春季彼岸会

平成31年3月21日

霊廟・霊園・納牌堂・各地域墓地合同法要

素晴らしい好天に恵まれ、お中日大法要を厳修。

多数のご参詣を頂き御回向致しました。

  

大本堂改修に伴い御宝前を改装、完成した祭壇。

  

ミスを上げ、大聖人の真綿を外す前靜さん。

  

  

参詣者焼香

  

新しくなった御宝前への行列が続く。

  

  

  

それぞれご家庭のご先祖を思いながら…。

  

御前様法話

  

今年も沢山のご参詣ありがとうございました。さて、昨年はここで大本堂改修工事のお願いをさせて

頂き、足場が掛かった御堂での法要をお詫びすると共に御寄付のご負担を申し上げました。あれから

1年の間にこんなに素晴らしい御堂に再生致しました。心から御礼申し上げます。皆様のお陰にて、

借金することなく今を迎えることが出来ました。暮れには完了しましたが、その後内装工事を進める

にあたり、私は今までの言動を恥じることとなりました。それは「この御堂は僅か50軒ほどの檀家

が懸命に年月をかけ完成させた九間十間の大本堂であるが、装飾が一切施されていない!」と説明さ

せて頂きながら、当時の艱難辛苦を語っておりました。とんでもない間違いでした。須弥壇の中には

それはそれは見事の装飾と建造が備わっていました。雨漏りが激しかったためシートで覆い、わざと

暗がりにしておりました須弥壇。屋根が塞がりゴミを撤去しました所、全容が顔を出した時、驚きま

した。そうです。144年前「日蓮聖人のお部屋はバッチリ造っておいたから後は頼むぞ」との男気

です。お金のない中にも拝殿はそれなり出来たからよしとしても、仏様を祭るお部屋だけは超一流

にしようとの信心でありましょう。これが先祖ではないでしょうか。今受験合格を祈る年輩のお姿

が早朝から境内で見受けられます。孫を想う素直なお気持ちでしょう。同じようにご先祖方は、次

世代の幸福を祈っておられた事でしょう。託された事でしょう。御彼岸は、そんな純粋な精神で手

を合わせようではありませんか(略)一歩一歩わずかでも進みましょう。では、お題目三唱!合掌

 

  

  

  

 お題目をとなえ、須弥壇を拝観する参詣者。 

昼 食

  

  

  

晴天の中ご先祖をお参りされる檀徒がた。

  

  

仏舎利塔納牌開扉法要

  

  

 

穏やかな春の日差しがまぶしい御彼岸でした。勿論、桜が

開花し、その思い出を彩ることとなった一日です。本佛寺

が大本堂を改修した意義も深まったお披露目に日ともなり

一層、私達は修行に励むことを誓い合った時でもありました。

編集部 前一

 

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