春季彼岸会
平成29年3月20日
霊廟・霊園・納牌堂・各地域墓地合同法要
今年の法要の模様をスナップで掲載致します。
午前11時 彼岸法要開始
参詣者お焼香
御前様法話
今年も沢山のご参詣ありがとうございました。彼岸について日蓮聖人は一善を説かれておられることは周知の通りですね。
実は私、昨日、一昨日と御彼岸中でありましたが、大分市に居ました。常妙寺というお寺様で葬儀があり、その導師を勤
めて参りました。通夜と葬儀でございましたので滞在しての法要でしたが、ご老僧が百六才で御遷化ですよ。喪主といいま
すか、ご依頼の施主は八十四才のご院首様で、ご住職は四十代のお寺さんでした。由緒ある立派なお寺での法要となりまし
が、歎徳と申して、私が皆様のご家族の引導文を書くじゃないですか。あのような一代記を綴って徳をたたえながら御上人
の場合は化(体)を遷すとして法華玄義を供えるのですが、まあ、沢山書くことがあり、明治、大正、昭和、平成と生き抜
いたお方ですので凄いんです。明治にお生まれになり、大正に本佛寺で在家から出家され戦争を乗り越え熊本でご住職にな
り、信徒を募って本堂や庫裏境内整備拡張と様々…。布教伝道の毎日を過ごされた尊いお方で、九十二才の時に足を患うの
ですが、お題目と読経でそれを克服。百六年を正念で生きた日蓮宗僧侶の鏡のようなお方で、盛り沢山な歎徳文となりまし
た。さあ、みなさん、生きましょう。御彼岸の一善をお寺参りとし、私の一善は葬儀としました。ここで改めて、それぞれ
ご先祖を思いながら、共にお題目をお唱えしましょう。合掌! 南無妙法蓮華経。お疲れさまでした。 (中略)
昼 食
仏舎利塔法要(位牌供養)
仏舎利塔での法要への参詣が多くなりました。納牌されている方が増えたこともあってでしょう。
これから、こちらの法要も充実させていくように致します。ご参詣ありがとうございました。
ご覧頂きありがとうございました。
編集部 前一
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