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柳生伸也 web

Discography千と一夜の物語(Album)

CD Data

店内イメージ

9th Album
11 Tracks

2024年10月1日発売

Tracks
01 Invitation
02 Satiation
03 I'll
04 Green Sleeves ( Acoustic Mix)
05 千と一夜の物語
06 このレールの向こう
07 I drove my car
08 少年
09 もしも今が最低だったら
10 月時雨
11 君に紡ぐ歌


Self Liner Notes

柳生伸也名義のオリジナルアルバムとしては、2021年12月24日リリースの『Time Machine』以来ですので、実に3年ぶりということになってしまいました。
その間にも様々な活動はしてきましたが、ともかく『柳生伸也』としてのオリジナルアルバムは本当に久しぶりのリリースです。

このアルバムの制作にあたって、僕は当初、もう少し違うことを考えていたんですけど、制作が進むにしたがって、少し考えが変わってきました。

というのは、当初は3曲目の『I'll』を中心としたアルバムにする予定だったんですが、『千と一夜の物語』が生まれて、むしろこの楽曲をタイトルトラックにしたいと考えるようになりました。
僕としては初めて、普通の音階とは少し違った音階を使うことで、ファンタジックな世界を演出してみた楽曲で、新しいチャレンジをした楽曲ですし。

というわけで、『千と一夜の物語』の物語を作った後、何曲かアラビアンな雰囲気を持った楽曲を作ろうかな、と思ったんですけど、そういう楽曲が多くなると、なんだか僕のアルバムではないような感じになりそうだったので、とりあえずそういう雰囲気の楽曲は一つだけにしようと思ったんです。
考えてみれば、僕たちの人生というものは、あるいはアラビアンナイトよりも実に多様な出来事が起きる、不思議な物語なんじゃないかという気がしてきたんので、別にアラビアンナイト的な楽曲を集めたアルバムでなくとも、十分に千と一夜の物語と言えると思ったんですね。

というわけで、このアルバムの中心的な楽曲はもちろん『千と一夜の物語』なんですけど、その他の楽曲ももちろん気に入っていて、どれもいとおしく思っているんですが、中でも一番聴いてもらいたいのは『君に紡ぐ歌』かもしれません。

この楽曲は、これまでに僕を応援してくれてきた全ての人に対する感謝の気持ちから生まれた歌で、これからも歌を歌い続けて行きたいという決意を込めて歌った歌だからです。
初のギター弾き語り的な(実はギターだけでなく、その他の楽器も入っているので『的な』)楽曲ですし、自分としても新鮮な気持ちで歌えました。

また、このアルバムの楽曲の中には、僕が高校時代に作ったメロディーから着想して作った楽曲も2曲ばかり収録してあって、その楽曲は高校時代の親友との思い出の楽曲でもあって、個人的に思い入れがある楽曲だったりもするんです。

その割にはオリジナルのメロディーや歌詞がほとんど残っていないんですが、それはその当時に『良い』と思っていたものが、今の感覚ではあまりそう思えなかったから、という理由もあります。

あと、このアルバムのテーマの一つに『変化』ということがあります。
それは、曲中でアレンジによってイメージをガラッと変えるという変化や、トラック間の曲想の違いによる変化など、様々な意味があります。
1曲目の『Invitation』から既にそれは始まっていますし、そう感じてもらえたらありがたいです。

このアルバムの楽曲が、聴いてくれたあなたの心に残ってくれること、何かを感じさせてくれることを切に願っています。

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