行・ふ・ぶ・ぷ 作品・海外






 ファースト・マン 
[HUMAN DRAMA]
 2019 アカデミー賞[視覚効果賞] 
2018:アメリカ作品/2019.02:日本公開(東宝東和)
監督:デイミアン・チャゼル   製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ライアン・ゴズリングクレア・フォイ
パトリック・フュジットジェイソン・クラーククリストファー・アボット
コリー・ストールルーカス・ハース
カイル・チャンドラーキアラン・ハインズオリヴィア・ハミルトン 
ジェイミー・アン・オールマン/他
取り合えず話題作は押さえておこう!
月面に人類最初の一歩を印したニール・アームストロングと家族の物語
「LA LA LAND」のデイミアン・チャゼル監督と主演のライアン・ゴズリングがタッグを組んでの
まあ随分と方向違いの映画だな
華々しい面もあるが、結構人間臭く描いているらしい
強いアメリカを前面に押し出さなかったので、トランプ大統領は観ないそうです!
そんなはさておき…、どんなかな?

STORYは…
1961年
テストパイロットを務めるニール・アームストロング
仕事に集中できず…幼い娘カレンが闘病中、妻ジャネットと懸命の看病も、逝ってしまう
いつも感情を表に出さないニールも、1人になると…涙
悲しみから逃れるように、NASAのジェミニ計画の宇宙飛行士に応募
1962年
NASAに採用されたニール、妊娠中の妻と長男を連れてヒューストンへ引越し
NASA有人宇宙センターで訓練と講義の日々
世界の宇宙計画ではソ連が圧勝
そのソ連が成し遂げていない、月面を目指すと宣言する指揮官ディーク・スレイトン
月への旅に耐えられる宇宙船は重すぎ、たとえ到着しても…月から打ち上げられない!
宇宙飛行士は、母船から小型船に乗り移り…月面に着陸
任務終了後に母船とドッキングして地球に帰る!
ドッキング技術の実証のためのジェミニ計画
成功すれば、月面に向かうアポロ計画へ移行予定
1964-1965年
宇宙空間で活動するためのハードな訓練を共にして…絆を深めていく飛行士達
ニールが心を開いたのは、民間人仲間のエリオット・シー、向かいに住むエド・ホワイト、家族ぐるみ
ある夜、エドの家に集まった3人、TVから…ソ連が人類初の船外活動に成功したとのニュース
それはエドが、実施目前だったミッション、またもソ連に先を越される
1966年
ディークから、ジェミニ8号の船長を命じられるニール、史上初のドッキングのミッション
その任務から外されたエリオット…訓練機の墜落で命を落す
友の無念を胸に…ジェミニで飛び立つニールとデヴィッド・スコット
同時に打ち上げられた…アジェナ目標機とのドッキングに成功するが…
ジェミニの回転が止まらなくなる!
非常事態に家族との通信が切られる、血相を変えるジャネット、NASAへ急行
何とかニールの冷静な判断で危機を脱出したジェミニ、帰還
人命を危険にさらし、莫大な費用を無駄遣いしていると批判されるNASA
一方で、その功績が認められたニールは…アポロ計画へ
パイロットに選ばれたエド、祝福するニールとデイヴ
1967年
アポロの内部電源テスト中のエドと2人の乗組員
ホワイトハウス主催のパーティーに出席するニール…政治家と話が合うはずもなく手持無沙汰
そんなニールに、ディークからの突然の電話
テスト中のアポロ内部で火災が発生、3人全員が死亡したとの知らせ
1969年
莫大な税金が投じられ批判を浴びるアポロ計画
逆風の中、月着陸を目指すアポロ11号の船長に任命されるニール
乗組員はバズ・オルドリン(月着陸船操縦担当)とマイク・コリンズ
出発の日、息子達に黙って出て行こうとするニールに迫るジャネット
もしも「帰れない場合の心構えをさせて」!
無邪気に笑う次男の横で…長男は「戻ってこれる?」と訪ねる
家族と別れ、宇宙服に身を包み、3人は遂に“未知”へと旅立つ!


月面に立つ!という人類初の偉業をド派手に称える映画ではなかった
(アメリカ最強を描く国威発揚の映画でもない)
難しいミッションを勇気と知恵をもって乗り越えていく!というような映画でもなし
どちらかといえば、そんなとこはタンタンとこなしている…
(これが驚くほどアッサリしているのである)
まあ…前人未踏後に向かう恐怖と、もしかしたらもう帰ってこないかもしれない夫(父)を送り出す家族のドラマである
付け加えるなら、残される妻達の映画でもある
1969年の出来事、ON世代である、その日の新聞も持っていた!小火で焼けちゃったけど…
大阪万博に月の石がやって来た!あまりの行列に並ぶことを断念したけど…
本当は単純に感動したかったんだけど、前述のとおり、それはならず
史実と家族の歴史に忠実な記録映画?的な映画に…
うんうん、そうだったな!えっ、そうだったんだ…と確認する感じでした
ツマラナイのかと言われれば、2時間21分の尺ながら、アッという間に見終えてしまいました!
なんか不思議な感じ
人に勧める映画かと問われれば、それほどでもないと答えるだろう!
しかし何で、今、人類初の月面着陸なんだろう?
それを何で「LA LA LAND」組が撮るのかな?
よくわからないな?
ちなみに、映画を観た日は、東京に雪が降る(5cmの積雪)との天気予報!
ネット予約では、もっと席が埋まっていたはずであるが、観に来なかった方もおられるようでした!
実際には、降る降る詐欺!でしたが…

2019/2/16追記
公開1週目の興行ランキングは、「10位」と出遅れ
今後話題作も多いので、このまま圏外に出ると予想されます
公開2日目の第1回(10:10)、130席の映画館で7割程度の入り(TOHOシネマズ新宿 SCREEN3)
2011.09format



ファインディング・ドリー      は、別ページとなります



 ファウンダー/ハンバーガー帝国のヒミツ/THE FOUNDER 
[HUMAN DRAMA]
2016:アメリカ作品/2017.07:日本公開(KADOKAWA)
監督:ジョン・リー・ハンコック
出演:マイケル・キートンニック・オファーマンジョン・キャロル・リンチローラ・ダーン
リンダ・カーデリーニパトリック・ウィルソンB・J・ノヴァク/他
お盆は新しい映画が出てこないので…ツマラナイな
ここのところ7月公開作品に遡ってますが
ここ数回、完全に外してます
今回はTCGカードで金曜日は1000円で観られるので…まあ保険です

STORYは…
1954年、戦後の発展で好景気に沸くアメリカ
プリンス・キャッスル社のシェイクミキサーのセールスマンとしてアメリカ中西部を回るレイ・クロック、52歳
ささやかながら自分の家を持ち、妻エセルの献身的なサポート、人並みな生活を送るレイだが
自分はもっと大きな成功を手にできると信じて苛立ちも感じていた
ある日、カリフォルニア州サンバーナディーノ西部にあるドライブイン・レストランから6台のミキサーのオーダ
何かの間違い?発注者に電話したレイ、さらに2台の追加!
どんな店なのか?興味を抱くレイ
はるばるオーナーのマック&ディック兄弟に会いに行く
そこには、兄弟の名字を店名に掲げたハンバーガー店〈マクドナルド〉
普通のハンバーガー店なら注文後20〜30分待つのが当たり前、それが30秒で料理が提供されることに驚く
マクドナルドの合理的な流れ作業の“スピード・サービス・システム”とコスト削減しながら…
高品質を保つ革新的なコンセプトに勝機、全米に店舗を展開する壮大なフランチャイズ・ビジネスを思いつく
そして自らの発想に爆発的なヒットを確信するレイ、最初は懐疑的な兄弟を説得
彼等と契約を交わすと、怒涛の勢いでフランチャイズ化を成功させていく
しかし契約内容に縛られて思うように利益を上げられず、金銭的苦境に立たされるレイ
自分の利益になる方法を考え始めるようになったことから、兄弟との関係は急速に悪化
日に日に強まる野望を抑えきれなくなったレイ
自分だけのハンバーガー帝国を創るため、兄弟との全面対決へと突き進んでいく…


ここ数年マックに行ったことのない私、いや30年くらい振り返っても片手ほども行ってないだろうな
なのにマックの創業者の物語を観に行ってしまった
そうかマックって、本当に“マクドナルド兄弟”が編み出した販売方法だったのね
それを乗っ取ったのがレイで、創業者〈ファウンダー〉を名乗ったのね
しかし欲しかったのが調理・販売システムはともかく
「マクドナルド」という名前だったとは驚きというか、まあそんなもんかな
しかし、マイケル・キートンが怪演である
マクドナルド兄弟も良い
だがこの映画を観たからと言って、マックに行くことはない
特に食欲そそられる映画ではないしね
映画後の昼食は「蒙古タンメン中本」だもんね
公開21日目の第1回(10:30)、300席の映画館で1割弱の入り(角川シネマ新宿 SCREEN1)
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 ファミリービジネス/FAMILY BUSINESS 
[FAMILY DRAMA]
1989:アメリカ作品/1990.01日本公開(日本ヘラルド映画)
監督:シドニー・ルメット
CAST-1:ショーン・コネリーダスティン・ホフマンマシュー・ブロデリック
CAST-2:ジャネット・キャロルロザーナ・デ・ソートデボラ・ラッシュマリリン・クーパー
     セイレム・ルドヴィグヴィクトリア・ジャクソンビル・マカッチョン
     ジェームズ・S・トルカンレックス・エヴァーハートトニー・ディベネット
     B.D.ウォン/他
なんか凄くバカな一家の物語…救いようが無い、能天気な泥棒の祖父をカッコよいと尊敬する孫…自分もああなりたい!?止めるはずの父(元泥棒)まで… ラストも過度の希望的観測、破滅以外ないだろうが!

STORYは…
ジェシー・マクマレン、腕っぷし・酒・女に滅法強い、気性は荒く、他人と異なるモラル感、スリルと冒険の人生…泥棒稼業を天職と信じる… その子ヴィトーも一度は泥棒稼業…エレーンと結婚、息子アダムの誕生を機に足を洗う、精肉卸売業、何不自由ない生活、気掛かりはアダムがジェシーに近付くこと…”過越の祭”、エレーンの実家、アダム(MIT中退)と久々の再会、一家揃ってお祝いの最中、ジェシーからの電話、警官を殴って留置所、保釈金を! 父より若々しくタフな祖父ジェシーに憧れるアダム…ある計画をジェシーに告げる、「警備のヤワな工場からブツを持ち出すだけで100万ドルになるんだ!」と…、流石は俺の孫!大喜びのジェシーだが…実行には3人必要、打明けられた計画にヴィトーは激怒、しかも発案者がアダム!いくら怒っても父と息子の決意は固い…アダムを守るために渋々と承知、標的は…農作物の収穫量を画期的に増やす酵母細胞と製作工程を記したノート、かつての師ジミー・チュウ博士に渡せば100万ドル… 決行の日、無邪気なジェシー、対するヴィトーの用意周到さ、プロ!父を見直すアダム、新たな家族の絆、親子3代のファミリービジネスのスタート… 万事順調?忘れてきたデータノート、引き返したアダム、そして再び扉が開いた時、手錠を掛けられたアダムの姿が…


いくら祖父に憧れようとも…孫アダムが余りに世間知らず、計画を止めるために父ヴィトーは”不参加”で良かったのだ… と、言っちゃミモフタモ無いが…やってみれば楽しい?それで良いのか?後悔先に立たず…見ていてジレル、オイオイ… ヤッパリ、道を外す時はそれなりの覚悟を! ラストはあまりに希望的観測に過ぎない、あの孫なら家庭崩壊以外にありえない
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅              は、別ページとなります
ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生       は、別ページとなります
ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密        は、別ページとなります



フィースト2/怪物復活            は、別ページとなります
フィースト3/最終決戦            は、別ページとなります



 フィフス・ウェイブ/THE 5TH WAVE 
[SF]
2015:アメリカ作品/2016.04:日本公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
監督:J・ブレイクソン
出演:クロエ・グレース・モレッツニック・ロビンソンアレックス・ロー
ロン・リヴィングストンマギー・シフザカリー・アーサー
リーヴ・シュレイバーマリア・ベロマイカ・モンロー/他
おっと!久しぶりのクロエちゃんじゃありませんか…まずはそっちかい
で、内容は?まあまあ面白そうゆえ観に行ってみることとしよう!(笑)

STORYは…
アメリカのオハイオ州に暮らす平凡な女子高生キャシー
親友リズと冗談を言い合う仲、アメフト部のベンにほのかな恋心を抱く、ごくありふれた日常、ずっと続く?
ある日、突如天空に現れた謎の飛行物体、しばらくの間…空中に留まるのみ飛行物体
そして突然、世界中の電気がシャットアウト
パニックに陥る人々、姿形を見せない生命体からの防ぎようのない攻撃になす術なしの人類
彼等を〈アザーズ〉と呼び、恐れ、地球は秩序を失っていった
エネルギーも電気も水道も使えない、現代テクノロジーを奪われた人類、〈アザーズ〉の次なる攻撃は“天災”
地震による津波は沿岸沿いの都市や島、そして地上の命をあっという間に飲み込んでしまった
第3の攻撃も伝染病の蔓延、ウィルスの致死性を高めたもの
津波から逃れた人類の99%が死に追いやられた、リズや母親リサも例外ではない
ウイルスにかからなかった人間や耐性のある一部の人間だけが生き残った
ほぼ壊滅状態となった地球、避難民キャンプで父オリバーとまだ小さな弟サムと暮らすキャシー
生き残った人々を救援に来た陸軍の介入でホッとしたのもつかの間、陸軍大佐ヴォーシュの残した…
「〈アザーズ〉は人類に寄生し言葉を操ることができる、この中に侵略者がいるかもしれない」の言葉に動揺
再びパニックに陥った難民達の暴走に巻き込まれ、頼りにしていた父オリバーも帰らぬ人
何よりも大切な弟サムが、他の子供達と一緒に軍のバスで連れ去られてしまう
1人取り残されたキャシー、残された食料や生活品を確保、サムを救うためライト・パターソン基地へと向かう
いつまた来るかわからない衝撃の恐怖と、人間の形をした〈アザーズ〉達の監視
誰が敵なのか味方なのか分からないという過酷な極限状態
ハイウェイで何者かに発砲され、気を失ってしまうキャシー
ライト・パターソン基地、集められた子供達にアザーズの教育(正体?)、子供は簡単に判別がつく
集団生活、グループ分け、軍隊訓練、幼いサム、面倒を見るのはゾンビことベン・パリッシュ
(ベンはキャシーの同じ高校の憧れの男子)

1週間後、見知らぬ部屋で目を覚ますキャシー
農場に暮らす若い男エヴァンに命を助けられたことを知る
「ここは安全だ」と諭すが、キャシーは彼を信用することができない
弟を捜すために基地へ向かうキャシーにエヴァンも同行する
彼の人間らしい優しさに惹かれながらも心を許すことができないまま…弟を捜す旅を続けるキャシー
再び忍び寄る〈アザーズ〉、同時に人類に、第5の波となる最後の攻撃が迫っているのだった…


まあ〜よく観るタイプの映画というか?
考え付きやすい、どこでもありそうなストーリーですね
いわゆる低予算映画
そっちの方では全く驚くべきものはありませんでしたね
SFX的に何かあるでもなし、ヴィジュアル・メークに優れているわけでもなし
ただただクロエ・グレース・モレッツ観たさで
眠気と戦うことなく2時間頑張れましたね
クロエちゃんあっての映画でした
あとは何もなしかな…
公開初日の第1回(10:05)、159席の映画館で5割程度の入り(新宿ピカデリー シアター5)
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 フィフス・エレメント/THE FIFTH ELEMENT 
[SF&ADVENTURE]
1997:アメリカ作品/1997.09日本公開(日本ヘラルド映画)
監督:リュック・ベッソン
CAST-1:ブルース・ウィリスゲイリー・オールドマンミラ・ジョヴォヴィッチイアン・ホルム
     クリス・タッカー
CAST-2:ブライオン・ジェームスサム・ダグラス/リューク・ペリー/ティニー・リスター・Jr/
     リー・エバンス/トリッキー
CAST-3:ジョン・シャリアンルーク・ペリー/他
(23世紀版ダイハード+インディー・ジョーンズ*SF)÷2…? 荒っぽいが楽しめる

STORYは…
1914年、エジプト、地下神殿。考古学者、壁画の解読「火」「水」「土」「風」、囲まれた5番目の何か…「フィフス・エレメント」…神殿の外、突然現れる宇宙船。異星人。かしづく神官へ「人間は信用できない。300年後にまた戻る」…神殿の奥の部屋、壁画に描かれた4つの要素が刻まれた石を持ち去って行く。…300年後…N.Y.、統一宇宙連邦大統領に報告、正体不明の有機体が地球に急接近中、面会する神父コーネリアス(かつての神官の後継)、5000年に1度、宇宙の隙間から地球に向かってくる邪悪な反生命体の存在。最高の英知を持つモンドシャワン(星)人、4つの石を持って助けに来てくれると…。地球に向かうモンドシャワの宇宙船を攻撃する武器商人ゾークの手下マンガロワ人、撃墜…現場から回収されたモンドシャワ人の死体と「腕片」…地球へ、分析、何の為に持ってきたものか?DNA再構築装置…完璧な肉体、緑の瞳、一糸纏わぬ美少女の出現。石は?地球言語が分らない少女…カプセル、壁を破壊、450階から身を投げる。空中、1台のタクシー、運転手コーベン・ダグラス…元連邦軍精鋭、彼のタクシーの屋根を突き破り現れた少女ルーリー、彼女の美しさ、訳ありげ、追跡してきた警官隊から逃げ切る、最初に追いついたのはコーネリアス神父…彼女の言葉を只一人理解、付きまとう…情報、4つの石、人気の歌姫ディーヴァに託されている…連邦も知るところに。ディーヴァのオペラ・コンサート、リゾート星フロストン・パラダイス、公演は明日、接触を!元上官から任命されるコーベン、懸賞当選者としてルーリーと乗込む…一度は撒かれたコーネリアスも、そして4つの石を狙ってゾーク達までが…辿り着く。コンサートの夜、人気DJのルビー・ロッド、ショー・タイム、感動…ディーヴァの様子が変?同じ頃、彼女の楽屋に押し入るマンガロワ、1人で対抗するルーリー、ゾークの攻撃に傷つく。戦いによる混乱はコンサート会場にも。逃げ惑う群集、銃弾に倒れ瀕死のディーヴァ、コーベンに、4つの石が自分の体内にあること、「フィフス・エレメント」としてのルーリーの存在、彼女の役目には「愛」が必要であることを伝え、息途絶える…涙をこらえ腹部に手を…。銃弾飛び交う中、逃げるコーベンに付きまとうDJルビー・ロッド、彼の手助け、ルーリー救出、フロストンを後に、目指すは「地球:ナイルの神殿」…迫り来る反生命体、残り時間は「1時間52分」…


リュック・ベッソン16歳の時の原作、温めに温めた物語を、アメリカ資本で実現。過去・未来に渡るSF的冒険小説
ストーリー的には、[(A+B)/2]かな?ちょっと…?しかし、何か妙に明るい未来(管理社会ではないことなど)、ジメジメドロドロしてないことこ、個人的なこだわりですが「昼間の設定」でのSFXシーンなど、結構楽しめました。リュック・ベッソンのコメント「この作品については、深刻なテーマというものはない。僕はただ、観客の皆さんが2時間という映画の時間の中で現実の世を忘れて楽しんでもらえたらとてもうれしい」と…
エリック・セラの音楽もカッコ良かったかな、CMで大量に流れたディーヴァのボーカルなど、それから衣装のジャンポール・ゴルチエ、忘れちゃいけないゲイリー・オールドマン扮するゾークの髪型!笑えます
(新宿ミラノ座)
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 50/50/フィフティ・フィフティ 
[DRAMA]
2011:アメリカ作品/2011.12日本公開(アスミック・エース エンタテインメント)
監督:ジョナサン・レヴィン
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィットセス・ローゲンアナ・ケンドリック
ブライス・ダラス・ハワードアンジェリカ・ヒューストンサージ・ホード
フィリップ・ベイカー・ホールマット・フルーワー/他
予告CM見たことなし、TV紹介されたのも見たことない…、宣伝用チラシのみ、でも気になって仕方がない
「人生、あきらめるには早すぎる」「27歳、生存率50%のガン宣告。友だち、家族、仕事、好きなひと…」
「難病モノなのに、笑え、そして泣ける!陽気さと悲しみのバランスが絶妙!」
結構出演者いいじゃない…観に行っちゃおうかな!
時間もあるし!軽いノリで観に行ってしまいました!

STORYは…
アダム27歳…シアトルのラジオ局勤務、火山の番組を企画中
ジョギング中は赤信号で迷わず止まる、事故にあうから車の運転もせず、酒もタバコもやらず、健康的優等生
しょっちゅう泊まりにくるマイペースなガールフレンドのレイチェル(画家)
部屋を散らかしてくのを片付けるアダム
女好きで冗談ばかりのお気軽な…同僚で悪友のカイル、車で迎えに来てくれる…いつものように出社!
最近の腰痛を訴えるアダム、無理な体位のせいだと茶化すカイル
でも…思い切って病院で検査してもらうアダム
結果を伝える医師「悪性神経鞘腫 神経性維肉腫」…はっ?「ガン?」、自分が?なんで?どうして?
ネットで調べた結果…背骨のガン
患者の5年後の生存率は50%(転移後の生存率は10%)…50/50
一変する生活
別れようと言ったアダム、一緒に住んで闘病生活を支えるというレイチェル
アルツハイマーの父親の世話で大変な母親は同居を提案してくる…母の干渉を嫌がるアダムは却下
会社の仲間も心配して励ますパーティーを開いてくれる…ありきたりの言葉、執拗に付き合うのはカイルだけ
担当医が紹介してくれたセラピスト、自分より3歳年下(24歳)の新米のキャサリン…自分が3人目?不安!
それでも“ガン治療”の日々を笑って過ごそうとするアダム
外科手術ではなく、抗ガン剤治療を選択、インポテンツになる?頭髪が抜けるだの…坊主頭にしちゃえ!
しかし…抗ガン剤治療は想像以上に過酷…笑えない、ガン患者仲間のアランやミッチの励まし、必死に耐える
アダムの苦しむ姿、先に気力が折れたのはレイチェル、送り迎えに遅刻すること度々
頼れるのはカイルだが…相変わらずの能天気
カウンセラーの紹介する本を探しに行って…アダムのガンをネタに、美人の女性店員をナンパ!
ちゃっかりデート中のカイル、デート途中のギャラリーで…ある事を目撃してしまう!
レイチェルがアダム以外の男とキスしている、携帯で撮影!アダムへ報告
看病の重圧を告白するレイチェル、別れ!
シングルになったアダム、相変わらず能天気なカイル、クラブへ誘い
非常識だけど…ガンをネタにナンパに成功、でも抗ガン剤のせい?腰痛?SEXもままならず…

ある日…治療帰りのバスを待つアダムを見掛けたカウンセラーのキャサリン、家まで送ってくれる
ところが彼女の車の中はゴミだらけ!片付けが苦手…うんざりするアダム、強制的にゴミを捨てる!
そんな反面…キャサリンと話すことによってリラックスしている自分に気付くアダム
彼女のアドバイス、両親との関係も見直していく
そんな中…治療仲間のミッチの突然の死、ショックを受けるアダム、自分の余命をリアルに意識…
医師の中間面談、両親が同席
抗ガン剤が効いていないと知らされる!大きくなった腫瘍、転移の危険性、摘出手術の必要!
手術自体が命にかかわるリスク!
自分が生きる確率は“50/50”、50%に賭けるのもいいんじゃないか?だって、まだまだ生きていたいから…


腰痛を診てもらいに行っただけのはずが…いきなりの余命宣告!なんで自分が?励ましてくれる人々!
治療…死との対峙、生への執着!支え続けてくれる人、耐え切れずに逃げる人、利用されてる?疑心暗鬼!
ヘビーな話をコミカルに描く!
笑わされてはジーンとさせられ、目を背けたくなれば、笑わされ!
まあ内容が内容ですので派手さはありません
ストーリーはいかにもアメリカらしい?よくありそうな話(まあ脚本家の実体験ベース)で
展開が読めること確実ですが…
主演は最近頭角を現し始めたジョセフ・ゴードン=レヴィット、素の感じがいいです
その他セス・ローゲン、アナ・ケンドリック、アンジェリカ・ヒューストン…も良いですね
仕上がりとしては、よくできた…、まあ佳作というところでしょうか!?
まあおかげさまでガンになったことは無いものの…病気治療、大手術、入院生活を経験
しかも誤診が元で完治しないダメージ残ってしまった自分としては
(カウンセラー制度の発達していない日本、問題のぶつけ先がなく、優しい主治医に大分食い付いてしまったな)
なんか共感するというか、響くものがあった…まあ超感動ってわけじゃないけど
興味とお時間のある方は、どうぞ!

