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 スノーホワイト/SNOW WHITE & THE HUNTSMAN 
[FANTASY & ACTION]
2013 ゴールデンラズベリー賞[最低主演女優賞]:クリスティン・スチュワート
2012:アメリカ作品/2012.06日本公開(東宝東和)
監督:ルパート・サンダース
出演:クリステン・スチュワートシャーリーズ・セロン
クリス・ヘムズワースサム・クラフリンヴィンセント・リーガンサム・スプルエル
イアン・マクシェーンボブ・ホスキンスレイ・ウィンストンニック・フロストエディ・マーサン
トビー・ジョーンズジョニー・ハリスブライアン・グリーソン
ピーター・フェルディナンド/他
なんか予告CMが凄くて…白雪姫でアクション映画やっちゃうか?「戦う白雪姫!」
まあ、ネタがないと言っちゃえばソコまでなんだろうが、組み合わせが面白そうではないか!
気になってしかたなくて、早々と家族に観に行く宣言です!

STORYは…
昔々、マグナス王が統治する王国
雪のように白い肌、血のように赤い唇、黒檀のように黒い髪を持つプリンセスが誕生
「スノーホワイト」と命名された子、両親からたっぷりの愛情、外見にも増して美しい心を持つ少女に育つ
母の急死、どこからともなく現れた暗黒軍の攻撃…一蹴、暗黒軍の捕虜の女性ラヴェンナに心奪われる国王
新たな妃となったラヴェンナ、初夜、彼女に殺される国王、城外に隠れていた暗黒軍が突入、反抗勢力の排除!
全ては計略、国の乗っ取りに成功したラヴェンナ…妖艶な美貌、闇の魔術を操る魔女、側近の弟
過去に貧しい思い、魔術で…いくつもの国を破滅に追いやってきた…ここでも権力を掌握、女王の座に君臨
邪魔者の継娘スノーホワイトを城の塔の最上階に閉じ込めてしまう
7年後…
若い娘を拉致しては、その生気を吸い取ることで不老を保ってきた女王…魔法の鏡が告げる衝撃の事実
世界一を誇る女王の美貌がスノーホワイトによって追い越されたと(老化の進行がアップ)
しかし…スノーホワイトの心臓を口にすれば、永遠の若さと美貌を手に入れられるでしょう…とも
それこそ女王が貪欲に追い求めてきたもの!弟フィンにスノーホワイトを連れてくるよう命じる!
幽閉生活の中でも希望を失わないスノーホワイト、脱出のチャンスをうかがい続けていた
入室して来たフィンにクギで不意打ち、ついに城外へ逃亡なる
不思議な力に導かれ、魔物が蠢く「黒い森」の中へ逃げ込むスノーホワイト
森に詳しいハンターを呼び出す女王、報酬は死んだ妻を行き返らせること!引き受けるエリック
あっさりと…スノーホワイトを捕らえるエリック、フィンに手渡す段になって…自分が騙されてたことを知る
いくら魔女でも人を生き返らすことはできない、スノーホワイトを渡せば自分も殺される!
フィンとの戦闘、逃走、行き掛かり上スノーホワイトを連れて森の縦断を始めるエリック
女王に抵抗を続けるハモンド公爵の許へ送りとどけてほしいとの依頼(そこで報奨が出るとも)
旅を通じて、サバイバルの術を学ぶスノーホワイト…やさしさ+たくましさと勇敢さ
(巨大で凶暴なトロールと対峙し、エリックを救うまでに成長)
そのころフィンが組織したスノーホワイト追跡隊に1人の青年が加わる
ハモンド公爵の1人息子ウィリアム、スノーホワイトの幼馴染
かつて、自分が助け出せなかった&死んだと思っていた彼女が…生きて城を脱出したとの報告
彼女を助けたい一心、止める父を振り払い…素性を隠して追跡隊へ
一方のスノーホワイトとエリック、黒い森を突破…女ばかりの湖岸の村に辿り着く
そこで彼女がプリンセスてあることを知って驚愕するエリック、自分には忌まわしい過去、姫のためにならず…
スノーホワイトをハモンド公爵の城へ送り届ける役を村の女達に託して…黙って村を去るエリック
フィン率いる追跡隊の襲来、村の焼き討ち、湖に逃げる女達
間一髪で逃げ延びたスノーホワイト、危機を察して戻って来たエリックに救われ…再び逃亡の旅
2人が辿り着いた場所、8人の番人が守る…妖精が住む魔法の森の聖域〈サンクチュアリ〉
ひとときの安らぎを得る2人、癒される番人達
翌朝、妖精に導かれるスノーホワイト、森の妖精グレートファーザーの祝福を受ける
その光景を目にした男達…スノーホワイトこそ邪悪な女王から世界を救う存在と確認
興奮も束の間…追跡隊が襲来、サンクチュアリは戦場と化す!


なんじゃこれ〜!
原作が白雪姫は了解、そう複雑なストーリーではない、しかしソレを「戦う白雪姫」として再構築したのなら
徹底してやるべきじゃないだろうか?ペラペラの薄さの内容、期待しすぎか?
それで目指すは「ロード・オブ・ザ・リング」なのか???何か最初から目標と道を見失ってる感じ
プレゼン不足で予算が付いてこない?しかも出演費で吐き出し尽くしたか?
オッ!と思わせるシーンは少なくはないのだが
編集と構成が滅茶苦茶にヘタで…ベタベタの切り貼り映画、CGのランクも低い
シャーリーズ・セロンにおんぶに抱っこも…限界あり
申し訳ないけどクリステン・スチュワートのスノーホワイトも如何か?
「戦う姫様」ならOKだけど「白雪姫」としてはNG?個人の好みだろうか?国民的な美意識の差か?予算か?
いまいちスッキリせず
で…超大作並のエンディングロールの長さ!一面のホタル(携帯)達も、余りの長さに途中退場!ははは…
昨年の「赤ずきん」、今回の「白雪姫」、今後もこのような映画が続くの?もう見なくて良いだろうな!

それから…
TOHOシネマズ渋谷という映画館も無理矢理シネコンに改装した苦しい映画館であるが…それは置いといて
渋谷という土地柄もあるのだろうか?観客のお行儀が非常に悪い!
途中の離席、Uターンは呆れるほど頻繁に行われ、そのたびに入口から強い明かりが刺す(映画館の造りも悪い)
バリバリボリボリと凄い音で持ち込みのスナック菓子を貪り食い、強烈に臭うアップルジュースをじゅるじゅる
(TOHOシネマズのフレーバー・ポップコーンもどうにかならんだろうかな…ケッコウ臭う)
アチラコチラから話し声が聞こえる聞こえる…
映画上映中の携帯の使用を禁じても…手をかざして開く奴いるな、時計代わりか?
エンディングロールともなればホタルの里状態だし…ウザイ
泣きたくなる
公開初日の第4回(16:05)、236席の映画館で3〜4割程度の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN5)
2011.09format



スノー・ホワイト/氷の王国                      ( 2016.05 )