行・す・ず 作品・海外










 スパイダーマン/SPIDER-MAN 
[ACTION&AMERICAN HERO]
2002:アメリカ作品/2002.05日本公開(ソニー・ビクチャーズ・エンタテインメント)
監督:サム・ライミ
CAST-1:トビー・マグワイアウィレム・デフォーキルスティン・ダンストジェームズ・フランコ
CAST-2:クリフ・ロバートソンローズマリー・ハリス
CAST-3:J・K・シモンズビル・ナンエリザベス・バンクスジョン・パクストン
CAST-4:ティム・デ・ザーン/他
アメコミ界の最後の大物?「スパイダーマン」の映画化作品、特殊能力を無邪気に楽しみ、解決する事件も身近なネタなら、好きな女性も普通の人(絶世の美女ではない)、敵も間抜け…なんとも等身大な展開は逆に笑えるかも

STORYは…
N.Y.郊外クイーンズ、高校3年生のピーター・パーカー、早くに両親を亡くし伯父夫妻に育てられる、成績優秀だが気弱、カメラマン志望、隣家の幼馴染MJ(メリー・ジェーン)に片想い、唯一の友人ハリー・オズボーン、その父ノーマン(巨大軍需企業オズコープの経営者&天才科学者)はピーターの科学の才能を評価、息子同様の扱い…
課外授業、大学の研究室、遺伝子操作した”15匹のスーパースパイダー”の紹介…1匹足りない?天井…、MJを撮影中のピーター、手に激痛、刺した蜘蛛、昏睡?目覚め、視力回復?筋肉質の体?脅威的な跳躍力と動体視力、手足の異変、壁を登れる?突然獲得した特異能力に戸惑い…、大コケするMJを抱き止める、手から糸?イジメ・グループを撃破、その夜、外へ出て来たMJ(父と喧嘩)との会話、彼女の夢…N.Y.で舞台女優、励ますピーター、新車に乗ったBFの出現、車が欲しい… 新聞広告”レスラー相手に3分もてば3000ドル”、準備開始… (オズコープ社を訪れる軍、飛行装置と人体強化薬の開発リミット2週間を通告、ダメなら他社へ…焦るノーマン)、ピーターの変化に気付く伯父ベン…大きな力には責任が伴うと忠告、蜘蛛をデザインしたコスチューム、勝手に付けられたリングネーム”スパイダーマン”、2分で勝利、賞金は100ドル、興行主の言葉(お前の都合なんて関係無い)に怒り、その事務所を襲った強盗を見逃し(興行主の)言葉を返すピーター、人だかり、車強盗!迎えに来て襲われた伯父…死、糸を使い上空から追跡、廃屋、犯人は件の強盗、自分の行動の結果を悔いるピーター… リミットが迫るオズコープ社、新薬の実験台となるノーマン、発作、飛び込むスタッフ、死亡事故、ライバル社で(軍部の目前)の実験中、謎の飛行物体、爆発事故… 卒業パーティ、BFと別れたMJ…、大学に通うピーターとハリー(ノーマンが用意した部屋)、働きながらオーディションを受け続けるMJとの偶然の再会を喜ぶピーター、でもMJからハリーとの付合いを告白される…、N.Y.で悪と戦うスパイダーマン、活躍を取上げる新聞デイリー・ビューグル誌…スパイダーマンの写真求むの広告、自ら取った写真を持ち込むピーター、フリーカメラマンとしての顔つなぎ… オズコープ社の会議室、社長解任決議?祭典での発表…、父に彼女を紹介すべくMJを同伴してきたハリー、飛行物体、爆弾を投下する怪人グリーン・ゴブリン…


有名アメコミ最後?の大物…スパイダーマンの映画化…やはり見に行ってしまいました、アメコミの映画化によくみられる”おいてきぼり状態”はありません、問題無く見られると思います、バカバカしいほどの仕掛けで世界征服を狙う悪役だとかの何か良くわからない展開ではなく、実に身近なネタを大々的に解決して行く可笑しさというか面白さというか、特殊能力を存分に楽しむ主人公、MJがもうチョイ美人だと…まあ… 話は飛んで…お子様連れでも大丈夫(吹替版もあり)、在日アメリカ人の方々もグループで多数、見に来ておられまして、いつもと違う盛り上がり、昼またぎの回は比較的すいてますが、その後は長蛇の列になるので注意!