しかし、映画館がいただけない!
シネコンとしてリニューアルしたTOHOシネマズ渋谷のSCREEN 4は見づらい!
既成の映画館を改造したのだけど、コレはないな…
元の映画館の前列席に向かうスロープを延々と下がって行って
今度は階段を結構登らせておいて…客席の上に出てくる!これをまた下りながら座席へ!
UP・DOWN激し過ぎ!最前列に車椅子用スペース、おいおい何か作りがおかしくないか?
そこまでして前後席の高低差が取れず、前列の頭が邪魔にならぬよう、スクリーンが見上げるような高さ!
それでもって座席の前後間隔が狭い!座席に角度が付いてないので
きゅうきゅうとした空間で首だけを上に向けて観るという…
シネコンとしては最低レベルのスクリーンであった…
公開10日日の第2回(14:00)、117席の映画館で6割程度の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN 4)
2011.09format



 フィラデルフィア・エクスペリメント 
/The Philadelphia Experiment
[SF]
1984:アメリカ作品/1984.10日本公開
監督:スチュワート・ラフィル     製作総指揮:ジョン・カーペンター
CAST-1:マイケル・パレナンシー・アレンエリック・クリスマス
CAST-2:ボビー・ディ・シッコラルフ・マンザデブラ・トロイヤールイーズ・レーサム
CAST-3:マイケル・カリーグレン・モーシャワー/他
私の見てきた映画の中でも最低ランクに位置する映画の1本です

STORYは…
■第2次世界大戦中の1943年、米海軍特別研究班、フィラデルフィア水域、ロングストリート博士の秘密実験…味方の船を敵レーダーに探知させない…電子カモフラージュ・システム、実験に駆り出された駆逐艦エルドリッジ号と乗組員、水兵のデヴィッドとジムがスイッチON!実験の大詰め段階でアクシデント、レーダからだけでなく…実際に海上から姿を消してしまったエルドリッジ号、行方不明者2名、封印された実験結果 ■1984年、木枯らし吹き荒れるネバダ州の砂漠に出現したデイヴィッドとジム、偵察用ヘリコプターからの威嚇射撃、逃げる2人、赤く光り輝くジムの右手…電線に接触、スパーク、落下炎上するヘリ ■遠くに浮かぶ奇妙な蜃気楼を気に掛けながら逃げ続ける2人…軽食堂へ入る、初めて見るTVに驚き、ジムの手が再び輝く、注目の的、居合わせた女性アリソンを人質に逃げ出す、逃走中の車?軽食堂の様子?音楽?風俗?アリソンの話…自分達が41年後の世界へ来たと知る2人…


SF映画に甘い私でもこれは許せないというか、ナンジャこれは?の映画です、ともかく展開されている状況が破綻しまくりのうえ、SFXF最低レベル…何十年もさかのぼっちゃったローテクにガックリ…パンフには「ダイナミックな特撮技術を投入、SFのダイゴ味がたっぷり!」だそうだが…何を言っているやら、最大の問題点はあらゆる物を吸い込み地球に危機を与える渦に徒歩で乗り込むこと、そんなんで大丈夫なのか?いかにも焚き火しましたみたいな煙の中に消えてくけど…本気で地球に悪影響を与えるほど吸い込んでいるようには思えない、風呂のお湯を抜いたってもう少しは勢いってものがあるだろうに!またそれを止めるためゴム栓するにもある程度の衝撃はある、映画では本当に静かに移行しちゃうのだ、そして漂う煙の中から帰還?本当にそんなんでいいのか?良い訳ないだろう!それから現在まで記憶を維持できていないのだが…何故に主人公だけが時空の移行に耐ええたのか?は説明されていなかったと思うのだが…どうだろうか?パンフでは一切そのことに触れていない(ので多分触れてないだろう)、でも…こんな映画に「2(続編)」が存在するのだが…実験の失敗で、今度はステルス戦闘機を第2次世界大戦中のナチス・ドイツを送り込んじゃって…未来が変わったパラレルワールドへ飛ばされるデヴィッドだが…さて!というものです、この2の中ではデヴィッドは特殊なDNAを持っていて時空を飛べる設定になっているらしいです…でもそんなので映画を見ていて納得できるのだろうか?疑問だ
データ整理していて若干なり思い出したのだが…製作総指揮がジョン・カーペンターってことで期待して見に行ったのであったが、どんな製作費でも低予算B級映画にしてしまうんだな〜と感じたのでした  (2009.01)
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 フォーガットン/THE FORGOTTEN 
[THRILLER]
2004:アメリカ作品/2005.06日本公開(UIP)
監督:ジョセフ・ルーベン
CAST-1:ジュリアン・ムーアドミニク・ウェスト
CAST-2:ゲイリー・シニーズアンソニー・エドワーズアルフレ・ウッダードライナス・ローチ
     クリストファー・コヴァルスキキャスリン・ファフナンロバート・ウィズダムジェシカ・ヘクト
CAST-3:ティム・カン/他
宣伝では面白そうであったのだが…なんだかなー状態です、あんまりにあんまりな展開とストーリーにコケまくり、ジュリアン・ムーアはもう見なくてもよいかな…

STORYは…
■子供部屋、息子サム(9歳)の思い出に浸る母テリー、グローブを撫で、アルバムをめくり、何度もビデオを見返す、子供達11人を乗せた小型飛行機が消息不明、事故と断定…生存は絶望視、妻を気遣う夫ジム&精神科医マンスのカウンセリングも…悲しみは癒されず… ■事故から14ヶ月、カウンセリングに外出、家の前に止めた愛車ボルボがない?声を掛けてきた男、反対車線に発見…違和感? ■カウンセリング中…飲んでいたはずのコーヒーがない?マンスが飲むコーヒーの香り…無意識に記憶を捏造、君はコーヒーなど飲んでいなかったとマンス ■童話編集の仕事に復帰したテリー、お祝い!シャンパンを買って帰るジム、穏やかな空気も束の間…フォトスタンドの「家族3人の写真」が「夫婦2人」に変わっている!ジムの仕業!逆上、家を飛び出るテリー、公園、酒に酔った元プロ・ホッケー選手のアッシュ!彼の娘ローレンも同じ飛行機に乗り合わた被害者と思い出すテリー、彼女の事を全く覚えていないアッシュ ■次々と異変、アルバムからサムの写真が消え、ビデオテープは砂の嵐、ジムの仕事先に電話…彼に家から出ていくよう求めるテリー、慌て帰宅するジム…「病気が治ってきたんだ!元々テープには何も入っていない」、駆けつけたマンス医師の説明、流産し…命を落としかけたテリー、ショック…想像上の息子サムを創り出した…と、混乱するテリー、専門施設への入院を勧めるマンス、サムの存在を証明しようと躍起のテリー、隠していた写真にもサムの姿がない!図書館の新聞からも「飛行機事故の記事」が消えている、隣人に問いただすも埒が明かず、全て妄想?アッシュ宅に押しかけるテリー、迷惑も…酔って寝てしまうアッシュ、子供のいた証拠を探すテリー、壁紙の傷の下に鮮やかなブルー、剥ぎ取られる壁紙…壁一杯に描かれた子供の絵 ■翌朝、証拠の絵、ローレンの名を口にさせ…娘を思い出すよう迫るテリー、辟易のアッシュ…警察へ通報、逮捕されるテリー、直後…アッシュの脳裏に娘の記憶が甦る、確かにこの絵を描いたのは愛娘ローレン!慌てて追う ■N.Y.市警のパトカー前、「国家安全保障局」を名乗る男達がテリーの身柄を横取り、彼等をを突飛ばし…車からテリーを逃がすアッシュ、逃走する2人、潜伏先のモーテル、マンスへ電話…「私だけではない、娘をあの事故で失った父親がいる、どういうことか説明して!」と、「君はパニック障害だ!どこにいる?」との返答、誰も頼れないと知るテリー、愛娘の記憶を失っていた自責の念…アルコールに逃避するアッシュ、事実を解明しようと励ますテリー ■N.Y.市警ポープ刑事、なぜ国家安全保障局(NSA)が出てくる?不審、独自調査を開始 ■朝、目覚め…航空会社名を思い出すテリー、レンタカー、出口に立ち塞がる…自動車を探してくれた男、どかない?当て逃げ…逃走、追うNSA、街中でのチェイス、上空を見上げるテリー、先行き不安な雲の動き…


CMを見る限りは…面白そうかな…と思って見に行きました
途中までは…ジュリアン・ムーアの容姿が益々ユルユルなのが気に入らず、そしてヒステリックなシーンにイライラ…、私にとってのジュリアン・ムーアは…ビッグ・リボウスキの一発のみか?ハンニバルでは既にボロボロだったし…、でもストーリー的には面白そうであったので我慢我慢…、がっ!そういう展開かよ!!!状態、「空にブッ飛びシーン」は驚いたが、見せ場はソレだけかヨ!その後の展開が…アレでは許せるか?なんか子供騙しじゃないか?怖がりの相手を連れて行くデート向きかな…その程度(人によっては怒るかな…ヤッパリ)
そして…よっぽどの事がない限り…ジュリアン・ムーア主演の映画は見ないだろう、イライラするばかり
公開初日第3回(4:15〜)、610席の映画館に3〜4程度の入り(渋東シネタワー:渋谷)
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 フォー・ルームス/FOUR ROOMS 
[COMEDY]
1997 ゴールデンラズベリー賞[最低助演女優賞]:マドンナ 
1995:アメリカ作品/1997.12日本公開(松竹富士)
製作総指揮:アレクサンドル・ロックウェル/クエンティン・タランティーノ
大晦日、人手不足のホテル、問題客ばかり、新米ベルボーイの悪戦苦闘をオムニバス形式で描くコメディ
共通CAST:ティム・ロスマリサ・トメイキャシー・グリフィンローレンス・ベンダー
       ポール・へラーマンクィン・トーマス・へラーマン
199X年、大晦日、LAのホテル・モンシニョール、新米ベルボーイのテッド、一晩一人で勤務するハメに…4つの部屋のブチキレタ宿泊者達、次から次へと襲う最悪の事態…「なんでそうなるの?」
ROOM 321:お客様は魔女/THE MISSING INGREDIENT
監督:アリソン・アンダース
CAST-1:ヴァレリア・ゴリノマドンナアリシア・ウィットリリ・テイラーサミ・デイヴィス
     アイオン・スカイアマンダ・デ・カディネット

毎年、新年をホテルで過ごす女性客、連れの者が続々到着…彼女達は魔女…呪いをかけられ石にされた彼女達の女神(?)ダイアナ復活のための儀式が始まる…彼女達が持ち寄った”生命の液体”…イヴァが「精液」収集に失敗(飲んでしまった)、持って来れなかった…儀式遂行のためには…ノックと共に入ってきたテッド、微笑む魔女達、テッドの運命は?

ROOM 404:間違えられた男/THE WRONG MAN
監督:アレクサンドル・ロックウェル
CAST-1:ジェニファー・ビールスデヴィッド・プローバル

氷の注文、訪れた部屋…銃を着き付けられる、縛られている女性、わけもわからないまま間男扱い…暴力、しかし男が発作、窓から逃走を試みるテッド、失敗…気絶している男、女性の救出、意識を取り戻した男…最初は妻の愛を試す芝居だったらしいが本当に気絶していたらしい、誤解が解けた?出ていこうとするテッド、妻アンジェラが叫ぶ「テッドにファックされた!」 何!?潔白を証明しようとするテッド。 反対にテッドのモノがどれだけデカイかあらゆる単語を並べまくしたてるアンジェラ、この窮地を逃れられるか?

ROOM 309:かわいい無法者/THE MISBEHAVERS
監督:ロバート・ロドリゲス
CAST-1:アントニオ・バンデラスタムリン・トミタラナ・マキシックダニー・ヴェルデュスコ
     パトリック・フォン・ロドリゲス

ラテン系マフィアの依頼、パーティーに行っている間、子供達の様子を30分おきに見て欲しい…、ただでさえ忙しい夜、子供達を脅し「緊急時だけ連絡しろよ」と伝えて出ていくテッド。お互いの足がくさいと喧嘩、シャンパン、タバコ、注射器ダーツ…、この部屋の悪臭の元凶?マットレスの中?テッドを呼ぶ電話、「誰か死んだか?」と聞くテッドに「誰だかわからない女の人が…ベッドに死体があるの…」、悲惨な状態の部屋、始末をつけようとすればするほど深みに嵌るテッド、その時ドアが…

PENT HOUSE:ハリウッドから来た男/THE MAN FROM HOLLYWOOD
監督:クエンティン・タランティーノ
CAST-1:クエンティン・タランティーノブルース・ウィリスポール・カルデロンジェニファー・ビールス

明け方の電話、コメディ・スターの呼出し、ペントハウス…何故かアンジェラ、そして王様気取りのチェスターとその取り巻き達、ルームサービスに要求した物の確認”木切れ、釘3本、紐ひと巻き、氷、ドーナッツ、そして斧…何に使うのか?出ていこうとするテッドを呼び止めるチェスター、自動車と小指を賭けた勝負、シラフな執行人が必要! 指を切り落とす役?拒むテッドの前に札束が積み重ねられていく…決断の時、頭を掠める今夜の出来事…もう、どうにでもなれ!

大爆笑とわ行きませんが、”ニヤリ”といったところでしょうか?
以前TV放映されていたのですが、ジェニファー・ビールスが○○○やら×××と連呼するシーンはどの様に吹替えされたのか…見てみたかった。放送できたのだから大したことないか…
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 THE 4TH KIND/フォース・カインド 
[MISTERY]
2009:アメリカ作品/2009.12日本公開(ワーナー・ブラザース映画)
監督:オラトゥンデ・オスンサンミ
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチウィル・パットンイライアス・コティーズ
ハキーム・ケイ=カジーム/他
※心身不調時に観た映画でして…
必要最低限の項目しか記入していませんでした
公開から8年目にして、ストーリーを追記します
(感想は8年前の物です)

STORY?(パンフ通りに記載します)
アラスカ州ノーム
不眠者数 300人以上
行方不明者数 アラスカ州最多
アラスカ州北部の町ノームでは、これまで多数の住民が行方不明になっていた
2000年10月、ノーム在住の心理学者
アビゲイル・タイラー博士のもとに、不眠症を訴える住民が次々に訪れる
不審に思ったタイラー博士は、催眠療法で彼らが眠れない理由を解明しようとした
そしてそこでカメラが捕らえたのは、これまで誰も目にしたことのない映像だった…
1960年代以前FBIによる訪問が2,000回を超えるというノーム
この映画は、65時間以上に渡る記録映像及び音声の抜粋と
その再現映像とで構成されている
なお記録映像の一部には、かなり衝撃的な映像が含まれる
信じるかどうかは、あなた次第

1st KIND 目撃
2nd KIND 痕跡
3rd KIND 接触
 4th KIND ………

………はじめに………
映画「THE 4TH KIND/フォース・カインド」を構成する記録映像、事例
関係者に関する公式な情報、見解は本編以外に発表されていません
当劇場用プログラム掲載の文章はすべて、各発言者、執筆者が本編に内包される
記録映像や目撃証言に対して、個人的な見解を示したものです
配給会社・ワーナー・ブラザース映画、及び本誌発行元・松竹の立場を代弁するものではありません
「THE 4TH KIND/フォース・カインド」に関する解釈は、あなた自身の判断にゆだねられます

ミラ・ジョヴォヴィッチのご懐妊中の写真にショック、出産後どこまで戻ったか?恐る恐る見に行ってしまいました
少々肉付きがよい程度まで痩せられており安心しました…
映画の内容ですが…TVのCMを見る限り、悪霊系の驚かし映画だと思ってたのですが
あれれ?そういう映画だったのね!
ご覧になられる方は、なるべく安く見られる方法でどうぞ!
公開2日日の第2回(14:00)、127席の映画館で満員(新宿ピカデリー・スクリーン9)
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 フォーン・ブース/PHONE BOOTH 
[SUSPENSE]
2002:アメリカ作品/2003.11日本公開(FOX JAPAN)
監督:ジョエル・シューマッカー
CAST-1:コリン・ファレルフォレスト・ウィテカーラダ・ミッチェルケイティ・ホームズ
     キーファー・サザーランド
CAST-2:デル・ヨーントジェームス・マクドナルドポーラ・ジャイ・パーカージョン・エノス・V
     アリアン・ウェアリング・アッシュティア・テクサダ
CAST-3:ベン・フォスターメアリー・ランドル/他
極小の限定空間フォーン・ブース(公衆電話BOX)を舞台に…ネットワークという無限空間からの攻撃(?)、どうして自分がこんな目に会うの?ケッコウ恐怖、ハラハラのイライラです

STORYは…
■N.Y.…800万人が暮らす街、電話回線数1000万本超、携帯電話の使用者300万人、公衆電話を利用する200万人の最後の聖域…8番街53丁目の公衆電話BOX(フォーン・ブース)、多発する犯罪、取り壊される運命、そして最後の利用者スチュ・シェパードが現れる…一流の宣伝マンを自称、傲慢、仕事と女のためなら平気で嘘を並べる軽薄な業界人、アシスタントと2台の携帯電話、クライアントと媒体を操り…N.Y.のど真ん中を闊歩、新進女優パメラ(スチュが狙う女)の売込み、アレやコレやでただ食いの店の苦情、怒る店主、新進女優のプレス発表&パーティー、店の宣伝…おいしいネタ、アシスタントと別行動、この界隈ただ1台のBOXに入るスチュ、突然…ピザ配達?本当に頼まれたと…配達員、金を掴ませ追い払う、ピザをバカにされ…怒り去っていく配達員、BOX内、結婚指輪を外す、パメラへの電話、ホテルで食事の誘い、受話器を置く…突然ベル!思わず受話器を取ったスチュ…悲劇の始まり、男の声…言うことを聞かねば殺すと脅迫、ライフルで狙っている、かつて話を無視した大物2人を射殺、見廻す…窓・窓・窓、スチュの私生活を熟知、盗聴器?誰?仕事の恨み?ナゼ?毎日毎日同じ公衆電話で(平気で)嘘を付き捲る男が…気にいらない!独身と偽り女に電話、携帯履歴がバレないよう公衆電話を利用、そんなことで?バカバカしい!本気の証拠…スチュの胸に赤く光る照準、本気?吹飛ぶ露天商の商品(ロボット)、妻ケイティーに連絡したと言う男、確認の電話、知らない男から電話「スチュが公衆電話から電話してくる」と、何? ■BOXの外で苛立つ娼婦、携帯があるなら早く出ろ!客を取られる!仲間を連れての再抗議、そして用心棒、金を掴ませるスチュ、女達の猛抗議、反転…BOXのガラスを破壊、スチュを殴りつける、助けて欲しいか?と電話の声、曖昧な返答、射殺された男、抗議するスチュ、携帯を操り…警察に男との会話を伝える、何かが起きている、出動する警察、見逃さなかった男、ライフルを発砲、飛ばされる右耳…


上映時間80分、中編のサスペンス映画です、GO的にはアタリ!ナカナカ面白い映画だと思う、ハラハラ、イライラ、公衆電話周辺から動かない映像のまま…よく80分まで引っ張れたものだ、これ以上は無理?見てる側にとっても…
それから、もうチョット「犯人」についての情報が欲しいところだが、こんな事態が発生したらどうなる?ということが内容的に面白ければ成立アメリカ映画、今回の場合、突然かかってくる電話の先に正体不明(見えない)かつ理不尽な恐怖が存在する…、日本映画(例外はある)なら、まず間違いなく、犯人がこのような犯行に至る経緯を細かく描くであろう、でも私は日本人、もう少しでいいから?いや!驚愕の背景などあるともっとウレシイのだが…
ちなみに、公開8日目(大雨)の第1回(11:00)、610席の映画館に40人程度の入り(渋東シネタワー1:渋谷)
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 複製された男/ENEMY 
[SUSPENSE]
2013:カナダ・スペイン作品/2014.07日本公開(クロックワークス/アルバトロス・フィルム)
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演:ジェイク・ギレンホールメラニー・ロランサラ・ガドン
イザベラ・ロッセリーニ
ジョシュア・ピースティム・ポストケダー・ブラウン/他
あらっ、何も観たい映画が無いはずだったのに…思いっ切りの見落としがありました!
ジェイク・ギレンホール1人2役のサスペンス・ムービー
見た目、自分と何から何までそっくりの男を見つけちゃったがために…という映画
TOHOシネマズのポイントで無料で見られるなら行ってみよう!
大急ぎで支度して出発したものの…スマホを家に置いてっちゃったので、写真アップできませんでした

STORYは…
秘密(SEX)クラブ、暗闇に裸の女、喘ぎ声、それを見ている男、大きな蜘蛛、踏みつける…女?
(暗転)
大学の歴史講師アダム・ベル、何の刺激もない平凡な日々の繰り返し
住まいの高層マンション…アダムの空虚な心を象徴するかのようにがんどう
キャリア・ウーマンの恋人メアリーとのSEXだけで繋がった関係も終わりに近づいている…?
我が子の将来を案じた母親の度々の電話に辟易
大学の休憩中、同僚との不毛な会話、それでも彼が勧める映画「道は開かれる」だけは気になる
DVDレンタル、鑑賞、目を疑う場面、ホテルのボーイ役の俳優がアダム自身にそっくり
エンドクレジットから特定した名前はダニエル・センクレア、彼が所属するエージェンシーを特定
彼の過去の作品をDVDで確認、やはり…アダムに瓜二つ
嫌な焦燥感に駆られてエージェンシーを訪ねたアダム
彼をセンクレアと勘違いした警備員からセンクレア親展の郵便物を受け取ってしまう
ダニエル・センクレアの本名はアンソニー・クレア…郊外のマンションに居住
恐る恐るアンソニーの自宅に電話…応対したのは彼の妻ヘレン、アダムの声質が夫と酷似、夫の悪戯扱い
2度目の電話でアンソニーと直接話すことができたアダム
今の自分が直面している不可解な事態を説明、面会の約束を取り付ける
アダムからの突然の電話に…アンソニーと妊娠6ヶ月目のヘレンの結婚生活を揺るがす
浮気の前歴がある夫への不信を拭えないヘレン、こっそり…アダムの勤務先の大学を訪問
キャンパス内のベンチに座る男…何もかにもがアンソニーに酷似
「あなたと同じ声で、瓜二つだった…どういうことなの?」
愕然とした面持ちで帰宅したヘレンから責めなじられるように問われたアンソニーも動揺を隠せない
とある日曜日…ホテルの一室で対峙するアダムとアンソニー
洋服の違い以外…顔にたくわえた髭までソックリ、鏡写しの様
かつて事故で負った左胸部の傷跡まで同じと知り…逃げ出すアダム、得体のしれない恐怖
お互いの存在を知ってしまった2人、もはや後戻り不可能な極限状況
やがて敵意を剥き出しにアダムの自宅に乗り込んでくるアンソニー
妻ヘレンを混乱に巻き込んだ償いとして…メアリーを差し出すよう脅迫
やむなくその理不尽な要求を受け入れたアダム、アダムに扮したアンソニーとデートに行くメアリー
その間、アンソニーのマンションで妊婦ヘレンと対面するアンソニーに扮したアダム
世にも奇妙な入れ替わりの果てに、瓜二つの男達の運命をさらに捻じ曲げる驚愕の出来事が待ち受けていた…


“ノーベル賞作家が挑んだ、世界最高峰ミステリー文学の映画化”…???
“能力”が試される究極の心理ミステリー…???
あなたは、一度で見抜けるか…???
って、どんだけハードル上げる宣伝文句?
ちなみに邦題が邪魔していないか?
ちなみに原題「ENEMY」を直訳すれば「敵」であり、「複製された男」とは全く異なり…
内容を理解するには「ENEMY」系にすべきであったのではないだろうか?

