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柳生伸也 web

Discography1999(Maxi)

CD Data

店内イメージ

5th Maxi Single
6 Tracks(3+3Instrumental)

2015年 8月26日発売

Tracks
01:1999〜2nd Re-Mix〜
02:SPUTNIK〜2nd Re-Mix〜
03:君住む街を〜Demo Mix〜
04:1999〜2nd Re-Mix〜(Instrumental)
05:SPUTNIK〜2nd Re-Mix〜(Instrumental)
06:君住む街を〜Demo Mix〜(Instrumental)


Self Liner Notes

『SPUTNIK』は僕のデビューアルバムです。
デビューアルバムという事で、当時ものすごく一生懸命書いた楽曲だったんですが、当時の担当者と全く馬が合わず、作りたい音の方向性も上手く調節できませんでした。
そういう環境で行ったものですので、レコーディングもミックスダウンも全く納得のいくものではなく、僕は出来上がりに満足することはできませんでした。

その経験もあって、2枚目のリリース作『青空』からはレコーディングおよびマスタリングのスタッフを僕の信頼する人だけにして制作することになり、出来上がった音に納得できるようになったんです。
やっぱり何事もやってみなくては分からないものですね。

そんな経緯もあって、『SPUTNIK』に関しては封印したい過去、気に入らない作品と言う印象だったんですが、ある日、改めてその収録曲を聴いてみたら楽曲自体は意外に悪く無かったんです。
かと言って、レコード会社と言うのは過去に他社から発売された楽曲を再び、という事にあまりいい顔をしないものですので、再販は難しいと思っていました。
が、僕は独立して自分の会社を立ち上げたので、この環境を使ってもう一度『SPUTNIK』の収録曲を作り直して出版しても良いんじゃないかと思ったんです。

現在僕の持っている技術を使って新たに『SPUTNIK』と『1999』、あのアルバムで僕が中心的に考えていた楽曲をアレンジし直し歌いなおしてみると、これが案外良い感じだったんです。
これは皆さんに聴いてもらっても問題ないだろう、僕の音だと言って恥ずかしくない作品だろうと思ったので出版することにしました。

『SPUTNIK』は人類が初めて打ち上げた人工衛星の名前で、人工衛星と言う物が地球から離れることもまた戻ってくることもできない運命だという事に、失恋しても恋人から離れることもできず、また、復縁することもできない男性の姿を重ねて描いたラブソングです。
テーマもメロディーも良かったと思いますが、オリジナルアレンジはレコーディングが最悪でした。
今回のアレンジでは、オリジナルよりも強く宇宙をイメージするような音を入れて、イントロもかなり豪華な音に仕上げましたので、その世界にスッと入ってもらえるのではないかと思います。

『1999』は既に随分昔になってしまった1999年がまだ遠い未来に見えていた少年時代をモチーフに描いた楽曲ですが、今の僕の書く歌詞と比べると若干抽象的な内容のような印象を受けます。
この歌のサビのメロディーは、とあるビルの屋上でぼんやりと空を眺めているときに浮かんできたものですので、飛揚感のあるメロディーだと自負しています。
今の僕のメロディーと比べて特徴的なのは、とても転調が多いという事です。
どんどん調が変わるので、メロディーのパートが変わるたびにボーカルのスケールを頭の中で切り替えるのがすごく難しい歌です。
カラオケも収録されていますので、練習してみてください。

今回のリリース、前回と同様、『SPUTNIK』をタイトルトラックにしようと思ったんですけど、そうするとどうしてもアートワークが暗いイメージになってしまいますし、ちょっと何だかな、と思って、明るいイメージで作れそうな『1999』をタイトルトラックにしました。

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