(渋東シネタワー2:渋谷)
2000-2009format



 スパイダーマン2/SPIDER-MAN2 
[ACTION&AMERICAN HERO]
2005 アカデミー賞[視覚効果賞]
2004:アメリカ作品/2004.07日本公開(ソニー・ビクチャーズ・エンタテインメント)
監督:サム・ライミ
CAST-1:トビー・マグワイアキルスティン・ダンストジェームズ・フランコアルフレッド・モリーナ
CAST-2:ローズマリー・ハリスドナ・マーフィーダニエル・ギリースディラン・ベイカー
     ヴァネッサ・フェルリトウィレム・デフォークリフ・ロバートソン
CAST-3:J・K・シモンズビル・ナンエリザベス・バンクス
CAST-4:ジョン・パクストンウィレム・デフォーエリヤ・バスキンマゲイナ・トーヴァ/他
「スパイダーマン」の続編、相変わらず悩みつづけるヒーロー、愛する人の気持ちが確かめられずに揺れるヒロイン、多少盛り上がりに欠けるかもしれないが…それなりに楽しめる?

STORYは…
■2年の歳月…正義のため(悩みながら)戦い続けるピーター、バイトに連日遅刻でクビ、滞る家賃…大家の厳しい督促、デイリー・ビューグル紙の鬼編集長…スパイダーマンの写真を撮らなきゃクビと宣告、イヤイヤ差出した写真1枚…100ドルも前借り分と相殺 ■舞台女優として活躍を始めたMJ(メリー・ジェーン)のポスター、見上げるピーター ■大学の授業にも遅刻、目を掛けてくれていた教授にも呆れられる始末、Dr.オットー・オクタヴィウスに関するレポートを提出予定と告げる ■伯母メイの家、MJとハリー?ピーターの誕生日、パーティ、疲れて眠る伯母、伯父の死後…生活に困っている様子、責任を感じるピーター、外で待っていたMJ…ピーターの自分に対する気持ちを聞くため、言葉を濁すピーター、失望?親しくしている男性がいると告げるMJ、舞台を見にいく約束が精一杯のピーター ■ハリー…亡父が設立したオズコープ社で核融合の特別プロジェクトの責任者、プロジェクトを進めるDr.オットー・オクタヴィウス、紹介してもらうピーター、彼の資質を見て好意的に出迎える博士…研究に賭ける情熱、人類に対する貢献を語る、ピーターの不安も一蹴、計算違いはありえないと自信、妻ロージーの紹介、女性を口説くためには時に詩人にならねば…、博士の人生に憧れるピーター ■核融合実験のデモンストレーションの日、危険な環境下での核融合制御を可能にする道具の紹介…高度な知能を備えた4本のアームを装着…脊髄に直結接続、これらを制御するチップ、実験開始、トリチウムに照射されるエネルギー、太陽の如き輝きも…不安定、制御する自信?実験続行、過剰な負荷、焼き切れる制御チップ、強力な磁力、パニック、スパイダーマンに変身…電源の引抜き、最悪の事態は食い止めるも…ロージーが死亡、博士も意識不明の重態 ■病院、博士とアームの分離作業を進める医師達、突然アームが医師達を襲う、独自に動き出したアーム、博士ごと逃走、川…水上の廃屋、実験の成功こそアームの意志、博士を操る、装置の構築に必要な資金、銀行強盗!抵抗する博士の意識を飲込むアーム ■銀行、伯母の融資交渉に同行するピーター、断られ失望、アームを背負う怪物出現…博士!変身&阻止するスパイダーマン、人質に取られる伯母、ビル壁面での戦闘、どうにか救出に成功 ■狂喜の編集長、怪物にドック・オクと命名、主犯はスパイダーマンの捏造記事 ■ピーターが舞台を見に来る日、嬉しそうなMJ、事件に巻込まれて遅刻…開演後の入場を拒否されるピーター、一つだけ空いた席を見て落胆するMJ、言訳の電話に出ないMJ ■実験の失敗で全てを失ったハリー、ピーターに八つ当たり…「父の命を奪ったスパイダーマンをなぜかばうのか」 ■失意?不調?