思っていたより設定がよくある系にして、展開が杜撰な感じがする…そんな薄っぺらいの?
でもって、やたらと蜘蛛(蜘蛛の巣)を象徴的に使用
結局 罠(巣)を張る女性に踊らせられる男の浅はかさを描いているんだろうかな
展開と結末については、個人の判断に委ね過ぎているのがチョットな〜卑怯だな〜
もう少し判断材料ばら撒かないかな?
このままでは…母(妊婦)という女性のベストの選択に捕われた男の幻想の物語になってしまう…
役者→教師と言う安定した職業、浮気性→堅物、それで外見は一緒
特異な状況でのSEXで縛り付けられたような
まあ事故は出来過ぎ
みたいな?
それだけって面白くないよな!?違う判断もあるだろうかな?
公開初日の第2回(11:35)、225席の映画館で2割程度の入り(TOHOシネマズシャンテ CHANTER1)
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 普通じゃない/A LIFE LESS CRDINARY 
[LOVE COMEDY]
1997:アメリカ作品/1998.06日本公開(東宝)
監督:ダニー・ボイル
CAST-1:ユアン・マクレガーキャメロン・ディアスホリー・ハンターデルロイ・リンドイアン・ホルム
CAST-2:トニー・シャルホウブイアン・マクニーススタンリー・トゥッチ
CAST-3:ティモシー・オリファントデヴィッド・シュティーフルダン・ヘダヤモーリー・チェイキン/他
支離滅裂、滅茶苦茶な展開、ことの成り行きでワガママお嬢様を誘拐?させられた男の悲劇?喜劇?そして愛は○○を救う?ストーリーを書くのも大変な吹っ飛びよう…

STORYは…
真白な世界、2人の天使に指令「この2人をくっつけなければ、天国に帰ってくるな」。お嬢様セリーン。ピストル遊び。小説家を夢見る清掃員ロバート。清掃ロボット導入、解雇…社長のオフィスへ、直訴、社長は娘セリーンを説教中、ウンザリ、ピストルを蹴る…彼の手元、持ったら収拾がつかず、事の流れ、セリーンを人質に。ワガママお嬢様との逃亡生活。お嬢様の指導で誘拐事件の進行。追手は社長に雇われた天使の2人?身代金奪取に失敗。酒場。勝負。セリーンの勝ちなのに…意気投合。「ビヨンド・サ゛・シー」を歌い踊り…。血の脅迫状。現金受渡しに成功。解放。ロバート何故か天使に捕まり殺されそうに?助けるセリーン。逃げる2人。ターミネーターのような天使?車ごと金を失う。セリーンのカードも使えない。短絡的発想の銀行強盗。足を撃たれるロバート。助けたい…元・彼氏の医者の元、摘出手術。誤解。喧嘩別れ。あせる天使。ラブレターの捏造。ロバートは書いた覚え無し。今度こそ別れ?流れる「ビヨンド・ザ・シー」天使に連れ去られるセリーン、救出、告白。追ってきた社長とボディガード。天使を射殺。大天使と神。社長はお金を取り戻しに…銃を持って追うセリーン、盾にされるロバート…


何だこれは?あまりに滅茶苦茶過ぎて、笑うしかないじゃないか。普通は天使が、2人の出会いをお膳立てしてハッピーエンドでしょうが、このターミネーターばりの天使ときたら、2人を追い詰めに追い詰めていく…お嬢様のワガママ、行動力も半端じゃない。右往左往するのは、ロバートと父親。途中の酒場のシーンの酒の早飲み勝負から「ビヨンド・ザ・シー」を歌い踊るシーンと愛の銃弾もかなり行っちゃってる…
しかし、キャメロン・ディアスはなかなか良いかも…
※2001.02追記:最近は恐いと思う…特にあのCM  ※2007.08:最近益々怖いことになっている  …どうなるキャメロン・ディアス!
(新宿武蔵野シネマ・カリテ)
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 不都合な真実 
[DOCUMENTARY ]
1986 アカデミー賞[歌曲賞:アイ・ニード・トゥ・ウェイク・アップ]
2006:アメリカ作品/2007.01日本公開(UIP)
監督:デイヴィス・グッゲンハイム
CAST-1:アル・ゴア
米国クリントン政権時代の副大統領、アル・ゴア氏の「地球温暖化問題」に対する取組みの映画化、今何が起きているのか、アメリカ国内のヤッパリな〜の反応、今後何ができるか?などを知ることができるドキュメンタリーな映画です

STORYは…
■米国クリントン政権下で副大統領だったアル・ゴア氏の「地球温暖化問題」に対する取組みのドキュメンタリー映画、彼が実際に行っている「スライド講演会」に、過去の回想シーンを交えて、「地球温暖化」に関する数々の問題点、そして米国内の抵抗勢力について、そして我々は今何をしなければならないかを…語ります
※ストーリーを書くのは無理があるため、「あらすじ」のみ記します…
■学生時代(1960年代後半)、教授から「地球温暖化」について知らされ、興味を持つ、政治家となった後も…この問題に関して情報収集を継続、1970年代後半には、初の聴聞会をまとめる手伝い、そして1980年代に入り…世界のトップ達との話し合いを開始、1989年、息子の交通事故をキッカケ(将来、息子が生きていく環境への危機感)に取り組みは加速、副大統領(1993-2001)となってからも…1992年の「地球サミット」、1997年の「京都議定書」交渉などに参加、そして…2000年、ブッシュとの大統領選では…「環境問題」VS「経済問題」…環境問題なんかデタラメだ!というブッシュ陣営に…敗北!政界から引退、そして…2001年、ブッシュは「京都議定書」からの離脱を宣言、ショック!…やがて自分の進むべき道を見出すゴア、米国の多くの政治家達が耳を貸そうとしない“不都合な真実”…「地球温暖化問題」を伝える活動を開始、現在までに、1000回以上の「スライド講演会」を実施、温暖化に伴う地球環境の激変、科学的なデータを無視し続けるアメリカ政府の対応ぶり、このままではやがて…破滅の道、そして最後にゴアは訴える…大き過ぎる問題と絶望する必要はない、解決策はある!個人の小さな努力の積み重ねが大事だと、そして今すぐに行動を起こして欲しいと…

見ようかな?どうしようかな?他に見たい映画もあるし…とりあえずパス!としていたのですが…、この映画を見た上司の薦めもアリ、時間的な都合もついたので、見ることとしました
内容というか「あらすじ」を上欄に記しましたが…「なんとも重たそうな映画」と思われるでしょうか? 映画は、ゴア氏の「スライド講演会」での「地球温暖化」の講義を一緒に拝聴する形で進みます、シリアスな話もありますが、時にはアメリカン・ジョークで笑わせてもくれます、たまに眠たくもなりますが…(実際に…チョット寝てしまったし、後ろの方はイビキかいて寝てました)、ケッコウお勉強にもなりました
この映画を見ていて…、もしも、もしもの話ですが…もしゴア氏がブッシュに勝っていれば、「環境問題」を軸に、21世紀のスタートは全く様相が異なっていたかもしれないな〜と思う(結果は判らないが)、現在(2007.02)アメリカの次期大統領選に向けた動きがでているところですが、まあ環境問題が争点になることはなさそうですね、何はともあれ…ブッシュ氏には早く退場をしていただいたほうが世界のためになるかもしれないなどと思ったりして…
それから、映画の評価ですが…今回はあえてとしてみました

それから観客の年齢層は…かなり高目、前の席には小学校低学年位の女の子を連れたご夫婦がおられましたが…映画終了時点で、子供は熟睡していました
公開36日目の第1回(9:00〜)、202席の映画館で3割程度の入り(シャンテ・シネ3:日比谷)
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 フットルース/FOOTLOOSE 
[YOUTH & DANCE]
1984:アメリカ作品/1984.07日本公開(CIC)
監督:ハーバート・ロス
CAST-1:ケヴィン・ベーコンロリ・シンガークリス・ペンサラ・ジェシカ・パーカー
CAST-2:ジョン・リスゴージム・ヤングス
CAST-3:ダイアン・ウィーストフランシス・リー・マッケーン/他
主題曲「フットルース」共々大ヒットした青春&ダンス映画です

STORYは…
■ユタ州の片田舎ボーモント、日曜の午後、町の教会、ムーア牧師の堅苦しい説教、耳を傾ける善男善女、1人ウンザリ顔の高校生レン・マコーミック…シカゴから転校して来たばかりの都会っ子、父が家出…母と2人で伯父を頼ってこの地へ、この場所に彼の心を捉えているもの…ムーア牧師の娘エリエル ■初登校の日、転校生へのキツイ視線の中…陽気なウィラードと意気投合、通りかかるエリエル…素っ気無い態度、ウィラードからの情報…この町では公序良俗の名のもと、若者達のロックやダンスが禁止されている!ということ ■レンには次々に友達ができるなか、彼の出現を快く思わない者も…、エリエルのボーイフレンド、チャックとその仲間達がレンに敵対心!家計を助けるため製粉工場でアルバイトするレン、そこへ…チャックの挑戦状を運ばされるエリエル ■畑の土手っぷちでのチキン・レース、大型トラクターを使っての度胸だめし、突進する2台、レンが勝利を収めた瞬間、エリエルの心はレンに動く、彼女は親友ラスティに依頼…レンの行動パターンを調査 ■そんな頃、レンが友達の大麻を預かったことから、教師に目をつけられる、人気のない工場でヤリ場のない怒りをぶつけるレン、そこヘエリエルが現われる、彼女の秘密の場所だという鉄道操車場、大声を挙げながら向かってくる列車に立ちはだかるエリエル、彼女の心にも鬱屈したものが…、接近していく2人 ■ある日、隣町のディスコで楽しむレン、エリエル、ウィラード、ラスティ、久しぶりの発散、そこで知った…ロック&ダンス禁止条例は…5年前の高校生酒酔い運転事故死に端、その時死んだのはエリエルの兄だったという事実 ■レンの大人たちへの挑戦の始まり、仲間達とダンス・パーティーの計画、ダンス・ステップを教えるレン ■エリエルを呼び出すチャック、レンとエリエルの仲を嫉妬、エリエルを激しく殴りつける、そんなエリエルを優しく包むレン、初めてのキス… ■町の定例集会でダンス・パーティの実行を訴えることに決めたレン、その前夜、レンの家に何者かが投石!伯父一家はレンを激しく非難、そんなことでは怯まないレン ■集会当日、エリエルから渡された聖書の一節を読み上げるレン


四半世紀前のことでして、あまり多くは書けませんが…、アメリカで映画共々主題曲であるケニー・ロギンスの「フットルース」が大ヒット、日本でも洋楽チャートでランキング上位へ、映画も大々的に取り上げられて盛況と、連鎖的ヒットとなった青春&ダンス映画です、前述の曲以外にもヒット連発で、相乗的にノリのよい映画となっています… 但し内容は単純明快、ストレート過ぎるストレートですので念のため    (2009.01)
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 フライトプラン/FLIGHTPLAN 
[ACTION &SUSPENSE ]
2005:アメリカ作品/2006.01日本公開(ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン)
監督:ロベルト・シュヴェンケ
CAST-1:ジョディ・フォスターマーリーン・ローストン
CAST-2:ショーン・ビーンピーター・サースガードケイト・ビーハンエリカ・クリステンセン
CAST-3:マイケル・アービーアサフ・コーエンシェーン・エデルマンメアリー・ギャラガー
     グレタ・スカッキジョン・ベンジャミン・ヒッキーヘイリー・ラム
CAST-4:マット・ボマー/他
出産・育児から、ジョディ・フォスターが帰ってきた!3年ぶりの主演作、空中の密室「最新鋭ジャンボ機」を舞台としたアクション&サスペンス映画、消えた娘を探せ!

STORYは…
■夜、無人のホーム、不安そうな女性、現れた夫と帰宅 ■死体安置所、夫の遺体、運搬のための棺、電子ロック ■アパート、中庭で話そうと妻、ベンチの雪を落す夫、騒がしく飛立つカラス ■中庭に1人立つ妻、雪の積もったベンチ ■娘に添い寝するカイル・プラット、開いてる窓…閉じる、向かいの家の窓…こちらを見ている人影、精神安定剤(?)…夫デヴィッドの突然の死を現実と受取れないカイル ■朝、夫の死により…アメリカへ戻る母子、大きな荷物、玄関へ、父が死んだ中庭を通れない娘、コートで覆い…タクシーへ ■ベルリン空港、行く先表示を見上げるカイル、遅延の文字、消えた娘、売店で発見、娘を叱る ■搭乗する最新型ハイテク重層ジャンポジェット機…アルト航空E−474、カイルが設計に携わった機体(エンジン)、子供連れから優先搭乗、無人の客室、一番乗り、前の席にやかましい家族、あとで…後ろの席に移る提案、横になって眠れると ■機体の雪を洗い落とす作業、大幅に遅れる出発、ジュリア…窓に息&曇るガラス、ハートの悪戯書き、窓外…搬入される棺を見下ろす母子 ■離陸、睡魔、3時間後…目を覚ますカイル、消えた娘ジュリア、乗務員に事情を伝えるカイル、協力のもと機内を捜索、全く見当たらず、更に…ポケットにあるはずのジュリアの搭乗券&頭上の荷物入れのバックも消えた、子供がどこかに行ったのではなく、誰かに連れ去られた…誘拐!様子を窺うアラブ人の男、どこかで見た?昨日の窓の人影?詰問、昨晩泊まっていたホテルの領収書、証拠にはならない…煽る乗客、人種差別! ■乗客の誰ひとり、ジュリアの姿を見ていないと証言、搭乗時に挨拶した乗務員フィオナの記憶も曖昧、更に乗務員ステファニーの…乗客名簿にジュリアの名前がないとの報告、話にならない…コックピットのドアを叩くカイル、私服航空保安官(=エアマーシャル)カーソンの阻止も…設計士として航空法を楯に捜索を嘆願、機長リッチも渋々と承諾、シートベルト着用サイン…乗客を束縛、徹底的調査…何も見つからず、乗客達の我慢も限界 ■カイルを呼ぶ機長、信じ難い知らせ…ジュリアは夫と共に“6日前に死亡”という病院からの連絡、自分の妄想だった?哀れむ乗客達の顔・顔・顔…、そんな筈はない!走るカイル、制止の声、立ちはだかるアラブ人…投げ技、顔面を椅子に強打、意識を失う ■目覚めたカイル、隣に女性…セラピスト、夫と娘の死を受け止める必要!涙ながらに家族を語り出したカイルが見つけたもの…


出産・育児からジョディ・フォスターが帰ってきた!3年ぶりの主演作、期待「大」、空中の密室「最新鋭ジャンボ機」が舞台、忽然と子供が消える、母親が必死に探すも…周囲は「そんな子供は最初からいない」と言う…ジュリアン・ムーアのコケまくり映画「フォーガットン」が頭をヨギル…「不安」、宇宙人や超能力者が出たらコメディだと思いつつ…映画館へ
えっ!?何?この列?15:30の回は既に「満席」!(事前時間指定の定員入替制)、別に超大作でもないのに…列?ビックリ、已む無く17:50の回を指定、買い物に行ってから、再び映画館へ、「17:50の回は満員」と知らせる館員の方、順番ごとの入場、「140番台の方」の案内、熟知した映画館ゆえ…人の流れを離れ「2階席」への階段を上がる、一番奥の扉へ!「2階席最前列・やや左手」の席を確保、準備万端、上映…
後半で唐突にネタが明かされる…まあ予測した範囲(当然、宇宙人や超能力者ではない)なのだが…、なんのヒネリもなく明かされるので…コケる、もうチョット盛上げろ!ヒロインはヒロインであるがゆえにヒロインなのだが、その他では、犯人が、あまりにナンダかな状態、理由とその手段もナンダかな〜!である、反撃シーンも時間が短く(全体でも98分だけど)淡白で迫力に欠ける感がある、ゆえにラストの盛上りもイマイチ…もったいない
個人的には、ジョディ・フォスターを見られてある程度は満足だが…(前売り購入で1300円だったし)、ヤッパリ満席になるような映画ではないと思うのだが…CMの勝ち?
公開初日、第4回(17:50〜)、333席の映画館、前の回を含め満席(渋谷ピカデリー:渋谷)
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 プライベート・ウォー/A Private War 
[WAR]
2018:イギリス/アメリカ作品/2019.09:日本公開(ポニー・キャニオン)
監督:マシュー・ハイネマン
出演:ロザムンド・パイクジェイミー・ドーナン
トム・ホランダースタンリー・トゥッチ/他
先月(8月)、同じTOHOシネマズシャンテで観た「世界の涯ての鼓動」
その予告CM観てやられてしまいました!
「プライベート・ウォー」、これは必ず観るぞ!と思った次第…
しかし、9/13・9/14に始まる映画の何と多いことか!
いや〜、アレも観たい、コレも観たい!いろいろ悩んだ末に…
初志貫徹!
ロザムンド・パイク演じる、戦場記者メリー・コルヴィンの実話ベース映画を観てきます!
ただし、IMDBの評価がチョット低めなのが心配っちゃ〜心配ですが…
まあ、TOHOシネマズの日(1200円)ということで…保険!

STORYは…
2012年、シリア、ホムスの全景…
エール大学卒、UPI通信を経て、サンデー・タイムズ紙の特派員として活躍するメリー・コルヴィン
遡ること11年…2001年、スリランカ
ジャーナリスト入国禁止を無視、バンニ地域に乗り込むメリー
シンハラ軍と“タミル・イーラム解放の虎”との銃撃戦の際…左目の視力を失うメリー
2003年、イラク
共同墓地の手掛かりを追っていたメリー
バグダッドで出会ったフリーのカメラマン、ポール・コンロイを雇い、同行させる
そして…12年前にサダム・フセイン政権により殺害されたクウェート人の墓所と言われる地
バックホーで掘り起こし!数々の遺体が出てくる!スクープ!
悲鳴を上げ、祈り続ける遺族達の姿、ただならぬ喪失感
このような最前線での体験、ロンドンに戻ったメリーはPTSD(心的外傷後ストレス障害)との戦い
地元病院での治療生活
入院中でも、自分を突き動かしてきた現場に復帰したいという気持ち
世間の関心を世界の紛争地帯に向けたいという彼女の思いが、更に深まっていく
2009年、アフガニスタン
地元市民やアメリカの救援部隊に対するタリバンの攻撃を報じるメリー
ロンドンに戻り…パーティーで知り合った風変わりなビジネスマンのトニー・ショウとの出会い、恋!
2011年、リビア
反政府デモ“アラブの春”が最高潮に達していた!カダフィ政権を崩壊させる勢い!
仲間のジャーナリストが爆撃で死亡
メリーは自分の死についても深く考えることとなる
深い絶望の中、カダフィ大佐との単独インタビューに成功、だが…精神は更に蝕まれていく…
2012年、シリアのホムス
過酷な状況で包囲されている2万8千人の市民の現状を伝えるため…
ポールと共にホムスに入るメリー
チャンネル4、BBC、CNNが同時ライブ中継を行う
メリーの記者人生において、最も危険で過酷なレポートが始まった…


戦争ものを観ると…なんて愚かな行為と思ってしまうが…
それはTVやスクリーンを介した世界である
主人公であるメリーは言う…「あなたたちは(その惨劇)観る必要はない、私が観て来る!」と
政府や反政府軍が語る声明とは全く異なる民衆の声を伝える!
余りの悲惨さに…戦場記者であるメリーでさえ精神を病んでしまう
もう戦場に行きたくないという気持ち、それでも戦場に彼女を駆り立てるもの
いわゆる普通の日常生活が送れないが、彼女を支えてくれる彼氏はいる(できれば子供は欲しい)
左目を失い、アイパッチがトレードマークの戦場記者メリーが…中東の危険地帯を行く
彼女が戦場から惨状を生中継…背筋がゾゾゾとくる
ただ序盤は…人物説明・状況説明なので退屈なんだろうか?
IMDBを始めとする映画サイトの評価が低いのは何故だろう?
実在の人物の行動記録では評価に値しないのだろうか?
56歳で亡くなったメリー・コルヴィンを演じたロザムンド・パイク
40歳とは思えない?50台を演じるための肉体改造?それとも劣化が激しいの?全裸は痛々しい…
これが最大に痛い点かな!?
ラストも意外と盛り上がらなかった?

前評判は宜しくなかったんだけど
(去年のゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネートはされていたけどね)
(なんで今の上映なんだろう?)
TOHOシネマズの日(14日)で1200円で観られるからなのかな?
劇場はほぼ満員、次回も満員の札が掛かってました!
まあ、そういうものが好きな方はどうぞ!
公開2日目の第1回(10:45)、225席の映画館でほぼ満員の入り(TOHOシネマズシャンテ SCREEN1)
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 プライベート・ライアン/SAVING PRIVATE RYAN 
[WORLD WAR 2]
1999 アカデミー賞[撮影賞]・録音賞]・[編集賞]・[音響編集賞]
1999 ゴールデングローブ賞[作品賞(ドラマ部門)]・[監督賞]
1998:アメリカ作品/1998.09日本公開(UIP)
監督:スティーヴン・スピルバーグ
CAST-1:トム・ハンクストム・サイズモアエドワード・バーンズマット・デイモン
CAST-2:バリー・ペッパーアダム・ゴールドバーグヴィン・ディーゼルジョヴァンニ・リビシ
     ジェレミー・デイビス
CAST-3:ポール・ジアマッティジョーグ・スタドラーナイジェル・ホワイトメーリーランド・オーサー
     ジョン・シャリアンコーリィ・ジョンソン
CAST-4:ネイサン・フィリオンブライアン・クランストンマックス・マーティーニ
     アンドリュー・スコット/他
第2次世界大戦、フランス・ノルマンディ上陸作戦後、広大な戦場から生死不明のライアン2等兵を探す任務を与えられた男達… オープニング30分の上陸作戦は吐き気すらもよおす映像です

STORYは…
フランス・ノルマンディ上陸作戦、強烈なドイツ軍の反撃。大量投入された部隊の前進、壮絶な戦い、生と死。拠点の確保。アメリカ本土、戦死者親族に対する政府の手紙。何かに気付く女性。協議。ミラー大尉へ特殊任務が…1個分隊で戦線突破、生死不明の落下傘兵「ライアン2等兵」を探し出せ、1週間に3人の兄が戦死、法律により残る末弟の救出作戦が実行。1人の救出に8人の命…疑問。大尉への反感にもつながる。廃墟の町…米部隊が死守、戦闘。仲間の死。進行。前進基地、探し出したライアンは別人。有力情報。敵地突破、2人目の死。バラバラになる気持ち。「ライアンなんて…彼を探し早く妻の元へ…それが俺の任務だ」、大尉の人間性にまとまる部隊。孤立した分隊に遭遇、助けた中にライアン2等兵。兄の死と帰還命令。味方を置いて帰還できない。そして物量共圧倒的ドイツ軍が迫ってくる…任務遂行は?


