っていたら、ご名答。♪あんだんて♪のドアの前で鉢合わせをして、ぎこちない挨拶。せめて、中で初対面したかったかな。最初だから、微妙な空気になってしまった。スタッフの方に言ったら驚かれたが、実は私は人見知りが激しいんです。
 入ってしばらくスタッフの方と雑談していて、T君ともなじめた後で、最初の当事者の人来訪。写真が趣味らしく、写真集を見せてもらう。正直、びっくり、鳥が飛んでいるところをドンピシャで撮影している。俺にはできないやと脱帽。不登校中、色んな趣味を持とうとしたが(暇だから)、長続きしているものはあまりない。漫画、ネット、投稿、ジョギング等々初めては辞めるのを繰り返す。是非、彼には長続きして欲しいな。趣味が仕事につながったり、その基礎になることってあると思う。私の場合はネットや投稿で論理的にものを考えるのが好きになって、今目指している職業に結びついている。
 K君と当事者の人もう一人来て、自己紹介。それから、途中でももう一人来て、色々な方向へ飛びながらの雑談。とりあえず、王道としてみんなゲームやりまくってたという事で、意気投合。
 友達から修学旅行の話をふられたらどう答えるか?という話になり、私は「簡単です、『俺学校行ってないから』と一笑いを取るだけ」と答えると、T君びっくりしてたな。でも、K君も同じように答えるとのこと。別に、友達だってどこに行ったか聞きたいだけで、軽い話をしたいだけ、不登校だったことを知らない人たちの前では、学校に通ってたら行ったであろう仮想修学旅行先を答えるか、不登校だったことを知っている人の前では「行ってないや」と後を引かないようにさらっと答えればいいんじゃないかな、というところで落ち着いた。T君の友達は、過去を知っている人はそういう話をふってこないらしい。私の友達は過去を知っていてあえてそういう話をふってくる、そして、私はみんなの期待通りに笑いで挑む、T君の友達も俺の友達もいいやつだ。
 あっという間に時間が過ぎて、お開きということに。来てくれた当事者の人たちには、興味ない話も多かったかも。まとめの段階で、当事者の人たちが楽しんでくれる、もしくは、聞きたい話ってなんだろうと、少々考えていた。
その後、スタッフの方、T君、K君、私とで、今回の反省点と今後の展望など話し合う。T君、K君、私もこういう会は持続的にやっていきたいということになった。みなさん、ますますパワーアップすると思うので期待していてください。
 帰りは経験者三人で山科駅まで一緒に帰る。K君がミュージシャンということもあって、歌手は誰が好きか?という話に。私が「ラップは聞いても分からない」というと、K君も「僕もです」と言ってくれた。ただ、「ケツメイシは別だ」というと、K君も「僕もです」。ミュージシャンと音楽で意気投合できたことに少々喜ぶ。
 当日♪あんだんて♪に三本の傘の忘れ物があったらしい。T君、K君、私そろって傘を忘れたらしい、変なところでも意気投合、ますます今後が楽しみだ。(Qくん)


   3月10日(金)不登校の理解者増える
 今日は来客の予定はないね、とカレンダーで確認。フェルマータ、さくら、ユキ、それぞれの仕事をしていた。新聞でプロン・トン・トンを知り、本屋に置いてないので、事務所に直接買いに来られた。お仕事の関係で不登校のことをお知りになりたいとのこと。あんだんての本を参考に不登校を理解してくださるかたがふえるとうれしい。来年度のあんだんて会員にもなっていただいた。強引な勧誘だったかしら(笑)(ユキ)
 最近は、塾の関係者の方も「プロン・トン・トン2号」や「PAS A PAS」を買ってくださる。学校には行けないけれど、塾には行ける子どもさんもいる。そこで理解のある先生に出会えたらたら、子どもたちもうれしいだろうなあと思う。ここでも理解者の広がりを感じた。 (さくら)
 
 事務所を閉めてから、急いでユキと弁護士会館に向かった。弁護士さんのなかで、子どもの権利委員会の近畿ブロックの会合がもたれる前に、それぞれ地元の情報を持ち寄るということだそうだ。それで、不登校の現状とその支援の現状について話してほしいというご依頼だった。
 窓口のA弁護士は、頭も切れるけれど、京都弁のお話も、あたたかい気持ちの伝わってくる方で、以前から一度お会いしてみたい方だった。行ってみると、若くて美しい女性の弁護士さんや、かっこいいハンサムな弁護士さんなんかがいらっしゃって、それでなくても、いつもの調子ではいけないかなと思っていたので、すごく緊張した。10人くらいおられた方全員、プロントントン2号を買ってくださって、話を聞きながら見入ってくださった。
 弁護士さんと不登校支援が私の頭の中ではリンクしにくかったので、何をお話させていただいたらよいのか分からなかったが、思いつくまましゃべっていたら、いつのまにか1時間たっていた。笑いをとりたかったが、みなさんうなずくでもなく、相槌もなく、いつもと勝手が違い、戸惑うフェルマータ。あとで、2,3質問をいただいたが、答えに対するリアクションも普通の方とはちがっていて、これでいいのかしらんと不安に思いながらも不安を打ち消すように、また勝手に口が動いてしまい、またしゃべりすぎたかと後悔するフェルマータ(汗)・・・でした。ユキがいいときにフォローしてくれて助かったあ〜。(フェルマータ)