のピーター、糸が出せない事態が発生、スパイダーマンであるがゆえに失っていくものの多さ、捨てられるコスチューム…スパイダーマンが消えたN.Y. ■編集長から仕事の依頼、彼の自慢の息子ジョン…宇宙飛行士(国民的英雄)、彼を招いてのパーティでのカメラマン役、招かれていたMJ、突然ジョンが…MJとの婚約を発表、茫然自失のピーター ■自分(人間として)の人生を生きる決心、街で起こる犯罪を目にしても…無反応、勉学に勤しむ日々(見直す教授) ■MJの舞台を見に行くピーター、驚くMJ、終演後…語り合う2人、すっかり変わったピーターに驚く、やり直したいというピーター、もう遅いというMJ ■アパート…大家の娘の差入れ(ピーターに気が?) ■スパイダーマンのコスチュームを拾った浮浪者、デイリー・ビューグル紙に売込み、壁に貼付けてご満悦の編集長 ■引越しを決めた伯母に、伯父の死の真相を語るピーター、気付いた伯母?手伝う近所の少年の言葉「スパイダーマンに勇気を教えてもらった」と話す、また「ヒーローは常に他人のことを考え、一番欲しいものをあきらめなくてはならない」とも語る、再びスパイダーマンとして生きる決心をするピーター ■廃屋、核融合を組み上げたドック・オク、あとはトリチウム!ハリー宅へ、トリチウムを渡す交換条件…「スパイダーマンを生きて捕えて来い!」「手掛りはピーター」だと、夜の闇に消えるドック・オク ■カフェ、MJに呼び出されたピーター、やり直してみたいと言うMJ、先日の発言をひるがえすピーター、再びスパイダーマンとして生きる以上…愛するMJを危険に晒したくない…彼女に「愛していない」と答える、確かめたいことがあると言うMJ…「一度だけキスして」と、ピーターに近寄った途端、飛来する自動車、MJごとかわすピーター、ドック・オク出現、MJを人質に!、「スパイダーマンを見つけろ」とピーターに命令する…


前作同様、等身大ヒーローの苦悩の日々が続いております、「ヒーローとして生きていくのか?」 「人間として生きていくのか?」、自分がヒーローであることを誰にも言えない、ゆえに…愛するもの、大切なものを失い…悩み、悩み、悩む、しかし自分を必要とする人々がいる、自分しか解決できない悪事がある、どうすべきなのか?彼がだした最終結論は…(言わずと知れた?)ってな感じかな、相変わらず無茶な設定・展開、オイオイ!的な箇所満載、中にはチョット許せないぐらい凄いヤツも有りますが、ヒーロー物ですので、まあそこはソレ…含めて、楽しんでください、まあ主人公が悩みまくりのため…全体的に、スカッとしないのは已む無しかな…
それから相変わらずのネタだが…ヒロインは、もう少し美人がよいと思うのは私だけだろうか?
公開初日の第3回(13:50〜)、7割程度の入りでした(渋東シネタワー2:渋谷)
2000-2009format



 スパイダーマン3/SPIDER-MAN3 
[ACTION&AMERICAN HERO]
2007:アメリカ作品/2007.05日本公開(ソニー・ビクチャーズ・エンタテインメント)
監督:サム・ライミ
CAST-1:トビー・マグワイアキルスティン・ダンストジェームズ・フランコブライス・ダラス・ハワード
CAST-2:トファー・グレイストーマス・ヘイデン・チャーチ
CAST-3:ローズマリー・ハリスクリフ・ロバートソンジョン・パクストンウィレム・デフォー
CAST-4:J・K・シモンズビル・ナンエリザベス・バンクステッド・ライミ
CAST-5:ジェームズ・クロムウェルディラン・ベイカーエリヤ・バスキンマゲイナ・トーヴァ
     テレサ・ラッセルパーラ・ヘイニー=ジャーディンスティーヴ・ヴァレンタイン/他
「スパイダーマン」の3作目、皆から愛されるヒーロー、ちょっとゴーマン、擦れ違いまくる恋人MJとの気持ち、新たな敵の出現、怒りの気持ちを増幅させる生命体、ブラック・スパイダーマン?ツッコミどころ満載で…それなりに楽しめるかも?