食後に見てはいけない。最初の30分、次々と重なる死、おびただしい死によって成り立つ上陸作戦。目線(鳥瞰ではなく、ハンディカメラ)、スピード、カット割、吐気すら覚える圧倒的な映像。食後は避けた方が無難、ましてや食事しながらなんて持ってのほか。中盤までは結構よいが、終盤、少々ガタガタとする。前半を引っ張りすぎて、後半時間ギレという感じ
「ライアン」と「多数の名前の残らない死」、それぞれに名前がある、敵兵にだって。名前がキーワードか?名前の裏に、その人の人生が記されている…なんて考えたりして
(新宿プラザ劇場)
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 ブラインドネス/Blindness 
[SUSPENSE ]
2008:カナダ・ブラジル・日本作品/2008.11日本公開(ギャガ・コミュニケーションズ)
監督:フェルナンド・メイレレス     原作:ジョゼ・サラマーゴ 「白の闇」
CAST-1:ジュリアン・ムーアマーク・ラファロダニー・グローヴァーアリシー・ブラガ
     ミッチェル・ナイ伊勢谷友介木村佳乃
CAST-2:ガエル・ガルシア・ベルナルドン・マッケラー
CAST-3:モーリー・チェイキンスーザン・コインサンドラ・オー/他
みんな見えなくなっちゃった世界に…ただ1人見えている女!主演がジュリアン・ムーアのサスペンス映画ですが…

STORYは…
■とある都会、交差点で立ち往生する1台の車、「痛い」「目が見えない」…運転していた日本人男性、突然目の前が真っ白、完全に視カを失っていた、家まで送ってくれるという親切な男、家の中まで入り込む…実は泥棒、どうにか追い出すも…車を奪われる、妻の帰宅、砕けたガラス製品…怒り!目が見えない?専門病院を調べる妻、付き添い、診察する医師、眼球自体に異常なし、真っ暗ならともかく真っ白?失明の原因は不明、大病院への紹介状&連絡 ■車を盗んだ男、失明、車を降りる ■夜、医師の家、変わった症状の患者の話題、先に眠る妻、調べものを続ける医師 ■翌朝…目が見えなくなった医師、空気感染!妻に近付くなと…一緒のベッドで眠っていて今更何? ■各地で失明者が続出、車泥棒、病院で治療を受けていたサングラスの娘&子供、驚異的感染力の“ブラインドネス(白の闇)”、緊急隔離政策を発動する政府、感染者の強制収容、医師の家にも収容車、夫を心配…自分も感染者だとして強引に乗り込む妻 ■収容施設…かつての精神病院、取り上げられる携帯電話、案内なし、ムカデ競争状態で進む一団、見えないことをいいことに女性の胸を触る車泥棒…ヒールで蹴られて負傷!最初の病棟、自分のベッドを確保する面々、事態を説明するビデオ、皮肉?実際は見えている医師の妻により施設の把握、運び込まれる食料、手探りの食事、怪我人用の治療キットを要求するも…無視 ■翌日、新たな収容者、最初に失明した日本人…妻との再会、病院の事務員(?) ■傷の痛みに絶えかねた車泥棒、監視小屋へ接近、射殺 ■鍬を要求する医師の妻、からかう軍人を無視、墓掘り ■段々と増える感染者、混み合っていく収容所、軍の厳しい監視、行き渡らない食料、苛立ちを募らせる感染者達、まとめ役として働く医師、感染者の世話をする医師の妻、改善されない状況&衛生問題 ■黒い眼帯の老人が隠し持ち&聞いていたラジオ、電池節約のため…ニュースの概要を説明、世界中に蔓延した“ブラインドネス”、調査・研究もままならず、街には大量の失明者 ■悲劇の発生、新たな入所者、案内を求めて列を離れ&近付く男…パニックの警備兵、射殺! ■第2、第3病棟も満杯、乱れる秩序、第3病棟の王を名乗る男、銃を振りかざし…暴力で全病棟の実権を握ると食料を独占、「食いたければ金を払え!」と脅す王、対立する医師の妻、理不尽な要求に従う他ないと感染者達、集められる金品、配られる食料、金品が底をついたと見ると…「金がなけりゃ、女を出せ!女が食事代だ!」、地獄と化した収容所…


予告CMなんかで多少なり期待していたのだけれど…ダメであった
確かに不安な点はいくつかあった…まずは主演がジュリアン・ムーアであること…私的にはかなりの高確率で外していること、伊勢谷友介が出ていること…あまり器用な方ではなく、事件の中核となる役は大丈夫か…?木村佳乃…演技力はあるのでしょうが、見た目トゲトゲしていて個人的には好みではないこと、好き嫌いの範疇なので人により評価は異なるであろうが、私的には出演者で不安は的中してしまいました
ストーリーも大したことない、これならスクリーン規模でやる必要ないと思う、また謎というかボロも多い…、しょっぱな、いきなり都市の中央部で最初の感染者が出るのだが、感染源、感染経路について一切語られないので何が何やらで、これらは映像の断片断片から憶測するしかない、ピンポイントで発生、医者も解明できない、でも感染者隔離が迅速、簡単なマスクとゴーグルを装着した軍人が隔離施設を監視、でもケッコウお気楽な態度、食料を渡しに施設内に患者と接近していることなどから…軍が確認しているごく弱い生物兵器と判断されたもの、でもそれは内緒、治療方法不明だし…、まあこんなところに落ち着くのだが、なんか無理あるな〜!まあその点が描かれていないのだから、この映画にとっては重要なことではないのだろう
主は…みんな見えなくなって、で…実は1人だけ見えている状況、どう対応するか…という人間観察ドラマ、何はともあれ…最も怖いのは人間自身である…という映画でしょう、ゆえに…未知の病原菌VS人類、だとかバイオ・テロものを期待して行くと外します(外しました)
最初に書いたとおり出演者も何だかな〜の状態である、ジュリアン・ムーアは相変わらずというか、演技下手?いや生のおばさんを求めてか???今回の映画で確信しましたが…今後ジュリアン・ムーアが主役級の映画は見ないつもりです
それから今回、木村佳乃と伊勢谷友介がメインで出演しているのだが、力が入りすぎなのか?演出が悪いのか?違和感だらけ…完全に浮いてます、伊勢谷の演技は何をかいわんや、こんな演技でOK出しちゃった方も方であるが…見てて辛い気持ちになってしまった
まあ映画館で見るほどではないと思いますが、どうしても見るなら…ともかく安い金額で見ることをお勧めします
それから…パンフの900円は、いくらなんでも高過ぎるぞ〜!(怒)「プログラム史上異例!92ページ」…なんと無駄なことか
ちなみに公開初日目の第3回(15:10〜)、182席の映画館は3割程度の入りでした(渋谷シネパレス1:渋谷)
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 プラダを着た悪魔/THE DEVIL WEARS PRADA 
[COMEDY]
 2007 ゴールデングローブ賞[主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門]:メリル・ストリープ]
2006:アメリカ作品/2006.11日本公開(20世紀フォックス映画)
監督:デヴィッド・フランケル
CAST-1:メリル・ストリープアン・ハサウェイエミリー・ブラントスタンリー・トゥッチ
CAST-2:エイドリアン・グレニアーサイモン・ベイカートレイシー・トムズリッチ・ソマー
     ダニエル・サンジャタ/他
映画館での予告CMを見て(しかもタイトル「プラダを着た悪魔」と聞いて)行くことを決定!コメディ映画です、久しぶりのメリル・ストリープ、そして一度は見てみたかったアン・ハサウェイが主演ということも後押しです…

STORYは…
■N.Y.の朝、女性達の目覚め、男をベッドに残し…化粧、身支度…戦闘態勢、タクシーで仕事という戦場へ、そんな中…オニオンサンドをほうばり…地下鉄に乗るアンディこと…アンドレア・サックス、彼女の向かう先…出版社の面接 ■世界中の女性が死ぬほど憧れる仕事、モードのカリスマ、ハイ・ファッション誌 《ランウェイ》 のやり手編集長ミランダ・プリーストリーの第2アシスタント!ミランダ…有名デザイナーに絶大なる影響力&自身もセレプの一員として向かうところ敵なし、そんな彼女の悩み?有能なアシスタントが見つからないこと…最近も立て続けに新人2人をクビ、面接に現れたのが…アンディ、ノースウェスタン大学卒業、ジャーナリストを目指してN.Y.へ、彼女が他のアシスタント希望者と大きく異なる点…ファッションに無関心、恐れ多くもミランダ・プリーストリーが何者かを知らず&《ランウェイ》をモーター・スポーツ誌と思っていたこと、驚愕の第1秘書エミリー(前・第1秘書の栄転で昇格)、彼女は何者?噂するスタッフ、突然の電話、予定外の時刻にミランダの出社、パニック状態のオフィス、何が起きた?驚くばかりのアンディ ■面接、ミランダの「スタイルもセンスもゼロね」の言葉、他に就職のあてのないアンディ…「確かにファッションのことは知らないけれど、賢くて覚えが早くてよく働きます!」…精一杯のアピール、ミランダの素っ気ない反応、不合格と判断、退場、追いかけてくる呆れ顔のエミリー、戻ってくるように!第2アシスタントに採用! ■与えられたデスク、早速の仕事、カリスマ編集長の要求は悪魔的ハイレベル、最低限しか教えてくれないエミリー(実際それどころではない状況)、努力とやる気だけで乗り切れるのか?そっとハイヒールを渡してくれた男…ミランダの右腕・ファッション・ディレクターのナイジェル ■夜、就職決定に…仲間が開いてくれたパーティ、とんでもない職場を話題に…笑うアンディだが…これが地獄の日々の始まりだと気付いたのは翌朝のこと ■朝[6時15分]、エミリーからの電話で叩き起こされたアンディ、ベッドに彼氏ネイト(シェフ)を残して…至急の出社、コーヒーの買出し、第2アシスタントを「エミリー」と呼ぶミランダ、人格を無視される屈辱感、命令はギョーカイ用語だらけ、電話の応対…デザイナーのガッバーナのスペルを聞いて顰蹙、一度お使いに出れば…ひっきりなしの電話、増え続ける用事、そのくせ戻りが運いとの文句、ヘトヘトのアンディ、そんな彼女の原動力…この試練に耐えれば1年後に好きな編集部で働けるという希望、そして恋人ネイトの励ましの言葉 ■漸くの週末、ミランダはフロリダ、オハイオから出てきた父と食事、ジャーナリスト希望が何をしている?と父、突然鳴り響く携帯電話、当然ミランダ、今晩N.Y.に帰る予定が…少々(?)の悪天候でフライトがキャンセル、明日は…双子の娘達の学芸会!どうしても今晩中に戻らなくてはならない!どうにかして飛行機をチャーターして!との指令、電話をかけまくるアンディだが…マイアミはハリケーンの真っ只中!飛べる飛行機は一機もなし、軍隊にでも要請したら?と父(無理だけど)、どうする…?


退院したばかりだというのに、全く気などつかってくれない会社でして…週末も仕事の予定、が…召集していた人から「飲み会でベロベロだから明日はパス!」って何???、とりあえず、午前中は「病院」&「子供の授業参観」に行ける!午後は「眠ろうか?」、それとも「映画を見に行こうか?映画は何をやってたっけ?重たいのは辛いし…」、そうだ「プラダを着た悪魔」ならコメディーだし、ということで…
単純明快な内容の気楽なコメディ映画でした(と言うのが当初の感想)、周りはカップルか女性グループばかりで…ほぼ満員の状況、私のような男1人は皆無???グループが多いためケッコウ良い場所に席が空いており…「残席僅か」という開演直前の入場にもかかわらず、良い席を確保、暗くなれば…もう周囲が女性だらけだろうと関係なし、映画に集中です
ストーリーとしては…、ジャーナリスト志望の女性アンディ、大手出版会社の面接(励ます恋人&仲間達)、学歴、能力は申し分なしだが…超一流ファッション誌 《ランウェイ》 をモータースポーツ誌と勘違いする程度のファッション知識、誰もが憧れるカリスマ編集長ミランダの第2アシスタントなのに…、ミランダを知らない!?周囲は呆れ顔(当然不採用と)、自己アピールも、面接時間は一瞬で終了!本人も諦めたのに…何故か採用!?何も分からない業界、初日から…ミランダの無理難題の指示が雪崩の如く押し寄せてくる、彼女に認められ&1年間頑張れれば…出版業界での夢は何でも叶うの言葉!必死の対応も報われず…ボロボロ、解雇寸前、このまま終わっていいのか?せせら笑っていたファッション業界へと身を投じる決心のアンディ、まずはファッション見直しに着手するが…という展開です
映画が終わり、周囲の女性達は…あのシーンのあのドレスが素敵だのなんのとサラに楽しめていたようです、まあ私としてはアン・ハサウェイ&メリル・ストリープのコメディ映画ということで十分でした
おそらく大部分の方々はアン・ハサウェイ演じるアンディに感情移入されていると思いますが、私としてはミランダ(メリル・ストリープ)、ナイジェル(スタンリー・トゥッチ)側が妙に理解できて…、仕事に対するプロフェッショナル意識と行動、部下との接し方(かなり極端ではあるが)、いちいち褒められなければ仕事しないのか!的な発言←昨今の人材育成の流れ(褒めろ!)とは逆行、でも何か考えさせられる面もあったりして…「まあ楽しんでまいりました」
公開初日の3回目(16:15〜)、610席の映画館、ほぼ満席状態でした(渋東シネタワー1:渋谷)
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 ブラック・クランズマン/BLACKKLANSMAN 
[COMEDY?SUSPENSE?HUMAN DRAMA?]
 2019 アカデミー賞[脚色賞] 
2018:アメリカ作品/2019.03:日本公開(パルコ)
監督:スパイク・リー  製作:ジョーダン・ピール
出演:ジョン・デヴィッド・ワシントンアダム・ドライヴァーロバート・ジョン・バーク
ローラ・ハリアーコーリー・ホーキンズ
トファー・グレイスライアン・エッゴールドヤスペル・ペーコネンアシュリー・アトキンソン
ポール・ウォーター・ハウザー
アレック・ボールドウィン/他
うん、映画館での予告CMが面白そうので…
黒人警官がKKKに潜入捜査?実話の映画化?人種差別をコミカルに描く!?
監督はスパイク・リー
観たい候補としていたが、評判もなかなかよろしい
公開週はどの回も完売の表示
これは観ておこうかな?

STORYは…
1970年代半ば、アメリカ、コロラド州コロラド・スプリングズ
一人の黒人青年が警察署の門を叩く!この町で初めての黒人警官の誕生
彼の名はロン・ストールワース
事件捜査を希望するが、新人は…書類管理担当の記録室に配属される
署内には黒人差別をする白人刑事もおり、日々の嫌がらせと書類の出し入れ作業にウンザリ
意を決して署長に潜入捜査官になりたいと直訴
ダメ元のはずが、その夢は意外と早くかなう
任務は“ブラックパンサー党の演説会への潜入”…黒人の彼にしかできない仕事
早速集会に出向くロン、女性幹部パトリス・デュマスとの出会い
クワメ・トゥーレの演説
「差別と戦え!」と演説するクワメ、高揚していく黒人の聴衆達、熱気!
ロンがクワメに問う「黒人と白人の戦争は避けられないのか?」
「武装せよ、革命が起こる!」との答え
集会後にパトリスをバーに誘うロン、クワメを送った後ならOK!
浮かぬ顔をしたパトリスが現れる、クワメを送っていく途中で白人警官から嫌がらせを受けたと…
暗い気持ちを吹き飛ばすために…ダンスに誘うロン、親交を深めていく
捜査の結果、演説に危険発言はあったものの…事件性はなしとの判断、任務終了!
情報部に異動となったロン、広げた新聞、一つの広告が目に留まる
“クー・クラックス・クラン(KKK)の文字と電話番号”
すぐさま電話するロン、KKKコロラド・スプリングズ支部の留守番電話へ
自分の名前と電話番号、KKKに興味があることを録音
間もなく折り返しの電話!ウォルターと名乗る男、まず話を聞くと…
ロンは…白人以外の人種全てを嫌っている前提で
妹が黒人にナンパされたホラ話を下劣極まりない言葉でまくしたてる
ウォルターからいたく気に入られた様子、そのまま会う約束
騒然とする署内!KKKに黒人がどうやって会うんだ!」
ロンのアイディア…「俺は電話担当、別に白人刑事を用意し、彼が連中と会うんだ!」
白羽の矢が立ったのは同じ部署の白人刑事フリップ・ジマーマン
ウォルターとの面会に向かい…騙し騙し組織の仲間達と親交を深めていくフリップ
彼等の危険な思想と行動を目の当たりにする
しかし組織の中の過激派フェリックスがフリップの正体を疑う(ユダヤ人じゃないか?)
その頃、ロンは更にKKKの深部に潜入するためにも会員証の早期発行を願い…再度電話
その電話に出たのは…なんとKKKの最高幹部デヴィッド・デュークだった!


1970年代、コロラドスプリングス警察、唯一の黒人警官がKKKに潜入捜査?コメディか!
出だしは、人種差別ネタではありますか笑わせてくれます…掴みはOK!?
しかし途中から、サスペンス色が濃くなってきて
やがてサイコまで入ってきて
そして重たい人種差別を突き付けられます
最初は笑っていたのに、シッカリと考えさせられます!
実は、黒人差別だけではなく、ユダヤ差別、女性差別…いろいろあります
問題になっていたもの、折り合いをつけていたもの、問題とすら思われていなかったもの
差別撤廃が生んだ、逆差別意識!KKK
そして「アメリカン・ファースト」とは、そういうことだったのか?
「アメリカ第一主義」だとばかり思っていた…
パンフによれば…
「トランプは大統領選期間中、メキシコ移民を強姦魔と呼び、
イスラム教徒の入国禁止を掲げて、デヴィッド・デュークに支持された。
「右翼は団結せよ」集会で、デュークは…
「この集会こそ、トランプが選挙期間中に語っていたことの現実なのだ」と演説した。
トランプのスローガン「アメリカン・ファースト」はデュークの口癖だった。
今、アメリカはKKKに支持された大統領が君臨しているのだ。」

そして今も続く、差別!そして「アメリカン・ファースト」、デモ、紛争…
単純には終わらないのだな…
話は変わるが…
スター・ウォーズで新たなダース・ヴェイダー役でコキ下されているアダム・ドライヴァーであるが
なるほど、2018賞レースで助演男優賞にノミネートされていたのは納得
悩ましい、黒人警官の身代わりでKKKに潜入捜査するユダヤ系白人刑事を好演している
こういう役が合っているのかな?
公開9日目の第1回(10:20)、124席の映画館で満員(TOHOシネマズ新宿 SCREEN11)
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 ブラックサイト/UNTRACEABLE 
[SUSPENSE&THRILLER]
2008:アメリカ作品/2008.04日本公開(ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント)
監督:グレゴリー・ホブリット
CAST-1:ダイアン・レインビリー・パークコリン・ハンクスピーター・ルイスジョセフ・クロス
CAST-2:メアリー・ベス・ハートパーラ・ヘイニー=シャーディン
CAST-3:ティム・デ・ザーンブライン・バロンクリストファー・カズンズエリン・カルフェル/他
ちなみに「R-15指定」映画…サイバー犯罪を取り締まるFBIの組織に不審サイトの情報!粘着シートに絡み取られた子猫の映像、衰弱していく様、死亡時刻書込みと共に閉鎖、何?再びサイトが立上った時…殺人装置に囚われの男の姿が…

STORYは…
■地下室、ビデオカメラ設置、籠の中に子猫、ミルク皿&ネズミ捕獲用粘着シートの配置、スタート…立上るサイト、開かれる籠、ミルクに一直線、粘着シートで動けなくなる子猫、必死の泣き声… ■オレゴン州ポートランド、FBIサイバー捜査官ジェニファー・マーシュ、ネット犯罪のエキスパート、ネット上のクレジットカード詐欺&性犯罪者の取締り、警官だった夫の殉職、母親ステラ&8歳の娘アニーとの生活、育児のため夜勤シフト!若手の相棒グリフィン・ダウド ■夜、職場、音楽配信を隠れ蓑…アクセス者の個人情報ブッコ抜きサイト、日々移動…漸く捕まえた!送受信元判明、無線LANへ不法アクセス!絞込み、犯人が見ている…高級時計の販売サイト、履歴調査、人物像特定、地元警察へ通報、逮捕される少年、ジェニファーのプロファイリングに驚く刑事達!彼女に新たな不審サイトのメモ…[killwithme.com] ■早朝、帰宅、シャワー&着替え、娘をスクールバスへ、小型耕運機で庭(家庭菜園)の一角を耕す母、安眠妨害?オドケル母、閉められるカーテン、睡眠 ■夜、[killwithme.com]を覗く、メガネをつけたままの頭部レントゲン写真とサイト名、「ENTER(入口)」をクリック!粘着シートで動けない子猫の映像、衰弱していく姿を中継、サイト管理者…事前広告を多方面に発信、大胆不敵…FBIにも!発信源不明!IPアドレスを絶えず変更、強制遮断しても即コピーサイトが出現、しかもロシアのサーバを経由、説明が分からずオロオロの上司、つまりロシアはFBIの管轄外! ■猫の死亡、チャット欄に死亡日の書込み、メイン画面から消える[ENTER] ■猫の飼い主判明、ネームタグが高価だったと愚痴 ■夜、屋外駐車場、プロスポーツの入場券を売ってくれる情報…1台の車に接近する男ハーバート・ミラー、開かれる扉、スタンガン、気絶… ■停止していた[killwithme.com]、突然[ENTER]出現、分割画面、メイン画面…縛られた男、裸の胸に刻まれた“killwithme(一緒に殺す)”の文字…出血、小画面の点滴装置、ズームUPするジェニファー、抗凝血剤、大量投与で…血友病と同じ症状!投与量…アクセス数に連動、閲覧者が増えるほど…早く死に至る! ■上司の命令…エリック・ボックス刑事との捜査協力を命じられるジェニファー、昼間も?嫌々! ■男の身元判明、家へ向かうボックス、報道陣で大騒ぎ、家の中…悲しむ妻、昨夜…チケットが手に入る!ゲームを見てから帰る…が最後の電話、必死に犯行現場を探す警察 ■噂が噂を呼び…飛躍的に増加するアクセス数、血まみれとなり息途絶えるミラー、死亡日の書込み&“ご協力感謝、続く…”のメッセージ ■朝、皮肉?ネット規制法案に反対する下院議員の車から発見されるミラーの遺体 ■ボックスに…不審者目撃情報、地下室確認…犯罪の痕跡なし、ミラーが捕らわれた時間…十数時間に及ぶチャットのアリバイ、徒労 ■ジェニファーとグリフィン、「死の映像を収集・公開」する悪趣味サイトの管理人“キルバーン”と同じアカウントだと気付くも…1ヶ月前に死亡していたキルバーン、深まる謎…


なんかイロイロと忙しくて…土日は疲れ果てて眠る生活が続き、最近見た映画のデータ投投入もままならず…、TVコマーシャルで「ブラックサイト…公開中」!!!もうやってるんだと気付いたのは、公開10日目位、慌てて見てきました…前売券持ってたもので!評価も知らないもので…もしかして打切りになってたらどうしようと心配!どうやらセーフでした、当日雨が降ったり止んだりで映画館前で…「天気悪いし、映画でも見ようか?」も声・声<ソコソコ入った状態でした
とりあえず「R−15」指定映画です
マアマアというところでしょうか…プロット的には面白そう(なんか無さそうで、有りそうな怖いお話)なのだが、今回の映画の場合…ストーリーは読めまくれるし、早い段階で犯人が分かっちゃう(出てきちゃう)、一つずつのシーンを取ればハラハラドキドキなのに全体となるとトーンが下がるしだい、なぜに完璧主義者が何故に最後の最後で、あんな単純ミスを犯すのだろう?いくらでもどうにかできただろうに…せっかく盛上げてきておいて「見せ場」がこれでは…チョット寂しいな!
話は余談に入り込みますが、若い頃のダイアン・レインって結構好きだったのですが…意外と老けるのが早く…えーっ!と思ってましたが、ソコからが女優の凄さ?それ以上老けない感じ、恐るべし女優!(どうでも良い話!?)
それから原題は「UNTRACEABLE」でして…まあそのまま約せば「追跡不能」というところでしょうか…
ちなみに公開15日後の第3回(15:00〜)、209席の映画館は6割程度の入りでした(新宿ミラノ座3)
2000-2009format