   3月8日(水)親にできることは?
 前日にフェルマータから、「プロン・トン・トン2号」の記事が京都新聞に掲載されると聞きいたが、山城版には掲載されていなかった。日にちを間違ったかと思っていたら、早速問い合わせの電話がかかり始めた。どうやら京都市内版には掲載されたようだ。また新聞記事を持って、本を買いにきてくださるお父さんも。
 お父さんお一人で子どもさんに向き合ってこられ、子どもさんも少しずつ元気を取り戻されているのだが、親にはその手応えが感じられず、何かきっかけをといろいろ模索されていた。また午後からのゆうスペースに来られたお母さんも、学校に行けなくなって家にいる子どもを受け入れようともがきつつ、なんとか子どもに元気になってほしいという思いが募って、やはりそのきっかけを探していらした。

 私も、きっかけ探しというのは随分やった。家にいて落ちついた生活が送れるようになったら、目に見えるような変化を期待してあれこれ子どもに提案したものだ。しかし、親が思うように子どもが受け入れてくれないのもまた事実。そのたびにガックリして、この状態が永遠に続くものだと落胆したものだ。
でも子どもはひょんなことから動き出す。なにげにかけた声に反応したり、自分から何かやりたいと言ってきたり。「そのきっかけはどうやって作られたのですか?」という質問がよくあるが、その答えは誰も出せないのではないか。日々の生活の積み重ねの中で、いろんな条件が揃ったときに、動き出すエネルギーが出てくる。ただそれは親の望む「学校に復帰する」「どこか居場所に行く」というようなものではなく、例えばゲーム好きの子が、ソフトを自分で買いに行く、というような些細なものかもしれない。でも、それが第一歩、その小さな一歩を認めながら、子どもを見守っていくことが大切なのではないだろうか。
 うちの子どもに元気を出すにはどうしたらいいか?と質問したら、「好きなことをいっぱいやればいい」と言う。ただそうして好きなものを見つける前には、ゆっくり休む時間も必要だし、待っている親は「一体いつまで」とか「こんなことをさせていていいのか」いう思いが募り、心配で不安で、つい余計な口出しをしてしまう。そんな時は♪あんだんて♪などの親の会やカウンセリングを利用して、まず親の気持ちを楽にして、同じ思いを共有しながら子どもを見守っていけたらと思う。(さくら)


   3月6日(土)平成17年度京都府「社会的ひきこもり」合同研修会
 府下の青少年相談機関および民間支援団体にむけて開催された研修会に参加した。詳しくは♪あんだんて♪レポートへ。(フェルマータ)


   3月3日(金)「どうしたらいいかわからない」から「どうしようかな」へ
 午前と午後にオンリーワンでの相談、電話での相談。聞き覚えのあるお声にお名前をうかがうとやっぱりあんだんて会員のかただった。どうすればいいか迷う事が多くなるこの時期。そんな時にはあんだんてに相談してみるのもいいかも。いろいろな人がいろいろなこと言うでしょうが、そのいろいろなことをふまえ、視点をかえたところで
なにかヒントを見つけていただけたらと思う。
 きょうはひなまつり、数えたくない私の誕生日でした(爆)。(ユキ)


   3月1日(水)スタッフ会議
 2月が短い月であり、3月に入ってすぐ会議の日。なんとなく実感がないまま会議をはじめる。
 あんだんてを発足して、丸3年になろうとしている。当番に出てこれる人、出てきにくくなった人。運営に必要なさまざまな作業も、主になって担うスタッフとお手伝いのスタッフに分かれてきた。長く続ける事を考えると、いつまでも無償というわけにはいかないということが、半年くらい前から話題にのぼってきていたが、今日は会議の議題としてみんなで話し合った。でも、まだ具体的にどうしたらいいのかわからない。結論は来月にもちこすことになった。通信18号の内容、あんだんて3周年記念イベントも7,8月を目途にやることに決った。
 京都新聞に載せていただいてから、「プロントントン2号」の売れ行きがいい。お孫さんを心配されて、祖父、祖母の年代の方から、ご注文がある。これだけ早いスピードで社会が変わって行ってるのだから、おじいちゃんやおばあちゃんに不登校を理解して、というのも難しい。でも、今までとおなじように、お孫さんを可愛がってあげていただきたいなと思う。それが、子どものエネルギーになるのだから。(フェルマータ)  


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