STORYは…
■[オープニングシーン]これまでの超あらすじ [※場面の順番は相変わらず自信なしです] ■スパイダーマンの活躍を伝える街頭ビジョン、子供達は尊敬、大人達&新聞も絶賛の嵐、N.Y.の犯罪減少、皆から愛され&嬉しそうに街を歩くピーター・パーカー、ショップのウィンドーに指輪!分割払い可能の紙、笑み ■講義中、チョッカイ出すバカ共、教授の質問に…答えるクラスメートの女子、グウェン・ステーシー、正解!ピーターを振返り微笑むグウェン ■夜、ブロードーウェイのシアター、スーツ姿のピーター、準備されていた最前列の席、幕開け、夢かない&舞台で歌うメリー・ジェーン・ワトソン…MJ、惚々眺めるピーター、2人の恋も順調、2人を眺める…張り出し席のハリー・オズボーン ■終演後、ハリーを見つけるピーター、「自分はノーマンを殺していない!尊敬し敬愛していた!」と告げるも…無視&去って行くハリー ■楽屋、MJを絶賛するピーター、小さな花束、横には…数倍もあるハリーの花束 ■夜の公園、樹木間のネット上、愛を語り合うピーターとMJ、音もなく&炎に包まれ…直ぐ傍に落下する隕石、真っ赤に焼けた隕石…這い出る黒い軟体生命体、バイクで去る2人、ナンバープレートに飛び付く生命体 ■刑務所を脱獄した男フリント・マルコ、自宅へ侵入、一人娘の部屋、受取り拒否の手紙の束を枕元へ、着替えと食事、気付いた妻エマの怒り…人殺し!脱獄犯!しかたなかった…の言い訳、起きてきた娘との束の間の会話、再び逃走… ■MJを送ったピーター、伯母メイ・パーカーの家、MJにプロポーズする決心を告げる、伯父の劇的なプロポーズについて語る伯母、嬉しかったが即答しなかったと…時期が満ちていなかったと判断、互いに愛を確信して…OK、男の人は…自分より彼女が大切だと思えるようにならなければ…と、自信があるとピーター、喜ぶ伯母、是非MJに…伯父が贈った形見の指輪を譲る伯母 ■帰り道、ハリーの襲撃、黒尽くめ&最新装備のニュー・ゴブリン!容赦ない攻撃、滑り落ちる指輪、どうにかキャッチ、狭い建物間を逃げるピーター、ウイング付爆弾を発射、またあれか!激しい空中戦の果て…ハリーが転落、心停止状態!ハリーを抱上げるピーター ■病院、電気ショック治療、一命を取り留めたハリー、衝撃で記憶傷害ありとの説明、短時間の面会OK、来院したMJの後押し…病室へ、父ノーマンの死亡を確認するハリー、旧来の親友状態、複雑な思いのピーター ■指輪を見入るピーター、MJの訪問、動きの悪い扉、演劇紙片手…評論家の酷評を嘆く、MJは最高!評論家なんて最初は悪く言うばかり…受け流すピーター、スパイダーマンだって…同じような目に会っている!警察無線…クレーン事故発生、スパイダーマン出動、置去りのMJ、部屋の中で何かが動いた?見回し…出て行くMJ ■回転暴走中の高層クレーン、ワイヤーの先に鉄骨、ガラス張りのビル内…CM写真撮影中、窓際にはモデル…グウェン、背後に迫る鉄骨、辛うじて回避、鉄骨再来、直下階を薙ぎ払い…崩れ落ちる床、滑り落ちるグウェン、落下寸前…辛うじて得た手掛り、下から見上げるステーシー警部、隣にカメラマンのエディ・ブロック…彼女はCMモデル、自分の恋人(片想い)です…お父さんと!自分の娘!?スパイダーマン到着、落下したグウェンをキャッチ、地上へ ■電光掲示板…スパイダーマンへ市民栄誉賞授与の文字、MJ相手に…誇らし気に一人語るピーター ■デイリー・ビューグル社、キャッチ・コピーのプレゼン、全部却下!怒鳴る鬼編集長J・ジョナ・ジェイムソン、心臓に悪いと注意する秘書ベティ&薬の時間!写真の売込みに来たエディ、強引に潜入、編集長をヨイショ!