 ブラック・シー/BLACK SEA 
[SUSPENSE]
2014:アメリカ作品/2015.08日本公開(プレシディオ)
監督:ケヴィン・マクドナルド
出演:ジュード・ロウスクート・マクネイリーベン・メンデルソーンボビー・スコフィールド
デヴィッド・スレルフォールマイケル・スマイリーブランウェル・ドナヒーダニエル・ライアン
コンスタンチン・ハベンスキーグリゴリー・ドブリスキンセルゲイ・ヴェクスラー
セルゲイ・コレスニコフセルゲイ・プスケパリス
ジョディ・ウィッテカートビアス・メンジーズカール・デイヴィス/他
子供向け映画がずらりと並び長期化している
「進撃の巨人」「ミッション・インポッシブル」「ジュラシック・ワールド」を観てしまったら
他には何もない状況が続き、ようやく目新しいものが公開されたので観に行ってきました

STORYは…
海洋サルベージ会社、専門家のロビンソン、11年間務めた会社から突然の解雇通知、途方に暮れる
英国海軍時代15年を含め30年近く、仕事一筋、家族を犠牲、離れて行った妻クリシー&12歳の息子マーティン
そんな矢先…かつての仕事仲間カーストン(鬱病)から耳寄りな情報
第二次世界大戦時に金塊を積んだドイツ軍のUボートが黒海のグルジア沖に沈んでいると…
引き上げに成功すれば新規まき直しの大チャンスと考えたロビンソン
出資する富豪との仲立ちするダニエルズ、提案したプランに飛びつく、オンボロ潜水艦を入手、艦長を買って出る
メンバーを集めるロビンソン、ロシア人5人、イギリス人6人、お目付け役のアメリカ人ダニエルズの12人
海上を通るロシア海軍に探知されぬよう…深く・深く潜る旧式ロシア潜水艦
ロビンソンの…謎の投資家に渡す分を除いた金塊を乗組員全員で山分けする発言
潜水艦内の空気が一変、物価の違いを主張する者、仕事の重い軽いを主張する者
一攫千金に目が眩み、次第に制御不能となっていく艦内、取り分を巡る醜い争いが勃発
果たして金塊は誰の手に…


うーん、なんだろうこれは…
ストーリーが薄い、潜水艦モノの閉塞感も中途半端だし、海底深くのアタックという点でも迫力に欠ける
潜水艦モノなのに…ヒヤヒヤ感がない!
ラストがチョイと良かっただけに、そこまでの道程が残念で仕方がない
久しぶりに観たが、ジュード・ロウよ、それで良いのか?
しかしここんとこ子供向けアニメが続いてただけに、少しだけ盛り返したかな…
ちなみに公開初日の第1回(11:00)、133席の映画館で3割程度の入り(新宿武蔵野館1)
2011.09format



 フラッグ・デイ/父を想う日/FRAG DAY 
[WHAT’S THIS?]
2021:アメリカ作品/2022.12:日本公開(ショウゲート)
監督・出演:ショーン・ペン
出演:ディラン・ペンホッパー・ジャック・ペンキャサリン・ウィニックジョシュ・ブローリン/他
実は今年観たい映画はもう全て観終わってるんですが…
年末休みに何か観ておこうと思って、候補3本の中から選んだのが「フラッグ・デイ/父を想う日」!
ショーン・ペン監督・主演映画!
アメリカ最大級の贋札事件の犯人!裁判を前に逃亡!それを知ってもなお「私は父が大好き」と言う娘!
父はどんな男?平凡な日々を見違えるほど驚きの瞬間に変える父親?娘との関係性は如何に?
まあ積極的理由は無いんですが…消去法?
何気に「今年70本目」の映画!自分史上最多! まあこれが今年の見納め映画になるでしょう!

STORYは…
1992年6月、アメリカ最大級の贋札事件の犯人であるジョン・ヴォーゲルが…逃亡
「2,200万ドル」もの贋札を印刷(とても精密でほぼ本物)
最長で75年の懲役になるはずだったという彼の罪を知った娘のジェニファー
その贋札を見せてくれますか?手にした娘はそれを愛おしそうに撫でる…
ジェニファーが子供の頃
父は家族の前に現れては、また消えるという生活を繰り返していた
1975年の夏
突然現れた父は農場を購入!母のパティ&弟のニックと3人で引越し
続々と届けられる資材、荒れ果てた家を修復
母に笑顔が戻り、平凡だった日々が見違えるほど驚きの瞬間に!
幸せな家族のような暮らしだが…それも束の間
返せない借金で購入した資材が届き続ける!明るかった父自体が暗闇に沈んでいく!
また父が姿を消す!借金を押し付けられた母は酒に溺れていく!
やがて家事も子供達の世話もできなくなる状況
伯父の別宮がジェニファーとニックを父の元へと連れて行く!
父の新しい恋人を巻き込んだお祭り騒ぎのような日々の始まり
ジェニファーの心は浮きたったが…何度繰り返しても“父の人生はうたかた”、泡の如く消えていく運命
再び借金から逃れるべく…母の元に強引に送り返される姉弟
「国旗制定日(フラッグ・デイ:6月14日)」に生まれた男はクソだ!と言う祖母の言葉に心を痛める
1981年
高校生になったジェニファー
母親の再婚相手と上手くいかず(気持ち悪い、夜中に襲ってくる!)、母は守ってくれず!
家を出る決意!行く当ては父ジョンの元
またしても借金を抱えている父、説得する娘、真っ当な仕事をしよう!?
普通のセールスマンとして働き始める父だが…
(ジェニファーも働く、ジャーナリストになる夢)
今年も「フラッグ・デイ=父の誕生日」がやって来る!
ケーキと共にジェニファーからのメッセージ
「私達は似た者同士、どんな道に進もうと、私は永遠に支え続ける」
そして2人の大切な“思い出”をプレゼントする
感激した父は涙しながら「(何があろうと)お前のそばにいる」と娘を抱きしめる!
「何もかも順調よ!パパは変わりつつある」とニックへの手紙!
喜びの手紙を書いたその日、起業家を自称する父が衝撃的な行動に走る!


何これ?
ショーン・ペンが、娘(ディラン・ペン)と息子(ホッパー・ジャック・ペン)への世襲映画?
家族のワチャワチャ映画?
今なんで80年代の、忘れられたストーリー(実話ベース)に、「家族を重ねて」映画化?
病んでるアメリカ社会なんだけど…なんか冷めた!評価対象外!
ああ〜家族だから、顔が似ているというメリットだけはあるな!
なんだたっんだろう…私の観た事前情報は?おとり広告?
なんか予告文とかパンフ・ストーリーが、映画の内容と微妙にズレているので修正しました!
以上
しかし、怒る老人は困ったもんだな…
TOHOシネマズシャンテは元々単館系スクリーンの集合体(3スクリーン)ゆえ、1スクリーンのホールは手狭
売店も1列に並ぶしかないんだが、先頭のご老人(夫婦の旦那さん)が…
「TOHOシネマズ川崎」の売店の対応が悪かった!と文句をつけ始めて…長い!
あなたの後に3人待ってるんだけど…長い!
TOHOシネマズ川崎の問題はTOHOシネマズ川崎で片付けてきて!
何も小さなTOHOシネマズシャンテのアルバイトに言うな!
大きな劇場では委縮してモノが言えなかったのかな?
小さな劇場のアルバイト相手でないと怒れないのか?
なんなら「東宝」に文句つけろ!今ここでする話じゃない!と思った次第
(奥様は少し離れた位置におられました)
公開7日目の第1回(10:30)、225席の映画館で30人程度の入り(TOHOシネマズシャンテ SCREEN1)
2011.09format



 ブラックホール/THE BLACK HOLE 
[SF]
1979:アメリカ作品/1980.12日本公開(東宝)
監督:ゲイリー・ネルソン
CAST-1:マクシミリアン・シェル
CAST-2:アンソニー・パーキンスロバート・フォスタージョセフ・ボトムズイヴェット・ミミュー
     アーネスト・ボーグナイン/他
ディズニー・プロダクション作製のズッコケもののSF映画です…

STORYは…
■NASA小型探索船パロミノ号の3Dビジョンに映し出された幽霊船…20年前に忽然と姿を消した宇宙船USSシグナス号、強烈なブラックホールの引力圏にありながら悠然と漂流、パロミノ号の乗組員…デュラント博士、マックレイ博士、ホランド船長、パイザー中尉、ジャーナリストのハリー・ブース、目前に展開する神秘ブラックホールの観測 ■徐々に強まるブラックホールの引力、シグナス号への接近、ドッキング、彼らを待ち受けていたのは唯一の生き残りラインハート博士とロボット、博士の手足となって宇宙船を操作する異様なヒューマノイド達…鉄仮面と全身黒マント(人間そのもの?仲間が死ねば遺体をロケットに乗せてブラックホールへ打ち出す葬式) ■20年前にシグナス号に何が起こったのか?暗黒の宇宙空間でラインハート博士は如何に生きながらえたのか?博士とロボットの目を盗みながら…シグナス号の謎を探り出そうとするパロミノ号の面々 ■20年間ブラックホールと対峙してきたラインハート博士、引力遮断システムを完成、悠然と浮かんでいられる理由、博士の最終目的…ブラックホールの謎の解明のため、ブラックホールへ突入すること、狂気の沙汰?直前に迫った計劃を阻止しようとするパロミノ号の面々、しかしデュラント博士がラインハート博士に共鳴、行動を共にしようとする ■その頃…倉庫の片隅に打ち捨てられたボロボロのロボット、彼らの口から明かされる20年前のシグナス号、ラインハート博士とヒューマノイドにまつわる事件 ■秘密を知られたラインハート博士ガードロボットのマクシミリアンに命令、デュラント博士を虐殺、更にホランド船長達に向けてロボット軍団の攻撃を開始、パロミノ号で脱出を図ったハリーは爆死、船内で凄絶な銃撃戦が展開している時…大隕石群!次々と飛来してはシグナス号を破壊する巨大な隕石、ただの鉄屑と化していくシグナス号、遂にブラックホールに吸い込まれていく、刻一刻加速度を増して行くシグナス号、ブラックホールの引力圏から脱する手段を失う ■ホランド船長達はブラックホール突破用にプログラミングされた小型脱出船を奪取、ラインハートの狂気の実験をだけが最後の一手、ブラックホールに向かって弾丸のように突っ込んでいく脱出船、その後方で粉々に砕け散っていくシグナス号、果たしてブラックホールとは何か?その中にはどんな世界が存在するのか?出口はあるのか?生きて通過できるのか?生きているというのはどういう状態なのか?様々な疑問と回等が…いま暗黒の四次元世界で展開されようとしている…

ディズニーによるSF映画です、確か、ちゃちくって、マンガ的でお粗末な映画だったなと記憶しております、2度と観ることはないと思いますし、何せガラス張りの宇宙船シグナス号がブラックホール引力圏に浮かんでるんですから…危険極まりないです、ブラックホールが発光してますし…随分とデタラメな世界です、なんかそういう科学考証ができてなくてシラケタ感じがしたものです、SFX的にも幼かったと記憶してます、まあ、お子ちゃま向きってとこですか…
パンフ読むとコッ恥ずかしくなるような掲載文!嫌々書かされたんだなと思ったら、見事にかわしてる人発見!「“ディズニー”伝統の冒険映画」、そう観れば、そういう映画かもしれない…
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 ブラック・レイン/BLACK RAIN 
[ACTION]
1989:アメリカ作品/1989.10日本公開(UIP)
監督:リドリー・スコット
CAST-1:マイケル・ダグラス高倉健アンディ・ガルシアケイト・キャプショー内田裕也松田優作
CAST-2:神山繁ガッツ石松小野みゆき安岡力也若山富三郎
CAST-3:國村隼スティーブン・ルートジョン・スペンサー
CAST-4:ヴァンディ・カーティス=ホール/他
大阪が舞台のアメリカ映画、警察(マイケル・ダグラス+高倉健)VS殺し屋(松田優作)、日本のことはかなり調べたみたいですが少しずつズレているのが逆に気持ち悪いかも、農村風景が東南アジアは苦笑

STORYは…
冬のブライトン・ビーチ、公道レースの男、NY市警ニック・コンクリンに出頭命令、半年前の事件、容疑者逮捕の際に消えた8000ドル、濡れ衣!離婚直後で多大な出費の身…浴びせられる質問にキレル… 同僚チャーリーと昼食の約束、スカラリの店、奥の席でマフィアのボス・フランキーが日本人と会談中、入ってきた3人の日本人、マシンガンを構える2人、黒尽くめの男…件の日本人から何かを奪うと、騒ぐ通訳共々刺殺、逃走、追うニック、発砲、肉屋の倉庫、格闘、追いついたチャーリー、逮捕された黒尽くめの男・佐藤、大阪のヤクザ?日本大使館からの要請、佐藤を日本へ護送するニックとチャーリー、大阪の空港、3人の偽警官に佐藤を奪われる、銃を所持しない条件で滞在・捜査協力を許可、松本警部補に預けられる、クラブ・ミヤコでの殺人事件、松本と共にニック達も現場へ、犠牲者は偽警官の1人、事情聴取されているホステスのミユキ、目にとまったアメリカ人ホステスのジョイス、ニックに手渡されたもの…自分が犯人だと書かれた佐藤のメモ…挑戦状?集まる佐藤情報…僅かの間にチンピラから頭角を現す、ヤクザの親分・菅井の右腕に…、現在その菅井と抗争中、菅井絡みの彫金師殺害、54時間後、スカラリの店で2名… 佐藤のアジト情報、5人逮捕も佐藤は不在、偽100ドル札の山を発見するニック… 行動を共にしてきた松本とニックに友情?クラブ・ミヤコでカラオケ、盛上りの中、ニックが菅井に接触を試みるが失敗、ホテルへ帰るニックとチャーリー、待伏せするバイク、佐藤に切り殺されたチャーリー、荒れるニックを自宅に連れかえるジョイス、翌朝、訪ねてきた松本、チャーリーの持ち物、中にはピストルが…


うーん、面白くないわけではない、日本のこともそれなりに勉強されているとは思いますが、少しずつずれてまして、気になりだすと落ち付いて見てられません、大阪を舞台にしたことなど着眼点としてはよろしいのですが(ブレードランナーの延長上?)…農村風景がモロ東南アジア!やはりそういうイメージか…、またマイケル・ダグラスの作品を何本も見ているけど、どうも生理的に合わないというか(良いものもあります、念のため)… それらを差し引いて プラス側に回ることといえば”松田優作”です、演出的に???もあるけど、キレップリがよい、実に、惜しい方を亡くしました…
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 フラッシュダンス/Flashdance 
[YOUTH & DANCE]
1984 アカデミー賞[歌曲賞:フラッシュ・ダンス…ホワット・ア・フィーリング]
1983:アメリカ作品/1983.09日本公開(東北新社)
監督:エイドリアン・ライン
CAST-1:ジェニファー・ビールス
CAST-2:マイケル・ヌーリーリリア・スカラサニー・ジョンソンカイル・T・ヘフナーリー・ヴィング
CAST-3:ベリンダ・バウアーシンシア・ローズ/他
洋楽チャートで主題歌…アイリーン・キャラの「フラッシュダンス〜ホワット・ア・フィーリング」のヒット、ジェニファー・ビールスの小悪魔っぽい可愛さ…思わず見に行きました

STORYは…
■ペンシルヴェニア州の工業都市ピッツバーグ、朝もや…自転車で駆け抜ける18歳のアレックス・オウエンス…可憐であどけない表情、昼間…製鉄場、女だてらに溶接工、夜…ナイトクラブ “モービーズ・バー”でフロア・ダンサー…ロックのリズム&セクシーな衣装で踊り、そんなアレックスの夢…本格的なプロ・ダンサーになること、倉庫を改造した(愛犬の待つ)自宅に帰ると…汗だくでバレエの猛練習 ■名門舞踊学院“ピッツバーグ・ダンス・アンド・レパートリー・カンパニー”のオーディションに行くも…周囲の参加者は長年バレエの練習を続けてきたらしい様子、基礎のないアレックス…戸惑い、そのまま何もせず帰宅 ■モービーズ、製鉄所の社長ニック・ハーリーから食事に誘われるアレックス、「ボスとは食事をしない主義」と相手にせず ■ダンスの恩師ハンナ・ロングを訪ねるアレックス、かつてジーグフリード・フォリーズなどのダンサーとして活躍したハンナ、アレックスの良き相談相手、オーディションを受けずに帰ってきたアレックスに…「あなたは18歳、やるなら今よ!」と忠告するハンナ ■モービーズ、ウェイトレスで親友のジェニー、互いの夢を語りあう仲、ジェニーの夢…プロのフィギュア・スケーターになること、そのため2年間トレーニングを積んでいる、またジェニーの恋人でモービーズのコックであるリッチーにも…L.A.でコメディァンになる夢 ■“モービーズ"の近所、どぎついトツプレスのフロアショーが売りもののナイトクラブ “ザンジバル”、オーナーのジョニー・C、モービーズに出入りしてはダンサーの勧誘&引抜き、アレックスにもシツコイ勧誘、お尻を触られ…ビールをぶっ掛け応酬、笑いものになるジョニー ■店の駐車場で手下と待伏せるジョニー、帰宅時刻、出てきたアレックスを襲撃、助けに入るリッチー…ボコボコ、力尽くでアレックスを犯そうとするジョニー、男の声…ニック!慌ててアレックスを放すジョニー…逃走、自転車で帰るアレックスを自動車で伴走…見送り、ニックの優しさに…夕食の約束をするアレックス ■ジェニーのフィギュア・スケートのオーディション、彼女を見守る両親、リッチー、アレックス、ニック、ローラ・ブラニガンの『イマジネイション』のメロディ、後半2度の転倒、氷上に座り込む、2年を無駄に…涙するジェニー、慰めの言葉無し ■その夜、アレックスとニック、ピザを購入、彼女の家でタ食をともにすることに…、アレックスがささやく…「目を閉じると音楽が見えるの…やってごらんなさい」と…、訝しげに目を閉じるニック、唇を重ねるアレックス、結ばれる2人 ■翌朝、アレックスのベッドで目を覚ますニック、家には彼女の愛犬のみ ■工場に向かうニック、「ボス、遅刻です!」と…アレックスの明かるい声が響く、その日以来ニックという良き理解者を得たアレックス、彼女にはニックのような経験と成功が必要、反対にアレックスのような純真さをとりもどしたいと思うニック、お互いが欠かせない存在となる… ■アレックスがハンナとバレエ公演を見に行った夜、ニックが盛装した女性を車で送る姿を目撃!怒ったアレックス…真夜中にニックの邸宅へ、石を投げ…窓ガラスを粉々にして帰り去る…


冒頭に記したように洋楽チャートで主題歌…アイリーン・キャラの「フラッシュダンス〜ホワット・ア・フィーリング」のヒット、ジェニファー・ビールスの小悪魔っぽい可愛さで…公開前から日本でも注目を浴びてました、私もジェニファー・ビールスが好みの範疇だったため…早くから見たいと思っておりました
愛だ恋だの駆け引きは苦手な私ですが、ダンス・シーンはなかなか、特にラストのダンスシーンは盛り上がりまして…なかなか面白い映画となりました、ちなみにこのダンスシーンは吹替えといいますか、本物のダンサーさんが踊っています、ジェニファー・ビールスではありませんので念のため
ちなみに映画公開から四半世紀を経過しているためコメントもこの程度で…  (2009.02)
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 フラッド/THE FLOOD 
[DISASTER&CLAIM ACTION]
1998:アメリカ作品/1998.09日本公開(東宝東和)
監督:ミカエル・ソロモン
CAST-1:モーガン・フリーマンクリスチャン・スレイターランディ・クエイド/HARD RAIN/
     ミニー・ドライバー
CAST-2:エドワード・アスナーベティ・ホワイトリチャード・ダイサートウェイン・デュバル/他
「水害+現金強奪」のストーリー、その内容よりチョットしたお遊び部分で楽しんだだけだったりして…

STORYは…
とある山の麓の街。豪雨、ダム決壊の過去、経験から避難開始。保安官(選挙に負け任期切れ寸前:ボヤキ)の呼びかけに応じない人達。銀行からお金も引上げ。現金輸送車と警備員(主人公と叔父)。酒場にたむろす一団…強盗。最後の仕事とボス。川の氾濫、輸送車の立ち往生、救助依頼。救助隊?銃声、襲撃、叔父の死。現金を持っての逃走…遠くには行けない。ジェットスキーの追跡。学校内でのチェイスから街中、教会へ。泥棒と間違われ警察に。経緯の説明、確認まで牢へ。警察の水没、危機一髪、誤解だと気付いた彼女が救出。強盗に見つかり再度逃走。水と高圧電線。無人のアパートへ、実は隠れていた老夫婦。ボートの提供、現金輸送車へ。強盗に老夫婦を人質に取られる。現金の隠し場所。現金が無い???保安官の出現。強盗と銃撃戦。何故、自分も狙われるの?いったい何が…ダム決壊の時間が迫っている…


この手の映画は、もう出尽くしてますね。お約束の嵐&みえみえの展開、どうにか配役&設定(いくつものプロットを強引に掛合わせ)でカロウジテ最後まで見ることが出来ました
面白かった3点について…1:オープニングのパラマウント映画のタイトル・シーンの山からズームインした所が今回の街という所、2:ラストの現金の行方、3:クレジットの出演者に”HARD RAIN”と書いてあること
(新宿プラザ劇場)
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 ブラッドシンプル/ザ・スリラー/BLOODSIMPLE/THE THRILLER 
[SUSPENSE&THRILLER]
1999:アメリカ作品(ブラッド・シンプル:1984公開)/2000.11日本公開(キネティック/アーティストフィルム)
監督:ジョエル・コーエン(脚本)     脚本:イーサン・コーエン(脚本)
CAST-1:ジョン・ゲッツフランシス・マクドーマンドダン・ヘダヤM・エメット・ウォルシュ
CAST-2:サム・アート・ウィリアムス
CAST-3:ホリー・ハンター/他
コーエン兄弟の長編デビュー作の再編集バージョン、宣伝コピーの「哀しいほど滑稽な殺人」は的確

STORYは…
テキサスの田舎町、古びたバー、気難し屋の経営者マーティ…妻アビーとバーテンダーのレイとの関係を怪しむ、雇われた私立探偵、証拠(SEX)写真、怒るマーティ… 情事の翌朝、無言電話、マーティにバレタ?夫と別れる決心、最低限の荷物、夫からの誕生日プレゼント「小型拳銃と弾丸3発」 マーティを訪ねたレイ、怒りを押さえながら「…勘違い…滑稽、あいつは誰でも良かったんだ…」と、罪悪感に悩むレイ… 再び呼出された探偵、2人の殺害依頼、報酬1万ドル、表面上は躊躇しながら引受ける探偵、アリバイ作り、旅行、釣り… 数日後、土産の魚、拳銃で撃たれベッドに横たわる2人の写真…、報酬が渡された時…マーティの胸を撃った探偵、アビーの部屋から奪ってきた拳銃… しばらくして部屋に現れたレイ(?)、声を掛けても動かないマーティ、変?足元で暴発した拳銃(アビーの物)、大量の血、動かないマーティ、アビーが殺した?勘違いから証拠隠滅を図るレイ…血を拭き取り、拳銃をマーティのポケットへ突っ込む、彼を自分の車へ、田園地帯、僅かに息の有ったマーティ、殺させたハズのレイ?逃走失敗、掘られた穴、銃の不発、かけられて行く土、生埋め、断末魔の叫び…偽装写真を処分中の探偵、名前入りライターが無い?現場へ…死体が無い、突然現れたアビーの姿、荒らされた部屋で立ち尽す彼女…隠れていた探偵、アビーに知られたと思い込む…彼女も殺さなければ…


コーエン兄弟の長編デビュー作…「ブラッドシンプル(83)」の再編集バージョンです
以前から見たかった映画がこういう形で出てきてビックリ…飛んで行きました、なるほど…なんか納得、こうやって世に出てこられたのですね…、スリラーと銘打っていますが…ブラック!恐そうでも、思わず笑ってしまう、相変らず(順番的にはオカシナ言葉ですが)?勘違いゆえに&抜け過ぎて&愛すべき出演者達!更に何の意味があるのか…と思わせる妙に細かいディテール…当然、映像的なこだわりですが…、しかし、とんでもないストーリーを組んでます、映画のコピー「哀しいほど滑稽な殺人」は、言い得て妙ってか?
そうそう、不倫相手とSEXするときには、道路際のブラインドくらい下ろしましょう…まあ露出狂ならしかたがないけど…
(シネマライズ:渋谷)
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PLANET OF THE APES/猿の惑星          は、別ページとなります



プラネット・テラー in グラインドハウス           は、別ページとなります



 FRANK/フランク 
[COMEDY]
2014:イギリス・アイルランド作品/2014.10日本公開(アース・スター エンターテイメント)
監督:レニー・アブラハムソン
出演:マイケル・ファスベンダードーナル・グリーソンマギー・ギレンホールスクート・マクネイリー
カーラ・アザールフランソワ・シヴィル/他
マイケル・ファスベンダーが被り物でコメディ!?本気?
そのとぼけたマスクの宣伝チラシ…頭から離れず
滅茶苦茶小さなスクリーンでの公開、前日のネット予約です!

