永遠大明王大祭

平成29年4月14日・15日 

今年も二日間、素晴らしい好天に恵まれ、多くのご参詣を得て円成!

 

スナップ

例年通り、午前4時40分から第一座が始まりました。

  

第二座(永遠堂)7時半 寿量品10卷 

  

第三座(永遠堂)9時 寿量品10卷  桜満開の境内

  

第四座(大本堂)11時 日本晴れの境内

  

  

  

昼食後、永遠堂広場集合

  

第五座 水行式

  

永遠堂西石庭公園広場にて

  

第六座 特別祈祷会

  

  

  

  

今年も三回に分けてのお加持

第七座 御開扉法要 午後4時 寿量品10卷

  

  

  

  

  

  

  

午後5時 御開扉!

  

  

  

  

御前様謝辞

    

今年は異常気象なることの仕業か否か、私も三十数年来、衣を纏ってこの守護神祭をお迎えしておりますが染井吉野と山桜と枝垂れ桜が同時期に満開となったのは初めてであります。境内は春爛漫!この御堂の後ろの山桜群も濃いピンク色で溢れております。まさに素晴らしい天候に恵まれての大法要。よほど永遠様がお慶びなのでしょう。さて、昨年の本日夜「九州中部地震」があり本佛寺も揺れました。永遠様の日に熊本地震が起きたわけですので、私たちは忘れることはありません。この天災とどう向き合いどう生きていくかが信仰者としてのありようでございます。本日も山口広島、宮崎鹿児島、そして熊本、佐賀大分或いはバスで長崎からも多くのご参詣を頂きました。永遠様が自分を知っておられる、自分はひとりではない。こう考えつつ苦しい日常を乗り越えていらっしゃる方々も多くありましょう。一過性の存在ではなくずーっと永遠様は見守りながらも救いの手を差し伸べてくださいます。これはご参集の皆様周知の如くでありますが、大規模な災害があった時、やはり祈りによって鎮まるよう手を合わせることでしょう。日常に息詰まった時もやはり手を合わせ解決を求めるでしょう。御利益とは何かを考えたとき、宝くじに当たるとか商売がうまくいったとか大漁だとか豊作だとかもありましょうが、実は、穏やかに過ごせることこそが利益の賜なのではないでしょうか。守護神祭の聖日に九州には大規模な災害があった史実をしっかり領解して、私たち宗教家は臨んでいかねばならないと思っております。(略)本日はこうして沢山のご参詣を頂きましたこと篤く御礼申し上げ、結びに荒行僧の各聖には拍手を頂きますよう願い上げご挨拶と致します。ありがとうございました。合掌

 

  

  

  

全員でお題目三唱し永遠様のご威光倍増を祈りました。

  

午後6時半

余  興

  

  

  

  

  

  

  

      

永遠大明王のご守護一杯の長い1日が終わりました。


15日

施餓鬼大法要  

50名の僧侶等が御供養を致しました。 

  

  

御前様謝辞

二日間の大法要へのご参詣まことにありがとうございました。午前中、葬儀があり昨夜から引導文を書いて

お棺の中に納め先ほど寺に戻って参りました。総代さん婦人会役員のみなさん留守してすみません。二日間

本当にお疲れさまでございました。ちなみに長寿の方の葬送でしたが信仰と供養に勤めた御生涯で、見事な

人生でした。なかなか最近はご自宅で臨終とはいかない所ですが静養中の自室でお布団でのお別れだったよ

うです。生前は弟子達がお参りに伺うと玄関前に立って待っていらしたようです。御供養の意味をよく理解

されていたお方でした。つい三ヶ月前まではこの施餓鬼会に欠かさず参詣され本堂にお座りでした。臨終正

念でございますね。本佛寺は400年前の戦場だった場所にたっております。御施餓鬼法要で未だに供養をし

続けておりますが、それらの精霊が今をお助けされていると考えております。皆様のご先祖や憑依の諸精靈

に御回向することは、今生きている者達をお守り下さいという事でもあります。どうぞ今後もご参詣を願い

私の二日間の御礼に変えさせて頂きます。また来月お会いしましょう。合掌              

 

今年は本当にお天気と桜に恵まれた大法要でした。私たちももっともっと

頑張ってお経を読み勉強をして参ります。ご覧頂きありがとうございました。

広報担当 修徒一同

平成28年を見る 平成27年を見る 平成26年を見る 平成25年を見る  

平成24年を見る(落慶) 平成23年を見る 平成22年を見る 平成21年を見る 平成20年をみる 平成19年を見る 

平成18年を見る   平成17年を見る 

 平成16年の大祭記録を見る    平成16年の余興をみる      平成15年の大祭記録を見る  15年の永遠大明王大祭余興のページへ