結婚したい相手がいて…生活を安定させたい!社員にして!ピーターも到着、より迫力あるスパイダーマンの写真、社員の空き席が1つあると編集長、相変わらず…スパイダーマン悪人説を曲げていない編集長、奴の悪事を先に撮影してきた方を採用すると!宣言、自分が先と主張するピーター(応援する外野)、エディには絶対取れないとピーター ■市民栄誉賞授与式会場を見下ろすピーター、司会進行するグウェン、ビルの谷間から…スパイダーマン、ステージのアーチから逆吊りで降りてくる、キスのコール!調子に乗ってキスしろ!よとピーター、マスクを半分ずらしてキスするグウェン!走り去るMJ ■一人ハイテンションのピーター、MJへのプロポーズ計画を進行、有名レストランを予約 ■マルコ脱獄&追跡中との報告を受けるステーシー警部 ■逃げるマルコ、追う警察犬、フェンス越え、物理研究所…危険の文字、走り…大穴に落下するマルコ、実験施設内に異変?鳥でも入ったか?気にせず実験開始!マルコの周囲を回り始める機器、細胞に異変、砂状と化すマルコ、大穴に到着…戸惑う警官 ■評論家の酷評が引き金?リハーサルの場、自分に代役!?急病ということで…と役を降ろされるMJ ■ピーターと伯母に警察の呼出し、伯父ベンの殺害事件…脱獄犯マルコが真犯人と説明、刑務所での仲間内の話から判明、今更何を!激しい怒り&復讐心を増長させるピーター ■心配して来たMJ、警察無線を消して!の要望も叶えられず、評論家の酷評を引き摺っていると一方的勘違いのピーター、話は平行線、自分の気持ちを分かってもらえないMJ ■実験施設の砂、一つに固まろうとしては崩れ…を繰返す、漸く人間の形、ロケットの娘の写真、どうにかマルコの姿を再現、再び逃亡開始 ■退院するハリー、付添うピーター、自宅を眺め…生活には困っていなかったようだ!本当に彼女はいなかったか?と問うハリー、自分が知る限りではと…ピーター&執事 ■フレンチ・レストラン、演出の依頼、シャンパンに入れられる指輪、プロポーズの際に演奏される曲の指定、準備万端?現れるMJ、いきなり抗議、あのキスは自分達のもの!突然現れるグウェン、彼はいつもMJのことばかり言っているとグウェン…親しげにピーターの肩に手を掛ける、両親との食事と…去って行くグウェン、彼女はクラスメートと紹介、一度も聞いたことない名前!しかもキスの相手!一体何を考えているのか?席を立つMJ、全てが無、唖然のピーター ■マルコを発見する警官、追跡、トラック上に消えたマルコ、砂満載?突然巨大化した手が攻撃、逃走、伯父の敵“サンドマン”、スパイダーマン出動、現金輸送車での攻防、砂の体に無力のパンチ、逃走を許す ■ベッドの上、コスチュームのまま横たわるピーター、激しい怒り、忍び寄る黒色軟体生命体、コスチュームを黒く染め上げながら這い上がる、何が何だか…気がつけばビルの壁面、いつもと違う感覚、ガラスに映る真っ黒なスパイダーマン、みなぎる力、夜の街を飛び回る ■察無線傍受、箱に封印してあるブラック・スパイダーマン用コスチューム…誘惑に勝てず選択、より強大なパワーを得たブラック・スパイダーマン…


楽しみにしてました「スパイダーマン3」!本当は大スクリーンで見たかったのですが、次男が一緒に見に行きたいとのことで…已む無く「吹替版」とすることとしたのですが…劇場は全て小さいスクリーンばかり、しかも初回のみの映画館が大多数、ともかく一番の近場である新宿へと向かうことに決定