STORYは…
ミュージシャンになることを夢見て曲作りに励むイギリス人青年のジョン
出勤途上の浜辺…入水自殺騒ぎを起こしていたキーボード奏者、今日のライヴどうする?
何気につぶやいたジョン…自分キーボード弾けますけど、トントン拍子
インディー・バンド「ソロンフォルブス」のライヴに飛び入り参加、ステージで彼が遭遇したのは…
巨大な張りぼてのマスクを被り「スープの中のクルトン、油に沈め!」と絶叫するフロントマンのフランクだった
彼の良き理解者であるクララ
一癖も二癖もあるメンバーが奏でるアヴァンギャルドでイカれたオルタナティヴ・ミュージック
ライブ後、いつもの生活に戻っていたジョンに呼び出しの電話、新たなライヴ!?
えっ?バンドのメンバーとしてアイルランドでのレコーディング、いつまでかかるの?
人里離れた湖畔の小屋、新しいアルバムのレコーディングが始まる
寝る時も食事をするときもマスクを被り、絶対に素顔を見せないフランク
アメリカのカンザス州出身と言うこと以外正体不明
「隠れた才能は追いつめなければ出てこない!」と…「君らは鳥だ!」とけしかけるフランク
皆の前で自分の曲を披露させられて…クソ扱いされるジョン
しょげるジョン、「何を書いたっていいんだ、カーペットの糸でも」…見事な即興曲を披露するフランク
時にエキセントリック、でもクリエイティヴなフランクに心酔していくジョン
滞納した小屋の家賃を肩代わり、メンバーに自分を認めさせようとするジョン
レコーディングは既に11カ月を経過
遂にアルバムが完成した翌朝、バンド・マネージャーのドンが首を吊って自殺する、火葬
アメリカはテキサス州で開催される世界最大の音楽コンベンション「サウス・バイ・サウスウエスト」から
声が掛ったことを報告するジョン、彼は密かにバンドの動画をネットにアップ…一部から反響を得ていた
「もっと有名になるべきだ」と考えるジョン、異議を唱えるクララ達
ネット動画の再生回数に反応したフランクの決断、S×SW出演決定!海を越えテキサスに向かうメンバー
ライヴを目前、大勢を前にパフォーマンスすることに戸惑うクララ達、興奮して暴走状態のフランク
次第に不協和音が大きくなるバンドを待ち受けていたのは、誰も予期しなかった混沌と崩壊だった…


事前のネット予約しておいて良かった…満席でしたって、57席だしね!
精神的障害で顔を出せないフランク、だけどそのおかげで自分らしく、音楽的な能力を発揮!
でもそのこだわりが過ぎて…誰もが受け入れてくれないことを自覚済み、自己満足
ところが新メンバーであるジョンのネット好きから…バンドは有名に!世界最大の音楽コンベンション出場!
盛り上がる人、今のままが良い人、果てさて結末は?
学生時代にバンドやっていたので、バンドもの大好きです!
しかしマイケル・ファスベンダー、渾身の被り物演技、笑える!
そのすっ呆けたマスクのおかげ、隠し事のない自分120%!
そんな彼に才能を認められたと勘違いしたジョンが笑いに拍車をかける…
個人的にはマギー・ギレンホール好きなので…更に楽しめました
それでもってラスト、なんかジーンと来ちゃいますね…
しかしこの内容であれば、もう少しスクリーン数が多くてもいけるんじゃないのかな?
渋谷駅のホームからずーっと前を歩いていたカップル、満席の表示にガッカリしてましたね
夕方の回にしようってUターンしたけど、そこはチケット買うんじゃないの?多分観られてないな…
ちなみに公開8日目の第1回(12:20)、57席の映画館で満員の入り(ヒューマントラストシネマ渋谷 シアター3)
2011.09format



 プランケット&マクレーン/PLUNKETT&MACLEANE 
[ACTION]
1999:イギリス作品/2000.06日本公開(KUZUIエンタープライズ)
監督:ジェイク・スコット     製作総指揮:ゲイリー・オールドマン
CAST-1:ロバート・カーライルジョニー・リー・ミラーリヴ・タイラー
CAST-2:アラン・カミングケン・ストット
CAST-3:マイケル・ガンボンマリー・ラクラン・ヤングクリスチャン・カマルゴアンナ・キーヴニー
CAST-4:アレック・パルマーニコラス・ファレル/他
18世紀・ロンドン、アメリカ渡航費用を稼ぐ強盗2人、あらゆる手を駆使して追詰める男、夢・野心・恋・友情…楽しめる要素は一杯なのに、短期間の単館上映、もったいない…目新しさの問題?

STORYは…
1748年、ロンドン、兵士に追われる強盗、撃たれた仲間(ルビーを嚥下)を置いて逃げるプランケット(薬屋が破産、強盗に)、現場に居合せたマクレーン(聖職者の息子、金欠病)、死んだ強盗の墓をあばきに現れた2人、そしてチャンス率いる兵士達…逮捕、刑務所送り、風貌も物腰も(ゆえに刑務所での扱いも)正反対の2人、マクレーンに話を持ちかけるプランケット…紳士協定?ルビーで看守を買収、外へ…さらに、自分の頭脳と才覚、マクレーンの社交界でのコネ…手を組めば、アメリカ行きの資金稼ぎ、マクレーンも本物の紳士になれる…主人と従者に見せかけ上流階級の世界に踏み込む2人… 旧友ロチェスター卿のパーティ、賭け事、大勝した裁判長ギブソン卿(姪のレベッカにマクレーンが一目惚れ)がターゲット…馬車を襲う2人、彼女に親切なマクレーン、礼儀正しく宝石を奪う”紳士強盗”と呼ばれることに…パーティで再会するマクレーンとレベッカに恋心…ヤマを重ねるうちに強い友情と信頼の絆で結ばれていくマクレーンとプランケット…彼らを執拗に追うチャンス卿…


これは楽しい、面白い…もう少し大きなスクリーンでかかると良いのに、もったいない… 映画予告CM…内容、出演者、製作総指揮の名前…見るしかないでしょうの状態に突入…予想に違わず…痛快にして、面白いもの、当りでした… ロバート・カーライルはこういう役が合っている、もう一人のトレインスポッティング組のジョニー・リー・ミラーも良い、けっこうイギリス映画好きですし、俳優達も… しかし、リヴ・タイラーは美人なのでしょうか?
公開初日の第2回(14:00)、140席の映画館で3割程度の入り(新宿武蔵野館シネマ・カリテ1)
2000-2009format



 フランケンウィニー/FRANKENWEENIE 
[STOPMOTION ANIMATION]
2012:アメリカ作品/2012.12日本公開(ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン)
監督:ティム・バートン
出演:チャーリー・ターハンキャサリン・オハラマーティン・ショートマーティン・ランドー
アッティカス・シェイファーウィノナ・ライダージェームズ・ヒロユキ・リャオ/他
待ってましたよ、ティム・バートン監督のストップモーション・アニメ映画
いつものごとくブラックですよね、内容〜、久々の全編白黒ですね、画像〜
事前のアート展にも行きましたし、なかなか凄い内容に、こちらも見入ってしまいました
但し、同時期に公開した「ホビット」を優先して観たので…公開1週間遅れとなってしまいました

STORYは…
郊外の町ニュー・オランダ、両親・愛犬スパーキーと暮らす…
ヴィクター・フランケンシュタイン、科学と映画作りに夢中な10歳
ボール遊びが大好きで陽気なスパーキー、ヴィクターにとって誰よりも仲良しでかけがえのない相棒
ヴィクターが小学校に行く時以外はいつでも一緒
今夜もスパーキーを主演させた自作の3D映画を両親に披露し、喝采を浴びていた…
ニュー・オランダ小学校、科学への激しい情熱のあまり、ちょっとユニークな教え方をするジクルスキ先生
ヴィクターに強いライバル心を燃やすトシアキ、金魚の糞ボブ、大人びたナソル
飼っている白猫“おヒゲくん”で奇妙な予言をするフシギちゃん
お隣さんのクラスメイト、感傷的なエルザ
そんな生徒達に、学校の科学展への参加を呼び掛けるジクルスキ先生
そんなある日、悲劇が発生
ヴィクターが父の勧めで参加した野球の試合、奇跡的に打ったホームラン!嬉しそうにボールを追うスパーキー
道路に飛び出して…車にひかれる、かけがえのない相棒を失ったヴィクター、悲しくて悲しくて何も手につかない
だが…ジグルスキ先生の授業で…、カエルの死体に電気を流す実験、脚が動いた!
あることを思いついたヴィクターは目を輝かせる
雷鳴轟く夜、お墓からスパーキーを掘り起こしたヴィクター、体の補修、取り付けられるボルト
屋根裏の窓から凧をあげて稲妻を捉えることに成功、スパーキーの体に強烈な電流が流れる、………
動きだしたシッポ!なんとスパーキーが甦ったのだ
つぎはぎだらけで首からボルトが突き出る“フラン犬〈ケン〉”として…
スパーキーは、いつもと同じようにヴィクターに飛びつき、シッポをぶんぶん振って大喜び(外れたりして)
そんなスパーキーを力一杯抱きしめるヴィクター、自分だけの秘密にして屋根裏部屋へ隠すのだったが…
自分が死んだことに気付いていない無邪気なスパーキー、猫を追いかけて窓から脱出
その奇妙な影は近所の人々に悲鳴を上げさせ、隣家の気難しいブルゲマイスター町長を不審がらせる
そしてとうとう、クラスメイトのエドガーにスパーキーを目撃されてしまう!
「秘密を守るかわりに、甦らせる方法を教えてくれ!」
エドガーに迫られたヴィクター、まだ完璧な実験ではないにも関わらず、エドガーの金魚を甦らせてしまう…
大興奮のエドガーから秘密が漏れるのは、時間の問題だった
騒ぎの責任を取らされるジグルスキ先生、クビ、体育の先生が科学展を引き継ぐって!?
科学展でヴィクターに勝ちたいトシアキ、いつも冷静なナソルにまで火がつき…
ボブ、フシギちゃんまでが手を出す
なんと皆がとんでもないものを甦らせてしまうことに…
今夜はブルゲマイスター町長が開催するニュー・オランダの一大フェスティバル“オランダ・デー”
嫌がる姪のエルザを今年のヒロイン“リトル・ダッチ・ガール”に仕立てあげて得意満面
そんなブルゲマイスター町長とフェスティバルを楽しむ人々に空前絶後の大災難か迫ろうとしていた
果たして、ニュー・オランダはどうなってしまうのか?
ヴィクターとスパーキーの運命は?


諸般の事情で、観るのは新宿に決定!映画館の都合で箱は129席の小規模、時間の都合で「2D」となりました
まあ白黒ゆえ、3Dである必要性は低かったかな…って、映像・内容共に2Dで十分でしたね
いや、そもそも2Dで十分でしたね!
相も変わらず、特異な出演者達、どこか日本のコメディアンを思わせるクラスメイト、フシギちゃん、体育の先生
まさか美人に見えてしまう隣のツインテールの同級生エルザ
そしてヴィクター&スパーキーの愛!?
まあ1800円を払う内容があるかは???だが、安く観られる方法があればどうぞ!
ちなみに公開初日の第1回(13:30)、129席の映画館で満席でした(新宿ピカデリー SCREEN4)
2011.09format



 フランチェスコ/FRANCESCO 
[HUMAN DRAMA]
1989:イタリア作品/1990.07日本公開(大映)
監督:リリアーナ・カヴァーニ
CAST-1:ミッキー・ロークヘレナ・ボナム=カーター
CAST-2:パオロ・ボナチェッリアンドレア・フェレオルマリオ・アドルフハンス・ツィシラー/他
音楽をヴァンゲリスが担当してたので見に行った映画、キリストを愛し傷まで同化した聖人フランチェスコの物語

STORYは…
フランチェスコが死んだ…荒涼たる丘に登った人々、彼の最大の崇拝者であり理解者キアラと彼の弟子達、思い出… アッシジの裕福な商人の家に生まれたフランチェスコ、お坊ちゃん育ち…ペルージアとの戦いで捕虜、屈辱、釈放金…懲りずに参加した十字軍でも散々な目に…生きる目的を失い放蕩生活、ドロップ・アウト…捕虜の時に手にした福音書が彼の目を開かせる…「私はこれまでいかに無益な生を送ってきたことか」 両親、富とも訣別… 城壁外の貧民街、立ちこめる臭気と絶望、城壁内の人々の無理解と暴力、聖ダミアーノ教会の片隅、忘れ去られた十字架のキリスト像の前、フランチェスコは神の愛を説く…病める人々への奉仕活動…そんな姿を見つめ続けた娘キアラ… かつて同じ階層にいた人々は彼の行動に戸惑い、驚く…そして彼の行為に賛同し、富を分け与える者も…若い世代を中心に広がる運動…キアラも行動を共に、女性ゆえに問題も多いが、フランチェスコは彼女を”兄弟”として迎える、連れ戻しに現れた親達、彼女の固い決意に帰って行く… しかし彼らを異端視する人も多い、自分達の行動の正当性を主張するためローマ法王への謁見を決意するフランチェスコ…当初は冷ややかな態度だったバチカンも無視できないほどの勢力… しかし会員が増えるにつれ、内部にも問題が発生、フランチェスコについて行けない(学問を積んだ)修道僧達、批難の声…悩むフランチェスコ…「神よ!どうか、話しかけて下さい…」、山にこもる彼を心配する弟子達、誰も彼の苦悩を救えない、そんなある日…


繰り返しですが…、何故この映画を見に行ったのか、音楽が”ヴァンゲリスだったからです
(シネマスクエアとうきゅう:新宿)
-1999format



 フリー・ガイ/FREE GUY 
[COMEDY]
2020:アメリカ作品/2021.08:日本公開(ウォルト・ディズニー・ジャパン)
監督:ショーン・レヴィ
出演:ライアン・レイノルズジョディ・カマーリル・レル・ハウリー
ジョー・キーリーウトカルシュ・アンブドゥカルタイカ・ワイティティ
チャニング・テイタム/他
なんか面白いもの(コメディもの)が観たいなと思ったら
ちょうどいい感じで「フリー・ガイ」が公開になっていたので観ることとした
「毎月14日」の「TOHOシネマズの日」からチェンジしてきた
「TOHOウェンズディ」で「1200円」で観られるので、外してもダメージは少ないしね!

STORYは…
ルール無用・何でもありのオンライン参加型ゲーム「フリー・シティ」
サングラスをかけたヒーローを操作するプレイヤー達の「サングラス族」と、ゲーム世界のモブキャラが生活
(※モブキャラ=背景キャラ)
命知らずなサングラス族は、街で銃をぶっ放したり、銀行強盗をしたりとやりたい放題
そんな中、銀行の窓口係のモブキャラのガイは、銀行の守衛で親友のバディと平凡で居心地の良い生活
そんなガイに唯一足りないもの、それは理想の女性との出会い
ある日、ガイはいつものように仕事を終え、バディと一緒に帰路についていた時、ある女性と出会う
それは、ミステリアスでイカした女性アバター「モロトフ・ガール」…一目惚れ!
モロトフ・ガールとの出会いを機に、いつも同じことを繰り返していた日常を変えようとするガイ
その結果、いつも何もできずにいた銀行強盗から、サングラスを奪ったガイ
彼はサングラスをかけたことで、プレイヤー視点のこの世界を初めて目にする
不審に思ったゲーム会社「スナミ・スタジオ」の「フリー・シティ」のプログラム担当のW・キーズ・マッキーとマウサー
それぞれのアバターを使って、ガイもろともプレイヤーをゲームから追い出そうと試みる
いきなり2人に襲われたガイ、逃げながらも獲得してきたアイテムを使い、逃走
そんなガイをパトカーで轢いたキーズ達
これでプレイヤーに立ち向かってくるモブキャラなど、ゲームからいなくなるだろうと思っていた
一方、キーズと共同制作でゲームを開発した、美しく頭脳明晰なゲームデザイナー兼プログラマーのミリー・ラスク
そのゲームを盗んだスナミ・スタジオとその社長アントワン相手に訴訟を起こす
さらにミリーは、モロトフ・ガールのアバターを使い…
ゲームが盗まれたという証拠が隠された、「ミッション56」なるデータを探している
モロトフ・ガールは情報屋からその情報を貰い、口封じのために彼を始末した後…
「ミッション56」がある隠れ家へ向かう…潜入
彼女を尾行してきたガイが現れ、彼女のやることを手伝いたいと申し出る
2人の話す声を聞きつけた警備員達に攻撃されるガイ達
モロトフ・ガールは、あらゆる武器や乗り物を格納した自身のアジトへワープし、その場から離脱
ガイもそのワープの中に入り、モロトフ・ガールを追いかけ、彼女に再度お願い!
「レベル1のモブキャラのあなたが、レベル100以上になったら考えても良い」と条件を出される
次の日からレベル上げに奮闘するガイ!銀行強盗や人殺しでレベル上げしていくプレイヤーとは違い…
人を傷つけたくないガイは、ありえないほど良い人すぎるヒーローとして活躍し、レベルと経験値を上げていく!
その結果、レベル102まで成長したガイ
彼はヒーローとして銀行強盗と戦い…彼から奪ったサングラスを、バディにも渡そうとするが…
今の居心地の良い場所から、離れることを好まないため、サングラスを受け取りを拒否
一方現実世界では、ガイの正体を探るキーズが、ミリーからの救援要請に応じ、隠れ家へ入れる扉を開けてあげる
キーズのサポート、「ミッション56」へ、侵入者に気づいた警備員達が、湧いて出てくる
多勢に無勢、ピンチに陥ったモロトフ・ガールを救ったのは、バイクで駆けつけたガイ
ガイは戦わないながらも、モロトフ・ガールに2丁の拳銃を渡し、彼女をサポート、追撃を阻止
「ミッション56」の奪取ができないことを悔しがりつつ、自分を救ってくれたガイに感謝するモロトフ・ガール
あらゆる武器と乗り物を格納したガイのアジトに避難後…彼にデートに誘われたモロトフ・ガール
ミリーの好きなアイスクリームを奢って一緒に食べながら港を散策
まるで自分の心を読んでいるかのように、喜ぶ言葉をくれて価値観が合うガイに、彼女は心惹かれていく
そしてミリーは、現実世界ではまだ体験したことがないファーストキスを、ゲームの世界でガイと…
そんなミリーの元に、ガイの正体を掴んだキーズが訪ねてくる
「実際ガイは、数千倍プログラムが成長した、ゲーム世界に実在する、初めての人工知能AIなんだ」
「ガイが、ゲームのシステムや設定を無視した言動をすることで、他のモブキャラ達も成長しようとしている」
「だが2日後に発売される続編「フリー・シティ2」には、「1」1のキャラクターは使われていない!
それだとガイの存在や、ゲームが盗まれたという証拠がなくなってしまう」
このキーズの話を聞いたミリーは、ガイと彼が生きる世界を守ろうと決心する
モロトフ・ガールとしてガイと接触するミリー!
「ガイはこのゲームの世界にしか存在しないモブキャラ」であることを告げる
ショックを受けるガイ…やっと生きているという実感が湧いてきたところに!
残酷な現実を突きつけられてしまったガイは、バディの元を訪ね、彼にありのままを話すことにしました。
するとバディは、ガイに「この世界がリアルじゃないからって、それがどうしたというんだ?」と言います。
「俺が現実に生きていなくても、今困っている親友を助けようとしている、今この瞬間こそが俺にとってのリアルだ」


えっ!?この映画もパンフが作られていないの!?
資料を打つには情報が足りないよ〜う!
これも新型コロナウイルスのため、上映期間が滅茶苦茶になったためだろうか!
(まあ、それしか考えられないんだけどね)
まあ映画自体は「1200円」の割には楽しめたかな
多分「1900円」なら物足りないだろうと思う
公開6日目の第2回(11:00)、199/2席の映画館で60人弱の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN2)
2011.09format



 フリージャックFREEJACK 
[SF&ACTION]
1992:アメリカ作品/1992.04日本公開(東宝東和)
監督:ジョフ・マーフィー
CAST-1:エミリオ・エステヴェスミック・ジャガーアンソニー・ホプキンスレネ・ルッソ
CAST-2:ジョナサン・バンクスデヴィッド・ヨハンセンアマンダ・プラマーイーサイ・モラレス
     フランキー・R・ファイソン/他
ミック・ジャガーが出演するSF映画?それだけが頼りだったチョット寂しい内容の映画です

STORYは…
F1レーサー、アレックス・ファーロング、テスト走行で新記録樹立、優勝確実?恋人ジュリーとの結婚も間近…レース本番、接触事故、舞い上がるマシン、大爆発…その瞬間、アレックスは謎の男バセンデックにより未来へと連れ去られる… 目覚め、奇怪な車の中、無傷の体、何が起きたのか?車に撃ちこまれたロケット弾、混乱、危険?逃走、変わり果てた街、なぜ?ジュリーの家、出てきた老婦人、彼女は10年以上前に引越した?「フリージャックね!」の言葉?事故から18年後の世界…環境汚染に体を蝕まれる人々、スピリチュアル・スイッチボード…(若く健康な)他人の体を乗っ取る装置、金持ちの物…マシンを扱う大企業マッカンドレス・コーポレーション、商品として連れて来られた人間…フリージャック…


ミック・ジャガーが映画に出る!ということで見に行った作品です。それだけが目玉商品?寒い!
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 フリーマネー/FREE MONEY   
[CLAIM ACTION&COMEDY]
1998:アメリカ作品/1999.04日本公開(GAGA)
監督:イヴ・シモノー
CAST-1:マーロン・ブランドチャーリー・シーントーマス・ヘイデン・チャーチミラ・ソルヴィノ
CAST-2:ドナルド・サザーランドマーティン・シーンデビッド・アークエット/他
映画紹介にあるサスペンス・タッチやらアクション要素はどこに?…コメディ映画でした、前面に押し出されていたミラ・ソルヴィーノの出演時間の合計は果たして何分? 主演はマーロン・ブランド、宣伝と…

STORYは…
中米地方都市の実力者(刑務所長)と双子の娘…キレている。恐れて言い成りの住民も相当キレてる。双子の娘はWウエディング、結婚させられた2人は言い成りの奴隷状態、この状況から脱出のための余りに無計画な計画を実行。そしてやりたい放題の所長にはFBIの捜査が迫る… 変な人物が入り乱れSTORYは展開していくが、なかなかうまくいかないのですよ、ラストまで…

久々にマーロン・ブランドを見に行きましたが、予想外の人物設定を怪演してました。全編クスクス笑わせてくれます。「COMEDY」です。ミラ・ソルヴィーノの名前を前面に、ポスターも主役のようですが、出番は多くありません、8ページで400円のパンフに情報が足りない、双子の女優の名前すらわからない状態、それと2週間しか上映してませんので…-**-*--mん6-+
(渋谷シネバレス)
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 プリズナーズ/PRISONERS 
[SUSPENSE]
2013:アメリカ作品/2014.05日本公開(松竹/ポニーキャニオン)
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ    製作総指揮:マーク・ウォールバーグ/他
出演:ヒュー・ジャックマンジェイク・ギレンホールテレンス・ハワードマリア・ペロ
ヴィオラ・デイヴィス
エリン・ゲラシモヴィッチカイラ・ドリュー・シモンズディラン・ミネットゾーイ・ソウル
ポール・ダノメリッサ・レオデヴィッド・ダストマルチャンレン・キャリオーウェイン・デュヴァル
ヴィクトリア・ステイリー/他
いつもいつも映画配給会社のチェックをしているわけですが…そこで引っ掛かったのがこの映画
映像じゃなくて、文面に興味を惹かれました、しかも出演がヒュー・ジャックマンとジェイク・ギレンホール!
5月公開の1番手はこの映画でスタートと決めておりました!1週間遅れですが…
(しかし、今回はストーリーが長々と書いてあるぞ!それはそれで大変だ!)

