ガキの頃の小田急線
ガキの頃の小田急線

 小田急3100形NSE車

3000形SE車と同様、この当時で既に古かったロマンスカー3100形NSE(New Super Express)車。
11両編成の連接車で車高が低く、外見は運転席だけボコっと上部に出ている印象がありました。
高速走行性能は高かったものの、それを活かせるダイヤが組めなかったようです。
展望席は人気が高く、展望席はありますか?と聞かなければ発券されなかったようで、たとえ聞いたとしてもなかなか取れませんでした。

乗客を待つあしがら号
小田急3100形NSE車
ドアは手動です。駅についても自動で開くのかと待っている人をよく見かけました。
連結器はスカートの内側に引っ込みすっきりしましたが、ヘッドライトは出目金のようです。町田駅。

町田駅に進入するえのしま号
小田急3100形NSE車
車高が低いので、運転席がボコっと出ているように見えます。

町田駅を通過するはこね号
小田急3100形NSE車
はこね号は町田駅に止まってくれません。乗客のおばさんもさよなら〜という感じでしょうか。


メモ
  1. ホームペースを横に伸ばしたような種別表示は手動切り替えで、新宿駅で係員が手で取り替えている姿を見ました。後に自動字幕化の改造がされました。
  2. 鉄道友の会の第7回ブルーリボン賞を受賞した車両です。
  3. 運転席が上部になる展望席は、名鉄7000系パノラマカーが最初でした。
  4. 運転手は内部の階段から上部に上がっていました。車掌は新幹線と同様、別に車掌室がありました。
  5. 11両編成ですが、連接車なので通常の20m車両7両分しかありませんでした。
  6. 3000形SE車と同様、高速走行対応のため車体が低く、台車が直下にある連結部分を通るには頭を下げて通る必要がありました。


ホームへ>>


copy right(c) NAONARI