早目に出発はしたものの心配!3館併設のコノ劇場、一体どのスクリーンか?133席の方か?84席の方か?うっ!席数の心配なと軽く吹飛ぶ…家族連れによる長蛇の列!次男を並ばせておいて先頭へ、係員に聞くと3番スクリーンで座席数は80席(?)とのこと、どうみても席数オーバー気味、もしかしてギリギリ?立見は嫌という次男、それなら…入れなかったら「字幕版」の劇場へ行くことを承知させる、その間にも続々と長くなっていく列、どうにかしたらと…客の私が心配になる始末、いよいよ開場、動き出す列、残り席僅か…「席は前方のみとなります」のコール、でも入場できる!整理券番号…79番と80番、ギリギリセーフ、ココは映画館通いの場数の違い、途中で空席1つを見つけるもパス、悩んでいる親子の横をすり抜けて早く前方へ移動、空き席5席を確認、右端壁際に縦2席(前後)の空席をキープすることに即断、体の小さい次男を送り込み、即前後の席に荷物を置いて席の確保完了、どうしようか悩んでいる親子&立見になっちゃった方々を尻目に…売店へ、グッズを見に行くも…高い!パンフのみ購入、その横では…入場締め切りのコール、ブーイング!後方で老夫婦(おじいちゃん)が大声で叫んでいる…年寄りだから吹替えが見たいと!次の回は字幕版、でもどうしようもない…御老人2人を立見にするわけにも行かないだろうし、そもそもあなた達まで入れるには、その前に並ぶ何十人かを入れなければならないわけで…やっぱり無理です!でも…ゴールデン・ウィーク中の公開4日目、映画館も状況を把握していただろうに、何故に大きいほうの劇場を使わなかったのだろうか?まあ「クィーン」の方も混雑しているのだろう…ん、ちょっとした時間差で開始だったはずなのにロビーはガラガラだったぞ…うーん
で、ようやく映画の話ですが…
(↓ネタバレだらけ!要注意!!)
スパイダーマン映画として楽しくもあり、内容としては辛くもありの展開でした、敵キャラも多く&それ自体は魅力的であり、戦闘シーンもスピーディ、スパイダーマンとしての使命、そして人間として悩む主人公、お笑いも散りばめられ…やっぱり「スパイダーマン」映画だ!これだけなら何も問題なし…なのですが、疑問点というかツッコミどこ満載で不満な点も多数!敵を含めて描くキャラが多すぎて…各ストーリーが中途半端、ピーターが多少傲慢になるのはともかくとして…、MJは自分・自分・自分・自分・自分・自分・自分・自分で鼻につく…(まあキルスティン・ダンストという女優が好きでない点も影響しているのだが、まあトビー・マグワイアも微妙なところなのだが)、それから…アメコミ原作のヒーローものとしての基本設定はどうしようもないとして(振り子運動に関することとか、体内から出る糸の素は何だとか…のこと)、チョット、どうにかしてよの嵐・嵐・嵐、ということで…
■「隕石の件」:あんな静かな公園に隕石が音もなく落下してくるか?しかもあの大きさ!通常なら直径●km単位で大穴が開くぞ!しかもあんな間近に落ちて気付かない2人はイチャツキ過ぎ?それでも普通は気付くだろう!(まあ、あれは隕石型宇宙船で炎を出しながら着陸したということにして先に進もうか…って)
■「ニュー・ゴブリンの爆弾の件」:あまりに威力が滅茶苦茶というか、ムラがあり過ぎ!ヴェノム&エディは跡形もなく吹飛ぶが、ハリーは顔面片側火傷程度、(まあサンドマンの頭が大きく吹っ飛びのは砂だからしかたがないとしても)、そもそも爆発炎上で死んじゃう生命体ならば…隕石落下時点で燃えつきていないか?(再度!あれが宇宙船の正しい着陸の仕方ならし方がないが…)