STORYは…
米国、ペンシルヴァニア州、小さな工務店を営むケラー・ドーヴァー、ささやかな幸せに満ちた日常
息子ラルフにハンティングを教えるドーヴァー、鹿狩り、息子を褒めるオーヴァー
たわいもない話…ラルフの相談、車を安く譲って貰えるんだけど?足りない金?祖父の家を賃貸にしたら?
何の前触れもない暗転、凍てつくような寒さの感謝祭、友人パーチ家でのパーティー会場へ(ご近所)
無人宅の前に駐車中のキャオンピングカー、遊ぶアナとパーチの娘ジョイ、止める兄ラルフ、中に人が居た?
午後6時…6歳の娘アナがパーチ家の親友ジョイ(7歳)とホイッスルを探しに家に戻りたいと…
ラルフの同行、地下室には入るな!を条件に許可するドーヴァー
いつまでも帰ってこない娘達、2人の動向を知らなかった兄ラルフ
ドーヴァーと妻グレース、兄ラルフ、ジョイの両親フランクリンとナンシー、姉のイライザ、探すも…行方不明
消えているキャンピングカー、警察へ通報、オンボロのキャンピングカーの特徴…
豪雨が降りしきる中、ダイナーで食事中の敏腕刑事ロキ、電話、手配中のキャンピングカー発見の報、急行!
ガス・ステーション脇の空き地、山林に向かって停車、取り囲む警察、突然急発進する車、立ち木に激突!
身柄を拘束された男アレックス・ジョーンズ、挙動不審、激しい尋問にも答えない(答えられない)
虚ろな目をしたアレックス、少女達の写真に見覚え無しと言うばかり
キャュンピングカーからも犯行を裏付ける物証は見つからず…そもそもアレックスの知能程度は10歳程度
何故に彼は免許を持てていたのか?彼に2人の少女の誘拐及び証拠の隠蔽は無理と思うロキ
48時間の拘留期限、期限延長を訴えるドーヴァー、否定的署長、伯母ホリーに連れ出されるアレックス
それを知って押しかけてきたドーヴァー、駐車場で揉み合い、「僕がいる間は泣かなかった」と言った?
この男が犯人と確信するドーヴァー、アレックスを釈放した警察と対立関係、強行手段・強行捜査
犬の散歩に出かけたアレックス(犬の首吊り?)、拳銃を付き付け…身柄を拘束するオーヴァー
父親の家(廃屋)、洗面所に監禁、こいつに白状させなければ娘は帰ってこない!死んでしまう…
法理とモラルと宗教が混線、一線を越えた…
ホリーの元へ向かうドーヴァー、情報収集、全く成果が得られず…
地道にアレックス責め?その行動を確認したロキの尾行、酔っぱらいを装って逃げ切る…
ロキ、初動調査の段階で立ち寄った神父、不審な行動の先、地下室にミイラ化した遺体
神父によれば…懺悔に現れた男、16人のこどもを殺したという自慢話、アナとジョイとの一件とは無関係の様子
行方不明のアレックスは…トーヴァーが拉致したのではないかと疑うロキ、尾行開始
事件発生から7日後、急展開、捜査線上に浮かんでいた重要参考人の男…ショッピングセンターに現れた!?
若い男の名はボブ・デイラー、自宅に単身踏み込んだロキ
迷路が書き記された異様な光景、奥の部屋には異様な黒い収容箱、大量の血だらけの子供服、そして大量の蛇
箱の中の衣服写真、アナとジョイの服と確認されるもの、ボブへの容疑が深まる
ところが…一瞬の油断、取調室の中、警官の銃を奪取、銃口を加えて…発砲、自殺!
愕然とするロキの前に残されたのは…ボブが描いた迷路の絵だけ
長年断っていた酒を飲むドーヴァー、監禁場所でアレックスを執拗に責め続ける(熱湯と冷水)
ついに…「ふたりは迷路にいるよ」という忌不明の言葉を呟く
容疑者ボブの自殺…捜査の手詰まり、マスコミは2人の少女の死亡説を報じる!
激しく反目しあうドーヴァーとロキだが…彼女達が何処かで生きていると信じる面では一緒
全く別のアプローチで真相究明を試みる
そんな時…驚くべき知らせがドーヴァーの耳に届く、パーチ夫妻の娘ジョイが自力で脱出、保護されたと…
病院に運び込まれたジョイに詰め寄るドーヴァー、あれやこれや…「あなたもいた!」と言う言葉?
重大なヒント!猛然と病院を飛び出す!ある場所へ!命に代えても最愛の娘を救いたいドーヴァー
彼を追跡するロキ、彼らの行く手に待ち受けているのは…


「この世には神も仏もなかりけり!」
救いを得るためには…最悪の事態を想定し「常に備えること」が重要なのだ!
宗教が分からないと楽しめないとおっしゃる方が多いようだが、まあそんなに嫌わずとも楽しめると思います
読み解けば、宗教に捕われている様で、個人主義の側面も多大であるから…でも宗教ネタ多いか?
しかし悪魔の所業ではない(悪魔みたいかもしれない)、よって神の救いはない(信じたければ信じればよい)
現実を逞しく生きている人間に寄り…物語は解決していくのだ!
妻は夫を絶対的に信じていたし、ゆえに夫は破壊的だがブレてはいない!
全ての悪の根源は、神を信じたフリをして、悪魔に傾倒し、勝手に裏切られたと思って、被害者面している奴だ!
ヘビに迷路(そもそもヘビ)…悪魔の象徴、絡み取られ&迷い続ける
児童16人殺しの犯人に小児性愛者の神父…地下室のミイラ、捕われ人だな、しかも救いがない
精神的に捕われている方も…、捕われたのが捕える側に回っちゃった奴とか…混乱の元凶
それからやたらと地下室が出てくるのは(アメリカっぽいな、それから幾多の閉鎖空間!
しかし難しく考える必要はない、生き延びるは、準備万端、己の信念に生きてる人間である!
そんなに難しい話ではないが…実に重厚に話は作られている!重い映画に感じられたでしょうね!お見事!
でも後味悪いよね…って思ったら、ピー、ピー、ピー!ですからね!予想どおりだけど…
(重厚な割にチャチぃ事やってるんだよな…ちょっと謎!?)
なんというかアメリカから久々の邪神崇拝映画、邪神崇拝者信奉者映画?が現れてチョット驚き
実際に悪魔サタンは(ちなみに神も)存在しません!人間の良からぬ考えを称しているんです
恐れる必要は有りません、ちゃくちゃくと良い世界へ向かいましょう!
でだ…
ヒュー・ジャックマンを観に行ったわけではない、ジェイク・ギレンホールを観に行ったのでした!
相変わらずいい味出してるよな〜!
今更だけど…「PRISONERS」とは…私的には「捕われた人々」と言ったとこでしょうか?
ちなみに公開8日目の第1回(10:10)、110席の映画館で30人程度の入り(TOHOシネマズ六本木ヒルズ ART SCREEN)
2011.09format



 プリティ・ウーマン/PRETTY WOMAN 
[LOVE STORY]
1990 ゴールデングローブ賞[主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門):ジュリア・ロバーツ]
1990:アメリカ作品/1990.12日本公開(東宝)
監督:ゲイリー・マーシャル
CAST-1:リチャード・ギアジュリア・ロバーツ
CAST-2:ジェイソン・アレクサンダーローラ・サン・ジャコモ
CAST-3:ゲイリー・マーシャル/他
説明不要のラブ&シンデレラ・ストーリー

STORYは…
ビバリーヒルズ、知人のパーティーを抜出すエドワード・ルイス…仕事一途、”ウォール街の狼”、大実業家、仕事の片腕スタッキー、バツイチ、現在、仕事(企業合併)のためホテルのペントハウス住い…迷子、途方に暮れるルイス、目に止まった女性…大柄で、足の長い娼婦…とりあえず…「道がわからないんだ、教えてくれないか?」…新しい誘い方?勘違いのまま、ホテルへ案内…彼女の名、ビビアン・フォード、娼婦、夢は大きく…、親友キット・ド・ルカと同居中…、ホテル到着、気が変わったルイス(彼女に興味)、このチョット風変わりな娼婦と一夜を過ごしてもいいかな…、1時間100ドル!吹っかけたつもりのビビアン、動じない男…一夜明けて…ベッド・サイド、運びこまれた豪華な朝食、「何を注文していいかわからないから、全部持ってこさせた…」、贅沢!冷たいめにばかり遭ってきた彼女、嬉しい…ルイスの依頼、ビジネス相手と女性同伴の食事をしなければならない…6日間で3000ドルの報酬、2000ドルでもOKだったビビアン、本当は4000ドル出しても彼女を引き止めたかったルイス(自分で自分が意外)、交渉成立…超高級ショッピング街ロデオ・ドライブ、彼女の娼婦然とした格好に顔をしかめる店主達、注ぎ込まれるルイスの資金、変身ブリに驚く人々、良家のレディ?幸福!競馬見物、彼の自家用ジェット、サンフランシスコでオペラ鑑賞、はしゃぐビビアン…でも、こんなことがいつまでも続くはずが無い?


めったに見ないラブ・ストーリーです、彼女(妻)と見に行きましたが、デート中という別ファクターで面白かった!?シンデレラ・ストーリー?しかし文章にしてみると、凄まじい内容だ…お金から始まるラブ・ストーリー…読めてしまう、結局、大金持ちルイスの悩みも自分の彼女が”娼婦”であるということだし…なんか暗くなってきた…が、音楽を思い出してどうにか均衡が…
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 ブルーサンダー/BLUE THUNDER 
[ACTION]
1983:アメリカ作品/1983.10日本公開(東宝)
監督:ジョン・バダム     脚本:ダン・オバノン
CAST-1:ロイ・シャイダー
CAST-2:ウォーレン・オーツダニエル・スターンジョー・サントスキャンディ・クラーク
CAST-3:マルコム・マクドウェルデヴィット・シェイナーポール・ローブリング
CAST-4:ジェイソン・バーナードロビン・ブラクストン/他

STORYは…
■夜のロサンゼルス、市警航空課、ヘリコプターでパトロール任務につくフランク・マーフィー、一匹狼的性格(ことあるごとにブラドック課長から注意!)、副操縦席に着く新人警官ライマングッド ■強盗犯追跡の緊急指令、バーバンクの現場へ急行、ライト照射、機体を急降下…砂塵をもって逮捕に協力、マーフィーの鮮やかな腕前に呆然のラインマングッド、以後ピーピングに熱中、リンデン・ロードにてナンバープレートのない1台のシボレーを発見するマーフィー、敏腕パイロットの脳裡に不吉な予感、本部に通告 ■帰還、2人を待っていたブラドック警部、エア・ポリスのピーピングに対する抗議電話!に対するカミナリ、帰宅 ■件のシボレーから男達、都市暴力対策委員長ダイアナ・マクニリーを襲撃、書類を奪い…去っていく ■自宅、マーフィーを待っていた別居中の妻ケイト、久々の再会、それも束の間、出動の呼出し ■現場、駆け付ける警官隊、残されていた焼け焦げの書類1枚を見つけるマーフィー、事件は…強姦目的として片付けられる、数分後…ブラドック警部の呼出しを受けるマーフィー、紹介される連邦政府の役人…アイスランとフレッチャー、彼らと共にピンクヴィル軍基地へ ■夜明け、朝日を背に接近してくる巨大な影…新型のジェット・ヘリ“ザ・ブルーサンダー・スペシャル”、軍の要人とともに見守るなかデモ飛行開始、来たるロサンゼルス・オリンピックでのテロ対策用に作られたブルーサンダー、セットされたビル、バス、テロリストのダミーを…強力な火器&最新テクノロジーで木っ端微塵に!そのブルーサンダーの実戦テストのパイロットに選ばれたマーフィー、緊迫の一瞬が過ぎ…ブルーサンダーから降り立つ軍側の責任者コクレイン大佐、マーフィーとはベトナム戦争での同僚、ベトコン虐殺事件をめぐって以来対立する間柄、マーフィーがテスト・パイロットと知り激怒するコクレイン ■翌日、マーフィーはマクニーリー邸から拾った焼け焦げ書類に書かれたスペイン語の翻訳を同僚モントーヤに依頼 ■数日後、ロサンゼルス上空で開始されるテスト飛行…コクレインの乗るブルーサンダー、通常ヘリで編隊を組むマーフィー、しばらくして…揺れだすマーフィー機、コクレインが密かにボルト部品を緩めていたため…哄笑、落ち着き対応するマーフィー、ヘリを建築現場に墜落させるも…ライマングッドと共に無事、更に高ぶる敵対感情 ■モントーヤからの報告、件の書類…スペイン語地区で何か騒動が起きると書かれていること、THORという意味不明の語があったことも告げる…


対テロ用に開発されたという…かなりオーバー・スペックなハイテク機器搭載の新型ヘリ“ブルーサンダー”の市街地デモの裏に潜む陰謀とそれに対抗するエア・ポリスのお話、ブルーサンダー単体だけで見れば度迫力でカッコよい新型戦術ヘリで映像的にもナカナカなのであるが、これを市街地に投入するための陰謀の内容がお粗末というか安易過ぎ、各種ハイテク機器搭載は良いがセキュリティー管理が甘すぎるため誰でも簡単に使用可能(説明書いらず)の設定は失笑…、但し、四半世紀を経過した現在でもそれなりに覚えている点ではインパクトはあったのだな〜と思うしだい、まあそんなとこで  (2009.02)
(新宿プラザ劇場)
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ブルース・ブラザース2000     は、別ページとなります



 ブルックリン/BROOKLYN 
[LOVE STORY]
2015:アメリカ作品/2016.07:日本公開(20世紀フォックス映画)
監督:ジョン・クローリー
出演:シアーシャ・ローナンエモリー・コーエンドーナル・グリーソン
ジェン・ブレナンフィオナ・グラスコット
ジュリー・・ウォルターズジム・ブロードベント/他
シアーシャ・ローナン主演の映画をやってるのを忘れてました
HPに記録もしてなかった凡ミス
どうにか間に合ったようです

STORYは…
母と姉と3人で暮らす故郷のアイルランド
エイリシュは故郷の町にある食品店で働いている
口うるさく偏見だらけの店主ミス・ケリーに反感を覚えながら、他に働く場所のない我慢の日々
会計士の姉ローズの紹介、アメリカで働くチャンスを与えてくれる
厳格な母は寂しさを隠し。ローズと共に港でエイリシュを見送るのだった
慣れない船旅で運ばれた新天地は未知の世界
働き始めた高級デパートも、同郷の女性達との寮生活も…エイリシュから自信と笑顔を奪っていく
悲壮な面持ちで接客にあたるエイリシュ、職場の上司からダメ出し
アイルランドから届く姉の手紙、涙に暮れるエイリシュの様子を見かねて、同郷のフラッド神父が…
ブルックリン大学の会計士コース受講を勧める、学ぶ喜び、前向きになるエイリシュ
アイルランドから移住した人々のパーティへ参加、厳しい寮母キーオ夫人公認
エイリシュをダンスに誘ったトニーはイタリア系、アイルランド女性が好きだという
毎週大学に迎えに来る彼の誠実さに少しずつ心を開くエイリシュ
笑顔と自信を取り戻すエイリシュ
コニー・アイランドで彼と過ごすエイリシュは自信に満ち、洗練されたニューヨーカーになっていた
会計士の試験に合格するエイリシュ、寮でのパーティー
トニーの家でパスタの夕食に招かれたエイリシュ
彼の未来を話す姿に自分の未来を重ね始めたころ、故郷から悲報が届く


シアーシャ・ローナンは太りましたね、シュッとしてません
役作りでしょうか、田舎娘の…
そうみれば後半戦に向けて少しずつシュッとしていくような気がしないでもないです
水着姿はどうしようもない?やはり太ったのかな?撮影順の問題?
ストーリーは単純明快
イギリスからのアメリカ移民、恋して…
ああ肝心なこと喋っちゃいそうなので止めときます
2つの愛の間に悩む女性をシアーシャ・ローナンが好演しています
ちなみに2015年のアカデミー賞の「作品賞」「脚色賞」「主演女優賞」ノミネート作品でした
公開23日目の第1回(10:30)、202席の映画館で3割程度の入り(TOHOシネマズシャンテSCREEN2)
2011.09format



 フルメタル・ジャケット 
[VIETNAM WAR]
1987:アメリカ作品/1988.03日本公開(ワーナーブラザース映画)
監督:スタンリー・キューブリック
CAST-1:マシュー・モディーンヴィンセント・ドノフリオアダム・ボールドウィンR・リー・アーメイ
     ドリアン・ヘアウッドアーリス・ハワードケヴィン・メジャー・ハワードエド・オーロス
CAST-2:キ−ロン・ジェキニスジョン・スタッフォードジョン・テリー
CAST-3:ヴィヴィアン・キューブリック/他
スタンリー・キューブリック監督作のヴェトナム戦争映画、異常事態の中…狂気に陥っていく若者達

STORYは…
■ヴェトナム戦争時のアメリカ、サウスカロライナ州パリスアイランド、海兵隊新兵訓練基地、地獄の訓練(8週間)、そして…最前線へ ■今日もまた…高校卒業直後の新兵達の入隊、ジョーカー、、パイル、、カウボーイ…、頭を丸刈り、鬼の訓練教官ハートマン、罵詈雑言、取上げられる名前…ウジ虫呼ばわり、厳しい訓示、過酷な訓練…殺人マシーンの作成 ■デブでノロマ&不器用なパイル…シゴキの対象、他の訓練兵に及ぶ連帯責任、鬱憤晴らし、仲間のリンチにあうパイル(唯一パイルを庇うジョーカー)、徐々に…精神に異常をきたすパイル、目つきの変化、銃の分解掃除をしながら銃に話し掛けるパイルの姿… ■訓練期間の終了、報道班に配属が決まるジョーカー ■そして卒業前夜…
、トイレ、狂気が爆発、ハートマン教官を射殺するパイル、自らも銃をくわえて絶命、悲惨な結果 
■時が過ぎて…1968年1月、ヴェトナム戦線終盤、ダナン基地、“STARS AND STRIPE”の報道隊員ジョーカー、比較的のんびりとした生活、“BORN TO KILL”と書かれたヘルメット、戦闘への参加を望む ■北ヴェトナム軍の激烈なテト(旧正月)攻撃の翌日、新米カメラマンのラフターマンと共に最前線へ向かうよう命令されるジョーカー ■フバイ…タッチダウン軍曹指揮の軍隊、自らを殺人機械として自負するアニマル・マザー、その他…黒人のエイトボール、クレイジー・アールといった兵隊達、同期生カウボーイと再会 ■彼らとフエ市に突入、廃墟、戦闘の真っ只中、トラップで爆死する小隊長、指揮をとることとなったカウボーイ、前線偵察中、対面の廃ビル、凄腕の敵スナイパー、エイトボールやドクを射殺、退却を命じるカウボーイ、反対するアニマル…一人突撃、已む無く後を追うカウボーイを襲う銃弾…


スタンリー・キューブリックの描くヴェトナム戦争の映画、何か仕掛けてくると思って見に行ったと記憶、それは前半部分に…ヴェトナム戦争に投入されるアメリカの若者達、勝つために&死なないために…過酷な訓練、戦争という異常事態に精神を麻痺させることができなかった者の心は…ただ狂うしかなかったのかも… で、後半なのですが、実はあまり記憶に残っていません(2003.09:公開後15年半)、ストーリーを改めて書いてていても…ああ、そういう内容だったなと…、個人的には前半勝負の内容だったかな?
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 フル・モンティ/THE FULL MONTY 
[COMEDY]
1988 アカデミー賞[ミュージカル・コメディ映画音楽賞]
1997:アメリカ作品/1997.12日本公開(東宝)
監督:ピーター・カッタオネ
CAST-1:ロバート・カーライルトム・ウィルキンソンマーク・アディポール・ハーバー
     スティーヴ・ヒューイソンヒューゴ・スピーアウィリアム・スネープ
CAST-2:エミリー・ウーフレスリー・シャープ/他
イギリス的ブラック・コメディー

STORYは…
イギリス北部シェフィールド、鉄鋼で栄えた町も不況。閉鎖工場。盗んだ鉄屑を売って生活するガズと息子のネイサン。失業6ヶ月、共同親権、元妻に700ポンドを払わないと息子を取られる。ダイエットしても太る友人デイブ…夜の生活もままならず。失業を言い出せないガズの元上司ジェラルド…カード破産しそう…誰もがどん底。女達の長蛇の列…人気男性ストリップ・グループのショー。潜入、熱気と歓声に仰天、立ちションにいたっては…女が変わった?男性ストリップに集まる女性?議論…金儲けのチャンス?ロンバーを仲間に加え、社交ダンスの得意なジェラルドにコーチを依頼…再就職の面接を邪魔して無理矢理仲間に。オーディション。ブレイク・ダンスが得意だが老いた黒人ホース、リズム音痴だが全員がぶっ飛ぶほどナニがでっかいガイ。猛練習。父親達にあきれていたネイサンも、いつしか音楽係…目論見は女達の知るところに、失笑、「フル・モンティ(スッポンポン)ならともかく…」究極の選択。デイブの脱落、会場の前金100ポンドが払えない…貯金通帳を差出すネイサン。怪しげな練習に警察連行…新聞の一面、有名人、売れるチケット。いよいよショーの日、満席の会場、もうやるしかないってのに…


面白かった。お勧め。突飛な話だけど、人間追いつめられると何でもできる。でも、ストリップにいっちゃうかなー、いくらなんでも。まあ、その辺が面白いところではあるけど。イギリス的ブラック・コメディー
(シャンテ・シネ:日比谷)
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ブレア・ウィッチ・プロジェクト は、別ページとなります
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ブレア・ウィッチ             は、別ページとなります



ブレードランナー2049       は、別ページとなります
ブレードランナー             は、別ページとなります



フレッシュ                       (2022.03)Disney+配信



 ブレット・トレイン/弾丸列車 
[COMEDY & ACTION]
2022:アメリカ作品/2022.09:日本公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
監督:デヴィッド・リーチ
出演:ブラッド・ピットサンドラ・ブロック
アーロン・テイラー=ジョンソンブライアン・タイリー・ヘンリーバッド・バニーザジー・ビーツ
マイケル・シャノンジョーイ・キングローガン・ラーマン
真田広之アンドリュー・小路ケヴィン・アキヨシ・チング
福原かれんマシ・オカライアン・レイノルズ/他
その日のネットニュースに私は凍りついてしまったのちに、大興奮状態!
まさか、まさかの…よりにもよって(笑)、伊坂幸太郎の「マリアビートル」が…
ハリウッドで映画化される!しかも主演がブラッド・ピット!
伊坂幸太郎ファンとしては観るしかないでしょ!
ただ、ハリウッド映画ということで、出演者はほぼ外国人!
「東北新幹線」から「東海道新幹線」へのチェンジなどがありますが
違和感の無いように仕上がってくれればよいなと…
ともかく、早くから「観たい映画リスト」に上げてお待ちしておりました!
大分長くお待ちした気がします!
さっさと観てきます!