■「顔面丸出しの件」:前作では、心優しき電車の乗客達のおかげで「顔を見なかったこと」にしてもらったけど、今回の市民栄誉賞授与式会場を見下ろすのにマスクなし?観客はステージ側を向いているけど、ステージ側からは丸見えだよね!あのくらいの距離なら双眼鏡使わなくても、ある程度の雰囲気はつかめそうな気がする、ましてや顔見知り以上のクラスメートのグウェンまでいるのだから…ね、ついでに…スパイダーマンは昼夜に関わらず…必ずあの窓から出て行くんだよね!いくら鈍感なご近所でも、いいかげん気付くはずだよね(まあ、その程度の関心の持たれようだったということか…冒頭の子供達の件もあるし)
■「許しちゃうの件」:確かに「自分を許すことから始めなさい」で自分を許して、で…伯父さん殺したマルコの告白聞いて、本当は殺す気はなかったんだって…で、許しちゃうの?しかも砂状になって飛んでいってしまった(逃げた)んだけど…正義の味方として本当にそれでいいの?今後事件の度に、相手に対して「故意」か「過失」かを問い質すのか?(コメントしようがないな…)
■そして最大の疑問点「ハリー家の執事」の件、彼はノーマン博士の死因を知りながら、数年に渡り黙っていたわけでしょ!?いいの?それで?雇い主の不利になることは しないことをモットーとしていて…ノーマンの悪事を黙っていたのならともかくとして、息子で新たな主人が、家族同様のピーターとの確執を繰返していたのを知っているわけだよね!?しかも復讐のため、ピーターを殺そうとしているんだよね!?で、なんで何も言わないの?(わからん、謎だ!)
■「映画内の時間配分」の件:今回もナカナカ迫力はあるものの…バトル・シーン又は迫力あるシーン自体が妙に少なくないか?そんな気がする(気がするだけ?今回もピーター&MJの恋のお話と…!?)
■言い出せばキリがないか…、まだまだあるけど…
で、映画を見終わった次男は「面白かったか?」の質問に答えず、まずは「パンフ」を見せて!と、何やら確認を始める、どうしたのかと思えば…予告CMやチラシ等に使用された、ガラス前にいる通常のスパイダーマンの映像がブラック・スパイダーマンの絵(又は、その逆)が…映画の中になかったよね?見逃したんじゃないよね?と…寂しそうな声、大丈夫!映画の内容を1枚の絵で分かってもらうように作られたCM用の絵で映画の中では出てこなかったよ…と言うと、やっと笑いながら、「面白かった」と…(でも一瞬はあったかもしれない)
まあイロイロと不満を抱えながらも…「大好きなシリーズ」なもので、減点が多いとはいえ、ナンダカンダで結局としてしまいました、ハハハ!で…「4」は、あるのだろうか?ありそうな気がするな〜、でも、できればMJ役は別の方に変えてもらえないだろうか…強い要望!!!!!!
ちなみに公開4日目の第1回(10:10〜)、80席の映画館は…立見客ありの100人程度でしょうか(新宿武蔵野館)
2000-2009format



アメージング・スパイダーマン      ( 新シリーズ第1作/2012.06 )
アメージング・スパイダーマン2     ( 新シリーズ第2作/2014.04 )



 スパイダーマン:ホームカミング/SPIDER-MAN:HOMECOMING 
[ACTION&AMERICAN HERO]
2017:アメリカ作品/2017.08:日本公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
監督:ジョン・ワッツ
出演:トム・ホランドマイケル・キートンロバート・ダウニー・Jr.
ローラ・ハリアーゼンデイヤジェイコブ・バタロントニー・レヴォロリマーティン・スター
マリサ・トメイ
ジョン・ファヴローグウィネス・バルトロウタイン・デイリー/他
お盆休みの映画三昧と言いたいところだが
あまり面白そうなのやってない…
とはいえ今日は14日、TOHO(14)シネマズの日で1本1100円!
ならば不安要素の多い映画だが「スパイダーマン/ホームカミング」でも観ておくか
つまらなかった時の保険、1500円プラスしてMX4D/3Dで遊園地状態にしてと…
さてと行ってきますか

STORYは…
アベンジャーズでのNY決戦後、エイドリアン・トゥームス〈ヴァルチャー〉の会社が瓦礫の撤去作業中
しかしチタウリ軍の武器の欠片が大量に混入した瓦礫の危険性
政府は急遽、瓦礫を回収する新組織「ダメージ・コントロール局」を設立
解雇となったトゥームス〈ヴァルチャー〉達は激怒、或る企みを抱いて瓦礫を隠してしまう
その数年後…、キャプテン・アメリカ/シビル・ウォーのヒーロー決戦に参入したスパイダーマンだが
戦場で一人舞い上がり、どこかお祭り気分
戦い終え、「いずれ連絡する」というトニー・スタークの言葉を信じて待ち続けるが、音沙汰なし
そわそわ、学業はおろそか、憧れの美少女リズがリーダーを務める全米学力コンテストの参加も断ってしまう
そんなある日、パトロール中のピーター、ATM強盗を目撃、紫色の光を放つ強力な武器を持つ彼らと戦う
直ぐにスタークに報告に向かうが、忙しいからと相手にされない
だがその後、あの紫色の光を見つけたピーターは現場に急行
それはトゥームス〈ヴァルチャー〉がチタウリの武器の欠片を基に部下に作らせた新兵器
翼と鉤爪!ウィング・スーツのトゥームス〈ヴァルチャー〉、邪魔者スパイダーマンを捕え、上空から放り出す
危機一髪のスパイダーマンをアイアンマンが救出、「危ないことをするな」と説教され、帰されるピーターだが…
自分の真価を示したくて仕方ない彼は聞く耳を持たなかった
ピーターはヴァルチャーのいるワシントンD.C.に向かう、その地で開かれる全米学力コンテストに参加
現地でネッドの協力のもとスーツの安全装置を外し、フルパワーでヴァルチャーとの戦いに向うも…歯が立たず
全米学力コンテストを無断欠席
その上、ネッドに預けた紫色のパワー源が爆発し、リズや先生まで危機にさらしてしまう
ピーターは港で行われるヴァルチャー一味の取引きを止めようとして大勢の人々を危険な目に遭わせてしまう
アーマーで駆け付けたスタークはその勝手な行動に怒り、スーツを取り上げる
私生活では周囲の人々の信頼を裏切り、ヒーローとしても一人前になれなかった
ピーターは反省し、普通の高校生活をきちんと送ることを決意する
やがて彼はリズに想いを伝え、一緒にホームカミング・パーティーを迎えた
だが、その当日、ヴァルチャーの不吉な影が彼に覆い被さる…


悪い予感は当たってしまった、たいした内容の映画ではなかったというか、ツマラン
何が何でもマーベル・ヒーロー括りのアベンジャーズ入り
個性が薄められていく…
「キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー」を観ていないと分からないストーリー
向き不向きというものがあるだろうに、等身大ヒーローで何が悪い
蜘蛛の糸を人工の物としてしまったのが寂しい
確かに人間の分泌物だとしたら激ヤセしてしまうというネタがあったけどね…
トニー・スタークが絡んだもので、ハイテク装備のスパイダーマン、なんからしくない
ニューヨークのヒーローであるスパイダーマンを殺してしまった
しかも敵は失職した工場のオヤジだし
人間ドラマがないし
笑えるシーンは少ないし
サム・ライミ監督が懐かしいし…
せめてもの救いが保険を掛けていたMX4D/3D
グリグリ、カタカタ、ぶしゅー、シャーッと動いてくれて楽しかったですね
ついでだけど、ヒロイン役のリズを美少女とパンフで書いてたけど
私としてはミシェルの方が好みだな
ちなみに公開4日目の第1回(9:30)、102席の映画館で8〜9割程度の入り(TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN8)
2011.09format



スパイダーマン:ファー・フローム・ホーム      ( 2019.06 )
スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム          ( 2022.01 )