STORYは…
舞台は日本・東京
久しぶりに仕事に復帰した殺し屋、今回のコードネームは“レディバグ(天道虫)”、銃は使わない主義
スマホ、新幹線内でブリーフケースを奪うだけとマリアからの指令
西洋では幸運を運ぶと言われる“レディバグ(天道虫)”だが、彼の周りはいつも無関係な誰かが不幸に…
彼自身も困った事態に巻き込まれてしまう!運の悪さは彼のデフォルト事項!
とはいえ、今回は復帰に相応しいくらい簡単な仕事
でも実は自分は、体調不良?のカーヴァーの代役と知りチョット残念なレディバグ
レディバグは気合たっぷりで「東京発・京都行の新幹線〈ゆかり〉」に乗車
車掌に乗車券の提示を求められるが、落としたみたい、レシート提示!「1駅ね!」と車掌
早速、目当てのブリーフケースを発見!楽勝で品川駅で下車ができる筈だったが!
レディバグの運の悪さは伊達ではない
品川駅で自動ドアが開いた瞬間、突如、強い復讐心に燃えたメキシコNo.1の殺し屋ウルフが襲い来る!
身に覚えのないレディバグ、何故に自分が襲われる?どうにか排除するも…
さらに腕利きの殺し屋コンビ“タンジェリン(蜜柑)”と“レモン(檸檬)”
乗務員に扮した毒使いの暗殺者ホーネット
「計画通り」と微笑む謎の女子学生プリンス
息子を何者かに人質に取られ、已む無く乗車してきた元殺し屋のキムラ
「運命」を語る剣の達人エルダー
キャラ濃過ぎの殺し屋達に次々と命を狙われるレディバグ
(仕事放棄したくても新幹線を降りられない状況)
更には、京都駅では世界最大の犯罪組織を率いる冷酷非道なホワイト・デスが待ち受けている!
終着駅・京都に向けて〈スビート〉も〈最悪〉も加速、時速350kmの超高速新幹線は弾丸烈車!
やがて繋がる10人の殺し屋達の過去の〈因縁〉
爆走の末にコントロールを失った超高速新幹線、衝突?脱線?
降りたくても一向に降りられないレディバグの、人生最悪の120分はどのような結末を迎えるのか?


パンフより…
原作者・伊坂幸太郎氏は語る!「マリアビートル」に関する国内からの映画化オファーは何度もあった(らしい)が
断り続けたとのこと!原作に忠実に作られると、それで満足されて、本を読んでもらえなくなるからと…
が、今回ハリウッドからオファーを受けて、いいように改変してくれるだろうということで
許可したみたい!できれば国外の設定にして欲しかったと
でも製作陣が、日本を舞台にしたいとの熱烈要望にOKしたが…
それなら「東北新幹線」を「東海道新幹線」に変えては欲しくなかったが…(中略)
伊坂幸太郎氏は、ハリウッド版を楽しんだようです!
で…
伊坂幸太郎ファンの私としては、どうか!
ここまで原作の精巧さをぶっ壊してくれて、ちゃんと笑えるコメディーに持って行ったのは凄い!
原作による配給権獲得というか、「新幹線という密室内の殺し屋バトル」という設定の獲得か?
でもちゃんと原作に対して愛を感じる!ブラッド・ピットが軽妙な演技で“天道虫(レディバグ)”を演じて面白かった!
蜜柑と檸檬の双子の殺し屋が…絆の強いコンビに変更も良い!きかんしゃトーマスも引き継いでるし!
「王子」が女子学生の「プリンス」…これの設定も練られている、良し!
予告には出てこない隠れキャラがいたりして楽しい!
で、的確に笑わせてくれるし、申し訳ないが私は爆笑した!
うん、楽しんだ!
本当は、なんか怪しい日本映画になると思いきや、バックで誰かが頑張ったようで…
日本の「和」を必要以上に強調はしているものの、変な日本語とかなくてまあ安心した!
ただその方は日本には住んでいない方なのかな?
新横浜→浜松→静岡の先に圧倒的に間近な「富士山」が出てきて失笑!
夜「東京」を出発した新幹線が「京都」に着くのが翌朝!夜行列車か!の突っ込み!
新幹線の直角カーブも笑えたな!まだ都内なのでスピード出てないけど無理だろ!(笑)
でも
「注射器」争奪も「蛇」も…そして「モモもん」も笑えた
鍋だか薬缶、転がるペットボトルも笑えた!
噴水ゲロは苦笑!
ウォシュレットネタはあるあるか?
ラストも怒涛の「みかん」で笑わせてくれる!これのネタって世界で通じるの?ちょっと心配!
伊坂幸太郎ファンでなくとも、大丈夫!安く観られる手段でご鑑賞ください!

話は大転回!
TOHOシネマズ日比谷SCREEN1の10:00上映回
チケットチェック・検温して、SCREEN1への通路を進んでいくと…
戻って来る40代女性!フラフラしている!後から劇場スタッフが女性の前に廻って、身体を支える!
大丈夫ですか?大丈夫ですか?大丈夫ですか?
少々小柄な女性スタッフでは支えきれない?と判断して…
通路壁際にリュックと傘を放り投げて、女性の後方に廻り込んで両手で女性の身体を支える!
両手の位置はかなり気を使った!前から女性スタッフが支え切れていないところに手を伸ばしたが…
左手は脇下…胸を触らない位置で身体を支え、右手も脇下から脇腹を抱え込む!
スタッフに「座らさせましょう」と提案!するが…
弱々しい声で女性が大丈夫ですと言って…足を曲げてくれない!
これでは足りないと判断して、右足を女性のお尻に当てて体重を受ける!
首筋に相当汗をかいている女性
この間に女性スタッフがインカムで、救援を求める!が、いらない業務連絡かなんかが入って来たらしく
女性スタッフが「緊急事態です、余計な話をしないでください!大至急、車椅子をお願いします」
うん!適格な対応だ!
その横を観客が次々と入場していく!多分みんな私の連れ合いが何か起こしたと思われたろうな!
壁際に投げたはずのリュックと傘が通路中央に転がっているのに気付いたが、どうしようもできない!
初老の女性2人がコレどうしますか?って聞いてきたので「壁際に置いといてください」とお願い!
暫くして、責任者到着したが直ぐUターン、その後「車椅子」到着!
ほぼ全体重を支えているのは私なので、「車椅子、後に回してください」とお願い!
最後は抱きかかえて、車椅子に移動完了!
最近は、知らないおじさんに「AED」されるくらいなら死んだほうがましだ!発言が話題にもなってたし
ここは完全に通り掛りのおじさんに徹しようと思い…
女性スタッフに一礼して、何も言わずに映画館内へ!
映画終了後、本当はその後どうなったか知りたかったが…黙って退館しました!
公開初日の第2回(10:00)、459席の映画館で4割程度の入り(TOHOシネマズ日比谷 SCREEN1)
2011.09format



フレンチ・ディスパッチ/ザ・リバティ・カンザス・イヴニング・サン別冊
                              (2022.03)Disney+配信



 フローズン・タイム/FROZEN TIME/CASHBACK 
[LOVE STORY]
2006:イギリス作品/2008.01日本公開(CKエンタテインメント)
監督:ショーン・エリス
CAST-1:ショーン・ビガースタッフエミリア・フォックスショーン・エヴァンスミシェル・ライアン
CAST-2:スチュアート・グッドウィンマイケル・ディクソンマイケル・ランボーン
     マーク・ピッカリングイレーネ・バガーチ
CAST-3:フランク・ヒスケスゲイリー・ビーソンネリー・リスター・スミス
     ジャニン・メイ・ティンズレー/他
予告CMとか宣伝ビラを見て…NEWのページの「今後見たいもの」欄にはタイトルを挙げてはいましたが、ラブストーリーだし多分見ないだろうと思ってましたが…諸般の事情で見ることに…、凄い良いというわけではないが、ソコソコ楽しめました

STORYは…
■ガールフレンドのスージーに別れを告げ…キレられ&罵られるベン…美大生、別の男と親しくしているスージーに…自ら別れたのに未練タラタラ、話しを聞く幼馴染のショーン…女性にアタックしては玉砕を繰返す男、「モデルと付き合えば、スージーが対抗心を燃やして戻ってくる」と…お気楽な発言、ところで何を言ったの?「ごめん…自分は君を幸せにできそうもない」と… ■デッサンの授業、初老のデブ男、真剣に描く学生達、その中の女学生をデッサン…注意を受けるベン、モデルに失礼! ■ベンの少年時代、家に下宿していた女学生、入浴後…裸のまま部屋に戻る、女性の裸体の美しさに目覚めたベン(落して行ったパンティを届けて再度)…思い出、突然モデルが放屁 ■ベンは「やり直したい」とスージーに連絡、既に新しい恋人…スティーブンス、ショックで不眠症に陥いるベン、長い夜、彼女との写真を燃やそうとして…結局できないベン、昔読めなかった本を読んでみる(好きな本は2度も読めた) ■毎朝、調子を聞いてくるショーン、答えるのも面倒 ■幼少の頃、ショーン宅、ベンとTVゲーム、出かける母親、コッソリ親のエロ本見て興奮の2人、初めて見た女性器、忘れ物を取りに来た母親、エロ本は隠せたものの…ズボンがテント状態、ゲイの疑い? ■その後のショーン、近所の女学生ナタリーにお金を渡す、車庫の中、パンティーを下ろし&スカートを捲くり上げ…アソコを見せてくれる…有名人! ■努カ虚しく眠れぬ夜が続くベン…1日が8時間増、スーパー・マーケットで見つけた“夜間スタッフ募集”の文字、ベンは余った時間を活用すべきと…応募、歓迎する店長ジェンキンス、人々が寝ている間に余った時間を売る…“キャッシュバック〈換金〉”、ここで働く仲間達…それぞれの8時間を過ごす、サッカーと女好き&ボスであることに必要以上の誇りを持つ店長、店員…ダメダメな若者達の吹き溜まり、スーパーで遊びまくる同僚バリーとマット、何でもカンフーの…ブルース・リーおたくブライアン、そして時間恐怖症で紅一点のレジ係シャロン…彼女が8時間を過ごすルール “時計は敵と思え”…見てると時間は進まないと、彼女にチョッカイを出すボス、倉庫ではパック牛乳のキャッチボール中のバリーとマット、2週間も不眠が続いているベンの頭…ついに限界を超える!店長の罵声も…遠くから聞こえてくるようにスローになっていく…ベンの意識に異変、突然、周囲の世界が停止、動いているのは自分の時間だけ、フリーズした世界を自由に歩き回るベン、誰も気づかない静止画の世界に“美”を味わう…夢中になって美しい女達をデッサンするベン(1人の女性がマバタキ!)、可能な限り服を脱がせて見る、ふとした瞬間…シャロンの横顔から目を離せなくなる、新たな恋は…普段では気づかない程の一瞬の間に隠れていた…、女性達の服を元に戻す、牛乳キャッチボールの間にボスを置きなおして…時間を動かすベン、ボスの怒声 ■シャロンを映画に誘うとマット ■翌日の報告、もうやってしまった…最高だったと!本当か? ■店長室、電話…フットサルの試合の話、集められるスタッフ、他店とのフットサル・ゲームに参加!の命令 ■応援するシャロン、ボロボロのチーム、20点以上の大差、せめて1点を!作戦を告げるボスだが…顔面にボールが直撃、血だらけ、病院へ送られる店長、シャロンを送ることとなったベン、初めてお互いのことを話したベンとシャロン、夢の話…願うものだけに叶う夢、画家志望のベン、スペイン語を習い…旅行会社で働きたいシャロン(南米に行きたい)、彼女のアパート前、34号室だと聞く、タイミング合わず頬にキス…しくじった!ベンの中で大きくなっていくシャロンの存在… 


予告CMとか宣伝ビラを見て…NEWのページの「今後見たいもの」欄にはタイトルを挙げていましたが、実際にはラブストーリーだし見ないだろうと思ってましたが…、実は前売券を購入していた「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」を見に行ったところ…第1回が11:35のつもりで事前予約しに11:00に劇場に到着したら…上映時間が変更!第1回は13:50から!?3時間後!クラクラ〜どうしよう悩んでたら、違う階の劇場に「フローズン・タイム」の文字、第1回が11:45ということで、せっかくですので見ることとしました
本題に移りますが、この「フローズン・タイム」…設定的には良くありそうなパターンなのですが…まあそれを少々オシャレにやっているとてうことでしょうか…、失恋のショックで眠れなくなり、時間を持て余しはじめる、せっかくなので実益を兼ねてスーパーマーケットの深夜アルバイトを開始、しかし…2週間も不眠が続き…限界超え、店長の罵声も遠くから聞こえてくるようで…更にスローになっていく、ついに異変事態発生、突然、周囲の世界がフリーズしてしまう、動いているのは自分の時間だけ、時間が止まってしまった世界、画家志望の主人公…夢中になって美しい女性たちをデッサン(裸にもしてみる)、ふとした瞬間、同僚のシャロンの横顔から目が離せなくなってしまう…新たな恋の始まり、しかし現実世界は多種多様なスピード社会…ナカナカ事は上手く運ばなかったが、それでも彼女の気を引くことに成功、しかしアレコレと邪魔が入り…ます
特に何か目新しい点があるわけでもありませんが…まあまあそれなりの佳作というところでしょう、なんか雰囲気が違うのは…久しぶりのイギリス映画だったからでしょう、アメリカ映画だと、無理矢理話が大掛かりになってコケまくったんでしょうね、フローズン・タイム中も特撮なし、みなさん必死に止まっています、私1人笑ってしまいましたが…1名マバタキしちゃってました、まあ全体的にもソコソコまとまっていて、伏線張りもそう無理なく…ラストあたりは多分笑顔で見てたと思います
出演者ですが、超有名どこは出ていませんが、主役の青年ベンに見覚えがあり…それが思い出せなくてイライラしてましたが、見終わってパンフ確認したら…「ハリー・ポッター・シリーズ」で…グリフィンドール寮のクディッチ・キャプテンのオリバー・ウッドでした…これでスッキリ
それからタイトルですが…原題は「CASHBACK」です
ちなみに…公開8日目の第1回(11:45〜)、264席の映画館に30人程度の入りでした(Q−AXシネマ CINEMA1:渋谷)
2000-2009format



 ブロードキャスト・ニュース/BROADCAST NEWS 
[DRAMA]
1987:アメリカ作品/1988.04日本公開(20世紀フォックス)
監督:ジェームズ・L・ブルックス
CAST-1:ホリー・ハンターウィリアム・ハートアルバート・ブルックス
CAST-2:ロイス・チャイルズロバート・プロスキージョーン・キューザックジャック・ニコルソン
     クリスチャン・クレメンソンピーター・ハックスロバート・カティムズエド・ウィーラー
     スティーブン・メンディロジェニー・ジェームズキンバー・シュープドウェイン・マーキー
CAST-3:ロリ・ペティ/他
時代と言えば時代?パターン的には…能力ある女性が、ダメ男を従えて、仕事に、恋に大活躍…の部類、多少の設定違いは(1人を除き)それぞれの役に、あまり嫌味がないことか?まあ人物設定上…結果はそうなるよな的な展開

STORYは…
■小学生時代のトム…顔さえ良ければ(成績が悪くても)仕事につけるかと親に問う子供、ハイスクール時代のアーロン…卒業生総代の演説も…自信過剰?「世界を見てやる!」の声、幼い頃のジェーン…父親の言葉遣いを注意するジャーナリスト志望… ■ニュース専門のネットワークTV局・ワシントン支局のプロデューサーとなったジェーン・クレイグ、ニュース・ライター兼レポーターのアーロン・アルトマン(スター性に欠け、キャスターへの夢の実現は?)、3年間仕事を共にしてきた2人、その前に現れたトム・クルニック…偶然と幸運が重なってレポーターに昇進?学歴無し、文書もヘタ、人当たりだけ?クールに格好良くジェーンにアプローチ、動揺するジェーン(心中穏やかでないアーロン) ■ワシントン支局長アーニー家、スタッフを集めたパーティ、トムが好きだと言う美人レポーターのジェニファー(心乱れるジェーン)、パーティ中に飛び込んできたニュース…シシリーのアメリカ海軍基地が爆撃されたの報、特別番組の準備、休暇中だったキャスター、アーロンを推すジェーンだったが…大役はトムに決定、面白くないアーロン、自宅待機も…ジェーンに電話、トムが何を言うべきかを伝えるアーロン、的確な指示のジェーン…様子を見に来ていた本社の局長は彼女の力量を評価、トムにとっても大成功のデビュー、ジェーンをパーティに誘うトム、まずはアーロンのねぎらいに行くジェーン…大幅な遅刻、ジェニファーと連れ立って帰るトムの姿を目撃(ジェニファーと関係を持つトム) ■スター・レポータとなったトム、レイプ事件の報道で彼が流した同情の涙、感動した視聴者、ジェーンも彼の優しさを知り…ますます好きになる ■特番の成功も…熾烈な視聴率戦に(全体として)勝てず、経営難、2400万ドルの予算削減、リストラの噂、まさに支局長から転職を勧められるアーロン、キャスター生命を賭けたラスト・チャンスを願うアーロン、出演番組の決定(誰もが出席したがるTV関係者のパーティの日)、アーロンの洋服を選んであげるジェーン、パーティへ出発、今夜こそトムと2人きりの夜を過ごそうと心に決めるジェーン ■本番中のアーロン…緊張の大汗(TVに映る程)、大失敗、トムを自宅に待たせアーロン宅へ向かうジェーン、落込むアーロンを慰めるジェーン、ドサクサ…アーロンの愛の告白、心乱れるジェーン…


スキルも高く、仕事一筋だった女性が初めての恋(戸惑い)、でもその男がチョット問題あり、足りない能力を外見とスマートな動きでカバー(うーん)、そして彼女を想う男友達…能力はあれど何かとブキッチョ、このような3人が集まり、問題が起き、結果として…まあ、よくある展開と結末なのだが、ホリー・ハンターに嫌味がないので、そこそこ楽しめたかなと…(いう記憶)、本当はにしておこうかなとも考えたが、前述のような記憶もあるので取り敢えずにしておきました(2003.06)
(新宿プラザ劇場)
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 プロジェクト・イーグル/飛鷹計劃 PROJECT EAGLE  
[ACTION]
1991:香港作品/1991.03日本公開(東宝東和)
監督:ジャッキー・チェン
CAST-1:ジャッキー・チェンドゥドゥ・チェンエヴァ・コーボ池田昌子/他
ジャッキー・チェン監督・主演のアクション映画です

STORYは…
世界中の財宝・歴史的遺物を探し出す冒険家”アジアの鷹”ジャッキー…今日も”聖なるエメラルド”を求めてアフリカの秘境へ…洞窟、怪奇な神像、目指す宝石…持って行くよう進める原住民?安心したジャッキー、思わず神像にかかる水を口に…一変する原住民、「その水を飲んだものには恐ろしい運命が…」、原住民の執拗な追跡からどうにか脱出… スペイン、新たな仕事、ヒットラーの金塊探し…アフリカの砂漠に隠された250tの金塊、報酬は金塊の1%、パートナーの指定、中国系の女性歴史家エイダ…開口一番、主導権はどちらが?調査開始する2人を追う怪しい影… 金塊を隠した副官(失踪中)の住所、無人と思われた屋敷に女性が…突然現れたアラブ人2人に襲われる彼女エルサを救出、金塊のことは何も知らない彼女…鍵が一つ…ドイツ軍秘密基地の鍵、新たな敵の出現、カーチェイスの末、振り切ったジャッキー、エイダとエルサ(祖父の失踪の原因を知りたい)の2人を連れアフリカへ…追ってきた2組の敵との戦い、ホテルを壊滅状態に…騒動に巻き込まれてしまった日本人・桃子も連れて行かざるをえなくなる…


ジャッキー・チェンの映画は、毎回お約束の展開ですので、設定の違いを除けば…、と、言いつつ、他に見るものがない時、上映しているんです。で、ついつい見てしまう…どうも嫌いではないようで…、ラストのおまけ、NGシーン集まで必ず見て帰りましょう
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 プロテクター/The Protector 
[ACTION]
1985:香港作品/1985.06日本公開(東宝東和)
監督:ジェームズ・グリッケンハウス
CAST-1:ジャッキー・チェンダニー・アイエロ
CAST-2:ソーン・エリスキム・バスムーン・リー
CAST-3:リチャード・クラークロイ・チャオビル・ウォレス/他
ジャッキー・チェン主演のアクション映画です

STORYは…
■N.Y.市警サウスブロンクス管区、刑事ビリー・ウォン、香港から移民して10年目の記念日、相棒のマイケル・アレクサンダーと祝杯をあげるため近場のカウンターバーへ、トイレに立ったウォン、店に4人組のギャングが襲撃、激しい銃撃戦、3人まで片付けたウォンだが…マイケル死亡!怒り狂うウォン…逃げた男を追ってマリーナへ、クルーザーで逃げる男、近くにあったスポーツ・クルーザーに飛び乗るウォン、イーストリバー・エンドまで追い詰める、接近、救援のヘリ…垂らされたロープに飛びつくウォン、激突するクルーザー、自由の女神を背景に炎上! ■事件を聞いた署長、ギャングを叩き潰したことはさておき…数10万ドルの損害を責める!ファッション・ショーの警備に回されるウォン、新しい相棒…タフで言葉使いの荒いスラム青ちのガローニ ■ショー会場、デザイナーは大物実業家の娘ローラ・シャピロ、ショーの開演とともに事件発生!覆面の男達が襲撃、誘拐されるローラ、ローラの父親に恨みを持つ者の犯行、香港に連れ去られたローラ ■真っ青の署長、香港に詳しいウォンに捜査を一任、ガローニと共に香港へ飛び立つ2人 ■出迎える香港警察署長ホワイトヘッド…迷惑そうな顔、おかまいなしに捜査を開始する2人、情報屋から“ハロルド・コー”に不審な動きアリとの情報、実業家で慈善家とされるコー、裏では…香港の麻薬シンジケートのボスとの噂あり、かつてコーとの取引きがあったローラの父、代金未納 ■ウォンに協力したジョーンズが殺害される、彼の残した手掛り、造船所へ向かう2人…


上に同じジャッキー・チェンの映画「プロジェクト・イーグル」あり、だいたい書くことは同じでして、毎回お約束の展開です、ちなみに「プロテクター」は「プロジェクト・イーグル」より、更に印象に残らなかった映画のようで…映像が頭に浮かばず、評価のしようもない状況です
(渋谷スカラ座)
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